2025-07-07 31:47

安住紳一郎『日曜天国』に衝撃!ポッドキャスト育ちが知ったラジオの奥深さと、僕らが進むべき道(ep.6)

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ポッドキャストとラジは、似ているようで全く異なる文化を持つメディアです。Voicy育ちのかねりんが初めてTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』を聴いた体験をきっかけに、2つの音声メディアの違いを深く掘り下げていきます。

「情報を詰め込み、倍速で聴く」ポッドキャストやVoicyの文化に対し、「ながら聴きを前提とし、心地よい間で楽しませる」ラジオの文化。この対極的な性質は、なぜ生まれたのでしょうか。ラジオが持つ100年の歴史、そして「好きな時に聴きたい」というニーズに応える形でradikoやポッドキャストが登場した背景を、ラジオっ子のAvivが解説します。

トークはさらに、ランキングを席巻するプロ(ラジオ番組)と、アマチュアの戦い方へと発展。アナウンサーの巧みな話術や構成力に、個人はどう立ち向かうべきか。その答えは、商業主義から自由な立場で、ニッチで尖った熱狂を届ける「コバエホイホイ理論」にあると2人は語ります。メディアの特性を理解し、自分の強みを活かす戦略とは?音声コンテンツ制作者必聴のメディア分析トークです。

【目次】

() 今回のテーマは安住紳一郎『日曜天国』!ラジオを聴いてみたら衝撃の連続だった話

() DIYのお供に初ラジオ体験!作業を邪魔しない「ながら聴き」メディアの真価とは

() Voicy育ちとラジオっ子、それぞれの文化から見るポッドキャストとラジオの違い

() なぜ安住紳一郎はゆっくり喋る?価値詰め込み文化と真逆の「間」の魅力に迫る

() 20年続くモンスター番組!台本を感じさせないプロアナウンサーの巧みな話術の裏側

() ラジオがポッドキャストに進出した理由と、メディアの視聴スタイルの歴史的変化

() ランキング上位はプロばかり…アマチュアがポッドキャストで生き残るための戦略とは

() 劣化版で終わらないために!ニッチな熱量を陳列する「コバエホイホイ理論」

() ネタ切れはなぜ起こる?ゲストやお便りが番組の寿命を延ばす重要な理由

() 聴きやすさの秘訣は「明るさ」だった?プロの番組から学ぶ、すぐに真似できる改善点

【今回の放送回に関連するリンク】

・安住紳一郎の日曜天国(ポッドキャスト、ダイジェスト版)

https://open.spotify.com/show/2VHucnCgfUBzmEzSNTUUAf

【番組の概要】

ポッドキャスト配信者&制作者の目線から、コンテンツの作り方や伸ばし方のリアルを赤裸々に語りつつ、議論を深めていくリアルトーク番組です。

【お便り】

質問箱:https://x.gd/Q_Kanerin

【番組公式ハッシュタグ】

#ポッドキャストわかんない

【パーソナリティ(MC)】

▼かねりん

・KANERIN Podcast Studio / 代表

・渋谷Web3大学 名誉教授

「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。犯罪捜査の最前線で培った知見を、仮想通貨のリスク回避や資産防衛に活かすCrypto Security Evangelistとして活動。ミュージカル、コンサートライブ動画配信事業、長年の音声配信業、テックメディア立上げ等の経験を活かし、KANERIN Podcast Studioを創業。」

X: https://x.com/kanerinx

Voicy: https://voicy.jp/channel/2534

note: ⁠ https://note.com/kanerinx/membership⁠

▼Aviv Haruta

KANERIN Podcast Studio

長年音楽に傾倒し、音楽的感性を活かしたポッドキャストコンテンツ制作/編集を得意とする。

Podcast:https://x.gd/standfm_aviv

【プロデューサー】

かねりん https://x.com/kanerinx

【サウンド・アーキテクト】

Aviv Haruta https://x.com/oji_pal

【カバーデザイン】

かねりん https://x.com/kanerinx

【制作/著作】

KANERIN Podcast Studio

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画像引用元:https://www.tbsradio.jp/nichiten/


【各種ポッドキャストスタンドへのリンク】

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サマリー

ポッドキャストの制作や特徴について語る中で、安住紳一郎の『日曜天国』が新しい視点を提供し、リスナーの楽しみ方や文化的な違いが浮き彫りになります。特に、ポッドキャストとラジオのスタイルの違いや、安住さんと中澤さんの高いスキルが注目されています。ポッドキャストの台頭により、ラジオ業界は大きく変革し、リスナーのニーズが多様化しています。このエピソードでは、ラジオとポッドキャストの違いや、プロとアマチュアの競争、そして素人コンテンツの重要性について語られています。安住紳一郎の『日曜天国』は20年以上続くラジオ番組で、その独自のスタイルがリスナー以上に魅力的なコンテンツを提供しています。このエピソードでは、ポッドキャストとラジオの違いや、それぞれの特性についての洞察が語られています。

ポッドキャストとラジオの違い
ポッドキャストわかんないシーズン2
この番組は、ポッドキャスト配信者・制作者の目線から、ポッドキャスト制作の理想と現実をお話しするフリートーク番組です。
こんにちは、KANERIN Podcast Studio代表、KANERINです。
同じく、Avivです。
今日のテーマは、
安住紳一郎の日曜天国
ということですわ。
安住さんが喋るんじゃなくて、かねりんが喋ってるってのが、なんか面白いね、これ。
あれ?始まるんだっけ?みたいなさ。
ミュージックも違うし。
いや、早ですよ。
ラジオ番組をガッツリ聞きまして。
この間ね、この間Avivに教えてもらったんで。
聞いたことなかった?
聞いたことなかったっすよ。
だしさ、3時間の番組とか言われて聞くわけないじゃんね、わけわかんないし。
遠倍で聞くとかありえなかったから。
ちょうど最近このスタジオ作りをしてたんで、DIY。
一番嫌いとか言ってなかったっけ?
一番嫌いな作業DIYっすって、物理の。
最悪です。
物理のDIYって何よって感じだけどさ。
で、それをやりながら、夜中、せこせこ6時間ぐらいあったんで、ずっと聞いてました。
じゃあ、そのためにラジオがあるようなもんだよね。
そうそう、その用途だなって。オーディオブック聞いたりもしてたけど。
それインプットだもんね。
インプットだとさ、頭持ってかれるし、ちょっとどっか聞き逃すと話わかんなくなっちゃうじゃないですか。
そうね。戻すわけいかないしね。
そう。
作業止めてね。
ラジオは適当に聞いてりゃいい、流してりゃいいやってのがすごく良かった。
本来のラジオの楽しみ方ってのに近いよね。
そう思うわ。
それこそDIYじゃないけど、大工さんがよくラジオつけて作業してるとかさ。
俺もさっき言ってきたけど、自動車の整備工場にラジオがついてる理由ってのはそういうことだと思うんだよな。
そうだよね。
作業を邪魔しない。
なんとなく雰囲気が伝わって、たまに重要なこと言うと。
安住紳一郎と中澤由美子のスキル
なんか僕はポッドキャストから入ってきてるから。
だよね。
アビブはラジオっ子じゃない?もう何十年も前から。
だからそこの入り方の違いっていうのをものすごく俺は感じたよね。
アビブは両方分かってるから。
分かってるっていうか、別に普通に馴染んできただけであって、それを理解しようとかね。
ましてやポッドキャストを配信しようなんて一ミリも思ってなかったからね。
そうなんだ。
要はアビブは両方の文化を一応知ってるからさ。
馴染みがあるって。知ってるって言うとね、詳しいように思われてもうちょっとね。
馴染みがあると。
それはね、ラジオ局で働いてましてね、とこだったらね。だいぶ文化も技術も入ってるかもしんないけどさ。
一視聴者目線で知ってるわけじゃないですか。
一ラジオファンだよね。
だからラジオはこうだけどポッドキャストはこんな風でちょっと違うなとか思ってたのかもしれないですが、
僕全然分かんなかったからね。ましてや、もっと特殊な僕はボイシー組ですからね。
あれ、カネリン、ボイシーは5年?4年?
もう4年かな。
4年毎日配信ってさ、それだけでもぶっ飛んでるじゃない。
そう、だから音声配信といえばボイシーみたいな感じだよね、から始まり。
で、ポッドキャストでなんか番組チックになってんのかっけーなーって。パッケージだーとかって騒ぎだし。
俺からしてみれば、なんか全てが逆でね、すごい新鮮だったんだよね。
例えばね、ボイシーでも番組名にそのなんとかラジオってつけてる人結構いると思うんだよね。
いるね。今俺もつけてるよ。
なんとかチャンネルとかなんとかラジオっていう題名をつけてる人が異様に多いと思うんだけども、
ラジオじゃねえのになーとはうすうす思ってたけども、なんとかラジオって言うと誰かが喋りを中心にして、
ボイシーとかスタイフとかで配信をするっていう、このスタイルは別に不思議じゃないなと思ってたんだけども、
単語としてはそれまでに、ポッドキャストっていうのは知ってるわけよ。
うん、そうね。割と古い単語だよね。20年ぐらい前から。
そうそう。ポッドキャストって言っても古い単語だし、俺は音楽の方から入ってるから、
喋りの方じゃなくて音楽の方から入ってるし、そっからSpotifyを知るとかね、アンカーを知るとかそういう方向だから、全てが逆なんだよな。
なるほどね。
カネリンが、なんか知らないけど、ポッドキャストもいいぞって言い出したけども、なんか逆だなと思ってたし。
あー、逆なんだ。新しくないんだ。
いや、新しくないっていうか、いいんだよ。だからその動き自体はすごく新しい。
いや、否定されたって思ってるわけじゃなくて、なんか逆言ってんのが、逆流してて新しいみたいなの、そういう感覚で見てんだと思って。
なんかいいでしょ。逆流好きでしょ。
逆流は好きだけども、そういう風に見えてるんですね。
でもね、どうだろう。ラジオっていうのも元が手段だったんだよね。
で、それこそ昨日ね、あわずみさんの放送でも一回聞いたら?って言って、あんなに急に全部聞くとは思わなかった。全部っていうかさ、急激にたくさん聞くとは思わなかったけど。
僕は割とね、敬愛する方からおすすめされたものは全部即やるんで。
敬愛ね、まあいいけどさ。
思いつきでね、言ったらすぐに実行するっていうのはね、すげえなと思ったんだけども。
やっぱりピンときたんですね、たぶんね、こう聞いてて。わーっていう感じ。
すごい新鮮でした、あの、アビーブには。この間も二人でだべってたときにいろいろ言ったけど。
間がすごいあるし、ゆっくり喋ってるし。
だから等倍で聞いたんですよね。
等倍、1倍速で聞くのがほんとラジオ番組っていうのは最適化だと思うんだよね。
なんかその、いわゆるボイシーの対極にある感じの気がしてさ。
詰め込み詰め込み、価値価値みたいなものじゃない文化なんだなっていうのを初めて体感した。
そうなんすよ。
そうなんす。だから今日の配信、ちょっと雰囲気違うなと感じ取っているかどうかわからないけど、
たぶん僕の喋り方も心なしかちょっとゆっくりになっており。
意識したの?
それもちょっと取っている。
で、なんかこの二人で対談してってさ、
二人ともなんか二ノ句を告げなきゃいけないっていうので、お互いちょっと焦ると思うんだよね、収録中。
今までの習慣だとね。
今までだと。
おそらく聞いたのはあずみさんと中澤さんのね、中澤由美子さんの掛け合いだと思うけどね。
掛け合いだか6月中旬の掛け合いでした。
最近のね。
最近のやつ、ラジコで。
ラジコでしか出てないもんね、あの前編はね。
あれすごいんだよ、もう20年続いてる番組だからね。
凄まじいですね。
ましてやTBSの番組だから、もうトップオブトップの民放のね、冠番組みたいなもんですよ。
ましてやそこのパーソナリティとして、本来はだからパーソナリティというよりはアナウンサーなんだけどさ。
本来はじゃないな、もう現役バリバリのアナウンサーであるあずみさんと、
やはりアナウンサーである中澤さんね、中澤由美子さんが喋ってるっていうさ、
リスナーの文化的な影響
とんでもないハイレベルの人たちがあのポワワンとした雰囲気を作り出してると。
そりゃあね、やっぱね、あの域に達するのは並大手じゃないですよ。
隠された巧みの技があると。
めちゃめちゃ巧みだよね。ある意味あの話しかさんだよね。
巧みになりたいっす。
じゃあ20年ぐらい頑張ってね、トップを張れば大丈夫ですよ。
だからポッドキャスト番組20年続けた先には自分なりのそういう巧みの世界があるかもしれないと思う。
だからまあ国とか文化によって違うだろうけどね、じゃあ20年後ね、ジョー・ローガン、ジョー・カネリになってもらいたいねと。
だからね、あのジョー・ローガン、ジョー・ローガンが何喋ってるかわかんないけど、
何か喋ってるのがわかったとしてもあの番組は面白いのかどうかわかんないけど、
あのあずみさんのあのラジオのくだらない感じ。
もう笑っちゃったもんね。
結構笑うんだよね。笑えるんだよね。
笑える中身なんてないしさ。
あの台本にね、書いてあるのをそのまま読むのの超対極をやってるわけですよ。
なんか冷蔵庫に台本忘れてきちゃったんですよっていう回があってさ。
やっぱり台本めちゃめちゃ台本作り込んでるからっていう話はしてた。
そうね、あの台本とか要はラジオの番組もテレビもそうなんだけども、
その時間っていうのにガッチガチに左右されるそのメディアっていう人の中の
もう一大職人として要請されまくった人たちのトップがああいう形なんですよ。
つまり話の終わりをね、プラマイ0.5秒に持ってこれる能力のある人たち。
新幹線じゃないの。
むちゃくちゃでしょ、そう。
で、それをね、やらなければならない。
新幹線の方がね、言ったら怒られるけども、もう前後10秒でも怒られない話なんだけども。
アナウンサーの場合は前後10秒誤差絶対ないからね。
ではまた来週っていうその最後の瞬間がプラマイ0.5秒ぐらいに収まらないと仕事にならないわけよ。
とんでもないよね。
なるほどね。
それにね、台本あれガチガチにあるのよ。
ガチガチにあるんだけども、台本読んでる感がゼロでしょ。
そうね。
交通情報とかは別よ。
天気予報とかね。
にもかかわらずね、日曜天国の最初、普通だったらみんな離脱するんじゃねって俺らは思うけどさ。
いやそうだよ、ポッドキャスト文化で言えばなんだあれっていう。
天気予報を最初に喋っちゃって、全員離脱するじゃんって思うじゃん。
そうだね。この番組はどういうチャンネルですって言わないと早くって。
早く早くみたいなさ。
BGM2秒だよって。
今日も暑い日が始まりましたねみたいなさ。
もうすごいゆっくり始まるじゃない。
チャンネル間違えたかなってなっちゃう。
でもそれこそがその習慣化したラジオ子たちを微量するこの話術なんだよね。
だから新規獲得よりも既に既存のリスナーさんに向けてやってるのかな。
それもあると思うし、そもそもラジオっていうのはSNS的に言うとバズる文化ではないよね。
最初側とかじゃないもんね。配信でリアルタイムでやってるんだから。
スワイプとかされないし。
しようがなかったもんね。アナログだからね。
ラジオの変化
ラジオのストーリーだとか放送とか番組って番号を組むから来てるんだけどさ。
番組っていうのを作るっていう上で、ラジオはこういう作り方をするっていうのが60年70年80年ぐらいにわたって
改良に改良を重ねてきた部分と、あと辛抱がずっと通ってる部分と両極端じゃないのって思うんだよね。
でもラジオっていうのを聞く人がどんどんどんどん減っちゃった理由っていうのは、好きな番組を好きな時に聞きたいっていうニーズの方が上回っちゃったからだよね。
そうするとYouTubeの方にみんな行っちゃうじゃない。自分の趣味を検索していつでも見たい。24時間自分の好きな時間に。
それがポッドキャストっていうのにラジオの番組が流れ始めたきっかけなんじゃないかなって邪推するけどね。
せっかくこんなに完璧な番組、すごいパーソナリティを揃えてずっと喋ってるのに、これを聞いてもらえないなんて本当に残念だと。
もっと言うと、それを聞いてもらわないと商売にならないっていう事情も当然あるんで。
一つはラジコっていう仕組みが技術的にも実際にサービス的にもできましたとかね。
なるほどね。
全部ちょっとずつやっぱり時間かけて変わってきてる感じするよね。
日本のポッドキャストでさ、こんな2時間3時間っていう番組ないよね。
ポッドキャスト版は、あずみさんの番組はダイジェストになっちゃってるからね。
毎回オープニングが多いけどもオープニングじゃないところだけを切り取って出してるっていう場合もあるけどね。
そうだね。やっぱりそれもポッドキャストはちょっと短くしないと聞かれないよっていう判断もあるんだろうね。
どうだろうね。そこを聞いてみたいところだけども、最初から2時間半とかかかれると聞かれないかもしれないけどね。
どこの人にどうやって伝えたいかっていうのがどんどん変わってるからね。今後フルフルで出してくるのかもしれないし。
フルを聞きたかったらラジコで聞いてねっていうたてつけに今のところなってるからね。
そうだね。
プロの影響
さっきランキングのサイト見てたらさ、ラジコもカテゴリーになってるっていうのが時代だなって思ったんだけどね。
ラジコってポッドキャストじゃないからね。
でもユーザーからしてみれば同じような感じでポチッとやれば聞けるみたいなね、そういう器だから。
いや面白い時代になったもんだよなーっと思ってた時に、リアルのラジオのインターネット版をカデリンが聞くっていうのがなんかね、覚醒の感があるんだよね。
なるほどね。これさ、ポッドキャストのランキングもさ、ラジオ番組多いもんだよね。
多い。その主な理由はやっぱりプロが喋ってる、プロが作ってる番組の形式であるっていうところが大きいと思うんだよね。
そこでは音質はもちろんのこと、それ以外の構成だとかさ、パーソナリティの話術とかね。
うんうんうん。
言ってみればみんな話しかじゃない。
はいはい。
で、うちらがね、話しかっていうと、落語の人を一応思い浮かべるけども。
思い浮かべたところで、他にも話、話術、話芸っていうのを成り割としてる人っていうのはいろんな職種があるわけで。
そうね。
その最たるところがアナウンサー。
結構漫才師、コメディアンが活躍するイメージが強かったけどね。
そうね。
ジョー・ローガンもコメディアンでしょ。
そう、コメディアン。言ってみれば、ドナルド・トランプもそうじゃない?俳優じゃなかった?
トランプ何?俳優?
俳優、何だっけ?ちょっと見てみようか。
実業家でしょ、あの人は。
実業家なんだけども。
その前は俳優なの?
俳優とかもやってたんじゃなかったっけな。
昔ちょっとシュッとしてたし、ビジュアル良かったからね。
なるほどな。改めて今、ポッドキャストランキングを拝見してますけど、ほぼプロの顔ぶれじゃないですか。
まあ、プロが多いよね。どうしてもそうなるよね。
なるほど。やっぱりじゃあ、ポッドキャストっていうところも全部プロが接見するのかな?どう思う?これ。
まあ、プロが接見する中にアマチュアも入っていく余地があるっていう、そういうメディアなんじゃないかなとは思うけどね。
そういうプラットフォームか。
プラットフォームっていうとね、もうちょっと競技の意味になるかもしんないけども。
仕組みだよね。スキームだよね。
アマチュア。プロもさ、昔はアマチュアだったんじゃない?
まあ、もちろん。
ラジオ100周年じゃないですか。最初の頃どういうふうに、プロなんていなかった時代よね。
何をもってしてね、プロっていうふうになったか、そのきっかけっていうのはね、聞いてみたいところだけども。
イメージとしては、アメリカでこのラジオっていうのが商業に乗っかったっていうふうに思ってるんだよね。
なるほど。
もちろん欧米か。ヨーロッパとアメリカの間で、そのラジオっていうのをベースにした生活だとか商業、商売だよね。
それがかなり流行ったんだけども、その後でラジオの技術だとか認知度が一気に広まった大きなきっかけっていうのはやっぱり対戦だろうね。
戦争?
戦争。特に日本なんかも大正時代にラジオ始まったけども、みんなテレビがもちろんない時代で、大正時代にラジオが始まって新聞以外にマスコミはなかったわけですよ。
それが配達がいらないっていうメディアがボーンと電気的に可能になったって言ったらみんな取り合いだよね。
町内でラジオがある家が1軒しかないっていうところから始まって、2軒になり100軒になり、各家庭に行き着いたっていうのがおそらく昭和の初期。
なるほどな。ほんとおじいちゃんおばあちゃんの若かれし頃の世代だな。
そうか。トランジスタラジオが出るまでは1人に1台なかったのかな。だから戦後だよね。日本でラジオが1人に1台行き渡ったのは。
そうですか。
だからそれまでは国が何を言うか、世間が何を言うか、どんなヒット曲があるのか、どんな俳優がいるのか、どんな映画やってるのかっていう情報は全部ラジオから来たわけよ。
そうだな。
それで1日か2日遅れで新聞で来たわけよ。
だからラジオの音声っていうのほど、人を簡単に洗脳させることができるメディアっていうのはなかったから、それはやっぱり軍とか国家で使われやすいよね。
じゃあ、ますます素人ムーブとして、このポッドキャストっていう新しい媒体活躍させて、何か、なんて言えばいいんだろうなこれ、成功じゃないけど、何かを作りたいと思う人が何か作ったことになるフォーマットって何かっていうと、自分の熱中してることの発表会だよな。
新しいコンテンツの価値
ああ、まさしくね。いいんじゃないですか。
何かそう思うんですよ。結局じゃあこの今のランキングの面々見てさ、プロですね、っていうかもう俳優出てるのも俳優で有名人、その裏方を固めるのもバチプロ。
今ね、いろいろツールが揃ってきたから、素人毛が生えたレベルでも一人で自分が全部役をやるっていうのはできるけど、劣化版にしかなんないよなって思うんだよ。
同じスタイルでやろうとしたらそうなっちゃうだろうね。
そうよ、そうよ。
同じスタイルなら。
そうです。でもこの間、アズビさんのゲストにも出てたけど、昆虫大好き昆虫博士。昆虫好きだけど、大学に所属せずにフリーで研究者やってますみたいな。
なぜかと言ったら妻にあなたは組織に所属して活躍できる人間じゃないって言われたんで、私が金を出して養うからあなたは昆虫の研究だけに没頭してなさいって言われましたんでって言って、なんかやってんだけど。
アリの餌でチーズが見やすいしアリが好きでチーズを巻いて巣を特定したりするんだけど、自分はチーズを買う金もないんで、手垢をこすって手垢でそれをやってて、土の色と同化してるからちょっと見にくくてみたいなこと言っててさ。
何を言ってんだこの人はって感じで。
だからそういう人が手軽に配信できたりして面白い番組作れちゃうんだろうなとか思ったんですね。
それがポッドキャストの場合はもともとインターネットありきだから検索っていう強みを持ってるわけだよね。検索すれば出てくるじゃない。自分の必要なやつがね。
そうだね。昆虫とかってやったら出てくる。
データの作り方にもよって引っかかりにくいとかはあるかもしれないけども。
ある程度テキストを散りばめておけばさ。
この前も話してた陳列のコンセプトとかね。自分の生き様は陳列しとくよと。陳列しとけば誰かが引っかかってくれると。
小映ホイホイ。
小映ホイホイだよね。小映ホイホイも説明しといた方がいいんじゃないですか。カネリン的小映ホイホイの。
そうですね。自分の匂いを発するものをいろんなところに置いておくんですね。その匂いが好きな人が集まってきてくれるということで。それにこのポッドキャストは適してますということですね。小映ホイホイ理論ですこれ。
だからラジオっていうメディア1本だった時にはそういうことは全て不可能だったわけだよね。ましてや素人が発信するっていうことがそもそも不可能で。
その後にいろんなところに陳列をついでにしとくとか低コストでね。こういうことができなかったってね。
今はもう低コストも減ったくれもうほぼおまけの機能で全部はいはいこっちにもRSSではい行きますよはいはいはいみたいなね。じゃあメディアのSNSにもついでに切り抜きを上げておきますなんていうのが簡単にできるようになったと。
そうな。
それが簡単じゃなかった時代っていうのはもう企業でしかできなかったのでそこは大きな違いなんで個人っていうかね素人とかあとはコミケなんかに代表されるそのね企業のレベルになると面白くないような分野。
こんなにニッチでコアな頭いかれてるようなトーク思考を喋ったところで誰が聞くのよっていうのも数打ち当たるじゃないけども置いとけば必ず何人かはそれに寄ってきてくれると。
それだよねだからその要は商業主義に乗らなきゃいけなかった。
いけなかった。
コンテンツしか世の中に存在しないはずだった。
だった。
だけど無料でサクッとできるこういうプラットフォームができたから金儲け主義ゼロでも。
続けられる。
だからそこから新しい価値今までなかったコンテンツができていくと思うんですわ。
そうね。
ただ結局でもあまりにもさ素人がじゃあボソボソ喋って何もなしでポンと出しても聞かれないかもねっていうのがあるから。
そうね。
あるのかなそれでいいっていうのがボイシーとスタイフのプラットフォームかな。
簡単にスマホ一つで発信ができるっていうその場を与えてくれたっていう意味では功績大だよね。
そうだね。
ラジオ番組の魅力
ましてや毎日喋るとかっていうさそういうスタイルをね続けちゃうような頭おかしいさ人たちがもう続出したわけだよねあれで。
そうだね。
頭おかしいよね。
頭おかしいよね。
やっぱりそれはつまんないコンテンツが大半なわけですかね。
まあそういう風になってきちゃうんだよねどうしてもね。
だから毎日毎日配信するっていうね目標を掲げてる人たちの大体の悩みっていうのはネタ切れになってくるんでループするじゃない。
俺なんかその典型だけどさ自分のねやってる範囲しか喋れないわけで。
だからやっぱああいうプロの番組でもゲスト呼んだりお便りで話すんだよね。
だからどんどんその新しいことを取り入れたりで範囲を広げたりねあと新鮮味を出したり味を出したり出汁を出したりねスパイスを加えたりするためにいろんな人を混ぜながらねやっていくと。
その専門に企画してる人なんかもねいるわけで。
やっぱそういう企画力だよね。
面白い人連れてきましたっていうのもそういうゲストで来るぐらいでその面白い人がレギュラー番組で毎週やってますっていうのはもって1年かっていう話になっちゃうのかな。
なっちゃうよね。
聞いてらんないみたいな。
だからそう考えるとさあずみさんの20年続いてる番組なんてさもうモンスターもモンスターだよね。
でもやっぱり聞いてて思うのはさ話のネタを提供してるのはあの人じゃないね。
そのお便りをネタに面白く喋れるっていうことだよなって思ったり。
お便り来たときにねこれそうですよね実はねちょっとこういうことでここ取材したことあるんですけどみたいなその経験もさ死ぬほどあるじゃない。
極穴だからさ。
広げられるよね。
めちゃめちゃ行動してるわけだよね。
で外に言えないような苦労はほとんどだろうけどもああいうリアルで喋ってるときにポンと出せる経験がむちゃくちゃ積み上がってるっていうのはもうこれは絶対他には真似できないレベルにある違いないよね。
引き出しの数っていうのかな。
そうね。
引き出しの数とあと引き出しの引っ張り方とかあと引き出しを組み合わせてそれを同時にアウトプットする能力とか。
これ日々やってないとね。
アナウンス作業を日々やってないとあれだけすんなりは出てこないよね。
じゃあ日々配信してる人は日々アナウンス作業やってるぐらいの気持ちでやったらレベルアップしてくだろうね。
まあそういうことになる。
じゃあそういう意識で今日からやらせてもらおうと思ってます。
はい。
なんかさ、共通して言えるのはさ、暗いトーンでいいことはないなって思う。
明るめにしたほうがね。聴く側も明るく聴けるからっていうのはあるんだけどね。
素人番組とプロ番組の決定的に一瞬でわかる違いって明るさだと思ったりするんだよね。
なんか暗い感じでボソボソ喋ってても聞きにくいだけだけど、
プロはとりあえず声はっきり聞こえるし、雰囲気は明るいよねっていう。
それは思うし、それだけでも、表面だけ真似するだけでもだいぶ聞かれやすい番組なんじゃねえかなって思ったりしますわ。
なるほど。
僕も聞い抜くとどんどん暗くなるからね、いつもね。
だんだんディクレッシェントしてっちゃうな。
今日もやっていきましょうみたいな。
乗っけから離脱みたいな。
そうそうそうそう。
ということで、今回はあずみ新一郎さんのラジオ番組、御長寿番組、日曜天国。
そこからちょっとインスピレーションを受けましたというか、勉強させていただきましたっていうお話をしました。
ポッドキャストの考察
勉強になりました。
いやー、ありがとうアビブ。
いやいや、勉強をさせてもらってます、こちらも。
なんか、リスナーさんも面白い好きなラジオ番組あったら教えてください。
たくさんラジオ番組あるからね。
だからこのまま行くと僕はあれがラジオ番組だっていう頭で生きちゃうんでね。
5万とありますよ、ほんと。
それこそオールナイトニッポン全部聞きますかみたいな話だよね。
オールナイトニッポンいいね。
オールナイトニッポン全部聞くだけでもすごい大変だよ、あれ。
ちょっとこの間まで少し聞く習慣できそうだったけど、ちょっといろいろあって聞かなくなっちゃったんですけども。
あの件はあんまり言いたくないらしいからね、今度落ち着いたら聞きたいですけどね。
言わないことだけ決めてます。
わかりました。
はいはいということで。
この番組では毎回ポッドキャスト配信にまつわるあれこれをフリートークしていきます。
お聞きのポッドキャストスタンドでフォローしてください。
星5評価もお願いします。
感想は匿名の質問箱。
またはハッシュタグ。
ポッドキャストわかんない。
で呟いてくださいと。
ちょっとお便りいただけるとラジオっぽいことができるかもしれませんな。
お便りお待ちしてますよ。
はいはい。
それではまた次回お会いしましょう。
バイバイ。
31:47

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