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はい、マモです。いかがお過ごしでしょうか。今回は、なぜ家庭内のコミュニケーションが子どもにとって大切なのかというテーマで話をしていきます。
これはあくまで私なりの考えになるので、ちょっと参考になればいいかなというふうに思っております。
まず大きな理由としては、いずれ子どもは就職がないし、起業をすると思うんですけども、そこで必ずと言っていいほど必要なのがコミュニケーション能力ですよね。
企業が求める、学生に求めるスキルの常に上位に入っているのが、このコミュニケーション能力、コミュニケーションスキルなんですね。
というのも、人間で仕事をする上で、どんな職業の人でも他者との関わりというのは不可欠だし、最終的に何で売り上げ利益を出すかというと、人に貢献することですよね。
だから人とうまく意思疎通が図れないと結構きついですよねっていう話ですよね。
コミュニケーションスキルの定義としては、私は自分の考えを相手に分かるように伝えられて、かつ相手が言おうとしていることを理解できる力もコミュニケーション能力というふうに思っております。
結局そのコミュニケーションというのは、人との信頼関係を構築するためのものであるので、人との繋がりがまず一番最初に子供にとって生じる場所がどこかというと家庭内ですよね。
だからまずは家庭内で親子間の信頼関係を構築するためのコミュニケーションというのがやっぱり大事なんじゃないかなというふうに思います。
親御さんが子供とコミュニケーションをとる時にどういったことを気をつけた方がいいかというと、親御さんが一方的にしゃべらないことだと思います。
ちゃんと自分の親御さん自身の考えは伝えるものの、子供がどう思っているかというのもちゃんと聞き出すので、ちゃんと会話のキャッチボールができるようにした方がいいかなというふうに思っています。
学習塾に勤めているのでいろんなご家庭と接することがあるんですけども、なかなか親御さんが一方的に話すみたいな三者面談をしてもそういった場面に出くわすことが多くて、子供がだいたい黙ってしまうというのがあるんですね。
もちろん親御さんが子供のためをもっていろいろ言ってしまうのはわかるんですけども、ただ子供の立場を考えると結局自分の意思を表示するという訓練を親子間で積まないと、社会に出た時に他者に向かって何か自分の考えを言うってなった時に言えるかというとちょっと微妙なんじゃないかなというふうに思っているんですね。
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親御さんも気持ちはわかるんですけども、やっぱり子供がどう考えているかというのをちゃんと聞いてあげるというのと、小学生時代は子供がなかなか親御さんがこうしなさいとか、子供のことを言うのはわかるんですけども、中学生ぐらいでは自我というのが目覚めて自分でこうしたいというのが出てくるので、それを尊重するというのが大事かなというふうに感じております。
実際就職するまでに子供たちが行く場所というのは学校なんですけども、その学校が話す聞くのトレーニングを養える場所かというとちょっと疑問ですよね。
というのもまだ以前にせよ地域、ペーパーテストに向けた対策というのにこだわりすぎているので、どちらかというと先生の話を聞いてメモするということで、自らが考えを話すとか他社の考えを聞く、同じ仲間の考えを聞くという場面ってどうしても少ないんですよね。
特に欧米はやっぱり基本小さい時から話す聞くのトレーニングを普通に組み込まれているわけだけど、日本に関してはそれがやっぱりまだ少ないというかないので、そうなると学校にあまり期待できないとなるとやっぱり家庭内でちゃんとそのあたりはしておかなきゃいけないかなというふうに強くそこは感じております。
もちろん習い事とかをしていれば、そういった運動とか運動部とかに入っていれば、そういう場面っていうのは他社とのコミュニケーションを取る場面があるとは思うんですけども、なかなか友人関係だと人によってはちゃんと自分の考えを伝えられるっていうものもあるけれども、中にはずっと友達の輪の中でも黙っているっていう子もあるので、そうすると家庭内でやっとった方がいいよねっていうふうに思っております。
最後なんですけども、学習塾に勤めている人間としてちゃんと自分の考えを筋道立てで伝えられる方が学習成果にもつながりやすいと思っております。
とある実験で、そのとある学習内容を大学で実験した話なんですけども、2つのグループに分けてとある分野の勉強をしてもらったんですね。
1つは教授が先生が話した内容を理解しているかをテストでチェックして、それのもとに成績をつけると言われたグループと、もう1つは先生の授業の内容を他の人に説明してくれと言われたグループに分けた時に、どっちの方が良かったかという話なんですけども、
まず動機づけの観点から言うと、もちろんテストよりも人に説明してって言われた方がはるかに動機づけは上がっていました。
もう1つ、概念的理解、学習内容の理解においてもテストをするって言われたグループよりも、人に説明してって言われたグループの方が良かったんですね。
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つまりテストで理解度を測るよりも、はるかに誰かに説明するために授業を聞くっていう風に言われたグループの方が、習得度的にも動機づけやモチベーション的にも高かったんですね。
だから結局、学習内容を本当に理解したいのであれば、テストで点数を高く取るためではなくて、誰かにその内容を説明するっていう風な理由で受けた方が良かったんですね。
この誰かに説明するっていうのは、コミュニケーション能力の一部だと思うんですよね。
だからそういった点、学習内容、ペーパーテストで最終的に良くなる上でも、自分の考えを筋道立てて相手に分かりやすいように伝えるっていうこのコミュニケーション能力っていうのが大事になってくるからっていう風に思っております。
参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。