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ジョルジュでキリコテンに行ったんですよ。
前に話したやつだ。
前にミスメラでも話題にした、chiroさんと一緒に行くのを何となく断られたっていうジョルジュでキリコテンなんですけど。
言い方悪いな。
別にそう言うんじゃなかったですか?
うん、違いますよ。
ごめんなさい、間違えました。
はい。
chiroさんが落下の王国を勧められたっていう絵は、谷間の家具っていう絵ですね。
そうです、そうです。
多分これだなって思いました。
でも、2つ思って、chiroさん、この置いてある絵の中で谷間の家具が一番好きなんだって思ったのと、
この谷間の家具を見て、落下の王国が好きなんですねって思いつくのすげえなって思いましたね。
本当にそう思います。それは本当に思う。
よくその映画にたどり着けるなって。
で、かつ言われたら、なんかちょっと通ずるものあるっていうのはすごいしっくりくるんですよね。
そうそうそう、なんか落下の王国で、確かにこういう感じのシーンあるなって思ったんだよな。
なんか、処刑されそうになるシーンとかって多分その感じだったんだよなと思って。
だだっぴろい外のところに家具みたいなのが置いてあるっていうシーン、確かに落下の王国であるんですよね。
うん、しかもなんか処刑されそうになるシーンって、こう砂漠みたいな感じじゃなかったですか?
そうそうそう、砂漠みたいな感じだった。
で、谷間の家具は、そういうちょっと高齢とした場所に家具が置いてある絵なの。
言われてみれば共通点あるんですよね。
そうね。でもパッと出てくるのはすごい。
もうなんか、一瞬で、え、好きって思っちゃった、その人に対して。
なんで谷間の家具が意外に思ったっていうか。
落下の王国を思い出させるような絵っていうのが谷間の家具だなと思ったんですよ。
でも谷間の家具が好きってどういうことだろうって思った。
ちろさん、あの絵が、他にもいろいろ絵があったと思うんですけど、なんで谷間の家具が好きだったんですか?
え、難しいな。バランスかな。
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バランス?
うん、全部のバランスがかっこよかった。
これ、ポッドキャストやっといて、あれなんですけど、
あの手の絵を、どこが好きなんですかっていうのを、ちょっと言葉にできないかも。
まあ、そうですよね。
あの手の絵って、言葉にできないものだから、絵になってるんじゃないかなって、ちょっと思うんですよね。
それを受け取って、あ、いいなって思ってるから、ちょっと私の語彙力がないっていうのもあるかもしれないけど、受け取ったものを、ちょっと言葉で言えないかも。
そうか。
うん。
聞いてすいません。
すいません。
で、なんか展覧会自体はあれでしたね、ジョルジュ・デ・キリコの制作場所みたいなのによって絵が創造されてて、
うんうん。
初期の絵っていうか、自画像の時代みたいな感じが一番初めで、
で、その後、キリコの代表的な絵のイタリア広場っていう、イタリア広場シリーズみたいなのの絵があって、
うん。
で、その、なんていうか、挿絵のとかをやってた時代のとかがあって、
うん。
で、その、イタリア広場みたいなのは刑事上学絵画って言われてたんだけど、その刑事上学絵画が他のルノワールとかの影響を受けた時代、他の画家の影響を受けた時代から、
うん。
最後、裁判年、また刑事上学絵画みたいなのを、第2期というか、晩年の超刑事上学絵画みたいな時代みたいなのがあるよねっていうので、
うん。
展示でしたね。
うんうんうんうん。
僕は、やっぱ昔、昔ね、キリコ展見た時は、イタリア広場の絵しか印象がなかったんですよ。
うんうん。
だから、僕ずっと、ジョルジュでキリコ好きだって言ってきたけど、
うん。
僕は、キリコのいろんな絵を見た結果、僕はイタリア広場が好きなのであって、あんまり他の時代の絵好きじゃないなって思いました。
へー。
うん。
それはなんでですか?言葉で説明できますか?
うーん、なんかね、やっぱイタリア広場の光の感じが好きなんですよね。
うーん。
イギリスで描かれた絵とかって、やっぱなんかそのヨーロッパの、僕ヨーロッパよく知らないから適当なこと言いますけど、
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うん。
なんか多分ヨーロッパの北側の光なんだろうなと思って。
うーん。
地中海っぽい感じが好きだったんだなって思いましたね。
え?イタリア広場は地中海っぽいんですか?室さんの中で。
地中海っぽい僕の中で。
へー。
なんか温かいところの光って感じがする。
へー。
暑いところの絵っていうか。
うーん。
でも暑いところの絵なんだけど、あの絵自体が暑くなさそうじゃないですか。
うんうんうんうん。
なんかそういう感じが好きだなと思って。
であと、僕がもう一つ印象として持ったのは、
ジョリジュデ・キリコってどうやら自分のこと結構好きそうじゃんって思いましたね。
あのー。
はいどうぞ。
自画像が多い。
自画像。
うん。
生涯で何百枚も自画像描いてるでしょあの人。
うーん。なんかそう描いてあったかな。
そんなことあるんだと思って。
あのー。
うん。
私は見てるときそうは思わなかったんですけど、
うん。
その、もっとイタリア広場みたいな視点の絵が多いかと思ったら、
うん。
そうでもなかったのは結構意外だった。
うーん。視点ってどういうことですか。
街を見てる捉え方みたいなことかな。
何だろう。あ、私の中で谷間の家具もそのイタリア広場側に属される。
あ、そうですね。どっちかというと。
そうですけど。
刑事状学会がですね。
そう。ああいうのをもっと見れると思っていたら、
そうでもなかったなーっていうのは確かに。
ねえねえねえ。それ思った。
ちょっと私今、図録見てます。結構忘れちゃってるなと思って。
17世紀の衣装を着た自画像っていうのがすごい良くて、
好きか嫌いかで言うと特に意見はないがいいんですけど、
うん。
めちゃくちゃ立体的に描かれてて、すごく浮いてるように見えるんですよね、絵が。
うん。
膝が、服の膝がすごい浮き上がってたり窪んだりしてるように見えるっていうか、
うん。
なんかこういう感じの絵も描けるんだ、この人と思って。
なんかこういう感じの絵も描けるんだみたいな言い方したらすげえ偉そうですね。
すみません。
キリコのイメージと違ったなって思ったってことですね。
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うん。
だから彫刻がすごい整ってることにびっくりしますよね。
ねえねえねえ。
そう、あれこの人こんな風に物事捉えてるんだって思って、
それと、あの、予言者とかマヌカンの絵とかのシュールレアリズム的な、
うん。
キュビズムですかね、的な捉え方、物の抽出の仕方があんまり合致しない。
でも、キリコの中でマヌカンってこの一体感があるものなんだなって分かるのが面白い。
そうじてすごいよかったな、僕。行ってよかったって感じ。
予言者と写真撮ってましたね。
予言者と写真撮ってた。
帰りがけのところにね、予言者っていう絵があって、
それのね、一緒に写真を撮れるブースみたいなのがあったんで、
カタ君で写真撮りました。
で、あのキャプションを読むと予言者っていうのはキリコ自身のことであるって書かれてたから、
もう事実上キリコと写真を撮ったも当然ですよ。
いい、そういうことできるのがいいですよね、絵って。
残されてる、その人が。
で、僕なんかテンション上がりすぎて、
複製画みたいなの買って帰りましたもん。
えー!
マジ?
イタリア広場、塔があるイタリア広場のちょっと大きいポスターみたいなのと、
あと絵ハガキ、予言者の絵ハガキと橋の上の銭湯っていう絵の絵ハガキを買って帰りました。
うーん、結構買いましたね。
Tシャツもね、ほんと買いたかったんだけど、
結構買いたかったんだけど、
一緒に行った人が本当に来ますかって聞かれて、
アッハッハッハッ!
って声が出た。
グッズ買うほうなんですか?
グッズ?
うん。
あのね、結構買うかって聞かれると、
うん。
たぶんグッズ買い人からすると、グッズ買う人の中ではあんまりグッズ買わないほうだと思うんですよ。
グッズ買い人。
グッズ買い人。
うん、いや、わかります。
グッズ買い人の中では。
うんうん。
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でも僕、グッズ好きで欲しいのは欲しいんですよね。
うん。
キリコってやばくて、この棚全部くれっていう感じだったんですよね。
うーん。
それを3点にまで抑え込んだ、ものすごい理性の力って思いました。
うん。
ズロクは買ってないですか?
ズロクは買ってない。
なんか、美術展のズロクって6、7千円しません?
え、そうだったっけ?
そうでもない。
なんか、キリコ展のズロクって3千円ちょっとぐらいだったと思うんですよ。
うん、安かったと思います。
なんか、ズロクとしては安いなと思って買いたいなと思ったけど、2種類あったじゃないですか、表紙が。
うんうん。
で、表紙が2種類あるのはなと思って。
え?
そこ?迷いどころ。
1種類しか買わないと後悔するなと思ったから、両方買うのやめました。
そういう、そういうやめ方なんだ。
そういうやめ方ですね。
えー、ウケる。
ウケますか?
うん、ウケる。おもろい。
うん、あとほら、あの、ミステリー&メランコリー・オブ・ザ・ストリートとか、なんか、その刑事場絵画の僕が好きなやつがあんま来てなかったから、
うん。
その好きな絵があんまり入ってないズロクになるなーっていうのも理由として。
あー、うん。
来てる絵しか入ってないでしょ、ズロクって多分。
そうですね。
うん、から、ちょっとなんか違ったなーって思いました。
私、グッズあんま買わないんですよね。
展示だったら、ズロクは買うけど。
オタクなのに?
そうなんですよ、そこちょっとすごいコンプレックスじゃないですけど、なんだろう。
なんかグッズ買って、何が手に入るのかみたいなの考えちゃう。
何が手に入るのか?
うん。
どういうこと?
美術展だったら、絵がすごい良かったなーってなるわけじゃないですか。
でも、パズルとかトートバッグとか、いろんなものが置いてあると思うんですけど、
そういうの買っても、絵が手に入った気にならないっていうか。
確かにね。
だから、ズロクは結構買うんですよ。
ズロク買ったら、いいなって思った絵を、後から何度でも見返せるから。
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で、ズロクが一番絵が入ってるから買う。
でもトートバッグは、1500円とか2000円とかで、絵が一枚しか手に入らないじゃないですか。
だから、買わない。
なんか欲しいものじゃないなって感じがする。
なるほどね。
そう、そういう感じで、いろいろグッズってたくさん出るじゃないですか。
アニメにしても、缶バッジとか。
でも、缶バッジの絵を買っても、キャラクターが自分のものになるわけでもないし。
例えば、原作の絵を切り取った缶バッジだとしたら、
最もかっこいい原作の絵っていう、一枚の絵がある中の一部分を切り取ってたりとかするから、
別にいらないなって思う。
なるほどね。
うん。
なるほどね。そういう感じなんだ。
何かが手に入らないっていうの面白いな。
考えたことがなかった。
じゃあ、僕たちは、リスナーのみなさんに、何を提供すればグッズ買ってもらえると思いますか?
え?なんだろう。
フットキャストのグッズだったら、グッズいらないかも。
え?
フットキャスト聞いてて、自分が得てるものをグッズにできない。
ちろうさんは何を得てるんですか?ちなみに。
なんかその人の頭の中。
じゃあ、僕たちの頭の中をグッズにすれば売れるってことかな。
ちろうさん、僕の頭の中がグッズ化されてれば買います?
むらさんの頭の中がグッズ化されて、それが例えばオルゴールのようなものだったとして。
僕の頭の中を美しいものだとイメージしていただいてありがとうございます。
いや、別に何でもいいんですけど。
オルゴールを回すことで、むらさんの思考が再現できるんだったらすごい欲しいけど、そうじゃないならいらないかも。
でも、ごくたまに定番のものが欲しくなる時もあるっていうか、例えばキーホルダーとかTシャツとか。
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それは自分の気持ちの盛り上がりと、いいものが出てるタイミングが合致した時。
定番のものは欲しくなる。
だから、突拍子もないものよりは、結局は缶バッジだったり、ラバキーホルダーとか、グッズっていう型でよくある定番のものが好きみたいな。
なるほどね。
なんか、ポッドキャスターは番組のシールを作りがちですよね?
あれ何なのかな?どの番組も作ってますよね?
うん、確かに。
だから、ポッドキャスター、ポッドキャストのファンである人は、いろんな番組のシールを並べて使えるっていうコレクション性が出るみたいなことですよね。
さっきの定番のグッズが欲しいっていうのはそういうことかなって僕理解してるんですけど。
だから観光地メダル、昔集めたんですよ、観光地メダル。観光地メダル分かります?
分かんないかも、今ああーって言ったけど。
観光地に、おたるとか東京タワーとかに行くと、東京タワーって書いたメダルがあって、それに自分の名前とか刻印できるんですよ。
わかった、わかった。
800円ぐらいする。
はいはい、あったあったあった、ありましたありました。
あれとかも横並びだから欲しくなるんだと思うんですよね、おたるのメダル。
ご主印帳がそうですよね。
あーそうだ。
集めたくなるっていうのがあるから。
だから人間を集めたくなってもらうのが大事かもしんないですね。
うんうんうん、そうかも。
ヤンマイモさんグッズ買わねえんすか?
バンド好きなんで、やっぱTシャツとかよく買ってたんですけど、着ないことが多いっていうか、なかなか着る機会がない。
やっぱ買えば買うほどなくなるわけじゃないですか。
はいはいはい。
なんかそれじゃもったないなっていうか、物として使わないと意味がないっていうか。
コレクション性はあると思うんで、そういうので集めると思うんですけど、物としてちゃんと使うことが意味があるというか、自分はそういう感じなんで、集めるより。
だからあんまりもう買わなくなっちゃいましたね。
使えるなら買うって感じですね、グッズっていうか。
それもわかるな。結局使わないんですよね、バンドのグッズとかも。
ライブに行けば使う機会もあるんですけど、なんかよく普段使いできるデザインみたいな風に宣伝してたりとかしても、バンドのTシャツは普段は着ないみたいな。
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普段使いしないんですか?
しないですね。パジャマになっちゃいますね。
もうちょっと普段の努力が必要ってことなんじゃないですか。
えー、65点。あと私が?私が努力するの?
うん。グッズ使うようにね。
だって、アイデンティティーじゃないですか、バンドTシャツって。
あー、まあまあまあ。
一心生死なわけじゃないですか。
うん、そうですね、確かに。
イデオロギーです。
バンドTシャツ着るっていうの。分かるわけ。見る人が見たら。
うんうんうん。なんでだろう。なんか着ないなあ。
ちなみに僕は1個買うと欲しくなるから買わないようにしてます。全部欲しくなるんですよ。全部であることが大事なんですよね、どっちかというと。買わないってなりますね。
え、それって色鉛筆全色揃ってて欲しいみたいなこと?
あー、そうそうそうそう。
あー、それはちょっと分かるか。
でも、たくさんのものではないものもあるじゃないですか。
Tシャツがもし1種類しか出てなかったら1種類ですよね。それはその1種類でいいんですか?
でもほら、Tシャツを売っていてリストバンドを売っていて帽子を売っていてみたいになるじゃないですか。
うん。
なんか全部欲しくなるからTシャツを買わないってことですよね。
面白いですね。
だから僕がターゲットなら僕にかわす上手いやり方はたくさん出さないってことですよね。
そっか。
じゃあ、あれじゃないですか。
例えばディアゴスティーニじゃないですけど、毎月1個出て、毎年1個出て集めていくとつながりがあるみたいなものが買いやすいというか、買いたくなる。
ディアゴスティーニには騙されないぞと思って生きてる。
ディアゴスティーニに騙されないという強い意思を持って生きてる。
でもそういう売り方をすると売れるんじゃないかっていう話ですか。
いや、ディアゴスティーニのやり方はもうバレてしまっているのでみんなに。
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だからディアゴスティーニのやり方をするのではなく、もう3個だけ出す。
Tシャツとシールだけ出すみたいな感じが。
もし僕がターゲットならやったらいいけど、別に僕がターゲットじゃないからなって感じ。
だから今のところ3人の意見を集約すると、山下さんは日常使いできるやつでしょ。
で、千尋さんはジャストサイズでしょ。
うんうん、ジャストサイズ。
で、僕はたくさん出さないだから。
千尋さんの頭の中が見えるものみたいな。
あ、そっか。頭の中が見えるものあったね。
いや、でもそれも要はジャストサイズってことか。
どういうこと?
ポッドキャストのグッズでジャストで欲しいのは、考え方。
で、バンドのTシャツだったらライブに着ていけるわけじゃないですか。
で、もっともデザインがかわいくて、自分の体にフィットしたものが欲しい。
自分のイデオロギーでかつ、ライブに行ってるときにそれを着てることによって、ライブっていう空間の中で一個になるわけじゃないですか。
それがジャストで欲しいみたいな。
定番の商品が欲しいはそこかもしれない。
頭の中考えてることがわかるものみたいなのは、
私がポッドキャストで得てるものがそのまま欲しいみたいなことなんですけど、
それはちょっと難しいから。
じゃあ、あれだな。これはリスナーの方にちょっと聞いてみようかな。
頭の中が見えるグッズ、教えてくださいっていう感じで。
そんなん聞いてみんな答えてくれるかな。
答えてくれなかったら、このポッドキャスト誰も聞いてないってことがわかるだけです。
何のグッズが欲しいかも聞いてみたらいいのかもしれない。
何のグッズが欲しいかも聞いて、何も参考にしなければいい。聞くだけ聞いて。
聞くだけ聞いて。すごいな。
案外箸とかが出てくるかもね。
みすめらばし。
いらねー。
いらない?日常使いできるし、ジャストサイズだし、一個しかない。
そこに書けばいいんじゃないですか。
なんて?
普段自分の考えてること。
確かにね。4面あるから、箸って。4面じゃなくてもいいんだけど、4面の箸だとして、その1面にはみすめらってロゴを入れといて、
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で、千尋さんの一言、山下さんの一言、僕の一言で、彫っておくっていう。
そしたら脳の中が見えるっていうのもカバーできるから。
できない?
ちょっとわかんない、今のところ。
今のところ?
そうだっけって感じ。
箸の側面に彫り込んでいても、頭の中がわからなくても、箸を使ってグサッてやったら、もう頭の中見えるかもしれない。
グサッてやったら、これが案外ウケるとは思わなかったな、けっこうウケてるから。
頭の中を見る話で、温まってきたところで、今日はこれぐらいにしますか。
40点かな。