1. マンラジ 〜マンガについて喋るラジオ〜
  2. 第1話「"ダイヤモンドの功罪"..
2024-01-13 27:39

第1話「"ダイヤモンドの功罪"をより楽しむためには読切を読もう‼️」

今回はこのマンガがすごい!2024オトコ編第1位である「ダイヤモンドの功罪」について話をしております❗️
よろしければ、お聞きくださいませ‼️

話の中で登場しました平井大橋先生の過去の読切作品はこちら
サインミス→ https://tonarinoyj.jp/episode/3270296674425247301
可視光線→ https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496472606415
ゴーストライト→ https://tonarinoyj.jp/episode/13933686331716417293
ゴーストバッター→ https://tonarinoyj.jp/episode/13933686331716417290

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この番組では、30代男性が薄れゆく記憶を頼りに、大好きな漫画について話しております。
解釈違いや読み込みが足りないなどあるかと思いますが、暖かい目で見守っていただけると幸いです。
おはよう、こんにちは、こんばんは。マンガについて喋るラジオ、略してマンラジのうっちーです。
この番組では、通勤時間、片道2時間を、漫画とポッドキャストに捧げる30代男性である私、うっちーが、
大好きな漫画について、自分なりの解釈を入れたり、感想やあらすじなどを好き勝手に話して、毎週土曜日に配信していくという番組です。どうぞよろしくお願い致しまーす。
先日、プロローグという形で第0話を配信しておりますが、今回の配信が記念すべき第1話です。
プロローグを聞いたようという方、もしいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。
クスケンラジオという、僕の別番組からこの番組を知ってくださった方、いつもクスケンラジオを聞いただきまして、本当にありがとうございます。
改めまして、この番組ですけども、幼少期から漫画が大好きで、今なお片道通勤2時間、往復4時間という時間の大半を、漫画読みに費やしている私、うっちーが、
大好きな漫画で、いろいろな人と流れたいよーとか、自分の脳内のごちゃごちゃした漫画の情報、これをアウトプットして、脳の中をすっきりさせるという番組でございます。
この番組を聞いただきまして、共感したり、ご意見ご感想いただけますと大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。
いろいろな方にこの番組が届いて、テーマとかをいただきたいなーという思いもありますので、しばらくの間は有名漫画とか話題になっている漫画とかで、なるべく話をしていこうかなーと思っております。
ということで、早速ですけども、今回、とある賞を取りました有名作品で話をさせていただきます。
記念すべき第1話のタイトルはこちら!
ダイヤモンドの講座をより楽しむためには読み切りを読もう!
ダイヤモンドの講座という作品、皆様ご存知でしょうか?
この漫画がすごい、2024男編で第1位を取りました。電車とかでも広告よく見るんじゃないかなーと思われます。
週刊ヤングジャンプに掲載しておりまして、ヤンジャンというアプリでも読めたりします。
この作品、やっぱりこの漫画がすごいを取ったということで話題性かなり高いんじゃないかなーと思います。
僕もこの作品読んでまして、すごいハマってまして、知り合いにめっちゃ面白い漫画あるんだよーと勧めたりしてます。
ただ、知り合いからは話が暗いとか、みんなかわいそうとか様々なことを言われる作品です。
この作品なんですけど、読んだことがないよーという方もいらっしゃると思いますので、あらすじをざっとですが紹介しますと、
この作品は、綾瀬川二郎という小学生の男の子が主役の漫画です。
綾瀬川二郎、この後は綾と呼ばせていただきますけども、この綾という少年は、どんなスポーツをやらせてもすぐに上手くなる天才少年です。
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テニスや水泳、体操の何やらせてもすぐ上手くなるよーという少年です。
この綾は誰かと一緒にスポーツを楽しみたいという思いが強いんですけども、個人競技ではなかなかそれが達成できなかった。
色々悩んでいた時に、野球というスポーツに出会います。
野球はチームスポーツ、みんなで頑張らないと勝てない競技だということを聞きまして、みんなでスポーツを楽しみたいという綾にとっては、
野球ってなんて素晴らしいスポーツなんだということで、野球にどんどんのめり込んでいきます。
そして綾の天才性が遺憾なく発揮されまして、野球を始めて3ヶ月という短さにもかかわらず、綾は12歳以下の野球日本代表に選ばれます。
日本代表ということで、ステージが新たに変わっても綾はその才能を遺憾なく発揮してチームを勝利に導いていく。
ただ、綾のそんな素晴らしい才能に対して、周囲の大人たちの様々な思惑とか、チームメイトたちの綾の意識、嫉妬心など、そういったのが絡んで物語が進んでいく、といったところが雑としたあらすじです。
自分で話したときなんですけども、このあらすじだったら、よくある野球物の漫画だなとか、主人公の無双していく物語とかなといった別に話ってそんな暗いかと思われるかもしれませんけども、この作品、ほんと暗いです。
確かにこの綾という少年なんですけども、とんでもない天才少年なんです。
野球始める前にテニス、体操、水泳とかしてましたけども、誘ってくれた友達とか、同じスクールで綾よりもずっと前からその競技に打ち込んでいた子供たちは当然いるんですけども、そういった誘ってくれた友達とか同じスクールの子供たちよりもあっさりと綾は競技が上手くなります。
綾は体格が同年代の子供よりも良いとかね、運動神経がすごい良いっていうのもあるんですけども、綾はそのスポーツが上達するための理解力、野球とかで言えば野球のとかサッカーで言えばサッカーのとかそんな風に言われますけども、そのスポーツにおける座学とかそういったのはすごい高いんですよ。
なのでそういった考えることも上手いので上達がめちゃくちゃ早い。
だから誘ってくれたとか同じスクールの子からしたらもうあっさりと短い期間で自分よりも上手くなっていくんだから綾に対して面白くないなと思ってしまう。
だから綾が上達すればするほど周りの子供たちと綾の距離が開いていくんですよ。
でも綾としてはみんなと楽しくスポーツをしたいんだと。
綾が頑張ったらみんな褒めてくれるんじゃないかと思って頑張るんですけども、上手くなれば上手くなるほどみんなが離れていくということで綾にとってはめちゃくちゃ面白くないんですよ。
ただこれは同年代の子供たちの話なんですけども、もしもこんな天才少年が自分の目の前に現れたとき大人ってどういう対応を取りますか?
となってくると大人たちは綾にとても親身になったりします。綾の成長をとんでもなく手厚くサポートしようとします。
これなんでと言われるとネットとかでよく使われる表現なんですけども、みんなこの選手は俺が育ったとか俺が身に出したんだよとかそういうのをやりたくなるんですよ。
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例えばの話で野球で言うと大谷選手。大谷の選手の小さい頃、もしも小学生とかその頃に野球を教えたんだよとかそういうエピソードがあったとしたらもうそれ一生自慢できますよね。
もしくはそのことをネタにして野球の指導とかの仕事が入ったりするかもしれませんし、大谷選手の恩師がいらっしゃいましたとかそんなのでメディアに取り上げられたりすることもあるかもしれません。
そういったことで大人たちは天才少年を見出したいとか天才少年を育てたいという思惑があるんですよ。そういったものがこの作品にもとても絡んできます。
その最たる例と言えるのが、大谷が初めて入った野球チームにはヤスというチームメイトがいるんですけどもそのヤスのお父さん、ヤスパパとかネットで言われますけども、ヤスパパがそのチームのコーチ的なことを知ったりしたんですよ。
大谷の才能を見て自分の息子よりも大谷の方を正直可愛がるようになります。
大谷の家はお父さんが単身婦人という設定だったかなというので、お父さんなかなかいないので、お母さんが大谷とか大谷の兄弟お姉さんたちとかの面倒を見てるんですけども、なかなかお母さん一人じゃ目が届かないところ、
例えば日本代表の選考会だとか、そういった大谷が野球でどっか行く時とかをヤスパパが連れて行くんですよ。
大谷のお母さんじゃないです。ヤスパパがわざと連れて行ったりするんですよ。それくらいで大谷のことを可愛がります。
ヤスパパはもともと名門社会人野球チームのエースだったという過去もありまして、野球に対してかなり自信があったんですよ。
あれプロじゃないのかと思われるかもしれませんけども、野球知ってる方では分かると思いますけども、名門社会人野球のエースなんでプロ並みの実力です。
下手なプロの選手よりも能力上なんてこともよくあります。
そのヤスパパは野球にとってプライドとか色々あったんですよね。
でもそのヤスパパの息子であるヤス自身はそんなに野球が上手くない。
で、アヤはとんでもない才能を持っているということで、ヤスパパはね、この子を俺が育てたとかね、そういうのをやりたいということで、アヤの才能に魅了されます。
その結果としてなんですけども、物語において有名でありまして、ヤスパパの最低な発言なんですけども、
ヤスに対してのこの子は本当に俺の子か?発言も飛び出しまして、ヤスの家は離散、というかとりあえず親同士の別居ということになっております。
その結果、ヤスがチームを離れることになるんですけども、その際にはヤスからアヤに対して恨みぶしの発言が出たりしまして、物語の序盤早々のこれエピソードなんですけども、
アヤの才能によってアヤの心に傷がつけられるという展開が出たりもします。
この後アヤは日本代表にも入るんですけども、日本代表入ったら入ったらチームメイトとギクシャクすることもありまして、
アヤのみんなで仲良く楽しくスポーツするという願いは本当に正直難しいなというのがよくわかります。
また、そもそもなんですけども、この作品の第1話の冒頭で、高校生になったであろうアヤが野球を選んで良かったことなんてないという発言をしていることからはもう、
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ああ、アヤはこの先も苦難な野球人生待ってるんだなというのは、もうそれが間違いないなという作品です。
ということで、正直この作品は確かに話としては暗いです。ただ、暗いんですけどもすごい引き込まれます。
こういった作品の暗さとか、人間関係の難しさとかを楽しんだりするのってどうなのと思われるかもしれませんけども、
ただ僕的にはそこの人間関係の難しさに加えて、この作品の凄さっていうのは主人公にとんでもない天才を配置してきたというね、それが作品として面白いところだなと思ってます。
正直漫画とかアニメで天才キャラって作品において扱いすごい難しいと思ってます。
主人公を天才キャラとかモノにしちゃうと、敵キャラどうするのよっていう話になってきます。
主人公がひたすら無双するだけの作品になると、なんか正直作品として面白み減っちゃうよなっていうところはありますし、
いやいや、この実は敵キャラの方がもっと天才なんだよという風にしまいますと、
え、それじゃあ主人公の天才キャラは何だったのよという風になってしまいまして、主人公の売りが弱まってしまいます。
また、主人公じゃなくて敵が天才キャラとかの方が、例えば主人公を修行とか猛練習とかで成長させるというね、
よく言う修行パートという表現されますけども、こういった修行パートとかのシーンを作ることで話に深みを出せたりもするんですけども、
主人公がそもそも天才キャラですと、そういった修行パートもあんまり生えないんですよね。
猛練習したとかしても、結局こいつが天才だから上手くなったんだろうという感じになってしまって、
そういった修行パートの意味が薄れてしまったりもします。
なので、主人公が天才キャラってほんと難しいと思うんですけども、実際のところ、ダイヤモンドの講座でも主人公が天才で無双もします。
ただ、あくまでその才能によって惑わされる周囲の人間とか主人公の心情をメインとしているために、
主人公が天才キャラであっても何ら問題ないので、そういう意味でも上手い作品だなと思います。
また、この作品における綾野天才キャラの特徴付け、これもすごい上手いんですよねっていう。
天才キャラというものをどう表現するのかって、これ非常に難しいと思っています。
よくあるパターンとしては、とんでもない天才のキャラだっていうのを作って、
そいつをだいたい変人とか人に理解されないようなキャラにするとか、
もしくは天才キャラの周りを無能にしてしまうパターン、こういったのが多いんじゃないかなと思います。
例えば、あいつは天才すぎて周りが理解しきれないというキャラ。
例えばになりますけども、最近の作品ではサッカー漫画の青足における北野蓮とかそうですし、
あとは主人公を天才キャラにして、そしてやや変人系のキャラにしたというのでは、
松本太陽先生のゼロというボクシング漫画もそうですよね。
あと松本太陽先生で、あと花尾、花尾はお父さんなんですけども、
お父さんが天才キャラ、人から理解されないっていうキャラだったりしましたね。
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こういうね、天才で理解しきれないキャラっていうのは色々あるんですけども、
例えばサッカー漫画の青足の北野蓮というキャラでは、
この北野蓮というのは主人公たちのチームからしたら敵のチームなんですけども、
その敵チーム内でもチームメイトもこの蓮のことを理解しきれてない。
ただ、とてつもない才能を持っているということがそれが印象づくんですよね。
強豪チームの中心選手で、主人公たちのライバルキャラとして立ちはだかるというので、
とても印象深いキャラになりました。
また、ボクシング漫画ゼロの主人公五島に関しましても、
栄養も金も手に入れました。もう世界王座を何度も万能も防衛しております。
だからもう引退してもいいじゃないかと周囲が言う。
でも、なんでボクシングをボロボロになっても続けているのか、
これ周囲が理解できなかったんですけども、
その五島がなぜボクシングを続けるのか、
それが事情が終盤になるにつれて分かってくるんですけども、
そうなってくると、読者としても五島というキャラの孤独感とか、
様々な思いがこみ上げてくるようになってくるので、
やっぱり作品のラストシーンへの重みが大変出ました。
同じく松本太陽先生ですけども、
花王という作品に関しましても変なお父さん、
変なお父さんなんですけども実際に、
そういう印象しかなかった人ですけども、
このお父さん周囲からは理解できないようなとんでもないことを過去にしてましたけども、
でも周囲に理解されなくても、自分に名誉が得られなくてもいいと、
自分のこともとてつもなく愛しているゆえの行動だったんだということが分かることで、
花王という作品の素晴らしさがよく出てきます。
というようになんですけども、
天才キャラって理解されないキャラとして扱うのが作品としてはよくありますし、
それによって作品への深みを出しやすい要素だと思います。
ただ一方で、天才キャラの天才性、物語で分かりやすくしようとしたら、
簡単にざっくり言えば、このキャラがいかに天才かというのを表現しようかとしたときに、
これ、うまくいけば問題ないんですけども、
失敗すると周囲のキャラが無能なだけになります。
周りが残念な人たちだからそのキャラの天才性を理解できなかっただけだろうとか、
主人公や仲間たちだけがこの特徴をね、
こいつがいかに天才かとも見出せたんだという手法を取る作品って結構ありますけども、
この手法って失敗した場合って本当、
いやこれこんなすごい能力気づかないの、周りが無能なだけじゃんけとなりまして、
作品自体が軽くなってしまう恐れが非常にあります。
そういう風にもう周りが無能なんだっていうこの作品はって一回思われてしまいますと、
主人公たちがいかに活躍しても、いやどうせ敵が弱いだけじゃんのか、
敵が無能なだけだろという風になってしまっているので、
やっぱり作品としての面白みがどんどん減ってしまうことがあります。
なのでこの天才キャラというのは本当難しいと思っています。
いかに表現するのかっていうのがとこなんですけども、
ダイヤモンドの光材に関してはこの天才というキャラ付け、非常に上手い作品だと思っています。
正直作品としてこのアヤの天才性に関しては野球が分からないとちょっと分かりにくいなという点もあると思うんですけども、
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ただそれでもアヤというキャラの天才性というかその異常性がすごい分かりやすいです。
例えばなんですけど動画を見て投球フォーム練習しました。
変化球とかも動画を見て練習してすぐに投げれるようになりますよとか。
同年代の誰よりもいい球を投げれるように投球フォームとかも動画見て練習しましたとか。
いやいやこんなん普通おかしいでしょとか。
野球の座学としての考え方を大人へ披露するというね、某監督へ披露するシーンがあるんですけども、
これもめちゃくちゃすげえとかこいつ異常だというのが非常に分かりやすいです。
異常すぎて大人がドン引きするシーンも多いんですけども、
そのドン引きするのにただ現実感も持たせてくれてます。
実際のところはある意味ネタバレになってしまうんですけども、物語の根幹はそこじゃないのであえて話しますけども、
結局のところ日本代表12歳以下の世界大会で優勝します。
これはっきり言ってアヤの力で優勝できたと言えます。
アヤの天才性というか異常性をしっかりと表現されているので、
アヤの力で世界大会優勝しましたというのも納得しやすいなという作品の構成になっているので、
そういう意味でも上手い作品だなと思ってます。
正直現時点ではやっとアヤにとっての永遠のライバルであるヤマト君が登場した段階ですが、
ダイナモンドの講座の中ではヤマト君とはまだ対戦してないんですけども、
やっとライバルキャラが出てきたという段階でして、
アヤがずっと今のところ作品としては無双してるんですよ。
それでもあくまで作品の根幹としては天才とその周囲の人間関係の苦悩がメインですので、
今のところアヤが無双してようが何が問題ない状況だったりします。
ここまで話しておいてですけども、今名前が出てきましたヤマト君。
今回の配信でやっとここから本編と言ってもいいのかもしれないですけども、
このヤマト君が今後のダイナモンドの講座においてどういう働きを見せるのかに注目をしてほしいなと思ってます。
このヤマト君はアヤにとってのライバル、もう習性のライバルという表現でいいと思いますが、
そういう関係性になります。
どう言い切れるのかと言いますと、ダイヤモンドの講座の作者平井先生ですけども、
ダイヤモンドの講座の連載前に4つの読み切り作品を世に出しております。
この4つの読み切り作品がダイヤモンドの講座と非常にリンクする部分が多いです。
4つの読み切りのうち1つはショートコメディでサインミスという作品があるんですけども、
これは高校生になったアヤと、アヤがアンダー12で日本代表の時にバッテリーを組んでいたヒナが
同じ高校に住んでおりまして、その部活中のちょっとしたエピソードを描いたもので、これはショートコメディです。
ただこういうふうにアヤとヒナという選手が出てくるので、やっぱりそれもダイヤモンドの講座とリンクしております。
他の3つの読み切り作品もダイヤモンドの講座に出てくるキャラが、それぞれアヤとともに描かれたりもしています。
例えばカシコーセンという作品は日本代表におきましてバッテリーを組みました。
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サインミスにも絵が描いておりますけども、アヤと同じ高校に進学したヒナと、このヒナと昔ずっとバッテリーを組んでいた、
でも日本代表においてアヤにエースの座を奪われたマドカというキャラがいるんですけども、このマドカとヒナの2人の絆を描いた作品です。
日本代表ではこの3人、マドカ、アヤ、ヒナ同じチームメイトであっても、
日本代表から離れるとアヤはこの2人にとって別のチームになるので、この2人にとってアヤはとてつもない壁になります。
結局のところ中学時代はこの2人はアヤに負け続けました。
ただ高校では同じ高校に入学して、アヤへ一緒にリベンジしようというつもりだったんですけども、この2人なぜか別の高校に進学することになります。
結果的にアヤとヒナが同じ高校に入学することになるんですけども、これがなぜかというのが書かれているのがこの作品です。
ということでこれもダイヤモンドの光材とこのカシコーセンという作品は非常にキャラや話がリンクしていきます。
ただ実はここから話すゴーストライトとゴーストバッターという作品なんですけども、実はなんですけども、
ゴーストライトとゴーストバッターではアヤは東京の高校に進学していると思います。
サインミスとカシコーセンは大阪の学校に進学していると思いますというふうに実は違ったりするんですけども、
ここら辺は本編でどうしてくるのかは今後の平井先生の表現に僕は本当期待しております。
そして平井先生のここからが本番になるんですけども、読み切り作品でも特に有名な作品であるゴーストライトとゴーストバッター、
この2作品に関しては大和くんが主役級です。
一応ゴーストライトの方はアヤが主役ではあるんですけども、大和くんが非常に超重要キャラです。
本編であるダイヤモンドの光材では2人は同学年になっているんですけども、
実はゴーストライトでは大和くんは2歳下ということで違いはあるんですけども、
ここを同学年にしてきたというのもあえて変更してきたんだろうなぁと思われます。
ダイヤモンドの光材が好きという方はぜひともゴーストライトゴーストバッター、
できれば順番もゴーストライトゴーストバッターの順で読んでいただきたいんですけども、
あまりネタバレはしたくないので話せる部分だけ話しますけども、
ゴーストライトの方ですけども、アヤは小学校、中学校、高校と野球をやめようと思ったことが何度もあります。
ダイヤモンドの光材を読んでいる方は分かると思いますけども、野球やってて本当にアヤ全然楽しそうじゃないんですよ。
周りも不幸にしてますしねっていう。
それは何度もアヤ、野球やめたくなったんだろうなというのがよく分かります。
ただ、そんなアヤなんですけども、野球をやめたくなるときにヤマト君がアヤをボコボコにしてくれます。
これはもちろん喧嘩とかじゃなくて野球の実力でボコボコにしてくれます。
あの天才少年アヤがヤマト君は抑えることができないとんでもない天才バッターなのがヤマト君です。
そしてヤマト君に負けたままでは終われないということで野球を続けていくのがアヤです。
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なので、どんなに嫌な思いをしてもアヤが野球を続けていくのはヤマト君という存在があるからです。
ただ、二人にはライバル意識はあるんですけども、お互いに友情も感じてます。
特にアヤに関してはもう本当に昔から天才少年ということで特別扱いされてました。
アヤ自身はそのことを本当に心よく思ってませんでしたけども、自分と同等ともいえるライバルが現れたことで同じ苦労を分かち合える仲間ということもありまして、
アヤにとってヤマトの存在はとてもありがたいし嬉しい存在です。
そういうのが本当によくわかります。
若干話が逸れてしまうんですけども、このゴーストライトという作品におきまして、
アヤはプロ入りしてるんですけども、シーズン途中の段階ですけども1年目で12勝で、
それはちょっと13勝利になるんですかね。
それぐらい勝ってまして、確か100イニング以上投げた防御率が0.8とかだったと思う。
0.9までいったんじゃないかと思うんですけどね。
それぐらいだったと思います。
これ本当に大谷翔平とか山本芳信どころじゃないです。
ダルビッシュの前世記とかでも難しいとんでもない設計を上げております。
またこのゴーストライトの中で、アヤがある試合においてとてつもないピッチングを見せるんですけども、
それはやっぱり異常性とか、アヤの怪物ぶりを見せることになっています。
実際のところこのゴーストライトという作品は、
アヤにとってヤマト君がどれだけ重要な存在なのかというのが描かれている作品です。
ただこのゴーストライトにおきましても、やっぱりしっかりとなんですけども、
アヤにとって呪いというか野球をやめられない、野球を続けていくしかないんだという、
もうほんと呪縛と言っていいでしょうね。
そういったものをかけられてしまう作品になってしまいます。
ただやっぱりそこら辺にも関しても、どんなにアヤ自身は野球をやめたくなっても、
野球を続けていくしかないんだというね、そういうところが心情が読み取れまして、
ダイヤモンドの光材という作品ととてもリンクしやすいと思います。
ダイヤモンドの光材という作品は、とんでもない才能を持つということは、
周囲の人間だけではない、才能を持った人間にとっても呪いのようなものになるんだという作品だと思っています。
そういったことでダイヤモンドの光材とゴーストライトは非常にリンクする作品だと思っています。
このエピソードの概要欄に4つの読み切りのリンク先を貼っておきますので、よろしければお読みくださいませ。
というところで今回の話、ダイヤモンドの光材をより楽しむためには読み切りを読もうを終わりにさせていただきます。
ここからはまとめというか、ちょっとしたアフタートークをさせていただくんですけども、
個人的に野球漫画ってドカベンで有名な水嶋先生で、大体のパターンやっちゃったよなと思っています。
主人公たちが例えば強すぎて無双する展開、これそれこそドカベンシリーズでやってますよねとか、
ゲームのパワーポケとかでもあったんですけども、野球部のない学校に主人公が入学して、
いろいろな部活の有能部員を集めからする、このパターンですけども、
このパターンですけども、おはよう刑事堂で水嶋先生やってますよねとか、
あとはスタメンじゃない、ダイダとかね、そういうスペシャリストの話、これはアブさんでやってますよねとか、
その他にも女性がプロ野球選手になるとか、とんでもないね、高齢になってもプロで活躍する展開とか、
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あとは現実でもありましたけど、選手兼任監督とか選手兼任コーチとかね、
そういう展開をね、しっかりと作品で世に出しているのは、新野球教の歌だからやってますし、
他にも身体能力はあるけども、野球もよくわからない派天候な選手が活躍するよっていうのは、
一休さんでやってるよなとか、ほんとね、野球漫画におけるいろいろなパターンを水嶋大先生やってしまってるなと思ってます。
正直な話、野球漫画の王道というのを作ったのは、水嶋先生と、あとはキャプテンの千葉先生だと僕は思ってます。
でまたね、野球漫画好きって水嶋先生とか千葉先生の作品に触れてる人間非常に多いんですよね。
だから、あの、野球漫画とかを見て、あ、これ水嶋先生とか千葉先生の作品の2番先児じゃん、いや3番先児ぐらいだよとか、
そういう風なことをね、ネットとかでね、言う人ってやっぱ多いんですよねっていう。
もう酷い場合はもう、あ、これ水嶋先生のこのシーンの丸パクリじゃんとか言うんですけども、
いやそんなシーンの丸パクリぐらいいいじゃんと思うんですけども、やっぱそういう風にね、叩かれてしまう作品とかって結構あると思うんですよ。
だからそういったある意味、水嶋先生や千葉先生の王道を、やっぱこれを嫌う作品とかもあると思うんですよ。
ただ、この王道を避けすぎて木を照らしすぎてしまうと、やっぱり王道を好む読者からはやっぱりね、こう、やっぱ敬遠されてしまいますし、
王道を避けすぎて展開が中途半端になっちゃうなってこともよくあるなと思います。
例えばですけど、僕はめちゃくちゃ好きな作品ですけども、フェアプレイスとか無敵のビーナスとかこういった野球漫画も、
なんかイマイチヒットしなかったなっていうのも、やっぱり狙いすぎたかなって、王道好きには響かなかったんじゃないかなっていうのが、
そういう意味で野球漫画というジャンルってほんと難しいなと思ってます。
ただ、野球漫画って最近では今までになかったような展開で、面白い作品がほんとに増えたなと思ってます。
それこそ今回話させていただきましたダイヤモンドの講座のように、支配の勝利とかじゃないんです。
勝利との人間関係を中心に描くよって作品。
これをね、恋愛をね、主にすれば足立美鶴先生の作品になるんですけども、
才能によって不幸がもたらされるっていうのは、ほんと新鮮味があったなと僕は思ってます。
あとはドラフトキングのように、野球界において裏方ともいえるんじゃないですかね、
ドラフトの方を描いた作品、これもほんと非常に面白いなと思ってます。
野球を猛練習して勝ち上がっていくというね、そういう野球漫画の王道とかよりも、
そういうふうに周りの人間ドラマとかを重視する作品増えてきたんじゃないかなと思ってます。
そういう意味でも、野球漫画にとって新しい時代が来てるんじゃないかなと思っております。
今回やっぱりね、野球漫画好きなんでいろいろ話してきましたけども、
ほんと野球漫画って面白い作品って多いよなと思ってます。
水島先生や千葉先生作品とか、今回挙げてきたドラフトキング、ダイヤモンドの講座以外にも、
最近の作品で言えば、忘却バッテリーとかドラハチとかもありますよね。
ちょっと前で言えば、ワンナウツとかストッパーブズジマとか、
それこそ足立美鶴大先生の作品もめちゃくちゃ面白いですし、
貞安圭先生の作品も野球漫画としてすごい面白いですよね。
こういったものもいずれ紹介できればなと思っておりますけども、
27:00
これ以上話すとまだ長くなるので、今回はここで終わりにさせていただきます。
またこの後には次回予告が入るんですけども、
今回は今まさに話題になっている作品を取り上げさせていただきました。
次回は僕的に今年か来年くらいにはもう来るだろうと思っている作品について話したいと思います。
今回も最後までお聞きいただきまして、本当にありがとうございました。
次回第2話は、今年来る作品はこれ。
バーサスとメダリスト、読んでますか?
次回もまた聞いてくださいね。
それではまたお会いしましょう。
27:39

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