今回はわたるん(http://x.com/@wata_lune )様からいただきましたテーマで
「星霜の心理士」について話しております
心理師わたるんのカウンセラジオはこちらから聴けます‼️
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今回のエピソードの元になった、カウンセラジオのエピソード#34「マンガ「星霜の心理士」を平凡な心理師が読んでみた」はこちら
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「星霜の心理士」はこちらから読めます
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サマリー
第96話では、臨床心理師が登場するマンガ「清掃の心理師」について語られています。主人公は勇者たちの心のケアを行い、ファンタジーの世界で心理的な問題がリアルに描かれています。また、カウンセリングの重要性が強調されています。このエピソードでは、ファンタジーの中における精神的な困難さとカウンセリングの意義が探求されており、作品が描く過酷な現実はカウンセリングの必要性を考えるきっかけとなります。
番組の紹介とテーマ
おはよう、こんにちは、こんばんは。マンガについて喋るラジオ、略してマンラジのうっちーです。
この番組では、通勤時間、片道2時間を、マンガとポッドキャーさせていただける30代男性である私、うっちーが、大好きなマンガについて、自分なりの解釈を出たり、感想や話しながらしっかり手に離して、毎週土曜日に配信していくという番組です。どうぞよろしくお願いしま〜す。
今回、ポッドキャーさせていただけるテーマをいただきました、まことでございます。今回テーマをいただきましたのは、カウンセラ所をされております、わたるんさんでございます。わたるんさん、まことでございます。
ただ、もともとは今回話をするマンガなんですけども、わたるんさんの番組内で話していたエピソードが元でございます。
まず、簡単にわたるんさんの番組紹介させていただきますと、わたるんさん、病院で勤務をされております臨床心理師でございます。
臨床心理師、重い病気と診断されてしまったり、今の職場で会わないとか、気持ちが不安定になってしまったり、家族との関係で悩む方など、ストレスなどで悩みのある方がたくさんいらっしゃいます。
そういった様々な悩みを持つ方と話をする、よく言われるカウンセリングをしたり、また様々な心のケアのサポートをしていくというのが臨床心理師でございます。
わたるんさんが立てておりますカウンセラ所におきましては、わたるんさんがリスナー様を持つ様々な悩みに対して相談に乗りアドバイスをしていくというものでございます。
ストレス社会の現代におきまして、とてもためになり救われる素敵な番組をされておりますので、もしも悩みがあるという方、わたるんさんの番組をお聞きいただければなと思います。
ぜひとも相談してみていただければなと思います。僕も別番組グッズ券ラジオの方である方から質問いただいたんですけども、その方にわたるんさんのことを紹介して、わたるんさんからアドバイスをもらったということもあります。
心よくお答えいただきました。本当にその質問ありがとうございました。悩みがある方、ぜひともわたるんさんにご相談いただければ。
そのわたるんさんがされています心理師わたるんのカウンセラジオ、このシャープ34で清掃の心理師を定文な心理師が読んでみたというエピソードがございます。
「清掃の心理師」のあらすじ
こちらでは今回僕の方で話をさせていただきます、清掃の心理師という漫画、わたるんさんが紹介されております。
タイトルに心理師がついている通り、心理師が舞台の漫画ということでわたるんさんが紹介されておりました。
そちらのわたるんさんが配信されたエピソードも概要欄に載せていただきますので、よろしければお聞きくださいませ。
僕もそのエピソードを聞かせていただきまして、感想コメントをXで投稿させていただきました。そこからわたるんさんから僕のマンラジオの方でも紹介をということで今回テーマをいただきました。
ということで今回話をさせていただきますタイトルはこちら。
うつになるのが当たり前のファンタジーの世界を心理師は解決することができるのか?
この作品は現在漫画版で連載中の作品でございまして、清掃の心理師、現在13話から14話くらいで始まったばかりの漫画でございます。
ジャンルとしましては主人公があることをきっかけにして異世界へ転生しましたようで、自分が持つ職能能力を発揮して異世界で活躍するという転生者でございます。
ただ転生者としてはやや珍しい工夫もされている漫画でございます。ではこの清掃の心理師はどんな作品かというのをまず簡単にあらすじを紹介させていただきますと、
このあたりの舞台では人間と魔王軍が千年以上戦っている世界です。
この作品の狂言回しというべき人物で、賢者と呼ばれるエルフであるソフィア。
彼女は超種族エルフということもありまして、長年人間たちをサポートして魔王軍と戦っておりました。
かつて彼女自身の住処を魔王軍に壊滅されたかと過去から魔王軍に対して敵対性を抱いておりました。
千年もの間魔王軍と自ら戦ったり、魔王軍と戦える勇者たちを育てておりました。
そして彼女が魔王軍討伐を目標としてから千年経った現代の勇者たち。
魔王軍の中の四名将という四人の幹部を一人討ち取るという功績を勇者たちは成し遂げました。
この偉大なる功績により勇者たちの住む王国も賑わっておりましたけれども、
その幹部との戦いの中で勇者たちは仲間の一人カエルという人物を失っておりました。
カエルはとても勇敢で優しく強かったということで国民の中にもカエルの勝利が悲しいと思うものは多かったんですけども、
それでも魔王軍の幹部を倒したということで勇者たちの偉大さ強さを褒めたたいている声が多く、
そして勇者たち一行はきっと魔王を倒してくれるんだという期待で国中が盛り上がっておりました。
ただ勇者たちの心はそうではなかったです。
カエルという仲間を失ったことで勇者一行の心の中は荒れておりました。
カエルという信仰を失ったことで悲しいもの。
カエルのことを愛しておりそのカエルを失ったことで心のバランスを乱したもの。
自分は強い自分は正しいという価値観で生きてきたがそれだけで良いのかと悩み始めるもの。
自閉症気味で人との接近に悩みを持つものなどなど。
カエルの死をきっかけとしましてそれぞれが持つ心の不安や疲れが予定されていきます。
そしてこの物語の主人公である下月星野は臨床心理師としての手腕を発揮して
勇者一行の心のケアを行っていくというのはこの作品でございます。
作品の特徴
まだ読まれていない方はぜひともお読みくださいませ。
この作品いわゆる転生期のなろうものです。
臨床心理師として働いていた人物が異世界へ飛ばされました。
臨床心理師としての手腕を発揮して活躍するという作品なんですけども
この作品の特徴としまして上手いなと個人的に思う点がいくつかあります。
今回その中で3点話をさせていただきますと
まず1点目は主人公自身は戦わないということ。主人公は黒子に徹しているということです。
薬屋の独り言のように主人公が先導するというか何かの事件を解決するとか
他の人物をサポートするような作品もあるんですけども
それでも薬屋の独り言であれば主人公マウマウは囚われてしまうとか
命の危険に及ぶこともあります。
ただ現在のところこの生存心理師におきましては
主人公であるはずの霜月星野は徹底して戦っておりません。
あるキャラクターとのカウンセリングで実は危険だったりという病床があったりしても
直接魔物と戦うというわけではないです。
あくまで主人公自身は勇者たちのケアをするだけです。
話の中で主人公の霜月星野が全然出てこないという話もあります。
主人公がここまで戦わないというのもなかなか珍しいと思います。
戦闘シーンで主人公本当に出てこないです。
ただだからこそと言いますか戦闘シーンで活躍するのは
主人公にケアを受けている登場キャラクターたちに重点が置かれています。
このことって医療系においてとても大事な考え方なんですよね。
確かに物語としては心理師というケアをする人が主人公かもしれません。
でも主人公が影を潜めても物語が進んでいく。
そして活躍をするのはケアを受けているいわば患者様であるということ。
言ってしまえば僕ら医療従事者はあくまで患者様のサポートをするのが僕らです。
元気になって活躍していただくのはケアを受けている側ですよ。
患者様側であるですよ。この考えをきちんと踏まえているんですよね。
もちろん卓越した医療技術を使って患者様を治す。
そしてやっぱり医者ってかっこいいなっていう。
こういった場合はそれはそれで面白いんですけども。
医療従事者を増やすためにも大事なことではあるんですけども。
ただあくまで治療においての主役は医療従事者ではないんですよ。
患者様が主役であるんですよということ。
この考えが非常に読み取れるのでこの作品ってすごいいいなと思います。
というところが僕がこの作品でいいなと思うところの1点目。
主人公は黒子に転じていることでございました。
2つ目、僕が思うこの作品の魅力はファンタジーの世界を重く苦しい世界に描いていること。
一般的な転生系の作品とかですと、主人公を転生しました。
それで魔物とかをドドン倒しますよ。金も力も手に入るよ。
その過程でハーレム気づいてといった作品が多いかと思うんですけども、
強い魔物とか苦戦する敵はいても、ファンタジーの世界で成り上がるとか色々なものを手に入れる。
そういったプラス思考が一般的な成ろう作品だと思います。
ファンタジーにおける精神的な苦悩
この作品、勇者1個の心の疲れ、これをテーマにしたこともありまして、
全体的にやや暗い雰囲気で描かれております。
カエルという仲間を失ったことでの悩みであるとか、国民の期待を背負う。
ただそれが精神的に重圧になってしまう。
本当であれば休ませるべきところへ休みが取れない。
いわばブラックな面が強く描かれております。
普通に考えて、確かにファンタジーの世界ってブラックな面強いなと思いますよね。
国民から鍛えられて逃げることができない。
どんなに休みが欲しい状況でも休めない。
本当ブラックな世界ですよね。
いわばファンタジーの世界って一見華やかな世界でも、
実際に飛び込んでは苦労をすること、あるよう辛いことがとても多いよという、
現代社会に似たような演出されておりますね。
だからこそと言いますか、精神的に疲れてしまうという、
とてもマッチした世界線で話が進んでおります。
異世界転生モノ、ファンタジーの世界でも過酷な状況を表しているよという作品。
他にもリゼロとかで代表されているものもあるんですけども、
リゼロとかはあくまで敵が強いなとか、肉体的な辛さとか、
どうしても運命を変えるのが難しいとか、そういったものがありますけども、
精神的な辛さをここまでしっかり描いているというのは、
なかなかいい作品だと思います。
現実の近い辛さがあるからこそ、
カウンセリングを受けることの大切さというのを学べたりだとか、
また心の疲れのサイン、こういったのも漫画から、
現実の自分に当てはめて考えもしやすいんじゃないかと思います。
現実に近いからこそ、精神的な疲れ、
カウンセリングの大切さを学べる。
これが2点目の素晴らしいところだと思います。
そして最後に3つ目のポイント。
すぐには治らない。これですね。
この作品、心理師が主人公、心のケアが目的であることもありまして、
勇者たちは1度や2度のカウンセリングですぐに回復するわけではないです。
カウンセリングを何度も何度も固めて、少しずつ上向きになっていくとか、
また、カウンセリングだけでは限界があるよと、
プラスティボーを含めての薬を用いたりだとか、
休みを取るようにとか、そういった探眼とかもありますよね。
このすぐには治らないというのは、現実でもその通りだと思います。
1度や2度のカウンセリングですぐに万全になるわけではないです。
少しずつ進んだり、かといったらまた元に戻る、
少しずつ少しずつ状況を変えていくしかないというのが治療でございます。
そこをしっかりと捉えているのもこの作品の魅力だと思います。
普通の異世界であるような魔法や、薬ですぐに治ったとか、
怪我をしたけど治ったよというものではないです。
時間をかける必要がここのケアではあるんですよ。
これ、現実世界の言えることで、漫画を通してこのことを伝えられているのは、
素晴らしい作品だと思います。
というように、根幹となる心理史としての話、
主人公があまり目立たないとも思われるかもしれませんが、
それこそが医療従事者としてのしっかりと作品である証明でありまして、
現実に近い世界観もあり、そして現実に置き換えてもいいような
心のケアと治療の現実
治療方法もあるということで、
自分がどうだろう、周りの人がどうだろうと考えられる作品だと思います。
疲れがあるとか、もしも気になる方、ぜひともお読みくださいませ。
ここからはアフタートークです。
まだ14話のところですので、始まったばかりなので、
今後の展開はどうなるかは不明ですが、
主人公たちのメンタルは本当にボロボロですよね。
一応、心のケアをして、勇者たちのサポートを万全として、
魔王を倒すというのは目的の話ですが、
大丈夫かね、という気持ちもあったりします。
少しずつ物語が進んでいくんだろうなと思います。
やっぱり心のケアがテーマというのは難しいなと思いますね。
ただ、この素敵な漫画の紹介、新西渡雲さん、本当にありがとうございます。
きっと渡雲さんはイケメンですし、声もいいですし、
患者様はすぐよくなるんだろうな、なんてことも思いますけども、
本当に勉強になる作品、ありがとうございます。
患者様とのコミュニケーションとかでも、この漫画で学んだこととか、
活用していければなと思っております。
今回はここまででして、また次回は別のテーマで話をさせていただきます。
次回は別の方からテーマをいただきまして、
最近アニメ化されたとある作品で話をさせていただきます。
今回も最後までお聞きいただきまして、誠にありがとうございました。
次回第97話、テーマ、忍者と国道
タイトル、漫画でこそ魅力が発揮される作品、忍者と国道
次回また聞いてくださいね。
それではまた、お会いしましょう。
11:40
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