支援の定義
おはようございます。ジャパンにケアを。札幌でB型就労支援でカフェ&雑貨屋をやっている、ジャパニケア札幌のりんりんです。
今日は、支援するってどういうこと?についてお話しします。
気になる方は最後まで聞いてください。
特に支援のあり方に迷っている方や、関わり方に悩んでいる方には、きっとヒントになると思います。
私たちの事業所では、カフェを併設した小さな雑貨店を運営しています。
利用者さんと一緒に食事やコーヒーなどのドリンクを提供したり、雑貨やクラフトビールを販売したりしています。
私、りんりんは、地下鉄丸山公園駅から徒歩6分ほどの場所にある、ジャパニケア札幌の支援員です。
マノメオというお店が、私たちの職場です。
このチャンネルでは、事業所での日々の出来事を通して、福祉事業の魅力や学びを発信しています。
うちで働きたいよ、利用したいよという方、またはご質問などがあれば、概要欄よりお問い合わせください。
それでは早速、今日の本題です。
今日のテーマは、「支援するってどういうこと?」です。
ポイントは3つあります。
1つ目は、支援には正解がないということ。
2つ目は、相手を変えようとではなく、共に考えるという姿勢。
3つ目は、支援する側も支援される側も、どちらも成長していくことです。
1つ目、支援には正解がないということ。
支援には正解がないということ。
支援をしていると、これでよかったのかなと思うことがたくさんあります。
正直に言えば、毎日のように迷っています。
例えば、利用者さんが元気のない日、声をかけた方がいいのか、そっとしておく方がいいのか、その判断一つでも人によっては違うんですよね。
ある日、話しかけたら、笑顔で話してくれた方もいれば、別の日には今日はちょっと話したくないと感じる方もいる。
その度に、ああ、やっぱり支援って正解がないんだなと思います。
だけど、だからこそ一人一人を丁寧に見る力が育っていく。
支援とは、相手を理解しようとし続ける時間なのかもしれません。
その続けるという姿勢こそが、支援の根っこにある大事な部分だと思います。
2つ目、相手を変えようではなく、共に考えるという姿勢。
支援という言葉を聞くと、どうしても手を差し伸べる、助けるといったイメージが浮かびますよね。
でも実際には、相手を変えるのではなく、相手と一緒に考えることが支援の中心にあるように思います。
もっとこうした方がいいとか、こうなってほしいと思う気持ちは誰にでもあります。
だけどそれは、時に相手のペースを奪ってしまうこともあるんじゃないでしょうか。
例えば、作業がうまくいかない時、つい大丈夫、次はできるよ、と励ましの言葉をかけたくなりますね。
でも時にはその前に、難しいですよね、と相手の気持ちをそのまま受け止めることが、心に響くということもあります。
うまくいかなかった気持ちを認めてもらえると、人は少しずつ自分の中から立ち上がるチャンスが増えます。
少しずつ自分の中から立ち上がる力を取り戻していく、その共感の一言が支援の始まりになるんだと思います。
支援って何かをしてあげることよりも、その人の気持ちに寄り添う時間を共有することなんだなと感じました。
成長の関係性
3つ目、支援する側も支援される側も、どちらも成長していくこと。
支援の現場にいると利用者さんが成長する場所と思われがちですが、実は支援する側も支えられているんです。
落ち込んでいる利用者さんが次の日に少し元気を取り戻していたり、今日は少し頑張れたよと笑ってくれたりすると、その姿にこちらが勇気をもらうことが本当に多いです。
支援は一方通行ではなく、お互いの存在が支え合って成り立っている関係。
そう思うとうまくいかない日も、迷う時間も、全部が大切な対話の一部なんですよね。
今日のテーマは、「支援するってどういうこと?」でした。ポイントは3つです。
1つ目、支援には正解がない。だからこそ丁寧に関わる。
2つ目、変えようとするより一緒に考えることを大切にする。
3つ目、支援する側もされる側も共に成長していく。
支援とは、迷いながらも一緒に歩くこと。正解がない世界だからこそ、今日も誰かと共に考え続ける時間を大切にしていきたいなと思います。
本日の話はここまで。いかがでしたか?
利用してみたい、一緒に働きたいという方、見学や体験は随時募集していますので、概要欄よりお問い合わせください。
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ジャパニケアを札幌市から就労継続支援B型事業所ジャパニケア札幌のりんりんがお届けしました。また次の配信でお会いしましょう。それでは素敵な一日をお過ごしください。
