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2025-11-04 12:51

#10 赤ちゃんの眼の色は変化する #科学系ポッドキャストの日

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あなたのベビちゃんは、生まれた時には何色の眼でしたか?我が子の目が綺麗なグレーでびっくりしたので、遺伝や色が決まる仕組みを調べてみました!

祝3周年 #科学系ポッドキャストの日
ホスト:サイエントーク テーマ:「トリビア
Spotify プレイリスト (https://open.spotify.com/playlist/0VXcho1KfS79fEPn0frZ5Z?si=efV4tGizT22LB8qQYxe41w)

参考文献

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はち▷日本の大学で働く生物分野の若手研究者(産休中)(audio-technica USB, ATR2100x-USB)
Email: mamaken.hachi@gmail.com 
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X(twitter): @mamaken_Hachi (https://x.com/mamaken_Hachi) 
note (https://note.com/mamaken_hachi)
姉妹番組「 ひよっこ研究者のさばいばる日記Spotify / Apple podcast 

Summary

このエピソードでは、赤ちゃんの目の色が変化する仕組みについて、母親である研究者が自身の体験を交えて解説しています。また、目の色の遺伝に関する研究や、青い目が生まれる要因についても触れています。

赤ちゃんの目の色の変化
この番組では、第一子妊娠中のはちが、ひよっこ研究者として、ママ研究者として、子育てと研究の間に起こる何もない日常から大きな奮闘劇までを記録していきます。
あくまでNイコール1の例ですが、研究者の子育てのリアルをほんの少しでもお届けできたら嬉しいです。
はちです。今回は、科学系ポッドキャストの日に参加させていただいています。
科学系ポッドキャストの日は、毎週10日ある番組がホストとなり、共通テーマを決め、その共通テーマに沿って各番組視点で語るという企画です。
現在、抱っこ紐でベビーを抱っこしながら収録しているので、寝息や音が入っていると思います。
私、普段は大学で働いていて、生物分野の研究者をしているのですが、現在産休中でゼロサイズの赤ちゃんを育てているところです。
今回の科学系ポッドキャストのテーマはトリビア。3周年の記念の回ということで、私はあまで研究者の番組のほうで参加させていただきたいなと思います。
この赤ちゃんを産んで知ったことの一つが、赤ちゃんの目の色は変わるというのを初めて知りました。
私のパートナーパパにあたる人がヨーロッパ人で、色素が薄めのブラウン、色が明るいタイプのブラウンアイを持っていて、彼のお父さんはブルーアイなので、私は日本人の濃い目のブラウンみたいな感じの目の色なんですけど、
子供の目の色どうなるかなって思ってたんですけど、今現在ヘビーの目の色は結構綺麗な濃い目のグレーをしています。
灰色の目なんだと思っていたら、半年くらいかけてどんどん目の色は変わっていって、その子の色になるっていうことを知って、
日本人の子でもそんな感じなのかどうかもちょっと知らないくらい知識ないんですが、結構ヨーロッパの方の友達の話を聞いたら、自分の子が何色の目になるかなみたいな会話とか結構あるあるらしくて、
そうなんだと思って、ちょっと今回は目の色の仕組みとかをちょっと調べたりしたので、それを話したりしたいなと思います。
目の色を決める遺伝子
一応生物分野なので、そういう生物の形質の遺伝とかの話はある程度あるかなと思うんですが、人の目については全然知らないことだったりしたので、ちょっと論文を調べてみました。
特定の論文というよりはちょっとまとまっているやつとかを少し紹介しようと思います。
光彩と言われる部分の色素の量と種類というものがいろいろあって、それの主にメラニンの量によって人の目の色が決まります。
動物によって様々なんですが、人の場合は今現在多くの遺伝子が関与する多因子遺伝で決まるっていうような性質を持っているということがわかっています。
一応言っておくと、主な遺伝子の候補には、これちょっと読み方わからないのでそのままアルファベットで言いますけど、OCA2、HERC2、SLC24A4、TYRなどが今どこ見つかっているものとしてあるみたいです。
最終的にどんな目の色になるかというと、色のタイプがあって、黒っぽい人もいれば、茶色っぽい人もいるし、グレーの人もいるし、緑っぽい人、青い人、アンバーとか琥珀色の人とかもいます。
生まれ慣れで赤色とかアルビノみたいな例の人とかも、基本的に多くの子供、赤ちゃんの場合は目の色の色相が少ないため、薄い目の色で生まれることが多いです。
私の彼も生まれた時は青い色の目をしていたっていう風に聞いて、それが茶色くなったって聞いて、そんなことあるのかと思ってたんですけど、結構あるみたいで、成長過程でメラニンが増えて色が変わっていくっていうことがあるみたいです。
基本的にメラニン、ユメラミンとフェオメラニンっていうのがあるみたいなんですけど、ユメラミンが多いと黒っぽい目の色になって、黒いとか濃い茶色になって、ユメラミンが少ないと明るい色に見えたりします。
青い目は青い色相があるというわけじゃなくて、メラニンが少ないから青く見えているだけっていうような。
人の青い目は、HERC2とOCA2の変異が起源という風に言われています。
この遺伝子の変異によって交際のメラニン量が減る、メラニンが生成されなくなるような突然変異が起きて、青い目が出現したと言われています。
青い目をしていてメラニンが生成されていないっていうことは、UVに弱いっていう風に考えられていて、紫外線には弱くなるような形質であるっていう風には言えると思います。
実際に目の疾患のリスクが増えているというデータとかが見つかっていたりしますし、赤道付近とか紫外線が強いような地域ではこの青い目っていうのは広まっていないというのもあります。
北区のヨーロッパなどでこの青い目が広まったりしたんじゃないかっていう風に言われていて、冬が長くて日照が少なかったり、年間を通じて紫外線量が少なかったりした環境っていうのがこの青い目が定着した理由になるんじゃないかっていう風に考えられているみたいです。
生物的に言うと自然選択ですね。生存に有利かどうかっていう面を見ると確かに紫外線に弱いということはネガティブな影響があるっていう風に考えられるんですが、それでも大丈夫だった場合はそういった形質っていうのは残りますし、
一つ言われているのは性的選択の方でこの青い目っていうのが有利だったんじゃないかっていうような説もあるみたいです。青い目っていうのは世界的に見ても珍しい形質ものもあって、青い目を持っている人は持てやすいっていうのがあると、この青い目を作る変異っていうのが広がるっていうことにつながっていたんじゃないかっていうようなことが言われているらしいです。
目の色と環境
今現在は多分目の色って人の場合は特に生きている上で何か影響するようなことではないと思うんですけど、遺伝学、遺伝を学ぶ上ではこの目の色がどうやって決まるのかっていうのは考えられるので良い材料なんじゃないかっていう風に論文ではまとまっていました。
性選択のところは私が気になったのでGPTに聞いたぐらい軽い例なんですけど、一つ読んだ方の論文では目の色っていうものがどういう風に遺伝的に決まるのかっていうものだったり、読足話は今回しなかったですけど、Xクロモソウム状なのかYクロモソウム状なのかっていうものによってももうちょっと難しい遺伝の話とかに発展するようなものになっていて、
遺伝の仕組みを知る材料としてもいいトピックなんじゃないかっていうようなことで論文がまとまっていました。それを参考文献として今回は概要欄に貼っておこうと思います。
ということでめちゃくちゃ簡単になんですが、まあ人の目の色っていうのは割れてから変わることがあるというトリビアと言っていいのか、みんな知ってる話なのかちょっと怪しいなと思いつつも、最近知った話なので少しだけ話してみました。
本当に全然ね、どんな色でも全然いいんですけど、結構日本にいるとどうしても遺伝の学ぶって血液型ぐらいでしかトピックがなかったりして、すごい単純だしなんかちょっとつまんないなって私的に思っているところもあって、
将来モノモとかと生き物の遺伝の話をする時に髪の毛の色とかどういう形質なのかとか目の色がどうやって決まるのかっていうものをトピックにいろいろ話せたらいいなと思うので、私ももう少し知識をつけておきたいなと思ったので調べてみました。
話さなかった気がしますが、茶色の方が有性遺伝で青色とか緑色とかは劣性遺伝になります。
茶色の目になる遺伝子と緑色の目になる遺伝子を持っていたら茶色になる方が働くっていうような仕組みになっています。
実際は本当にいろんな遺伝子が関わっているのでそんなに単純ではないんですが、抱っこひもでベビーを抱っこしながら収録したのでめちゃくちゃ寝息とか入っていると思うんですが、きっと赤ちゃんの寝息はノイズではないと思うので少し残したままの編集でお届けしようかなと思います。
スヤスヤ寝ています。
サイエント区のレンさん、このイベントを続けて始めてくださって、しかも続けるためにいろいろとしてくださって本当にありがとうございます。
こういうイベントに参加させていただけるのは本当にありがたいですし、聞く方もすごい楽しいので、これからも学芸ポッドキャストの日らしくのんびりゆるっとしつつもたまに何か大きいイベントがあるっていうのがすごいいいところだと思うので、
ぜひぜひ続けていけるように参加し続けたいなと思っていますし、そのうちホストもさせていただけたらなと思うのでよろしくお願いします。
ホストは随時募集中っぽいので、裏話というか、そんな雰囲気めちゃくちゃあるので、全然私は運営してる側じゃないですし、運営もゆるっとされて、全員で運営してるっていう雰囲気がすごくいいと思うんですけど、
もしやりたい方がいたらレンさんに言うか、かなぜる細胞の達さんに言うとすぐにホストにさせてもらいますので、
ポッドキャスト番組運営されてる方がもし聞いていましたら、ぜひぜひそちらにコンタクトしてください。
すごい一言。
本当に全然科学系じゃなくてもホスト役全然OKなイベントなので、ぜひぜひ。
毎月ずっとこういう運営をし続けるってすごい大変なので、そういう仕事を分け合ってサステナブルにいくのがめちゃくちゃいいと思いますし、
いろんな番組さんがやってくれると本当にいろんなテーマができてめちゃくちゃいいなと思います。
ということで3周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。
ということで終わりにします。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
私はママで研究者、よくしてママ研では皆様からの感想やリクエストを募集しています。
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