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経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾では、
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、幸せな成功者 育成塾 塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、熟成の皆さんからの質問に、私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は、私の京都の自宅スタジオからリスナーの皆さんの質問に答えたいと思います。
大阪府のセールスマンスからご質問が来ています。
メンタリストだいごという芸能人の方がいるのですが、ご存知でしょうか。
相手の行動を操るらしいのですが、テレビなのでやらせてはないのかというふうに思うんですが、
でも、もしそれが本当にできるんだったら、営業に役立つのではないかと思って質問をさせていただきました。
先生はどうお考えでしょうかということで、面白いですよね。
私はほとんどテレビを見ないので、子供がテレビを見ているときに、一回か何回か、
芸能人の若い女性を泣かしているのを見たことがあるのですが、
全部が全部をチェックしているわけではないので、やらせるかどうかはちょっとわからないのですが、
人の行動を操るというのがどのレベルかということにも、イメージにもよるのですが、
できるかできないかというと、できるということで、もちろんこれはモラルの問題ですから、
悪用しないということでお伝えしたいと思うのですが、
もちろん今後のセールス活動、セールストークが本当にいいものをお勧めするという場合に、
より見込み客の方に受け入れやすいようにということで、
ちょっとこの話をしたいと思いまして、今日選びました。
まずですね、これは催眠というジャンルなんですけど、催眠には2種類のタイプがあって、
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1つが古典催眠、もう1つが現代催眠ということで、大きく2つに分かれています。
古典催眠というのは、リスナーの皆さんもよくご存知だと思いますけど、
今から私が3つ数えると、あなたは眠くなりますみたいな、ありますよね。
この何か揺らしている、例えばコインをひも付けて揺らして、
50円玉にしましょうか、50円玉が振れるのを10回見ると眠くなりますみたいな。
古典催眠というのは基本的に、今から催眠術をかけますよって宣言してかけるというのが古典催眠なんです。
現代催眠というのはそうじゃなくて、相手が催眠にかけられているということを分からないように、
実際はかかって相手が思う行動をとっているんだけれども、
でも本人は自分で考えて、自分で選んでその行動をとっているというふうに思わせるというのが現代催眠ということで、
現代催眠というともう代表的なのはミルトン・エリクソン、もう亡くなりになられましたけれども、
NLPの作る時のモデル、NLPのコンテンツの中にミルトンモデルというのがありますけれども、
それを作った心理学者で、もう偉大なセラピストということなんですけれども、
私もNLPも勉強しましたし、ミルトン・エリクソンもちょっと研究したことがあるんですけれども、
ミルトン催眠とかミルトンモデルはいろんなパターンでいろんなことがあるので、
ちょっとこれ10分でしゃべるのはもう不可能で、
多分ミルトンの話を本当にちゃんとしてセミナーとかでお伝えしようと思ったら、
一通りしゃべるだけでも多分4日ぐらい、1日セミナーで4日ぐらいかかると思うんですけど、
ミルトンの中でこれ私が個人的に一番使えると思っているやつをちょっと今からお話をしたいと思います。
個人的に思っているだけなんで、これが一番私自身は使いやすくていい方法だと思っているんですけれども、
他のもちろんミルトン・エリクソンを研究している権威の方もいっぱいいらっしゃるので、
その方たちがこれがすごくいいと言われるかどうかはちょっと分からないですけど、
実際セールスとかいろんな場面でうちの会社もね、
当然セールスの人がいるわけで、うちのセールスマンなんかにもこれを教えているんですけど、
例えばですね、うちの会社のセールスにしましょうか。
不動産の売買の方のね、売買じゃない、賃貸にしましょう。
賃貸の方のセールスマン、営業の人がいるんですけど、
お客さんが来て部屋をいくつか案内して、
最後2つ、Aという物件とBという物件が残って、
お客さんがAにするかBにするか、迷っている、決められないというときに、
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そのセールスはAの方が絶対条件、いろんなことを考えるときに、
いい物件、プロから見ていい物件と思っているというときに、
絶対ね、これAがおすすめですよと、私のプロとしてのセールスマン、
絶対Aがおすすめですから、こちらにされたらどうですかというふうに言うと、
お客さんはね、それでじゃあって言って、
安心というか、もともと決めててちょっと迷っているみたいな人だったら、
背中を押されたっていう感じで決める場合は、
お客さんがAにするかBにするかというふうに、
お客さんがAにするかBにするかというふうに、
そういう場合もあるんですけど、本当に迷っている人にそれを言っちゃうと、
逆にね、ますます決められなくなっちゃうんですね。
何でかというと、人っていうのは、何か決断、大きな決断をするときに、
自分で決めたいですね。人の意見じゃなくて、
自分の意見で自分で納得して決めたいっていう基本的な性格とか傾向があるんですね。
例えばマンション、賃貸マンションでファミリーだったら2年契約ですから、
2年間はそこで住まないといけないわけですよね。
それをなかなかいろんなことを考えて、同じような感じで、
AっていうのとBっていうのとあったと。
これなかなか決められないっていうのは普通なんですよね。
でもうちのセールスの人がプロから見て、
お客さんの要望をもちろんいろいろ聞いていて、
経験のある方は分かると思いますけど、
案内する間ずっと同じ車で乗ってしゃべったりするわけじゃないですか。
いろんなこともしゃべるんで、だいたい傾向とか価値観とか分かるんですよね。
分かった上でAにしたいんだけどっていう、
迷うのをお勧めしたいっていうことなんですけども、
このときに正しいというか、お客さんがAの方を選んでもらいやすくするのに、
Aの方を選んでもらいやすくするっていうですね、
ミルトン・エリクストンが考えた話の順番、もしくは話のフレーズですよね。
これを使うとAの方に決めやすくなるということなんですね。
例えば、今セールストークを私が作ってみたとしたら、
お客様AとBに迷われていると。
AもBももちろんお客様の要望を聞きした中で、
Aの方が落ち着けがたいんですと。
でも人の価値観というのはすごく多様なんで、
これはもうお客様自身にAとBどちらか決めていただくしかないんですねと。
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私は不動産の経験、プロとして15年くらいやってます。
不動産のプロの私から見たら、
AとB両方いいんですけど、
Aの方がより良いかもしれませんね。
こういうフレーズを言うと、お客様はそうかと。
やっぱりAの方が良いのかなというふうになっちゃうんですね。
これは、さっきのAの方が絶対良いですよと言われると、
そこで反発を人に決められたくないので、
反発を生んでお客様が混乱しているようになっちゃうんですね。
AとBの関係が決められなくなる確率が上がるのに対して、
Aの方がより良いかもしれませんねというふうに言っていることで、
かもしれませんには、かもしれませんということは可能性なので、
良いか悪いかってどっちも言っていないので、
反発できないんですよね。かもしれませんねという言葉に。
でもその前に、Aの方がより良いという言葉が入っているので、
Aの方が良いかもしれませんねと言われて、
あとはかもしれませんねなので、
それがより良いだけのイメージが残って、
かもしれませんは残らないんですね。
自分もより良いというイメージができるし、
プロの人もそういうふうに進めているんだから、
言葉によってイメージが湧いてくるという順番になる。
Aの方がより良いというふうに言われたら、Aの方がより良いというイメージが浮かんで、
かもしれませんはイエスでもノーでもないので、
そのまま消えてしまって、かもしれませんは消えちゃって、
良いやつだけが残るという仕組みになっているんですよね。
よくセミナーとかでお話ししている、
例えば子どもに何とかしちゃいけませんよ、
例えばゲームばっかりしたらダメですよ、
人間は先にゲームをしているところをイメージしているので、
ゲームをしているのは楽しいから、
それが余計にゲームをしたくなっちゃうんですね。
先にイメージが浮かんじゃうので、
ゲームばっかりするんじゃなくて、
ちゃんと勉強もしてほしいんだったら、
勉強したら何か良いことがあるよ、
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勉強するとこういう風になっていいよ、
みたいなことを言って、
ゲームのことをあまり言わない方が良いんですよね。
ちょっと皆さんも否定形理解できない例で、
私の次の質問に、質問じゃなくて言葉を聞いてほしいんですけど、
例えば、ピンク色の猿を思い浮かべないでください。
ピンク色の猿を思い浮かべないでください。
さて、何が思い浮かびましたか。
ピンク色の猿ですよね。
ゾウを思い浮かべないって言われたら、
何が思い浮かぶゾウっていうシナリオがあるんですけど、
みたいな感じで、人間の脳はイメージと言葉で動いていて、
否定形が理解できないっていうのを、
このミルトンモデルがしっかりと使ってるんですよね。
本質というか質問に戻って、
多分、現代サーミンのテクニックは持ってられると思うので、
操れるか操れないかって言ったら、
操るっていう言葉の定義の問題になってくると思うんですが、
人に分からないで影響力を与えられるかどうかっていうと、
テレビでやってるぐらいですから、多分できるんだと思うんですよね。
ただ、番組の構成上、それをさらにどうなってるか、
どうなってるかっていうと、
テレビでやってるぐらいなんですけど。
ですので、結論から言うと、今回の質問者の大阪のセールスマンさんが、
ご自身のセールスをやっていく過程の中で、
この商品、このサービスは本当にこのお客さんにおすすめだと、
ぜひこれは買ってもらいたい、使ってもらいたい、
ミルトンモデルを使うことによって、
より製薬の確率を上げていくっていうふうに使っていただければなというふうに思います。
ということで、今日は大阪府のセールスマンさんの質問にお答えをしました。
今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
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