そうですよね。
たぶんね。
まだ2015年時点だとニコ動とか。
やってる人いたかもしんないけど、そうそう。
そこまでじゃなかったよね、YouTuberっていう存在自体が。
うん、確かにそうだ。
それで。
まだニコ動前世紀ぐらいの時代ですもんね。
たぶん。それでね、何か、でもポッドキャストだったらやれんじゃね?みたいな感じで始めたんだと思います。
でも当時はね、今ほどポッドキャストの素人の番組いっぱいあったけど、今よりは全然少なかったと思いますね。
いや、参議院で障壁はちょっと高かったかもしれない、今より。
それこそ、自分でサーバー借りてっていう時代ですよね。
そうそうそう。
ポスターとかでアップすればいいっていう状況じゃないですもんね、当時って。
ちょっと大変でした。
サーバー借りて、RSSをアップのほうに流して、登録するみたいな。
そうですね。いわゆるポッドキャスト黎明期時代の、たぶん2010年代ってそういう感じだったんですけど、
18年、19年ぐらいからSpotifyが徐々に出てきてみたいなとこだと思うんですけど。
今と違ってそれこそ、地上波のラジオ局とかの参入も少なかったですし。
そうですよね。ポッドキャスト自体がまだ本当にアプリがあって、これ何だろうって思う。
ネットラジオって何だろうっていう時代ぐらいですよね、みんなが。
そうですそうです。
それこそ僕らはこうやって今、ポッドキャスト番組を作ってるからこそ、
フィルターバブルじゃないですけど、ポッドキャストというのが身近にいる状況ではあるじゃないですか。
でも当時はもう少しやっぱり人の認知度って少なかったかなと思うんですけど、
その中でもポッドキャスト参入されてるってすごいかっこいいなと思ってて。
まさかの。
めっちゃ褒めてくれる。
僕の場合は一方で、その時代ってもっぱら地上波のラジオなんですよ。
ちょうど2015年ぐらいだとまだ僕大学院生やってる時代なんですけど、
大学院生で僕理系なので、毎日実験とかをしてたわけです。
でもその時って手はすごい忙しいし、目もいろいろ見てるんだけど、耳は空いてるんですよ。
なんでなんか暇つぶしなんかないかなって思ったときに、
それこそラジオで朝から晩までずっとラジオを聞くみたいな感じで。
学生時代すごいラジオにハマりまして。
僕自身は地方、愛知県にずっといたんですけど、
愛知県のローカルラジオ局をずっと聞いてて、そこからもうラジオが近くなりましたね。
ちなみになんていうチャンネルなんですか?
曲自体はFM愛知っていう曲になるんですけど、東京で言うと東京FM系列になるのかな。
朝の番組とかニュースとかでもそうだと思うんですけど、
FM愛知からローカルのアナウンサーが流して、
途中30分東京FMから東京FMのプログラムが30分流れて、
またFM愛知のパーソナリティーに戻ってくるみたいな感じの流れで、
ずっとそれを朝聞いてて。
道路交通情報とかも聞いて、運転してないけど。
実験してるけど。
知らない知名の。
なんとかジャンクションで渋滞が発生しておりますみたいな。
もうへえも思わないけど聞いてるっていうね。
でも、僕当時すごい好きな道路交通情報を伝える人がいて。
なんやと。
ちょっと待って、どういうこと?
そんな人マリアックなんですけど。
ラジオで話す人って、やっぱり皆さん滑舌よくて、聞き取りやすいのが大事だと思うんですけど、
あの、花井さんって確かおっしゃったと思うんですけど、
道路交通情報を流す人で、むちゃくちゃ滑舌の悪い小田斗氏とかに。
なんで?って思って。
感性センターの人みたいな。
そうそうそう。
ラジジャンクションって言うなって思って。
何キロ渋滞?っていう。
ダメじゃん。
たびたび出てくるんですよ、その人が。
あーなるほど。
でも逆にそこまで行くともう聞きたいんですよ、その人が。
確かに。
あ、来たぞ、あの人みたいな。
そう、やったーと思って。
本当に道路交通情報って番組の間に2分、3分の番組で、1時間に1回とかしか流れないんですけど、
おー来たーと思って。
よしよしよし、いいと思いながら。
なんかそんな変な楽しみ方をしながら、ずっとラジオを聞く生活をしてました。
はいはい。
その辺のオールナイトニッポンシリーズから聞くようになって、
やっぱ深夜ラジオってそういう芸人さんのネタとかじゃ見れない一面、人間性の部分がすごい出てて。
またヒット型のバラエティとも違うテンションなんですよね。
そうなんですよね。もうちょっと裏というか、楽屋に近いというか。
もちろんオンではあるとは思うんですけど、もう少しラフな一面が見れて。
あ、本当にこの人はこういう人間性の人でみたいなのが会話見えてる。
なんか親しみが持てる感じがありますね。
なんでそういう意味では、人間性の部分の相性っていうのはすごく分かれる。好みに分かれる。
ああ、そういうことか。この番組俺は会わないみたいなってことね。
そうそうそうそう、とかこの人は会わないみたいな。
この人ってこういうこと言うんだみたいな。テレビと違うな。
逆に印象下がっちゃうこともあるかもしれないみたいな。
それはあるかもしれないですね。なんですけど、例えば日常の切り取り方が面白いなとか。
この人ってすごいトラブルに巻き込まれるんだなとか。
っていうのが分かったりして。
例えば、マジカルラブリーってコンビ分かります?
分かります分かります。野田クリスタル。
そうですね。野田クリスタルさんと村上さんでやられてる2020年にM1グランブリーチャンピオンを取られたグループになるんですけど。
僕はオードリーさんと並んでマジカルラブリーさんのラジオ大好きで聞いていて。
で、そのうちの村上さん。コンビの中では太ってる方。
ピンクの方。
そうそうそう。ピンクの方ですね。かすがさんと同じ色の。
村上さんとかすごいいろいろ舐められたりとか絡まれたりすることが多くて。
後輩にタメゴを使われたりとか。
名前も知らない後輩とかに。
すげえ。
喫煙所の中に並んでたのかな?
ってところで、何本もタバコ吸ってる人がいて、後ろの人も並んでるんで、ほどほどにしてくださいみたいなことを注意したら、うるせえじゃんって絡まれるとか。
うるせえんじゃん。
そう、広島弁で。みたいなそういうエピソードがあったりとか。
それぞれの芸人さんの人間としての面白さっていうのが、データじゃない面白さっていうのが見えて。
本当にそれは相性だと思うんですけど、そこの部分で、音声コンテンツってそういう人間性を楽しむ場所なんだなっていうふうにすごい思えて。
それこそ前半の方でご紹介した日向坂46の松田コノカさんもそうですかね。
いろいろスタッフさんに文句を言ったりとかしながらラジオをしたりしてるんですけど。
里光さんとかね。
放送作家やってるドキドキキャンプっていうコンビの里光さんとかにいろいろ文句を言ったりしてるんですけど。
でもお父さんはジャック・バーガーの相方。
そういう文句を言うのをある意味ゲイとしてたんですけど、文句を言わない回があって、その時にお父さんはそっちの方が好きだよみたいなことを。
文句入れ替えもいいけど、そういうやり取りがあったりとかっていう。
やっぱりテレビの舞台の。
そこでは見れないね、間違いなく。
そうですね。ステージの上では見れないような芸人さんだったりアイドルさんだったりのエピソードが見れるという点で。