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はい、マモです。いかがお過ごしでしょうか。 これまで学習塾にて200人以上の生徒を見てきたんですけれども、
これ当たり前っちゃ当たり前なんですが、一人一人の成長スピード、成熟度というのは全く違うんですよね。
例えば同じ小学校5年生でも、一人はものすごく主体的に授業に臨んでくる子もいるんですよ。
具体的に言うと、聞きたい問題を自らリストアップしたり、事前にどういった内容を聞きたいかっていうのをメモして授業に臨む子って言うんですね。
うちの塾が1対1の個別指導なので、そういったスタンスで受けられるんですけれども、ものすごく主体的で自主性の塊みたいな
お子さん、生徒がいる一方で、なんとなく親御さんに言われるがままに授業を受けているという子もいるんですよね。
どちらが授業の結果が出やすいかっていうのを言わずもがななんですが、同じ小学5年生の男の子でもこれだけ違うわけですよ。
またスケジュール管理という点で言うと、というのも個別指導なので時折というか直々ですかね
先生と本人で話をして授業の予定を変えたりするんですよね。そういった中で
もう中学生の2年生ぐらいになると早くも自分のスケジュールを自ら管理しているという生徒もいるんですよ。
そういう子に関しては先生と生徒本人で話をしてスケジュール調整をしてたりするわけですね。
わざわざこちらから親御さんに伝える必要もなく、生徒がもうその通りにこちらに来校をして授業を受けるっていうのも出来上がっている子がいるんですよ。
本当に自主性の塊というかしっかり自己管理ができる人だなぁと思うんですけれども
一方で高校生になっても親御さんに管理してもらっている子もいるんですよね。
高校2年生になったとしてもスケジュール自分自身のスケジュールを把握してないから
どの日のどの時間に授業を入れられるかっていうのがわからなくて結局親御さんに聞くしかないと。
なので先生と生徒本人で話をしてスケジュール調整ができない。必ず親御さんを交えなきゃいけないという高校2年生、受験生もいるわけなんですよ。
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こんな感じで同じ学年でもこれだけ状況が違うということで多くの人ですね。どれだけ多い人なのかわからないんですけれども
早めに成長成熟するのを良しとする風潮ありますよね。というか私自身もつい最近までは早く成長して成熟する子
小学校の段階で主体的に授業に臨めて、かつ自己管理ですね。スケジュール管理とか学習管理もできるような子というのが素晴らしいみたいな考えを持っていたんですけれども
最近はもうそれも違うんじゃないかなって思ったんですよね。というのも個体差がありますよね。
個体差。一人それぞれもそもそも成熟度合いや成長スピードっていうのも異なるし
別に早く成熟すればいいってもんじゃない気がしてきたんですよ。でも環境の違いというのはやっぱり大きいと思うんですよね
例えばもう一人息子で1から10まで親御さんが手をかけられる状態で育った子と
複数兄弟の長男で親御さんが下のお子さんを育てるのに大変だから自然と自立せざるを得ない子の状況って全く違うので
それ故に成長スピードや成熟度って変わってきたりしますよね。なので環境によるものも大きいと思うんですよ
親御さんがどう子供自身に手をかけるかっていうのも変わってくるだろうし
あとは元々のDNAレベルの個体差だったりっていうので全然違うんですよね。何が言いたいかというと正直早く成長して成熟すればいいという考えもわかるけれども
もっと一人一人の成長にフォーカスしませんかというお話ですね。
人生長いですから100年時代と言われているので大学受験がざっくり18歳、18歳時点で周りの子より優れてるからといってその後の人生はそのまま行くわけじゃないし
18歳で周りと比較してそうでもないからといってこの先がそうでもないかというとそんなことはないと思うんですよね
言って100年って考えたらあと80年以上あるわけなのでいくらでも逆転できるよねと。ながらもっと言えば別に他人との競争じゃないですよね
人間の生きる目的を幸福とするのであれば幸福というのは主観なので周りより優れているからといって必ずしも幸せになれるわけじゃないので
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もっと自分自身の成長、子供自身一人一人の成長にもっと目を向けませんかというお話でした。
最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください