ポッドキャストの導入
いつも聞いていただきましてありがとうございます。マンラジ のうっちーです。
本編部の収録はもうすでに済んでるんですけども、ご協力いただければというお願いがございまして、冒頭にご連絡を入れさせていただきます。
Xアカウントにて僕の投稿を見たよという方はもうご存知かもしれませんけども、エピソード内でも触れておりますけども、
次回第99話は、私、うっちー的に今後来るだろうというマンガ4線を話させていただくんですけども、
それと100回、もしかしたら101回もなんですけども、とあるゲストの方と話をさせていただきまして、
その次101回か102回の時に、今後来ないかもしれないけども、そういうのを置いといて、
とにかく僕が今面白いと思っている作品というのを話させていただこうと思っております。
で、それを踏まえてなんですけども、皆さんが今後来るだろうと思っている作品、
また皆さんが今後来はしないかもしれないけども、面白いよと思っている作品というのをお聞きしたいなと思っております。
お名前出していいよという方は大変嬉しいですし、また匿名でも構いません。
よろしければ皆さんが思う今後来るなという作品、また来るかどうかは置いといて面白いよと思う作品、
よろしければ教えてくださいませ。
もしご協力いただける方、私うっちーのXアカウントで当面プロフィールに固定のところで、
今回の企画に関するポストを固定しておりますので、そちらに投稿いただくか、
またはXの方へ私方にDMをいただくか、またはGメールの方にメールいただけると大変嬉しいです。
目安箱へ投稿、僕ちょっと抜けることがあるんですけども、可能な限りしっかりチェックするようにはいたしますので、目安箱の方でも構いません。
ご協力いただける皆様、どうぞよろしくお願いします。
ちなみに締め切りとしましては、12月の20日頃までを目処としておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは本編お聞きくださいませ。
『ジン』の概要と影響
おはよう、こんにちは、こんばんは。漫画について喋るラジオ、略してマンラジオのうっちーです。
この番組では通勤時間片道2時間を、漫画とポッドキャストを捧げる30代男性である私、うっちーが大好きな漫画について自分なりの解釈を出たり、感想やあらすじなどを好き勝手に話して毎週土曜日に配信していくという番組です。
どうぞよろしくお願いします。
今回先日僕が仕事で入っておりますある組合の行事に参加して決まりました。
その行事の懇親会である先生からテーマをいただきました。
そのイベント内で僕ポッドキャストやってますよ、薬とか健康の番組やってますよという話をしたのと、
それと漫画とか歴史の番組もしておりますよという話をしておりました。
その際にある方からテーマをいただきまして、ジンという作品について話をしてくれるということでした。
ジン、医療漫画として有名でし、かつてドラマ化された際には最高視聴率30%を超えた大ヒットをしました。
その先生から医療従事者ということでせっかくなので、この作品に話してみてほしいよということでテーマをいただきました。
本当にありがとうございます。ということで今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
医療漫画のフリをした歴史漫画、ジン。
このジンという作品に関しましては一時期ネットとかでもアスキーアートとかよく作られたなと思います。
ネットとかでも皆方先生とかペニシリンといったバードよく聞かれたかなと思います。
大沢敬夫さん、綾瀬遥香さん、中谷美希さん、宇次郎西洋さん、竹田哲也さんなどなど豪華俳優陣で高視聴率の連発、話題性もありました。
ただドラマは知ってるけど原作読んだことがないよということは意外と多いんじゃないかなと思います。
実は僕の周りでも原作読んだことないや、でもドラマ見てたよって方結構います。
今回質問いただきました方もドラマは見たけど原作読んだことないよということでございました。
ではこの作品はどういった話なのかを含めて今回話をさせていただこうと思うんですけども。
まずこの作品のあらすじざっと紹介させていただきますと。
この作品は村上素香先生によりましてスーパージャンプで2000年から2010年にかけて連載されておりました。
ちなみにドラマが2009年10月から12月に第一部。
完結編が2011年の4月から6月に放送されておりまして、漫画の連載中にドラマ化が始まっておりましたし、
また完結編も連載が終わってすぐに作られたりもしておりました。
医療と歴史の融合
この作品の内容としましてはフォート大学付属病院というところで脳外科の医師をされている皆方神先生。
彼がある日全身血まみれになっている男性の脳の手術をしました。
その際にその男性の脳から胎児赤ちゃんとかのような形をした腫瘍が出てきます。
この腫瘍は何なのか、この男性何者なのか、男性が目を覚ましたら色々と調査をしていこうと考えていたんですけども、
手術をされた男性が突然夜中に目を覚ましまして部屋から抜け出します。
そしてその男性はその機器の腫瘍であるとかいくつかの薬を持って逃げ出します。
神先生がその男性を捕まえることができるんですけども、ただその時に男性と一緒に神先生は階段から落ちます。
ただその神先生を不思議な感覚が襲います。
そして神先生が目を覚ましますと病院の中ではなくどこかの草むら、また辺りを見回しても場所の検討もつかない。
ここはどこだと悩んでいると近くで武士の格好した男たちが剣で斬り合いをしていると。
ドラマの撮影かとも考えたんですけどどうやら違う、本当の武士たちだということに気づきます。
その後目の前で傷を負った武士を助けた皆方神先生はその武士の手術後には自分は江戸時代末期の江戸の街にいることがわかります。
なぜ自分は江戸時代にいるのか、大学病院で助けたあの患者は何者だったのか、自分は未来に戻ることができるのかなど葛藤しながらも江戸の街で様々な病人や怪我をした人に出会いまして、そして彼らを助けていきます。
江戸時代からしたら100年以上未来の医師ということもありまして、医師として優れた腕で様々な人を助けていきます。
そして皆方先生の名声が轟きまして、その優れた腕を求めて様々な偉い人物、例えば徳川将軍家にゆかりのある者であるとか、薩摩藩や長州藩の偉人たち、そして作中での重要人物となる坂本龍馬の様々な人物たちと交流をしていくことになります。
そして様々な人物と交流をしていく中で、未来の知識、技術を持った医師が江戸の時代において何ができるのか、何をしていきたいかというのを探していくという作品でございます。
もしもまだ読まれたことがないようという方は是非ともお読みくださいませ。
この作品、今でいうナロウ系のようなところが結構あったりもします。
自分に持った知識、技術とかを持って過去に転生しますと、そこで自分の持つ知識などを発揮して活躍していく。
そして時の権力者たちにも自分の腕を認められていくといったナロウ系っぽいところがあるんですけども、そういったナロウ系ともかなり違うなという部分もありますし、一般的に医療漫画ともちょっと違うところもあったりもします。
なのでこの作品でどういう特徴があるのかというのもここから話させていただこうと思うんですけども、この作品、医療漫画ではあるので当然と言えば当然なんですけども、
病気とかで苦しんでいる人物を医療の技術で助ける作品ではありますが、助けられない人も割といます。
一般的な医療漫画としましても主人公たちを成長させるということで助けたくても助けられなかったという人は作中に出てくることがあります。
ただそれでも各作品にそういった助けたくても助けられなかった人物は1人か2人くらいかなと思うんですけども、ジンという作品の場合、そこそこな人数で助けられなかった人物が出てきます。
例えば江戸の街でコロリが流行った。苦しんでいる人々を美中田先生が助けていくんですけども、その過程で対処が遅く助けられなかった人物も描かれたりもしますし、他にも病気で苦しんでいる人に出会った。でも出会った段階ではもう完治は無理だ。
なので死ぬ間際に自分たちがやりたいことをさせてあげて満足な死を迎えさせてあげるというケースが最低でも2名はいたと思います。
満足な死は迎えられてますけども病気を治すことができなかったというケースがネタバレにもなりますけども、バイドグで悩む女性であるとか歌舞伎役者のある方とかその2名はそのパターンですし、他にもいたかなぁとも思いますが、とりあえずこの2名は病気だけど助けられなかったというパターンかなと思います。
あとタイムスリップもので仕方ないんですけども、ジン先生の生まれに関わってくるような人物。その人物を助けるとジン先生が消えてしまうかもという方では手術失敗とか手術がうまくできなかったねというのもありましたし、
他にも死にはいたってないんですけども、作中でジン先生と深く交流をしていたある人物。よくジン先生と話をしていましたし、ジン先生に病気で悩んでいる人を紹介したりもしていたりは身近な人物でその方が足の手伝いをするしかなくなった人もいます。
ジン先生と交流をしていたけども病気になるのを止められなかったというケースもあったりします。なのでこの作品、医療漫画としては珍しく主人公が関わっても助けられない人物が多い作品かなと思います。
ただ、ここらへんは仕方ないところだと思うんですよね。みなかだ先生、確かにすごい知識、すごい腕を持っていてもあくまで能技家の意思ということでございます。なので専門外のことではやや不安が出ることがあります。
自分の専門外だということで諦めてしまうケースもあったりもします。またすごい技術を持っているといっても江戸の時代ではその技術を発揮するための道具や薬がない。
自分専用の道具を作ってもらうとか持っている知識をフル活用して薬を作ったりもするんですけどもそれでも道具や薬に限界があると。
持っている知識や技術をフルに活用するのは難しいという面もありまして、それで助けられなかったという人物もいます。
言葉はあれなんですけども普通のナロウ系の作品とかでは魔法なりとか転生先の技術を使って自分が欲しい道具を再現するとかすると思うんですけども
ジンという作品ではできるできないの線引きがきちんとされています。ここまではできるここからはできないという線引きがされているので、だからこそ助けられない人物も出てくるよと。
そこらへんは話の通りとしてはしっかり通っている点だと思います。またこの作品、医療漫画ではあるんですけども読み進めていると意外と医療漫画とも言い切れないというところがあります。
と言いますのもジンという作品は歴史漫画、特に江戸の街に住む人々の生活の意味を描いているそういった作品の面が非常に強いです。
江戸時代の生活と文化
もちろん様々な偉人たちとも交流をしていきます。例えば徳川将軍にゆっかりの人物であるとか、葛藩周、坂本龍馬、尾形孝満、沖田宗次をはじめとした新選読の人々、薩摩藩の西郷隆盛、長州藩の高崎晋作くるなど数々の偉人との交流を描いたりはしていますけども
じゃあジン先生が歴史のことに口を立てをするかというとそこまでしない。作中である人物を何が何でも助けてみせるということで歴史を知っている強みを使うということもあったりしますが
それでも今後この江戸の街がどうなるかとかそういうのを大きなに言うことはあまりなかったりします。歴史の大きな流れ、明治維新とかに関しましてジン先生が大きく関わるというのはなかったりもします。
あくまで一回の石にはできる範囲は少ないよというスタンスは貫かれております。なので歴史漫画といっても歴史の流れを大きく変えるということはなくて、むしろ江戸時代から明治維新にかけての文化を色濃く描いている作品がジンだと思います。
例えばある歌舞伎役者を助けようとする話におきまして、歌舞伎というのはどういうものなのか、決まりごとであるとか、なぜ江戸の街において歌舞伎が好まれたのかなどをしっかり描かれておりますし、
他にも秘訣の方々、江戸は家事が多く秘訣が有名ですけども、では秘訣というのはそもそもどういうものなのかなどをしっかり描かれておりまして、他にも相撲。
ある相撲取りの手術をするという話におきまして、江戸時代の相撲とはどういうものなのか、番付けの決まり方、取り組みの頻度、そういったのも描かれております。
また誘覚。このジンでは誘覚関連で結構重要なエピソードがいくつもあるんですけども、誘覚って何よ、実際どういうところだったか、どういう遊び方が行われていたのか、誘覚の光と闇の部分、こういったのも細かく描かれております。
というようにこのジンという作品は、歴史の大きな流れも作地ではかかってきますけども、どちらかというと江戸に住む人々、その中で病気で苦しむ人たちを助ける話だからこそ、江戸に住む様々な人々の生活に焦点を当てて作品が描かれております。
なので医療漫画というよりは歴史漫画、特に庶民の生活を描いた歴史漫画という面が非常に強い点もあります。
そういったこともありまして、このジンという作品は、凄腕の意思が人々を救うという面とともに、歴史漫画としての楽しみ方もできますし、また過去にタイムスリップしているということで未来に戻れるのか、また過去にそのまま残るのか、未来を変えてでもある人物を救うのか、またあの大地のような主要や物語の冒頭で助けたあの人物は誰なのかといったSF要素もあります。
医療、歴史、SF、様々な楽しみ方ができる作品ジン、是非ともお読みくださいませ。
ここからはアフタートークです。思いっきりネタバレありで話しますので、ネタバレしたくない人はここでやめていただければと思うんですけども、是非ともこの作品触れていただきたいので、ネタバレは本当なるべくしたくないなと思います。
なので本当に、一応次回話す内容だけ先に話しますと、次回のマンラジはウッチ的にこれから来る漫画について話します。
なので本当にジンのネタバレとかはあまり触れたくないなという方は、ここでやめていただけばいいと思うんですけども、ではジンのネタバレを話しますと、正直冒頭の血まみれのあの男性がジン先生だった。これは途中から察しがつくんですよ。
でも坂本龍馬を助けられないし、ジン先生が完全に最後に二人になって別々の人生を歩む、これうまいなと思いました。
歴史を変えることは難しいと話はずっとしていたので、坂本龍馬を助けられないんだろうなと思っていたら、本当にやっぱり助けられないんだねという感じになりますし、
またなんというか、ジンという作品としてできるできないの線引きをここまでやるのかという、あんだけ作中で重要人物だった坂本龍馬、一回は助けたけど結局助けられませんでした。
あそこまでしっかり描きますかというのは本当にすごいなと思います。
坂本龍馬を助けられないからこそ、坂本龍馬の意識がジン先生の中に入り込むと。
だからこそ、未来に残った方のジン先生が最後に野風さんの子孫と結ばれる、これになるほどなと思いました。
最終的に過去に戻ったジン先生の方は、佐紀さんと結ばれ、江戸から明治にかけて生きていくと。
未来のジン先生は野風さんの子孫と結ばれるということで、二人のヒロインとの恋仲をうまく回収しておりますし、しかも未来のジン先生の中には龍馬の意識も入っている。
ということは、龍馬と野風の二人が結ばれるというふうにも描かれている、これは本当にうまいなと思いました。
こういった形で様々なフラグ、ヒロインとのフラグで龍馬と野風、ジン先生と野風、ジン先生と佐紀さん、これのフラグをしっかり回収したのはうまいなと思いました。
過去に残った方のジン先生は田柴奈ジン、未来は美名方ジンということで、別の人間としてしっかり分けられているのもお見事と思いました。
歴史好きなので、歴史漫画としてもこの作品すごい好きですし、医療漫画としても医療従事者としていろいろと考えさせていただきましたけれども、
最終的にこの作品、やっぱりSF漫画としての面白さに魅了されました。
記憶をなくした状態で、また読みたい漫画のショットだと思います。
読んだのが7、8年くらい前だと思うんですけど、それでも結構大筋は覚えているので、当時相当ハマったんだなと思います。
この作品、本当ドラマで話題になりましたけれども、何かの機会があれば、皆様ぜひとも作品、漫画の方もお読みいただければなと思っております。
今回はここまででして、次回はいろいろな方から質問されていることなんですけれども、
今後来る漫画で話をしようかなと思います。
僕が漫画好きということを知っているリアルの知り合いとかでも、今後何来ますかね、というような質問が多いんですけれども、
次回改めていくつか、今後僕的には来そうだなという漫画の紹介をいくつかさせていただこうと思います。
今回も最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
次回第99話テーマ、ウッチ的に今後来る作品、タイトル、発表、今後要注目の作品4選。
次回また切り当てたいね。それではまた。お会いしましょう。