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こんにちは。人と組織の問題を、仕組みと教育コンテンツで解決する、コンテンツ設計アドバイザーの山田まきこです。
このチャンネルでは、私がこれまで開発してきたコンテンツのこと、コンテンツ設計のヒントや、現在開発中のコンテンツ、お知らせなどを配信します。
5月、6月は、モニターセッションで素晴らしい講座の設計のお手伝いをさせていただいていました。私もとってもたくさんの学びがありました。
モニターセッションにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
セッションでは、どんな講座を作っていきたいのか、ということをヒアリングするお時間がたっぷりあるんですけれども、
その方がこんな経験をして、こんな思いがあって、だからこういうことをやりたいんです、というお話を聞くだけで、私は目頭が熱くなってくるんですよね。
ある方は、自分の辛かった経験から同じ思いをする人をなくしたいと思って、コンテンツを作っていらっしゃるんですけれど、その愛と優しさが本当に素敵なんですよね。
辛かった経験をされていたら、見えないけど心はずたずたに傷ついていると思うんです。
そういう方が人に優しくするなんて、普通はできないよなと思うんです。
各優、私も学生時代は暗黒時代って呼んでるくらいに、あんまり良かった思い出が全然なくて、むしろ傷ついた経験ばかり思い出されるんですけれども、そういう時ってやっぱり人に優しくするっていう余裕がないので、
そういう傷を負っている自分が何ができるのかな、なんて思った時に、そんなふうに同じ思いをする人をなくしたいなんて思えるだろうかって思ったら、本当にその方素晴らしいなっていうふうに思いました。
そんな素敵な方と出会えたことに本当に感謝しています。
さて、今日はコンテンツ設計のテーマ決めについてお話ししたいと思います。
私は日頃たくさんの方とご縁をいただいてお話をお聞きします。
お話を聞いていると、この方のこのネタ、絶対もっと聞きたいって人いるだろうなって思うことがあるんですよね。
例えば、PTAの活動でたまたま一緒になった方と雑談をした時とか、マンションの管理人さんとの世間話の中とか、子供の学校の担任の先生とちょっとした立ち話をしている時とか、
それからラジオの収録を私してますので、収録の後にパーソナリティさんが放送ではお話をされない、自分の趣味のお話とかライフワークのお話をお聞きした時なんかによく感じるんです。
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先日もあったんですよね。
ラジオ収録のスタジオがあるレジャー施設で、週に4回くらいのペースで、午前中にいつも同じ場所でビリヤードをされている素敵なおじさまがいらっしゃるんですよね。
アイさんという方なんですけれど、いつも気さくに話しかけてくださるので、私もこの間はですね、ビリヤードはどれくらいされてるんですかっていうふうにいろいろお話を聞いてみました。
そしたらですね、いろいろまたお話をしてくださったんですよ。
お仕事をね、定年退職をされたことですとか、あと20代の頃に道具を揃えて、習ってやるほどに本気でビリヤードが大好きだったお話。
でもある事情があって、やめざるを得なくなってしまって、やめてしまったっていうこと。
でも、やめてからもずっといつかやりたいなっていうふうに思って、道具を処分できなかったっていう話とか。
定年されて、定年後の生きがいを探す中で、もう一度やってみようっていうふうに思って、30年以上大切にしまっていた道具を再び使い始めたっていう話。
今は体力とか気力とか、あと認知症の予防のためにこのビリヤードを再開したっていうことなんですけれど、再開したことで毎日がすごい楽しいし、張りがあるっていうお話をしてくださったんですよね。
この愛さんがですね、自分の大切な道具を手入れするっていう姿もよく見るんですけれど、その時の愛さんの表情がね、本当に嬉しそうなんですよね。
この愛さんの人生のストーリーをお聞きしているときに、定年後で好きなことに夢中になれるような過ごし方ができている、この愛さんみたいな方のお話って、これから定年を迎える方ですとか、今も定年を迎えて、
今日どういうふうに過ごしたらいいのかなっていうふうに悩んでいる方には、とっても役に立つお話なんじゃないかなっていうふうに思いました。
それでですね、ダメ元で、ぜひラジオで話してほしいですっていうお話を愛さんにしてお誘いしたんですけれども、いやいやいやいや、自分なんてただ好きでやってるだけなので、そんな大したことなんかしてないんでっていうふうにね、テレくさそうにやんわりと断られてしまいました。
こういうやりとりって結構あるんですよね。いやいやいや自分なんて大したことしてないんでっていう。
自分のことってね、なかなか客観的には見れなかったりしますよね。私もそうです。私もそうなので、自分では気づかないことあるんだろうと思って、毎月コーチにですね、コーチングしてもらって気づいたりっていうことをしてるんですけど、
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まさかね、自分のためにやろうと思ってやっていることが、人の役に立つなんて言われてみないと気づかないことかもしれないですよね。
でも、実はそこにコンテンツのテーマのネタがあったりするんじゃないかなって思います。
書籍の中では、コンテンツのテーマ決めの大切なポイントとして、キャンとマストのお話をしています。
誰かのお困り事を自分が持っている何で解決できるのかっていうのがキャンですね。それと、相手が何を求めているのか、求められているものっていうのがマストです。
この2つを意識してテーマを選んでいくっていう観点が大事ですよっていうことが書いてあるんですけど、
これまで仕事一筋で生きてきた段階の世代の男性が、定年を迎えて何者でもない自分になった途端に、
今日一日をどういうふうに過ごしたらいいのかわからなくなってしまったり、地域のコミュニティに入れずに孤立してしまったり、
奥様からね、夫が毎日家にいるなんて耐えられないって言ってね、離婚を切り出されてしまったりっていう話も珍しくないですよね。
そういうお悩みを持つ方にとって、愛さんのように若い頃に好きだったことをまた始めてみる。
若い頃に情熱を注いでいたものをもう一回思い出してやってみるっていうのは、解決策の一つになるんじゃないかなというふうに思いました。
愛さんはですね、諦めずにまた説得したいと思いますので、愛さんの人生のお話をラジオでお聞きいただけるときが来たらお知らせしたいと思います。
今日はテーマ決めについてお話をしました。
自分にはコンテンツのテーマになるようなネタがないんですっていう方や、
テーマにしたいことがあるけど、誰のどんな悩みが解決できるのかっていうところがうまく説明できないとかしっくりこないっていう方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度お話を聞かせていただけたら嬉しいです。
第三者の視点で見たら気づけることって絶対あると思います。
その気づきのお手伝いができたら嬉しく思います。
最後に7月スタートのオリジナル講座設計レッスン無料モニターセッションのご案内です。
おかげさまでたくさんの方にお声かけをいただいております無料モニターセッションなんですけれども、
6月はいっぱいになってしまったので、
次回は7月後半または8月スタートのモニターを2名様先着で募集しております。
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ご希望の方はツイッター、インスタグラム、フェイスブックなどの各種SNS、
もちろんこちらのスタンドFMのダイレクトメールからでも構いませんのでご連絡ください。
枠が埋まってしまいましたらスタート時期を調整させていただきますのでご了承ください。
では今日はここまで。
今年1月に発売しましたお客様のお困りごとにとことん寄り添うオリジナル講座の設計レッスンの電子書籍は、
この放送の概要欄のAmazonのURLからご購入いただけます。
貫末に掲載されているURLから私が全文を朗読している音声もお楽しみいただけます。
ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。ご感想もお待ちしています。
またお会いできる日を楽しみにしています。
コンテンツ設計アドバイザーの山田真希子でした。