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おはようございます。整理力トレーナーのまきのくみです。
この番組は、整理収納と時間管理の話題を中心に、スタンドFMとポッドキャストに配信をしています。
最近、時間管理のお話が多かったと思います。
今日はですね、片付けのお話をしたいと思います。
今日はですね、お子さんがいらっしゃる方に向けた片付けの話です。
子どもに片付けを教えたいんだけど、どんな風に教えたらいいかわからないという声を講座の方でよく伺います。
一番最初にやっていただきたいのは、もちろん物の定位置を決めるということではあるんですけど、
その前の声かけですね。
お子さんに片付けてとか、片付けなさいという、片付けるという言葉を使って片付けを促していないでしょうか。
これ決していないでしょうかと言いながら、間違っているというわけではないんです。
ただですね、子どもにとってその片付けるという意味がですね、正しく伝わらないという可能性があります。
これどういうことかというと、片付けっていうのは、物の住所が決まっているときに成立するんです。
片付けるというのは、出した物を元の場所にしまうということなので、元の場所が決まっているはずなんですよ。
決まっていたとしても、それを子どもがちゃんと把握しているかどうかというのがまた鍵になりますね。
子どもに片付けて、これ片付けてって言ったときに、ちゃんと元の位置にしまうっていうのを子どもが分かっている。
そしてその場所が決まっているっていうことが大前提ですね。
片付けるっていうのがそもそも元の位置にしまうっていうことは分かっているっていうことですよね。
ですので、声かけとして片付けてっていうよりは、もっと具体的にこれを元の場所にしまってっていうふうに声をかけます。
元に戻してねって。
そうすると子どもは考えますよね。元の場所はどこかなっていうふうに考えます。
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元の場所が分からなかったら分からないって言いますよね。
もし言わないようだったら元の場所分かるっていうふうにこちらが聞きます。
元の場所を子どもがここかなって言って、それが正しければよく分かったねって言えるし、
そこではなかったらそこじゃなくてどこだったかなっていうふうに質問ができますよね。
そんなふうに片付けバトルにならずに片付けを促すことができます。
これ本当に声かけ一つなんですよね。片付けてって言って自分が思った通りに片付いてなかったら、
なんで片付けてないのってなるんだけど、元の場所に戻してねって声をかけて戻せなかったら、
元の場所がどこか分からないのっていうふうに声をかけることができます。
元の場所どこだったっけ、どこだったか分かるっていうふうに。
そしたらまた同じことの繰り返し。どうも同じことを繰り返しちゃいますよね。
でもいいか、確認のために。
元の場所に戻してねって言ったときに子どもが考えるっていうきっかけになりますので、
ぜひ片付けての前にもしうまくいかなければですが、声かけの方法、元の場所っていうキーワードを使ってぜひ声かけをやってみてください。
これですね、小さな子ども、大きな子ども、大きな大人に関わらず、家庭内に関わらず、職場でも使えます。
職場でも元の場所にしまってないあるあるですよね。
これ誰が置いたのみたいになっちゃいます。
ですのでやっぱりその辺ですね、元の場所にしまっておいてくださいっていう声かけは有効なんじゃないかと思います。
というわけで今回は片付けての声かけの工夫のヒントでした。
ぜひやってみてください。
お相手は整備翼トレーナーの牧野くみでした。
ではまた。
