1. M&M of A St.【ミスメラ】
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2024-10-16 40:44

なぜ虎に翼が好きなのか2 Feat.かえさん fromのらじお

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ミスメラ
山山さん、好きだった話とか、印象に残った話とか、ありますか?記憶に残ってるみたいな。
話が記憶に残ってるっていうより、終わった後の反応がすごい印象的だったっていうのが。
終わった後?
SNSとかの反応?
あ、みんなの感想みたいな?
はいはい、そんな感じです。
チェックしてたんですか?結構毎回。
いや、そこまで追ってないですね。
でも、いくつか見たら自然に流れてきますもんね。
そうなんですよね。
アルゴリズムで解析されて、こういうのが好きなんだろって言って、虎に翼ハッシュタグずっと流されてたんでしょ?
そうですね。
有名そうな人は見てたみたいな感じです。
毎回投稿してる人いましたよね?私も何人か。
もうアカウント朝ドラ専用にしてる人も多分いるんですよね、虎に翼だけじゃなくて。
あー、そっかそっか。朝ドラ勢がいるのか。
そうそう、朝ドラ勢がいる。朝ドラ勢はずっといるんだけど、やっぱりこの虎に翼で朝ドラを見て感想を書く人っていうのがかなり爆発的に増えた印象がありますね。
いやでも、なんか言いたくなるもんな。ここがこうだったとか、自分だったらどうとか。
近い経験がある人とかもたくさんいただろうし。どんな感想が印象に残ってるんですか?
尾高先生の、なんだっけ、大輪好きみたいな。
あなたは渡さない問題のやつ。
中村あたるさんが出てた、トランスジェンダーの役で、役でというか本人もそうで。
おにぎり握る会みたいな。
みんなでおにぎり握ってた会。その時の感想が印象的でした。
尾高先生のやつがすごい大激論になってたのはすごい覚えてるんですけど、
トラちゃん花束渡さなかった問題に肯定派と否定派がすごい分かれた。
中村あたるさんが出てた会は何がそんなに印象的だったんですか?
結構批判的なことを言ってる人たちが、アカウントのプロフィールみたいなのに、
結構フェミニストって書いてる人が多かったりして、それが印象的でしたね。
批判的っていうのは、中村あたるさんは自分自身もそうだけど、
MTFっていうのかな、体男性で女性の心を持っている人。
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みなりも女性に近づけている、女性らしい女性用の着物を着て髪を結って。
で、あの会は、性的マイノリティの人たち、中村あたるさんがやってた役の人もだし、
トドロッキさんがゲイだったから、トドロッキさんとトドロッキさんの恋人の男の人とかで、
みんなでおにぎり握る、戦争孤児?戦争孤児にないのかな?
わかんないけど、そういう弱い立場の人たちにボランティアで渡すおにぎり握るっていう会のやつ。
で、寅ちゃんが、自分がそういう人たちにあまり触れてきてないから、
もっと知りたいって言って、その会に誘われたんですよね、トドロッキさんが。
じゃあ、この会においでって言って。
で、一人ずつ自己紹介してもらってっていう会。
で、フェミニストの視聴者は何て言ってたんですか?
多かったのが、まあ別にみんながみんなあれってわけじゃないですけど、めちゃくちゃトランスヘイトだったなっていう。
あ、そうなの?あー、なるほどね。
今はもう虎に翼じゃなくても、その論争みたいなの、なんかもう平行線って感じですもんね。
うん。
うん。
トランスジェンダーの人。
その私もまあ、毎回ちょこっと見てたんですよ、感想を。
でもその時だけ、今まで見てたのかなみたいな、人たちの感想とか流れてきたから。
だからなんかまあ、すごく乱暴に、乱暴な言い方だと自覚して言うと、
私はフェミニストだと思っている人が、女性の権利っていうものを侵害する人としてトランス女性みたいなものを見てるみたいな問題があるよね、みたいなことですよね。
なんかそういう時によく見る人たちが、わーって湧いてきてて。
あの回の時に反応したっていう感じだった。
そうですね。感想をすごい見かけて。
今まで虎に翼の話してなかったなーって思いながら見てました、私はその人たちのこと。
山下さんはそこが印象に残ってるってこと?
作品自体もそういう話じゃないですか。
その脚本家の人のインタビューとか見てても、マイノリティに対していろんなマイノリティがいてっていう話をずっとしてるわけじゃないですか、作品でも。
そういう話じゃんみたいな、そういう話をしてるじゃん、ずっとっていう作品的に。
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それは穂高先生の花束を渡さないでも、そういうことにしないぞっていう話じゃないですか。
なんか虎に翼、すごい気をつけてたんだろうなーって思うのは、論争が起こるであろうことを投げかけて、結局結論を出さなかったことっていっぱいあったと思うんですよ、話の中で。
どっちがいいとも悪いとも言わない、この後どうなったかも教えない、みたいなことが山ほどあったと思うんですけど、議論が起こる、議論を誘発するみたいなことを良しとしていたと思う。
そういう印象がありました。穂高先生の件とか、いろいろあったと思うんですけど、
あのミサイの話とかも、結局ミサイがどうなったのか、ミサイの周りの人たちがどうなったのか、ミサイは一体どういう人間だったのかみたいな、最後の方にまたちょっと繰り返されたけど、
問いを投げかけるみたいなことが多かったなと思います。結論を出さない。
でも実際、生きてたらそういうことの方が多いじゃないですか。真実みたいなものはわからない。
法律で決められることと決められないことと、判断できることと判断できないことと、法律に欠けられることと欠けられないことみたいなのがあって、議論し続けることをやめないみたいな、
簡単に結論を出さないみたいなことがあるのかなって思いました。
その話をしたっていうこと自体にすごく意味があるっていう話が多かったなって私も思ったかも。
どうなったとか、いいとか悪いのはこうですみたいなっていうよりは、この話をしましょうといって話を始めて、さっき茅さんが言ったみたいに結論はないけど、そのことについてちょっと心に残るみたいな、それも良かったかな。
なんか私、すごい前に、すごくフェミニズムをテーマにした映画を見たことがあって、テニス選手の話だったんですよね。それで最後テニスの試合で男性選手に勝つみたいな、女性の選手が。
確か女性のテニスプレーヤーの地位向上のために貢献した人の映画だったと思うんですけど、最後その男性プレーヤーに勝って、うわーってなって、勝ったぞ勝ち取ったぞみたいな感じで、ヒロイックに終わる映画だったんですよ。
ただヒロイックなだけじゃなくて、物語の中で起きた問題とかが最後に切なく残ったりとか、余韻みたいなものもあったんですけど、結末としては勝利を勝ち取ったみたいな感じだったんですけど、なんかそれ見たときに、しっくりこなさみたいなのがあって。
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じゃあ果たして現実ってこんな風に、よし勝利を勝ち取ったぞーってなるのかなーみたいな、ならないよなーってすごい思っちゃって。
うん、続いていきますからね、人生は。
そう、なんか逆に虚しくなっちゃったんですよね、その時。あーこれって物語なんだ、みたいな気持ちになっちゃって。
面白かったけど、なーてんてんてんって思っちゃったんですよ。でも逆に、逆にというか、この話はしましょうって言って、結論が出なかったりとか、これが正しいとか、劇的に現実が良くなるみたいな話じゃない方が、そうだねって思える。
穂高先生と寅ちゃんも結局どっちが良いとか悪いとかじゃない終わり方だったかすごい良かったと思うんですけど、日を跨いで花束渡さない事件と、その後もう一度寅ちゃんと穂高先生が退治するシーンがありましたけど、
それぞれにそれぞれの思いがあって、それぞれの正義なんていうか、方針というか、背負っているものみたいなのがあって、それをその場限りだとしても無限にできない、なかったことにできないっていう場面だったと思うんですけど、
お互いどちらかが折れたり考えをすり合わせたりしないまま、私たちはお互い違いますねっていう、私たちは全くお互い違うしそこはやっぱりひるがえせないんだけど、それこそそれぞれの人生を生きていきましょうっていう感じだったのが良かったと思うんですよね。
でも白黒つけたい人たちがあれにすごいイライラしたんだろうなって思う。結局どっちなんだよみたいな。謝るのか謝らないのかどっちが謝るんだよみたいな人たちはあれはすごいイライラしたろうなと思いますけど、あれはどっちも謝らなかったのが良かったと思う。最終的に。
小高先生の分かってなさ加減とかもすごい絶妙でしたよね。最後、謝りにというか、愛に来て、その時トラちゃんにかけた一言とかちょっとずれてるなっていう感じののがすごいリアルだった。
でも実際そうだと思う。じゃあそこであなたの言う通りですってなるとは思えないから、現実。あれはそうだよねって感じだった。
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人間の多面的なことが嫌なのを良しと知ってると思うんですよね。小高先生のここはすごく尊敬できるけどこれだけは絶対に許せないみたいなことがあってもいいじゃんみたいな感じだと思う。この人のことが好きならば全てが善でなければならないってことはないでしょっていう感じなんじゃないかなと思いました。
尊属殺の議論が最初に小高先生が審査員みたいな時期にあった時に小高先生だけが尊属殺を認めない立場を取ったとかいうことはずっとソラちゃんやっぱり尊敬してたっていうか部分。
そういう尊敬する小高先生の部分と自分の子たちのことは甘だれの一滴だと言ったことが許せないという気持ちは全然両立するっていうのが良かったと思うんですよね。そうだよねって感じ。小高先生のことを尊敬するのであれば花束を渡せっていうことじゃないよねって感じ。
現実それが本当に実生活で起こったらさっさと渡しちゃえばいいじゃんって思うかもしれないけど、あの作品はそういうことをテーマにしていたからみたいな。でもそういう議論が起こるのは面白かったですよね。
やっぱ渡しちゃうっていうのがセオリーなんじゃないかなと思うんですよね。でもそうじゃない感情もあるっていうところ、そっちにフォーカスしてるっていうのが。
あとはまあ、SNSの感想はまあそれはいろんな人がいるよねとも思う。いろんな、それこそ本当いろんな人がいろんな立場からいろんなこと言ってるから。
あの私やっぱヨネさんの話はめっちゃしたくて。ヨネさんっていうキャラクターもすごいなかなかいない人。でも確かになんかこういうタイプの人っているんだよなみたいな。物語にはなかなか出てきづらいけど。
最初の頃は私、最初の頃学生時代とか特にあとトラちゃんと道を違えるところとか、ヨネさん本当に言ってることは本当にわかるけどすごく厳しいなーって思ってたんですよ。
なんかその厳しさみたいなのを残したまま、最後の方はこう、もともとあったヨネさんの優しさみたいなのがこう、うまく大きくなっているところが書かれているのも、私は結構感動したっていうか。原爆裁判に証人として立つか立たないかっていう話だったかな。
なんかその、どの地獄に向き合うかはなんかその人次第だみたいな感じのことを声をかけてたんですけど、本当にそれがヨネさんってすごいって思って。
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なんかその丸くなり方みたいなのがすごく上手だったなというか、芯のところをブレさせないまま彼女の成長を書いているのがすごくて、個人的にはやっぱ第二、あーでもどっちかな、花江ちゃんかヨネさんが第二の主人公かなって思いながら見てたんですけど。
ヨネさんの厳しさっていうのは、自分に対する懲罰だったと思うんですよね。
どういうことですか。
ヨネさんの厳しさっていうのは、女の格好をしない、別にトランスジェンダーとかじゃない、女性だけど、男性の格好をして女性的な振る舞いをしないっていうのは、第一にまず優格的なところに売られようとしていたところを逃げ出した。
で、その時に髪を切って、女性的な魅力みたいなのも削いだっていうことと、それでその東大、カフェ東大に転がり込んで、お姉さんが何かトラブルに遭った時に、お姉さんを助けるために弁護士みたいなのに何かたぶらかされて、体を一回、そうやってはっきり書いてないけど確実に体を一回その人に許した。
あった、はい、ありました。
で、それによって結局、弁護士がうまくやって、お金をもらったんだけど、自分も。
そういう評判が立っていられなくなっちゃって、男と駆け落ちした。で、結局妹と離れることになったから、自分を責めたと思うんですね。
自分は斧を捨てると決めたのに、体を打って、しかもそれによって、助けるはずのお姉さんを反対に窮地に追い込んでしまった。
で、そこですごく絶望している時に、法律をこのお金で、床にお金をたたきつけようと思って、このお金でみそぎをしようとしたと思うんですよ。
それが法律を学ぶことだったと思うから、ヨネさんが。
自分があの弁護士と、自分の中にいる体を許してしまった悪い弁護士みたいなものに、自分の中のその弁護士と対峙して、それに勝つためには、
同じ土俵に立つにはやっぱり法律を、自分がその武器を手に入れるっていうふうな結論で、法律を学び始めたっていうような書き方だったから。
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トラちゃんとか、その頃、ヨネさんや周りはみんなそのお金持ちで、好きで法律を学んでいる人たちっていうふうに見えた時に、
自分はこの人たちとは違う。自分には罪があって、その罪を、食材のために法律を勉強しているっていう多分つもりだったから、
遊んだり楽しくしたり、旧友と友達になったりするような立場じゃない自分は罪を償っているっていう気持ちだったと思うんですよね。
それがヨネさんの厳しさだったけど、学生の時はだんだんとそれを受け入れるというか、仲間っていう意識をだんだん持てるようになって少し和らいで、
その後大人になってからのっていうのはやっぱり仲間がまたさらに増えたんだと思う。
自分が一人で抱えている問題っていうか、懲罰的なところからそどろきさんだったりとか、戦争孤児とか、同じように孤独とか、
罪を抱えながら生きている人たちに囲まれて、ちょっとマルクというか、だんだん一転、狭かった視野が広がっていったっていう感じの表現だったのかなって思いました。
その視点でいくとやっぱり少しずつ自分を許せるようになったみたいなところもあるのかな。
なんかそうありましたね。なんかちょっと忘れちゃった。弁護士からお金もらうとこ、あ、そういえばあったわって。
それでなんか許されるっていうよりかは、みんながそれぞれそれぞれの地獄を抱えていて、
それぞれ自分に弁護士、身体を許した弁護士とか、自分を売ろうとした父親とか、自分の中の敵みたいな、自分の中の地獄みたいなのをみんなそれぞれが抱えているんだということがだんだんわかるようになったということかなと思いました。
そしてそれがヨメさんの言う、どの地獄を選ぶかっていう話なのかなって。みんなそれぞれ、どれを選ぶかだけであって、みんなそれぞれにあって、周りから見ても全然わからない家族のお遊びだと思っていたけど、
リョウコさんにはリョウコさんの地獄があり、お気楽な、なんかいいとこの娘だと思ったトラちゃんにもトラちゃんの信念がありみたいな。みんなそれぞれ、自分だけが大きな地獄を抱えているって思ってたからあんなに懲罰的で固くなったけど、みんなそれぞれにあるっていうのがだんだんヨメさんにわかるよう、見えるようになったという感じなのかなと思いました。
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トドロキもだし。
私にはやっぱすごいヨメさんの怒りみたいなのが可烈に感じちゃったんですよね。すごくずっと。だから厳しいなって思ったんですけど、自分のしてきたこととか立っている場所が許せない。なんかそうだなって今なりましたね。
時は存在感あったなって思う。
かなりなんか繊細に描かれている人物の一人だと思う。で、多分すごくトラちゃんと決裂した時っていうのは、見えなくなって、そのトラちゃんの戦っているものみたいなのがもうあやふやになっちゃったから距離を取ったんだと思うんですよ。そのヨメさんの中で裏切られたという気持ちになったと思うんですけど。
で、虎に翼すごいなって思うのは、そこから明確な仲直りをしていなくて、トラちゃんと。謝ってるけど、トラちゃん謝ってる、そっちは謝ってるけど、なんか、はい、これで仲直りみたいな瞬間全然なくて、時間が解決したみたいな感じだった。
物語の中で時間が解決したみたいなのをするのすごい難しそうだけど、絶対なんか何かがあって、深く語り合ったりとか、なんかセンセーショナルな何かがあって、すごいギクシャクしてた人たちが手を取り合いましたみたいなことをすごく描きがちだと思うんですけど。
簡単だから、簡単っていうかわかりやすいから。
そこを物語のドラマにしやすいですからね。
それをせずに、なんとなくなんか最近ヨネさん、トラちゃんに対して心を前ほど閉ざしてないなみたいな感じにして、結局最後まで、きっちりここから仲直りしましたみたいなところがわからなかったのがすごいなと思った。
それは広祝さんも思った。もう会わないとかすごい言ってたのに、もう私は韓国の名前を捨てたからあなたに会わないみたいなのに、なんかじわじわなんか近づいてきて、みたいな感じじゃなかったですか?ヒャンちゃん。後半のヒャンちゃん。
そうですね。だんだん家から出るようになって。
そうそう。で、なんかあれ?なんか会うようになってるみたいな。あれもなんかすごく自然。まあでもこうそうだよねって感じでよかったんですよね。
あれもどこかでヒャンちゃんがやっぱり私はみたいにしちゃいそうじゃないですか。
うんうんうん。
でもそれをせずに、なんかあんなに固くなり合わないって言ってたのに、なんかちょっと来てんじゃんみたいな感じになってたのがすごいなって。なんか弾力があるなと思いました。物語に。
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心が固くなってる時と、そうじゃなくて、だんだんと変化していくのって、実際はグラデーションですもんね。
で、多くの場合は特になんかものすごい感動的な物語があるわけじゃなくて、本当にだんだん意思が削れるみたいな感じで、許しみたいなのが自分の中でできていって、確かにそういうところもすごいリアルだったな。
確かにそれはロングスパンでやれるドラマだからこそできたことかもしれないと思いました。
積み重ねられますもんね。
長い期間を表現しているし、実際放送も15分ずつだから、期間が長いから、こっちもそれの感じについていけるっていうか、あれ、なんか最近なんかよく来てんじゃんみたいなとか、
1時間の中で起こったら、え、なんかさっきまで一緒にいたのにみたいになりそうだ、一緒に絶対に会わないとか言ってたのになりそうだけど、私たちの方でも結構期間が空いてるから、先週とかだったらしたら、なんか先週よりちょっとよく会ってんなみたいな、それ面白いなって思った。
映画だと難しいですよね、それ。1時間の間で30分前までめっちゃ喧嘩してたのに、もうなんか会うようになってるみたいなの。
実際の時間が1時間で、1年後とか言われて、確か1年後なんだけど、ちょっとあまりにも急な感じが抜けきれないと思うんだけど、なんか時間が解決したんだなみたいな感じが表現されててすごいなと思いました。
そういうところがリアルだから、すごく言葉にするとかっていうところも。
うんうんうんうん。際立ちますよね。
その辺はすごく繊細に描いてるからこそなのかな。
でもそういうやっぱ、ああそうだよね、現実ってみたいなところがあるから、納得できるんですよね。
いろんな部分が。
で、いろんな登場人物の人生に見てるこっちが納得できるから、その人たちの言ってる主張みたいなのも入ってくるっていうか。
なんかでも、私朝ドラロス結構なるんですけど、やり切ったって感じの方がすごく強くて、あんまりロスにならなかったです。ドラに翼。
へー。
全て見終わったぞって感じの方が強かった。大満足って感じ。
でも私もそんなに寂しいっていう感情はなかったな。最終回結構泣いてぐしゃぐしゃになっちゃったんですけど、私は。
でも自分の人生に物語が溶け込んだ感じがすごいしたので、ロスはなかったな。
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ただ朝ドラが私の生活リズムをちょっと整えててくれてたとこはありました。
ああ、ルーティンになりますからね。
なんかすごい改めて、やっぱり良かったなーってなってます今。
もう一回見たらどうですか最初っから。
見たい。
そう、言葉ではっきり書くところと、ラストみたいな、なんか、この物語私の人生に溶け込んだなーみたいな、足元と繋がったなーみたいな、ちょっと情緒的なというか、抽象的な表現みたいなの。
そうですね、なんかこれは私の物語だって強く思える作品だったし、それが、私はXをやっているので、X見てたら、山本さんも言ってたけど、ハッシュタグの感想ツイートがすごいいっぱいされてたから、
なんか、あ、同じようにこれは私の物語だと思っている人がこんなにいっぱいいるっていうのが可視化されて、なんか、あ、これは私たちの物語なんだって感じてたんですよね、結構。
で、それがなんかこう、すごくなんとなく連帯感みたいなものになってたから、テーマもこう、連帯っていうのはテーマとして絶対あったと思うんですよね。
立場の違う人たちが連帯するっていうのがすごくあったと思うから、なんか、あ、連帯できるかもしれないっていう、なんかその希望まで持てる気がするっていうか、私たちもできるかもしれないみたいな気持ちさせてくれる作品だったと思いました。
言いたいことは今出てきました?
さっき千尋さんがSNSの人っていうかいろんな意見があるからねみたいな感じでまとめてくれたんですけど、だから余計なんか思いますよね、なんつーか。
いろんな立場でいろんな人と連帯できるっていう話も、てかそういうこと書いてんじゃんって思うんですけど、なんか全然伝わってねえなみたいなのがそういうのを見ると、何を見てんだっていう。
でも同じ作品見て、やっぱりみんなが同じ方向を向くっていうのはやっぱりそれは難しいと思うけど、議論が起こることがきっと大事だから、あれを見てパッシングしたりする人みたいなのがいるっていうのが見えたっていうのも結構意味があるかなと思いますよ。
あ、こういう人もいるんだなみたいなのは。それがなかったらわからないし。
全然関係ないんですけど、最近すごい思ったのが、周りの人ってあんま怒ってねえんだっていう感じで。
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すぐ怒っちゃうんですよね。怒っちゃってかムカつくんですよね。
どうしても、そういうことじゃねえじゃんみたいなのが目に入ってくる。
トランスヘイトの話も、自分めちゃくちゃちゃんと知ってるわけじゃないし、男だしっていうのもあるけど、フェミニズムみたいなのを誰かを攻撃するための武器に使ってるなって思うと、そういうことじゃねえじゃんって思っちゃったり。
確かに、そういう意見が炙り出されるというか、見えてくるのはまたそれはそれでっていう話なんだなっていうのは、なるほどな。
そういう意見が炙り出されて、その人たち、炙り出されたことによって違うよということが伝わればいいですけどね。
なんていうか、それが。
私はなんか、何かしら結構議論起こりがちじゃないですか、SNSって。
そういう時に、自分ってこうだったんだって気づける。
SNSの議論に自分が入ってるか入ってないかは別として、例えば同じことが会話の中で起きたら、誰かと。
その時に自分はこう思ってるかなって言えるみたいなのが、大事って言っちゃうとあれだけど、自分の中ではそこを結構大事にしてるかもしれない。
いろんな意見があるよねっていうのは、こういう人たちもいるんだと思い、それに対して自分でこうだったんだって思っているかな。
それをするのがすごく難しいし、自分が違うこの人の意見に対して疑問を持っているということをはっきり示したり、自覚する合言葉みたいなのがはてでしたよね。
すごい便利な言葉だなって思った。はてっていうのとすんっていうのがすごくキーワードとして出てたけど、
はてというのかすんとするのかっていう、どっちを選ぶのかっていうのがすごくキーワードとして、
印みたいな感じで提示されてたのはすごい上手いなっていうか、便利な言葉を提案してくれたんだなって思う。
一遍はてって言ってみ、今はてという、自分はてという状態なのかすんという状態なのかみたいなのに、そういうこと、名前がついてってもらえたらわかりやすい、確かにみたいな。
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うん、確かに確かに、そうですね。
うん、だからすごい上手だなって、上手だなっていうか、すごい発明だなっていう感じでしたね。
あとは、はてって言わせることで、感情的なとこから一旦落ち着かせるみたいな作用もあるかと思うんですけど、
言語化させる、はてって言ったら言語化させるのがセットになってたから、あれは物語の中で。
それはすごく大事なステップっていうか、段階を踏み回せてるんだなっていう、大体のことが感情的になりやすいと思うんですよね。
山本さんの状態になるほうが多いと思うんですけど、は?みたいな。はてって言うよりは?みたいな。
そうじゃなくて、一回落ち着いてはてって言ってみましょうっていうことかなのかなと思いました。
でもね、でも原動力は絶対に怒りだったから、虎ちゃんも。物語の原動力も絶対に怒りだったから、
怒りを麻痺させてはダメだと思うんですけど、自分が怒ってるということは絶対自覚した方がいいし、
怒っていないことにしては絶対にダメだと思うけど、発露として感情的にするのか、はてというふうに持っていくのかみたいな。
感情的になりがち、怒りやすい、私も怒りやすいタイプの人間だから、怒りやすい人たちは感情的になりがちだけど、そこをちょっと表現をはてに変えてみては?みたいな感じかなと思います。
難しいですよね、でもね。は?って思ったら、もうは?って思うしかなくなりますよね。
そんな上手いことなかなかいかないけど。
いやでも、怒りを外に出すっていうのも結構難しいって私は思うんですよね。私は結構難しくて、後から怒りが湧いてくるタイプなんで、なんか瞬時に出てこないんですよね。
そうですよね。
だからこそ、こういう人もいるんだって一回受け止めてからの、自分でこうだ、自分の考え、感情ってこうだったんだ、からの、あれ、ちょっと怒ってるかもっていう。
そうですね、それもわかる。
順番だから。
だんだん整理されて、余計ムカつくみたいなのもあるし。
そうそうそう。
今のってこういうことじゃない?は?みたいな。なんか、怒ってもよかったんじゃない?みたいな。
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うんうんうん、そう。
しまったタイミングを逃したみたいな、二重のクリスタルみたいな。
私結構そういうことばっかり。なんか一回受け止めちゃったり、あははみたいな感じで流しちゃうっていう意味では、なんかこうスンってしちゃってる状態に近いのかもしれないですけど。
そう、だからトラちゃん頭が切れすぎだから、回転が早いから、気づくのが早いんですよ、はてって。
もうなんかその、なんかパソコンのなんかクルクルクルクルって回ってるやつが長いから、私は。
その、検索中みたいなのが長いから、なんか、検索ヒットしたときにはもう遅いみたいに。
そうですね。あと怒る、これはもう私に、私の話ですけど、怒るっていうことが本当に疲れるので、
だからこそなんか米さんに厳しいなって思うのも、なんかその彼女の怒りみたいなのをすごい感じて、
ベタな言い方ですけど、すごい心が疲れちゃうみたいな状態になりやすいから、だから一回受け止めちゃうのかな。
でもなんか、言わなきゃいけないときに、私はこう思うって言ったり、
まあ、はてだけでも、はてって言うだけでもいいのかもしれないけど、
ここに違う人間がいますっていう、存在証明だけはしようみたいな気持ちは強くあるんですけど。
まあ、あんなにうまくいかないよね、毎回毎回。
かなちゃんみたいに、すぐはてと思って、それを伝えて、みたいなとはなかなか難しいけど、
あれに勇気をもらって、10回に1回ぐらいできたらいいかなって。
体調とかもあるし、みたいな。
いや、やっぱいいな。
そうして、隙のなさみたいなのが改めてよくわかるっていう。
いや、すごい緻密だった。
主題歌の米津さんとかも含めて、なんかすごいなって思いますけど。
いや、米津さんはすごいですよね。どの主題歌もあんな感じだもんな。
主題歌曲人みたいになってるけど、今。
またお前かってちょっとなっちゃいますけど。
でも、多分絶対の信頼があるから、米津さんにやらせておけば間違いないみたいになっちゃってるから、
主題歌の仕事だらけなんでしょうね、きっとね。
繊細なところをすごい的確に拾って歌詞にしてますもんね。
かつ、それを抽象的な表現で歌詞にしてるから、
これは人気出るわ、みたいな気持ちで。
そうそう、ちゃんと曲としても聴かせてっていう感じで詩も凝ってるし、
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しかも作品の世界観ともあって、サビもいいしみたいな、キャッチーだし、みたいな。
もう、だからみんなが今、映像作品を作ってる人みんなが読んでるから、
すごいな。
多分その世界観に合わせることに、きっとあんまり抵抗がないのに、
ちゃんと米津さんの世界観になれるみたいなのがきっとすごいんだろうな。
あの映像作品の世界観に合わせて、
私一応あれなんですよね。
印象に残る話1,2,3とか、好きな登場人物1,2,3とか、
1,2,3とか1,2,3とか、
1,2,3とか、1,2,3とか。
1,2,3とか1,2,3とか。
これって多分、どんな時に、
私、一応、あれなんですよね。印象に残る話1,2,3とか、好きな登場人物1,2,3みたいな感じで書いてたんですけど、全然その通りに話さなかった。
好きな登場人物1は何ですか?
ヨネさんです。
ヨネさん。
ヨネさんと、のどかと、花江が好きでした。
なんかね、いろんなタイプの女の人が出てきてすごい。
そうだよね、こういう人もいるよねって。
毎回毎回いろんな人が出てくるたんびにそういう風に思えたのがすごい。
それもすごくよかった。好きでした。
ぐらいかな。
あとは山本さんがうまくやってください。
今日、室さんいないね。
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