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2025-02-08 15:05

014 研修の設計をするときに「こだわっている」こと

久しぶりのスタエフ更新です。

・おやすみしていた間のこと
・研修のご依頼をいただきました
・研修コンテンツ設計で自分が「こだわってる」と感じたこと


インターネットラジオゆめのたね放送局
北の音‐Kitanone
https://www.yumenotane.jp/kitanone
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みなさん、こんにちは。コンテンツ設計アドバイザーの山田まきこです。
お久しぶりでございます。しばらくお休みしていました。
スタンドFMの配信をお休みしていました。
理由は、息子が中学受験がありまして、そのサポートをするためにですね、
いろいろやらないことを決めまして、取捨選択しておりましたが、
この度、無事に中学受験が終わりましたので、また少しずつスタンドFMも再開していこうかなと思っています。
今日はね、仕事場に向かう車の中に来ます。
車の中でスタンドFMを収録するのは初めてなので、ちょっとドキドキしているんですけど、
ちょっと試してみたいなと思っています。
さっきね、子どもの中学受験のために、しばらくいろいろ取捨選択をしてやらないことを決めてね、
やるべきことにリソースを集中させようということで、配信をお休みしていましたということをお話ししたんですけど、
この間もですね、やってたこともあります。
それはインターネットラジオの番組ですね。
音声配信はストップしてたんですけど、ラジオの配信は引き続き行っていましたので、
もし私のラジオを聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、
夢の種放送局札幌スタジオ、毎週日曜日オレンジチャンネル21時から放送していますので、
そちらもぜひ聞いてください。
アーカイブもありますので、夢の種放送局のホームページから、
私の番組、北の音と書いて、北の音という番組になります。
北海道の今を育む人たちを応援する番組です。
そのホームページ行っていただきましたら、アーカイブへのリンクも貼ってあります。
このスタンドFMの概要欄にも貼っておきますので、もしよかったら聞いてみてください。
続けていたこととしては、他にも在宅事務業務の設計のお仕事ですね。
これは私がその会社を経営しているということではなくて、
その会社と業務委託契約をしていまして、
中小企業の経営者の方から事務業務とか、
SNS周りの業務を受注しまして、その業務の設計、
在宅で働きたいという方向けにマニュアルを作成したりですとか、
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業務を誰がやっても同じようにできるように標準化するという作業をしていました。
引き続きずっと行っている業務になります。
もう一つ、研修講師業ですね。
このスタンドFMを聞いてくださっている方、講師業の方も結構いらっしゃるのかもしれないですけど、
講師業もやっていました。
ある研修会社さんに登録をしていますので、
研修会社さんからご依頼のあった研修、例えば新人研修ですとか、新人のフォローアップ研修ですとか、
例えば行政からのご依頼で起業したばかりの女性向けの働き方やタイムマネジメントの研修をしてほしいということで、
その研修を作って実施したりということもしていました。
今日お話ししたいテーマというのは、
また最近、研修会社様からある問題を抱えている組織の立て直しをするために研修をしてもらえませんかということで、
ご依頼をいただいたときのことをお話ししたいなと思っています。
どんな問題を抱えているのかというところを開示できる範囲でお話しすると、
その組織というのはまだ立ち上がって2年ぐらいの組織で、
起こっている問題としては、そこで働いている皆様のコミュニケーション不足や人間関係の円滑に進んでいないということによる、
組織としてのまとまりとか協調性とか、一つの目標に向かって進んでいくという一体感とか、
そういうものがないと問題が発生しているということですよね。
その組織に対する研修をやっていただけませんか。
内容はお任せしますという感じでご依頼をいただいたんです。
そうなったときに、もしこの放送を聞いている講師業の方がいらっしゃったら、皆さんだったらどういうふうに講座を設計していくでしょうかね。
自分がこれまでやってきた研修とか、自分が組織の中で働いてきた経験をもとにこういう感じのことをやればいいのかなとか、
そういうふうに考えてやりますというふうにおっしゃるのかなと思うんですけど、
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今回私、そのご依頼は是非お受けしたいですということはお話ししたんですけど、
もう少し詳しくお伺いしたいですというふうにも申し上げました。
何か起こっている問題は、その研修会社さんが把握している範囲ではこういう内容ですということをお伺いしたんですよね。
何でそれが起こってしまっているのかというところの見立ては、一人一人の方は能力がすごく優れている方々です。
なんですけれど、一人が自分のやり方に固執してしまって、組織としてチームとしてうまく回っていないんですというお話だったんですよね。
強調されていたのが、本当に一人一人の方はとても優秀なんですというお話だったんです。
なので、私はそこで果てと思いました。
一人一人の人が優秀であるならば、チームでお仕事をすることの意義とか、
そういうことで得られる組織としてのメリットというものがわかるはずでしょうと思ったんですよね。
本当に優秀な方々なのであれば。
その優秀な方々が故に自分のやり方、自分の考え方に固執してしまって、強調できなかったり、チームとしてのまとまりがないというのはどういうことなんだろうと思ったんです。
そのどういうことなんだろうと思ったところをわからないまま講座を設計すると、手段として違うものを出してきてしまう可能性があると思ったんですよね。
なので、もう少しその組織の実態について、ご存知の方とお話しすることはできませんかということをご相談しました。
もう一つお願いしたのが、その組織の問題を解決するために、今回は私という外部講師に研修をしてほしいという手段を選ばれたようなんですけれど、
その組織の問題を解決するために、その研修って90分なんですよね。
90分の研修をしたら解決するというものではないので、それ以外にもきっといろいろなことを考えていらっしゃったり、既に実施されている施策があるんじゃないかと思ったんですよね。
なので、それももし分かれば教えてほしいですということを、研修会社さんの方にお願いしました。
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何か一つの組織の問題が発生したときって、その原因になっているものってたった一つってことはないと思うんですよね。
いろいろな原因が絡まり合って、それが蓄積して、実際に問題として表出していると思うんです。
その手段として研修を選ぶ前段階で、どういう原因分析がされたのかというところがすごく気になったんですよね。
その原因によって、今回私が担当させていただくのは研修なんですけれども、研修で何を皆さんに持ち帰っていただくのかというところが違ってくると思うんです。
まとまりがないのは、みんなが共通で持つべき目標とかミッションとか、その組織が大事にしたいと思っているものが共有されていない形だけになっていて、
一人一人の行動まで落とし込まれていないということであれば、そこに適した研修をした方がいいでしょうし、
そこはあったとしても、協調して仕事をすることでどんな成果が得られるのかというところがイメージできていないということだったら、
協調性を育むようなカリキュラムにした方がいいでしょうし、それによってみんなでやった方がいい結果が得られるという成功体験が感じられるようなカリキュラムにした方がいいですよね。
もしくは一人一人が優秀と思っている、その優秀って組織の上層部の方が思っている優秀と、
全体としてこういう人たちがいたらうまく回るのになるような一人一人のスキル、今現在は不足しているということであれば、
それこそコミュニケーションに特化した研修、自己理解とか他者理解とかそういうものに特化した研修のカリキュラムにした方がいいと思うんですよね。
はたまた一人一人はすごく優秀、そこは間違ってないんだけれども、トップからのメッセージが弱いとか、
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メッセージだけでなくて日々の言葉かけ、言葉だけじゃないと思うんですけど、コミュニケーションの取り方に何か問題があるということだった場合には、
そもそもメンバーの方に研修をしただけではちょっと難しいのかもしれないっていう、そういうこともあるかもしれないですよね。
そうしたらメンバーの方にはこういう研修をするので、助走部の皆様もこのような協力をお願いしますっていう感じの設計にした方がいいと思うんです。
なので、こういう研修できますかっていうふうに言われたときに、研修が本当にその組織のお役に立てるようなものにするためには、もう少し情報が必要だなっていうふうに思うので、
私は研修のご依頼いただいたときには、「はい、ありがとうございます。わかりました。」と言って、自分の中で分かったような気にならないということを大事にしています。
分かった気になってアウトプットしてもですね、結局は机上の空論で現場の役に立てないっていうことがあったら誰にとってもいいことはないと思うんですよね。
現場の方もお忙しい中お時間をとって、その研修に時間を割いてくださっているのに何も解決しなかったりとか、何も解決しないので、
研修会社さんもお宅の研修会社の講師にお願いしても何も効果が得られなかったっていう評価を得ることになっても良くないですし、
私にとっても結局はお役に立てない研修を作ってしまったということで、いいことはないんですよね。
なので、何が問題で何が原因で、その原因の解決方法としてどんな研修カリキュラムが有効なのかっていうところを検討するということができる。
ここがやっぱり本当にやりっぱなしの研修になったりとか、やったつもりの研修にならない大事なポイントなんじゃないかなと思って、いつも研修を組み立てています。
今日は研修をご依頼いただいた時に、どんなポイントに着目して設計をしていくかという話をしてきました。
ご清聴ありがとうございました。
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