1. 楽しくおしゃべり❗まこにぃの部屋
  2. 【シリーズ古事記】「ヤマトタ..
2025-05-21 07:24

【シリーズ古事記】「ヤマトタケル 最期の物語」

今日は「古事記(こじき)」第18章、
「ヤマトタケル 最期の物語」
数々の戦いに勝ち抜き、
敵を倒し、国を平定してきた若き英雄――ヤマトタケル。
その旅の終わりは、静かで、そしてあまりにも切ないものでした。

古事記projectのX公式アカウントはこちら
https://x.com/kojiki_project?t=TvDd-1DZo4DlBOnH7Taq8Q&s=09

読むだけで支援に繋がる絵本
『リュウとミオ ~夢の虹~』は、“本当に大切なものはすぐそばにある”というメッセージと、みおさんへの感謝・能登支援の想いを込めたチャリティー絵本。

ロイヤリティは全額寄付され、みおさんを通じて現地支援に役立てられます。

あなたの1冊が、未来をつくる一歩に。

購入はこちら
https://amzn.asia/d/iwQYIqE
#AI
#毎日配信
#古事記
#古事記project
#絵本
#リュウとミオ
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62885456fd1be6fc460862e1

サマリー

ヤマトタケルの物語は、数々の戦いを経て、彼が命じられた最後の任務へ向かう中での苦悩と成長を描いています。彼の命運は、不意の判断ミスと魔物の出現によって揺らぎ、最終的には自然との一体感の中で魂が昇華される様子が語られています。

00:06
こんばんは、おはようございます。こんにちは、楽しくおしゃべり❗まこにぃの部屋です。
今日も聞いてくれてありがとうございます。
コメントやいいねも本当にありがとうございます。嬉しいです。感謝しています。
それではですね、今日は水曜日ということで、シリーズ古事記やっていきたいと思っております。よろしくお願いします。
はい、改めまして、まこにぃです。
いつもね、本題に入る前に一つだけ心を込めてお伝えさせてください。
今、僕が作った絵本でいうと、ミオオイメノニジが販売中です。
この絵本は、本当に大切なものはすぐそばにある。この物語にはそんな思いとミオオさんへの感謝、そしてノトへの支援の気持ちが込められています。
ロイヤリティは全部、全額ミオさんを通じて現地の支援に役立てられます。
読むだけで誰かの力になる、そんな一冊です。
興味のある方は放送の概要欄を覗いてみてください。よろしくお願いします。
それでは本題に入ります。
今日は古事記ですね。第18章になりますね。
第2部ですね。そして全体的には第18章になります。
ヤマトタケルの最後の任務
ヤマトタケル最後の物語です。
ヤマトタケルは数々の戦いに勝ち抜き、敵を倒し、国を平定してきた若き英雄でした。
ヤマトタケルね。
その旅の終わりは静かで、そしてあまりにも切ないものでした。
ヤマトタケルが次に命じられたのは大海から息山を越えた先の平定です。
これまで幾度となく試戦を乗り越えてきたヤマトタケルにとって、それは最後の一仕事のように思えたのかもしれません。
しかし彼はですね、ちょっと油断してしまいます。
これまでずっとそばにあった祖母からあざとかった草薙の剣を、なんと置いてきてしまったのです。
もう剣の力を頼らなくても大丈夫だろう。そう思ったのか。
それとも勝ちすぎた者のおごりだったのか。いずれにせよ、それは致命的な判断でした。
息山に差し掛かった時、ヤマトタケルの前に現れたのは山の神の化身とも思われる恐ろしい魔物でした。
その姿は白いイノシシのようでもあり、霧そのもののようでもあり、まさに自然のいかれのような存在でした。
ヤマトタケルは剣を持たず丸腰で挑もうとします。
すると、突然、暴風と吹雪、雷鳴がとどろき、自然が真っ白になりました。
体は冷えきり、筋肉は震え、体がすっと抜けていくのでした。
何とか山を降りて伊勢の野物という場所までたどり着いた時、彼らの体はもう動かなくなってしまいました。
草むらに寝転び、空を見上げて彼は静かに語りかけます。
ああ、剣があれば、あるいは、でももうそれもどうでもいい。
彼は、彼の心はどこか穏やかでした。
それまで戦いに生きてきた。
勝って勝って敵を倒して仲間を失って気付けば、心が空っぽになっていたのかもしれない。
でも今は空が綺麗で、風が優しい。
遠くで鳥の声がする。草の匂いがする。
人の声じゃない、世界そのものの音が聞こえる。
そして彼の魂は一筋の白い光となり、一羽の白鳥となって天に舞い上がったと伝えられています。
その白鳥は、ふるさとの空をゆっくりと飛び、やがて川地にある白鳥の地に降り立ったとされています。
今もその場所には白鳥のみささぎが残っています。
大和滝、その生涯はまるで剣のようにまっすぐで、誰よりも強く、誰よりも脆かった。
その生き様が今もなお、日本人の魂の形の中にどこか行き着いている気がします。
ということで今回はここまでです。
次はいよいよ第2部の最終章になります。
戦いの時代が終わり、文化が芽吹き、未来へとつながる時代が始まります。
それではまた次回。
今日のお相手もマコニンがお送りいたしました。
それでは皆さんお幸せに。
またね。今日もありがとう。
07:24

コメント

スクロール