1. M&M of A St.【ミスメラ】
  2. ポッドキャストやってたら仕事..
2025-05-05 28:24

ポッドキャストやってたら仕事の依頼が来たよ

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私とmuroさんが噛んでる仕事がリリースされましたね。
表に出ましたね。
どんな仕事なんですか?全然ちょっとわからないんで、教えてもらえると助かります。
大阪にblue overっていう靴のブランドがあって、主力製品が革を使った靴、スニーカーなんですけど、
それの、たぶんポップアップショップのための、
ジンみたいなやつです。
muroさんの文章が採用されていて、私もその解説というか図説みたいなので、私のイラストが載ってます。
もともとそのブルーオーバーさんの仕事は、chiroさんを介して僕のところに話が来て、
去年の秋ぐらいからかな、何回か僕は大阪に行かせていただいて、
ブルーオーバーさんで話聞いたりとか、そういう仕事をして、
僕がやってる、僕はいくつかクライアントを持ってるんですけど、
クライアントさんによっては結構息が長くというか、2年間ぐらいかけてとか、
1年間とか半年とか、例えば社員がいたら社員全員に話を聞いてからとか、
辞めた人に話を聞いてからとか、会社のことをリサーチすると言っても、
結構大規模にこれまでやってきたんですけど、
それでも人類学のやり方から比べるとそんなに大規模でもないというか、
普通住んでとか事務所に常駐してみたいなやり方をする人たちもいると思うから、
僕はそこまでしてないんですけど、限られた人に話を聞いてっていう手法だったりとか、
もともと事務所がない会社でメンバーだけに話を聞いてみたいなことをやってるんですけど、
ブルーオーバーさんはマックスマックスでやれば、
例えば靴のブランドさんなので取引してる工場聞くとか、
たくさんの社員に話を聞くとかができたと思うんですけど、
今回は社長とブランドを作った時の創業メンバーみたいな話を聞いて、
だいたいその方々の話から、
社長は結構たくさんいろんな自分で書き物をしてるから書いたのを読ませていただいて、
僕からはブルーオーバーさんがやっている飽きないみたいな、
営みみたいなものがどういうふうに見えているかみたいなのを文章で書かせていただいて、
この文章をどうするかっていうのは決まってなかったんですよね、初め。
とりあえずムルさん入れて、どうなるかわからんけど何回やってもらいましょうみたいな感じで始まったんで、
何回か話して、定価物は文章がいいかなと思いますみたいな感じになって、
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一緒にご飯食べてる時とかに僕がブルーオーバーさんの話聞いて文章化していくみたいな。
そういう流れだった。
その文章がどうなるのかみたいなのをあらかじめ決めておかなかったので、
どうしますかねっていう話になって、東京ポップアップあるからそれに向けてジン作るみたいな。
それに千尋さんのイラストを一緒に載せましょうと。
多分そうなった経緯はブルーオーバーさんの仕事のやり方として、
普通に僕がデザイナーで靴作ろうって思うと、
安くてクオリティの高い工場を探しまくると思うんですよね。
有能なハンバーインを探すとか、
例えばリクルートとかマイナビとか、こういう人探してます、こういう人材探してますみたいな感じで、
広告を出して、それに応募をしてもらって、その人たちを選考するみたいなことをすると思うんですけど、
ブルーオーバーさんの仕事のやり方ってちょっと違って、
もともと社長のつながりというか、社長がやっていた仕事で、
仕事やってるとだんだん知り合いが増えていくんで、
増えた知り合いをこう組み合わせたら靴作れんだみたいな感じになって、
そのもともとの知り合いの工場、全部ブルーオーバーさんの靴って100%日本産なんですよ。
結構アッセンブルだけ日本でしてるとか、最初工程だけ日本でしてるとか、
それで日本製ってなってるところが多いんですけど、
その部品とかパーツとか、そのパーツをどっから作るかとか、
全部日本製になって、ブルーオーバーさんの靴って。
で、それも基本的に社長が出入りしてた工場の人たちと一緒にやるみたいな。
で、販売員ももともと友達だった人たちとやるとか、
もともと知り合いだった人たちでやるとか、
デザイナーカンファレンスで一緒に飲みに行って仲良くなったからやるみたいな。
普通やろうとすると、まずプロジェクトの目標があって、
それに対して、ある要件を満たした人材みたいなのを集めてきて、
そのプロジェクトをやるっていう感じなんだけど、
ブルーオーバーさんの靴っていうのは、靴を作りたいっていうのがあって、
それで、もともとの友達とか知り合いたちが何ができるかなっていうところを組み合わせて、
靴を作るというか。
人類学者のレビストロスの概念で、ブリコラージュっていう概念があるんですけど、
これあり合わせ仕事っていう概念で、
もともとプランしたきれいな仕事ではなくて、
あるものを組み合わせて仕事をするっていう概念なんですけど、
まさに人間のブリコラージュ的なプロジェクトの立ち上げ方をするなってなってるんで、
たぶんイラストレーターとかデザイナーとかも、
バチバチの人をネットで探してこようとかじゃなくて、
僕とチロさんがもともとこのポッドキャストやってるから、
この仕事そもそもチロさん経由で来たし、一緒にやりましょうみたいな。
たぶんそういう感じになったのかなっていう。
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で、それを僕がその冊子に書いたんですよね。
だから、その冊子の内容をそのまんま、
この人を作るときにもやろうみたいな感じになったのかなと思いましたね。
私、図解学にあたって文読みましたけど、
確かに今話されてるようなことが書いてあったなって思いました。
雑誌のデザインの方は、私がもう1個やってる、
ハイパーノギスクラブっていうポッドキャストを
一緒にやってるデザイナーの小出さんがやってて、
本当に知ってる人同士で合わさって仕事をして作ったっていう感じですね。
元々チロさんの知り合いって感じだったんですか?
私は小出さんとしか具体的な知り合いではなかったですね。
ポッドキャストを聞いてくれて、何かやりたいって思った。
元々ブルーオーバーで働いてた小出さんがいて、
その小出さんと友達の私がいて、
さらに私がムロさんとポッドキャストをやってるから、
その繋がりを見て一緒に仕事しようって。
小出さんがブルーオーバーと一緒に結構長いこと仕事されてるんですよね。
うんうん。
で、その小出さん含めっていう。
だからブルーオーバー小出さん、小出さんチロさん、チロさん僕っていう流れで、
お仕事が来たんですけど、この陣まさにその流れで。
陣のデザイン自体は小出さんされてて。
で、チロさんイラスト描かれてて。
で、僕文章書いて。
で、ブルーオーバーが出すみたいな。
私イラスト描くにあたって、
どんな人がデザインしてて皮をなめしてるのかとかっていうのまで
写真で見てイラスト描きましたね。
もうこの人が皮のなめしをやってますって言われて、
写真送られてきて。
で、この人がなんかプロデュース、ディレクターやってますみたいな。
っていうのも写真送られてきて、
その写真を見ながらその図の中の人物みたいなのを描いたので、
一緒に何か作ってる人たちがみんな、
人間的な繋がりがあってやってるみたいなのは、
まさに本当にその通りだなっていう感じ。
それが非常に面白いというか、
資本主義のゲームの中で勝とうと思うと、
効率化しないといけないんですよね。
で、効率化するっていうのはどういうことかっていうと、
消費者のマインドをハックして、
それを刺激し続けないといけないんですよね。
消費者のマインドをハックして刺激し続けるっていうのはどういうことかっていうと、
広告を打って消費者に常に情報をさらして、
こういう機能があります。こういう新しいデザインがあります。
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今年の流行はこれです。今年はこれを履いてください。
もっと言うと、夏はこれを履いてください。冬はこれを履いてください。
春はこれを履いてください。みたいなのを常に情報を出して、
短いサイクルで靴をたくさん買わせるっていうことをしないといけないわけですよね。
でも靴ってそんなに買い替えるもんじゃないから、
特に100%日本産にこだわると、割り返し高価な靴になるわけですよね。
その割り返し高価な靴っていうのを、
じゃあ春夏秋冬全部買ってくださいっていうのはならないし、
毎年デザイン変えて毎年買ってくださいっていうことにもならないみたいな。
ならないというか、それをしているブランドっていうのはたくさんあるわけですよね。
じゃあそのブルーオーバーはそれをやるかっていうと、やらないんだ。
そんなことをしてもあんまり得をしてる人いないよねっていう話をブルーオーバーをしていて、
そもそもそのブランドを立ち上げたのも、
このままじゃ日本の製造業ってダメになっちゃうんだなーって社長が思ったかららしいんですよね。
靴ってどんどん海外に生産拠点が移転しているベトナムとか中国とかタイとか、
だから日本の産業というのは空洞化していくわけですよね。
デザインない人だけ日本人で、あと全部生産は海外でして、
物だけ日本に来て、それを日本で売るみたいな。
そうすると安くなるし、あとファッションブランドって、
靴だけじゃないと思うんですけど、生産のサイクルとかストックの持ち方みたいなのが決まっていて、
靴とか多分流通とかも決まっていて、
だから展示会で展示して、そこにバイヤーが来て、
バイヤーが買い付けて、そこでどういうふうに履けるかみたいなのが分かるみたいな。
そうすると展示会のサイクルで商品を入れ替えていく。
展示会のサイクルで商品のデザインを変えていくみたいなことをしないといけないわけですよね。
バイヤーっていうのは資本主義の論理で生きているというか、
しょうがないです。業界全体がそういうものだから。
ってなると常にバイヤーも刺激し続けないといけない。
バイヤーは消費者を刺激し続ける。そういうことになるんだけど、
これだと100%日本製にこだわると、
このサイクルに付き合っているとやってられないわけですよね。
じゃあこのサイクル抜きでどうやって、
ナイキとかアディダスみたいな国際ブランドと比べると、
どうしたって無名ですよね。日本の小さいブランドみたいなのが戦うっていうのは、
どういう風な戦略を取ればいいのかみたいな考え方をしていて、
それが資本主義ゲームの中で一見するとめちゃくちゃ不合理に見えるわけですよね。
まず100%日本産にこだわることがまず不合理だし、
業界の商品サイクルに合わせないっていうのも不合理だし、
プロダクトチェーンみたいなものに関わる人たちっていうのを、
スペック的な最適化ではなく、
元々の知り合いで構成していくっていうのも不合理なわけですよね。
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でもブルオーバーさんの仕事を見ていく中でやっぱりすげえ思ったのは、
これはある特定の時代的な立場というか、
ある特定のイデオロギーの立場に立つと確かに不合理なんだけど、
見方を過ごし変えるとめちゃくちゃ合理的な選択になるよっていう話をして、
これがどう合理的なのかっていうと、まず人間で生きていかなきゃいけないから、
仲間が生きていける環境を作った人の方が偉いわけですよね、基本的にはね。
死にていの日本の産業みたいなものをどうやって生かそうかってなったときに、
そこで物を作り続けるしかないわけですよね。
そこで物を作り続けるためには、そこで物を売り続けるしかないっていう風になるわけですよね。
そうすると実際死にかけている自分の知り合いの会社、知り合いの工場、
知り合いの人みたいなものを生かそうと思うと、
それを生かすために何をするかっていうことを考えていくわけですよね。
この観点に立つと、グルーバーがやってることっていうのはすげえ一貫してめちゃくちゃ合理的なことをやっていて、
そうなると最後のボトルネックは、じゃあその100%日本産で作った、
価格が割に高価な靴っていうのをどういう風に売るかっていう問題になり、
どういう風に売るかっていう問題はデザインで解決するっていう話になってるんですよね。
そのデザインがどういうデザインかっていうと、社長が言ってるのは匿名的なデザインだって言っていて。
そこ面白いですよね。
そうなんですよ。そこが多分めちゃくちゃ面白くて、
普通のデザイナーだったら自分の知名度を生かして、
誰しもが、この人のデザインなんだみたいな。
イブ・サンローラのデザインなら買いますみたいなとか。
でもそうじゃなくて、誰がデザインしたかわからないデザインにしますみたいな話になってて。
それは彼が日本の伝統的な美、
柳聡哉という人が考えた洋の美という概念がある。
民芸という概念があるんだけれども、民芸っていうのは、
人々みたいなのが日々の生活の中で使う道具とか、
彼らが作り出す道具みたいなのがあるんだけれども、
何かに使うための形をしており、
それはそれだけでめちゃくちゃ美しくないっていう話をするんですよね。
ブルーオーバーの靴っていうのはそういうものになりたい。
民芸っていうのは確かに匿名的なんですよね。
アノニマスなんですよ。誰が作ったかわかんないんですよ。
でも誰が作ったかわかんないけど、それがそれであることは誰にでもわかる。
機能を持った、洋の美を持ったものを作ることによって、
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比較的高価な靴を買ってもらう。
そのことによって、共同体というか自分の社会というか、
自分の国を守るみたいな、そこに人間が生きているということを考えるっていう風な思想を持っているっていう話だなと思っていて、
めちゃくちゃ面白い会社だし、めちゃくちゃ面白い靴やんって思って、
今喋ってて、あれも描けばよかったな、これも描けばよかったなと思って、
一回喋ってから描けばよかったな、あの冊子。
僕が書いた文章の中では、多分伝えきれてないところがすごくいっぱいあると思うんだけど、
今話したような感触を僕は受けていて、そういう話を陣に書きましたね。
私はもともとどういう靴を売っているところかは知ってたんですけど、
どういう靴っていうのは見た目がどういう靴を売っているところか知ってたんですけど、
今回初めてどういう人たちが作ってて、どういう哲学で作っているかっていうのを知ったんですよ。
で、その作る人たちの選び方とかがすごいめっちゃ具体的な個人っていうか、
あの知り合いのこの人のさらに知り合いのみたいな感じなのに、
靴のデザイン自体はすごいなんかつるっとしてるっていうか、
ナイキーとかアディダスみたいな感じじゃないみたいな、
誰々って感じがしないのがすごい改めて面白いなって。
見えるところにロゴがないんだよね。
そのスニーカーのイデアみたいな形してるんですよね。
うん、してるしてる、してますしてます。
ね、あのイラスト屋のイラストでスニーカーって検索したら出てくるんじゃないかみたいな。
うん、そうですね。つるっとしてるというか丸っとしてるというか。
かわいい。一番のその一番初めにできた靴というか、
なんていうかな主戦力みたいになってるのはマイキーっていう靴なんですけど、
マイキーはおっしゃる通り丸くてつるってしてるんですよね。
でもね、僕がそのブローバーさんの靴をたくさんたくさんっていうことでもないけど、
ブローバーさんの靴より見たからかもしれないけど、
でもね、こういう言い方をしたんだけれども、
僕はたぶんたくさんスニーカーが並んでたらブローバーさんの靴わかると思うんだよな。
確かに匿名的なんだけど、特徴的なデザインでもある。
丸っこくてかわいいんだよな。
他の種類の靴もそうですよね。
えっとね、今年の春に出た新商品がバラクーダっていう革靴で、
これもちょっと丸っこくてかわいい。
ちなみに僕はちょっとブーツっぽいハイカットになっているマークっていうスニーカーがあって、
それを持ってますね。
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僕なんかあんまり合う靴がなくて、
でもブローバーの靴めちゃくちゃ足にフィットするというか、
すげー履きやすくて良い。
私はマイキー持ってますね。
あ、そうなんだ。サイズが22.5からあるんですよね。
そうなんですよ。最高なんですよ、それもまた。
私22.5なんで、サイズ。ないんですよね、22.5。
22.5から28.5までありますね。
私マイキー持ってるの、なんかエピソードっていうか、
写真のデザインした小出さんとは、
前にデザイン会社で一緒に働いてたんですけど、
結構環境が悪くて辞めちゃったんですよ、私も小出さんも。
小出さんがなんかめっちゃ辛そうで、デザイン会社に働いてた時に、
もうめっちゃ体壊して辞めた後に就職したのがこのブローバーさんで、
スニーカーのデザイン自体も好きだし、哲学も好きみたいな。
で、なんか働くのも多分やりがいがあったのかな、
その辺は本人に聞かないとわかんないんですけど。
だから、自分に合ってる働き方とか、考え方の仕事ができるようになったんだなって思って、
なんかの用事で、私が大阪に行った時に、
私が結構小出さんの仕事を代わりにやってたりとかしてたんで、
前のデザイン会社で働いてた時に。
だからそのお礼で靴プレゼントするよっていうので、マイキーもらったんですよ。
だから結構思い出があるっていうか、大事に入ってますね。
で、それがもう10年ぐらい前なんですけど、まだ履けますね。
すごい個人的に、私もいろんなイラストの仕事をしてますけど、
こういう仕事ばっかりだったらいいのになって思いながらやってます。
そんなに深いお付き合いでもないですし、
そんなに長いこと知り合ってるわけでもないので、知った風な口聞いて申し訳ないんですけど、
僕が見たところ、社長さんの言ってることとやってることと、
その出前みたいなのに一貫性があるというか、
一貫性ありますみたいにアピールする感じじゃなくて、
比較的物静かな方というか、すごくアピールしてくる方ではないという印象なんですけど、僕からすると。
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ブルーオーバーさんのインスタグラムとかでよくモデルになってる社長さんなんですけど、
イズマイだなと思っていて、感覚も面白いですよね。
商売としてはワガマガしいんですよみたいな言いつつそれをやり、
しかもそれをやっていることで特に損をしてないというか、
自己犠牲の精神でやってないというか、ちゃんと参法が良くならないといけないっていう話をしていて、
だから今、資本主義が巡る話って、自分一人だけが良いという話をする人か、
無視を貫いて私以外の二方みたいなのが良くなればいいみたいな話をしてる人かどっちかなんだけど、
ブルーオーバーの場合は参法良しにならないとダメだという話をして、
参法良しの商売をしようとして、参法良しの商売で結果を出してるっていうところがやっぱ、
すげーなーっていう感じですよね。
これがみんな悩むし、みんな難しいところなんだよなーってすげー思います。
みんなやろうと思ってるんですよ、これ。参法良しが良いよねっていうのはみんなわかってるんですよ。
でもそれが難しいから、自分だけ一方か自分以外二方でどうにかしようとみんな効くようになっちゃうみたいなところがあって、
それだけ難しいゲームを成立させてるのがブルーオーバーっていうところが、やっぱすげーなーっていう感じですよね。
なんかベタボメになっちゃいました。
ベタボメになっちゃった。でもなんか、やっぱ資本主義だと右肩成長していけなきゃいけないっていうのがあるんで、
どうしてもその原理の中にそれが組み込まれちゃってるから、しょうがないんですけど、
やっぱみんな成長しないといけないってなっていくわけで、成長っていうのは具体的には数値的な達成目標っていうのを置いて、
それをクリアしていくっていう、前の年より毎年5%ずつ儲けを増やすみたいなことをやったりとか、
そういうことをやらないといけないっていうゲームになっちゃってるわけですよね、どうしても。
しかもその成長率が右肩上がり、成長率が良ければ良いほど、指数関数的な成長をしていればしているほど、
みんなに褒められてみんなに尊敬されるゲームだから、どうしてもそれを置いたくなるんですよね。
でも指数関数的な成長をしようとすると、3歩を良しにするのがめちゃくちゃ難しくなってくるわけですよね。
そうすると自分一方だけが良いというゲームをするしかなくなっていて、全員が生き残るためにそのゲームに付き合わざるを得なくなっていく。
で、これってどんどんゼロ王様の生物になっていって、僕たちは生き延びるためにというか、
王様に支配されて税金を年号を取り立てられるっていうような、そういう世界をやめて自分たちのために生きれる世界にするために、
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自由で民主的な世界になったはずなのに、結局資本主義をやってるために誰かに従属せざるを得ない、
自分一人のために人と戦わざるを得ないようなゲームになっちゃってるっていう中で、
そのゲームを重々承知の上で、みんなで生き残るのが大事だからっていう発想で商売をするっていうのは、やっぱりすげえなと思いますよね。
で、それを成立させるっていうのはさらにすごい。
これは指数関数的な経済成長をするよりも、すごいことだなって僕は思うんですよね。
このサプライチェーンにいる全員の生活っていうのに貢献してるわけだから、すごいんだよな。
で、それを100%善意とか100%施しの仕事で気持ちでやってるかって言ったら、そうでもないわけじゃないですか。
なんか僕とかチロフさんを使って、ちゃんと靴の売り上げにつなげたいっていう貪欲さもあるわけで、
なんていうかな、その感覚みたいなのって、やっぱちょっと異様というか。
そういう哲学を私改めて今回知って、すごい、月並みですけどすごいなぁと思ったし。
もともと軽くて歩きやすい靴だって思ってたんで。機能的にも好きだったから。
ほんのちょっとでもかめてよかったなってすぐに。
そうですね。仕事をしてて嫌なことの一つに、くだらなさに加担したみたいな感覚を得ることがあるんだよな。
なんかこの仕事ってこんなくだらないもののためにやってたんだみたいなのがすごいがっかりするから、いくらペイが良くても。
でも一旦僕が見えている景色の中ではすごくその意味が成立しているというか、やっていることがわかるみたいな。
しかもなんかこの仕事がやっぱその僕が人類学バックグラウンドでやるみたいなことができて非常に良かったなと思って。
みんなが不合理だと思っていること、非論理的だと考えていることを当事者のロジックに立って考えると、
全然合理的じゃんっていう話になるみたいな話だなと思ってて。
これは人類学者は常にやろうとしているっていうか、自分たちの視点だけで世界を眺める。
それに優劣をつけるっていうのではないやり方で物事を眺めるっていう話だから、
自分の専門性もいったし、何かにつながる仕事としてできたっていう感じでめっちゃ良かったですね、僕は。
またこういう仕事をしたい。
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こういう仕事がしたいですね。
ぜひミスメラハッシュタグで仕事を依頼していただければ。
終わるけど。
お二人個人のアカウント持ってるじゃないですか、SMS。
直接。
ミスメラのアカウントに言ってもダメなのか。
ご連絡してあげてください。連絡先載せてますよね。
ツイッターとかインスタグラムのところにリンクツリーのリンクが貼ってあって、そこから仕事お問い合わせフォームがあるんで、
結構何の仕事でも受けるんで、何でも頼んでくれればいいです。
よろしくお願いします。
すみません。最後に自分の宣伝をして終わるという。あんなにプッシュしないみたいな話をしてたのに。
ヤマイモさんは何か特にないですか、コメント。
ちょっと聞きたいことがあるんですけども、聞きましょう。
聞けばいい。
編集するの面倒いんで嫌です。
ちょっといい仕事ができて、くつくつと笑ってます。
75。
28:24

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