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2023-09-05 08:24

#56 子育てを成功-失敗の2軸で考えるのはどうなの?

#子育て #教育 #脱偏差値 #脱能力主義
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こんにちは、マモです。今日は、子育てを成功-失敗の2軸で考えるのはどうなの、という話をしていきます。
時折、本屋に行った時に、成功する子育てとか、失敗をしない子育てみたいな本だったり、あとは記事とかでも見かけたりするんですけども、
その2軸で子育てを考えるのって、おかしいんじゃないかなって思って、今回お話をさせていただこうと思いました。
子育て、子どもを成功-失敗という2軸で見てしまうと、何が起きるかというと
変な話ですが、世間的に成功と言われた子であれば、最初のうち、社会人になって最初のうちは問題ないと思うんですけども、
失敗と親が思っちゃったり、世間的な価値観で、そう思わざるを得ない状況だった子どもってどうなるかというと
失敗者の楽園を押されちゃうわけですね。それは自分自身で自分は失敗だみたいな、失敗者だ失敗物だって思っちゃったりしたら、
なんでしょうね、幸せになるファクターで、自己肯定感とか自信は損なわれるし、
生きる希望というかですね、本当に何かに挑戦しようと気の狂すすら全く起きないと思うんですよね。
だから、子どもにとって良くないし、成功と言ってもずっと成功し続ける人なんてそうはいないわけなので、
学生時代は世間的に優秀で頭良くて運動もできて優秀だって言われている人が、
成功だと思われた親御さんに思われた子が、社会で本当にそのままいくかというと多分そうではなくて、
何かしらの挫折は絶対味わうわけですね。そこで自分は成功者だ、成功した人間だみたいな感じで思った状態で向き合うとどうなるかというと、
多分おそらくその挫折とか失敗とかを受け入れられないと思うんですね。
どうなると成長機会を損なうわけで、成長しようと思えなくて、
こういうマインドセットという硬直マインドセットが出来上がっちゃってると思うんですよ。今の自分の力を誇示するためにいろいろするみたいな。
だからどの道結局成功、失敗を恐れられない調整しなくなるということで、子育てっておそらくその学生時代までを指すのが多いと思うんですけども、
成功失敗と二軸で見てしまったらどの道良くねえだろうということなんですね。社会であった時に失敗と思われた子なんかも学生時代も良くないし、
成功したと成功と言われていた子が社会なら確実に挫折をするはずなので、
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それで過去の成功、周りから成功と思われた学生時代引きずっても良くないっていう話なので、
その二軸で見ると結局子供も不幸になるし、その子を大切に思う親御さんも不幸になるよねっていう話かなって個人的には考えてます。
で、まあ諸役の根源というか、その成功失敗っていう二軸が生まれちゃったゆえなのか、あるいは
どっちが先かわかんないですけど、やっぱり偏差市場主義、能力主義っていうのはやっぱりいずれ根強いですよね。
今が本当個人的にはその転換期だと思っていて、N高みたいに脱偏差主義を掲げているN高が一番高校生の在籍人数が多かったりして、
少しずつそういう脱偏差主義、能力主義が変わりつつあるのかなとは思うんですけども、とはいえまだ能力主義偏差主義の
考えは大半の大人が持っていると思うんですよね。いずれ学歴とか聞いて頭良い悪いとか話になるので、やっぱ根強いと思うんですよ。
能力主義偏差主義があるからこその成功子育てという、子育てを二軸で当てはめちゃってるのか、はたまた成功子育てという二軸がもともとあって、
その判断基準が偏差値能力主義になってるかっていう、どちらが鶏が先か卵が先かみたいな感じはわかんないんですけども、
まあ良くない。成功失敗という二軸で子供を子育てをして考えてしまうのもダメだし、
正直能力偏差主義という偏った一つのものさし、正直今の学校教育って時代遅れって言われている中で、
大学受験生ならペーパーテストってそもそもそれでどうなのと、子供の能力とか測れるのという疑問もですね、思っている方は自分は主に特に考えてそう思ってるんですけども、
そういうのがあるんでですね、自分はそのないかなっていうふうに思いますね。正直子供が無事に健康に生きていて、
時に辛いことはあるけども楽しく元気で生きていたら、ぶっちゃけ成功だと思うんですよね。
っていうか元気に生まれている時点で成功でしょっていう感じなんですね。
ウクライナの状況とかですね、正直それほどニュースを見るわけではないのでわかんないんですけども、
明日を生きているか生きられるかわからないという状態で生きている子がいて、こんな平和ぼけした日本で健康に生きていくっていうのがどれだけ尊いか、世界的に見たら尊いか。
75年80年前戦争していた日本にもそういう時代があったわけで、そういう当時の子供たちと比較してどれだけ恵まれているかっていう話なんですね。
別にちょっと話が変わるかもしれないですけども、そこだけ成功なんで、そういう成功失敗で二塾が本人も親も苦しめているし、偏った味方、偏った物差し能力、偏差主義で測るっていうことが逆に苦しめちゃってる気が大いにしておりますね。
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自分の塾に帰っている生徒さんで、親御さんはものすごくザ偏差し主義の住人みたいな感じで、いい中学高校大学に行くことがステータスというか、その先が幸せだみたいな発想で考えて親御さんと、子供は多分どう考えてもというか、アーティスティックな感じなんですね。
アーティスティックな言い方をよくすると、自習していると絵描いてたりするんで、なので子供の本当にしたいことの根本的な価値観と親御さんのズレっていうのはすごくどうしようもないというか、どっちも辛いなっていうふうに感じたので最後余談ですけどもお話をさせていただきました。
まとめると、そもそも子育てを成功、失敗という二軸で見るのはどうなのというか、そんなんで見ちゃダメだよねっていう。普通に健康で時に辛いことあっても楽しく元気に生きていればぶっちゃけ成功だと思うし、失敗という発想はない。子育てに失敗という発想はないかなと思いますし、失敗したなと思うことなんか人間誰でもあるんでですね、多々あると思います。
親御さんがそう思ったとしても、自分が子育て失敗したと思って、それを夢で子供を見ると、子供が自分は失敗者なのかと思ってしまうんで、そう思ってしまうことが一番ダメだと思います。
元気に健康に、時に辛く楽しく生きている時点でもう成功ですよ。間違いなく成功。あとはどういう人生を生きたいかによるんで、能力主義、偏差主義、優秀主義みたいな特定のもの差しでも測るっていうのはもうほぼナンセンスですね、時代として。もうナンセンスだと思います。
学習時期に勤めている人間が何を偉そうに言って話かもしれないんですけど、個人的に本当に一応大人としてはマジでナンセンスだと思いますし、本当にイケてないと考えています。
ただ過去にその塾に帰っているご家庭っていうのは、何とか偏差値高めて学校勉強で成績良くして、中学、高校、大学に入りたいとこうなんで、そういうニーズに応えるために日々対話してきたり提案してきたり話を聞いたりはするんですけども、根底の一応大人としての考えはぶっちゃけそんなもの差しではないセンスですね。以上です。
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