春休みと洋服整理の重要性
こんにちは。この番組は3人の男の子の母親であり、整理収納アドバイザー、タスクシュート認定トレーナーの私、まきのくみがお届けしています。
仕事と暮らし、日々の家事や子育てをもっと楽しく楽にするため、心がけていることなどをシェアしています。
週に4日、月・火・金の通常配信と、土曜日の朝7時15分からムーンクリアリングライブ配信をしています。
3月31日、月曜日です。
3月終わりますね。
なんか、この3月がめちゃくちゃ早くて過ぎ去るのがびっくり。
寒かったり、暑かったり、なんかバタバタした3月でしたよね。
家族の行事もいろいろあったりとかで、3男が卒業しまして、
うちは私立高校に行くので、公立受けて合格発表待ちみたいなことはなかったんですけど、
でもなんか、なんでしょうね、気づわしいというか、
次男も大学から帰ってきて、
あ、そっか、春休みが3男も長いし、3月の前半に次男もこっちに帰省してきているので、
食事の面とか、お昼とかですね、なんか子供たちに丸投げしてもいいでしょうけど、
丸投げしたのは数日で、なんかバタバタしちゃいますね、どうしても。
長男はですね、3月に出張が決まりまして、あっという間に2週間後にアメリカに行っちゃったんですよね。
なんかそんな感じで、
そうですね、よく考えると忙しいと言いずつ、気持ちがせかせかしている、そわそわしているみたいな感じで忙しさを感じていたという3月でしたね。
で、この時期、まだお子さんが、あ、すいません、我が家の話は終わりまして、
本題に入るんですけど、この時期の春休みにですね、お子さんの環境を見直してあげたいという方も多くいらっしゃると思いますので、
整理の原則と基準
今日はお子さんの洋服の整理についてお話をしたいと思います。
今回は洋服の整理だけではなくて、収納までお話をしたいと思いますので、ご興味ある方はですね、どうぞ最後までお付き合いいただけたらと思います。
はい、皆さまお待ちかね、かどうかわかりませんが、子どもの洋服の整理です。
今、私がお片付けのサポートに入っている方がですね、ちょうど春からお子さんが小学校に入るということで、お子さんだけじゃないんですけど、お家の中の環境を見直しているんですね。
お子さんの幼稚園の制服から小学校の制服に変わるので、もちろん物が増えて、それからお子さんが自分でお支度ができるような環境づくりを今サポート中なんですね。
それで改めてこの配信でも、どのような点に気をつけて整理収納をしていってあげたらいいのかということをお話ししたいと思います。
まず、大原則として、お子さんの洋服、お子さんの洋服だけじゃないんですけど、すべてのものなんですけど、収納から考えずに整理から始めるということが大原則です。鉄則です。
最初、片付けたいと思うと、私なんか以前収納グッズまず見てましたね。同じような方もしかしたらいらっしゃるかもしれないですね。収納グッズから手をつけてしまうともう大変です。
物が増えていきます、逆に。ですので、まずは物の見直しですね。ちょうど環境が変わりますので、新生活になりますので、これまで使っていたものを使わなくなるということが分かっているものは、もうその場から取り除くということが必要になります。
私が今、捨てるって言わなかったのには理由があって、その場から取り除くというのは、その場というのがですね、いつも使っている、よく使っている物が取り出しやすかったり、しまいやすかったりする場所から取り除くということです。
あまり使わない物が、いわゆるビップ席にあるとですね、非常に使いづらくなります、そのスペースが。だって、使わない物がそこにデンと存在しているわけなので、よく使う物が、ここにはこれがあるから、どこに収納したらいいのかな、みたいな発想になっちゃうんですよね。
ですので、まずはビップ席をよく使うものにするということです。
これ意外とですね、盲点というか発想に登らないと、いつまでも使わない物が存在しちゃうんですよね。
ですので、これはもうまず、鉄則だと覚えておいてください。覚えるというか、それを癖づけておいてくださいね。
で、ここで皆さん悩まれるのがですね、お子さんのサイズアウトした服をどうするかということ、非常に悩ましいと思うんですよ。
例えば、親戚の誰々ちゃんが年下だからその子に譲るとか、下に兄弟がいるから兄弟の分にお下がりするけど、まだサイズが合わないから、どこにしまっておこうかとか、どんなふうにしまおうかとか、それからどれを残そうかとかですね。
子供に聞いたら全部いるっていうとかですね、いろんな悩ましい点があると思うんですけど、これはですね、先ほど言ったように、まずは使わないものを取り除くので、
その取り除く基準をですね、自分の中で決めておくっていうのが一番早いと思うんですね。
で、まずその基準なんですけど、例えば何枚だけ残すっていうような基準、基準というかルールですね。もうどれを残すかって選んでいくと、どれも残しておいた方がいいような、それからなんだかまだ着れるものを手放すのはもったいないという気持ちがして、
全部取っておく、そして場所を圧迫するみたいなことになってしまうので、それでスペースがあればいいかもしれないんですけど、でもですね、スペースがあってもすべてを残しておくというのはですね、どれくらいの期間残すかわからないんですけど、
基盤できたりですね、それから長い期間置いておくための下準備みたいなもの、ケースにしてもそれから洗濯にしても、そこにはたくさんのエネルギーを注がないといけないので、もうその処理をする枚数を決めておくっていうのが一番いいと思います。
新しいものをもらったり買ったりすることを考えると、せいぜい3枚ずつくらいかなと思いますね。3枚じゃちょっとっていう方は5枚くらい、せいぜい5枚、マックス5枚くらいに考えて、5枚だけにしようって思って、そこでも残すものの中でも整理をしてみてください。
で、あとはよく言われるのが、子供に聞いたら全部いるって言うとか、全部捨てていいって言うとか逆に、悩まれるお母さんの多くいらっしゃるんですけど、ここはですね、私思うんですよ。
子供の所有物ではあったんですけど、管理をするのはお母さんなので、ここもですね、もう洋服に関してはお母さんがやるよっていうのは言ってもいいんじゃないかって思うんですよ。
ただ、お子さんにも権限があるっていうことを考えると、じゃあ1枚だけって決めさせるみたいな、そういうことでもいいと思うんですよね。
で、そんな中でお子さんにとっても、物の整理をするっていう学びになりますので、お子さんには1枚だけ、どれが一番誰々ちゃんにとっておいてあげたいと思うかとか、
人にあげるのも嫌っていう子だったら、じゃあ思い出にとっておきたい1枚だけを選んでとか、そんなふうにお子さんに合わせてですね、決めてもいいかなと思います。
で、全部捨てていいよっていうお子さんもたまにいらっしゃいますので、そんな方は、お母さんが下のお子さんになり、親戚の子になり、残してあげたいものを5枚だけ選ぶとかですね、そういう場合はもう選んで先方に聞いて、早い段階で差し上げたらいいんじゃないかなと思いますね。
ですので、お子さんの作品とかですね、そういったものは子どもが作ったものなので、勝手に捨てるっていうことはやらない方がいいと思うんですけど、洋服に関しては管理はお母さんなので、それはお母さんが洗濯したりとか、こうやって片付けたりする担当だからお母さんが決めるよって。
自分でできる収納の方法
でも1枚だけは選んでみてもいいよみたいな感じでコミュニケーション取られるといいと思います。
そうやってその場からですね、必要なものだけが残った状態ということで、ここまでが整理をしたということになりますので、次から収納、今日のメインですね、収納の方法についてお話ししていきたいと思います。
お子さんの洋服の収納の方法なんですけども、大前提としてお子さんが自分でできるかどうかという基準でやってみます。考えていきます。
お子さんが自分で支度ができないということはですね、何か原因があると思います。取り出しにくいとかですね、分かりにくい。それを分かりやすく取り出しやすく、それから自分、お母さんにとってもしまいやすいみたいな、そんな基準になっているかっていうのを確認していくといいですね。
お勧めの収納っていうふうに聞かれるんですけども、私はですね、その場、お子さんがその場に立って、一目で分かるっていう収納だと思っています。
例えばですね、引き出しに何か靴下なり、洋服なり、それから学校に必要なハンカチとかですね、そういうのを収納するとするにしても、ここは引き出しの、違う、ここは靴下の引き出しとか、ここはハンカチの引き出しとかですね、そんなふうにアイテムごとに引き出しを決めてしまうと、
ぱっと見分かりやすいような気がするんですけど、でも子供が自分で身支度をするっていう基準に全然なってないんですね。
どういうことかというと、支度をするときに、その身支度に必要なアイテムって一気に用意しますよね。ズボン、それからシャツ、靴下、そして学校に持っていくハンカチ、ティッシュ、そういったものがですね、一個一個引き出しを開けないといけないというのは、
頭の中で何が必要かっていうのを考えたらできることなんですよね。でもその考えるっていうことが、まだまだ難しかったり、大人でも考えようと思ったら考えられるんですけど、考えなくてもできるっていう仕組みが一番なんですよ。
ですので、その引き出しを開ければ、自分が何が必要かがわかる。そこに揃っているっていうことが、お子さんが自分で身支度ができるようになるために必要な収納方法になります。
さらにいただく質問で、縦に長い方がいいのか、横に長い方がいいのか、幅広い方がいいのかっていうようなご質問もいただくんですけど、それはですね、そのご家庭の環境によるので何とも言えないです。
我が家はですね、縦に長い。押入れに入れていたので、押入れ用の縦に長いタイプを使ってましたね。縦に長いものを押入れ用とかの引き出しのメリットは、片手で開け閉めができるっていうことですね。
横に広いのは、パッと開けると全体がはっきりと見渡せるんですけど、でも両手で開けないといけないので、その辺がですね、やっぱり縦がいいのかななんて、我が家は縦でうまくいっていたんですけどね。
しっかり開けるスペースが手前にもあって、そして重たくなくて、半分くらいはしっかり自分で開けれるようでしたら、縦型が片手で開けれるのでいいかなと思います。
で、すっごい奥までバーって全部開かないと見えないくらいギュウギュウに入っているようだと、ちょっとお子さんにとってはハードルが高いかなと思います。
まあだから本当に収納って言っても、いろいろその子のために考えることってたくさんあるんですよね。
そしてここからが大事なところなんですけど、ここからかっていう、大きな引き出し、広い引き出しを使うときに絶対に欠かせないのが仕切りなんですよ。
だだっぴろいところにアイテムを収納するとなるとですね、いくら自分で綺麗に畳んでそこに揃えたとしても、開け閉めのときに中身が崩れますよね。ガサッとずれますよね。
そうやって物が泳ぐので、仕切りというのはマストなんですよね。
そこで我が家では靴箱を利用しているんですけど、でも最近ですね、ちょっとその片付けのサービスのために百均に行ってみたら、仕切りの不織布が売られていまして、それでもいいかなと思います。
靴箱って段ボール地でできているのもありますのでね、湿気のたまりやすいところに段ボールっていうのはあまり好ましくないので、おすすめはできないんですけど、靴箱はですね、頑丈で、しかもだいたい、だいたいというか、洋服を畳んだときにジャストサイズにしやすいんですよね。
だから我が家ではずーっと靴箱を使っています。
で、引き出しの中なので、靴のメーカー名とか書いていても全然気にならないんですよね。
で、もう本当に長年愛用しているので、何でしょうね、もう当たり前に、引き出しの中にちゃんと部屋ができているっていう感じですね。
何もないとそこに何を収める、そこが何を収めるためのスペースなのかっていうのがわからないですよね。
ただそこが空いているっていうだけで、ですので何も入っていなくてもそこに何が今存在していないのかっていうのがわかるっていうことなんですよね。
それがすごく大事で、それって洋服だけに関わらず、例えば文房具なんかもそうですよね。
文房具、鉛筆立てっていう方もいらっしゃると思いますし、引き出しという方もいらっしゃると思います。
で、そこにペンを入れるところで決めているのであれば、ペンがなくなっていたらそこにどんなペンがないのかっていうのがわかりますよね。
ですので、引き出しの中もですね、そんな風にズボンはズボンの部屋、靴下は靴下の部屋という風に仕切って物の定位置を決めておくっていうのが大事です。
そうなるとですね、もうお子さんがパッと上から見た時にこれ取って、これ取って、これ取ってみたいな感じで、一気にそこで身支度するためのアイテムが取れて、そして自分で支度ができるっていうような仕組みになりますのでね。
子どもが自分で何かができるとかできないとかですね、結構その環境づくりっていうのに大きく関わってくるんじゃないかと思いますので、そういう仕組みを作ってあげるっていうところまでが親の仕事で、
そこからですね、子どもを観察しつつ、もしできないのであれば何かを変えてあげるとできるレベルになりますので、そうやってですね、お子さんを観察しながら収納をどんどん変化させて、一番いいところにですね、しっくりくる収納を目指していっていただけたらと思います。
子どもが自立するための環境作り
ちなみにですね、先日、お子さんたちの洋服の整理を、私、片付けのサービスでさせていただいたんですけど、お子さんたちの反応がすごく良かったみたいでですね、
ここはこうやってするんでしょう?ってママに聞いて、パジャマを自分で片付けたりとか、幼稚園のティッシュを自分で用意したりとかですね、されていたらしいんですよね。
やっぱりそうやって、自分でできる、子どもさんが自分でできるっていうのって、本当に喜びなんだなっていうのを、このLINEでいただいたんですけどね、メッセージを読んで、私もすごく嬉しい気持ちになりました。
なんといってもね、自分がこうやって物の整理をして、そして収納を考えて、それをお子さんが喜んで、自分で支度を始める。
こういう流れって、本当に親としての喜びだし、子どもがそうやって喜んでくれることも喜び。本当に何とも言えないですよね。すごく嬉しいですよね。
はい、そんな感じでですね、幸せいっぱいの整理と収納を、この春休みにですね、手をつけてやってみてはいかがでしょうか。
もしやってみてですね、やってみると質問で出てくるんですよ。疑問とか困りごととかですね。ですので、ぜひぜひこちらの配信にですね、コメント、ご質問いただけたらと思います。
専用のメッセージフォームをご用意しておりますので、コメント欄の方からお寄せいただけたらと思います。お名前がですね、匿名がいいなという方は、専用のメッセージフォームをご用意しておりますので、そちらの方からお寄せいただけたらと思います。
ついでに番組の感想なんかもいただけると嬉しいです。
はい、ということで最後までお聞きくださいましてありがとうございました。整理集のアドバイザー、タスク集と認定トレーナーの牧野くみでした。ではまた。