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2015-09-15

第167回「言葉の定義の大切さ」

言葉の定義によって行動が変わります。行動が変わると結果が変わります。成果を上げるためには、全社員による精度の高い言葉の定義の共有が必要となります。


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経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾では、
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、幸せな成功者 育成塾 塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、塾生の皆さんからの質問に、私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日はですね、京都の自宅スタジオから、言葉の定義の大切さというお話をしたいと思います。
毎年ですね、8月にはですね、私の経営している不動産管理会社の方で、
社員研修をね、ちょっと時間をとって行っています。
なぜ8月かというと、8月はね、インターンシップの学生さんを毎年受け入れているんですけど、
インターンシップの方が来ているので、社会に出る前にね、ぜひこういった実際の勉強というか、
社会の勉強の中の一環としてね、そういうセミナーも受けてもらったらなというようなこともあって、
だいたい8月に毎年やっています。また協力業者会というのがあって、
たくさんの協力業者さんのもとに我々の会社も運営をしているわけなんですけども、
その方たちもご招待をしてですね、私のセミナーを受けてもらうということで、
毎年の行事となっているんですけども、
今年はね、言葉の定義という話をたくさん時間を割いてしまして、
実際またそれをより深めてもらうためのワークに時間をとったんですけど、
社員の方からいろいろ、仕事上の悩みとか、それから私に聞いてみたいことみたいな感じで、
事前にね、セミナーの中身をリクエストを全社員からもらっているんですね。
もしくは個人的に聞いてみたいというのをもらっているんですけど、
今回なぜその言葉の定義という話にしようかと思ったというと、
事前のアンケートがですね、
例えば仕事を任せるときに気をつけるべきポイントを教えてくださいと、
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意図が正確に伝わっていないことが多いですみたいなね。
そういったこととか、部下の人が自分が思った通りの仕事の成果を出してくれないと、
これはどういうふうにしたらもっと自分の意図することが伝わるんでしょうかみたいなことが今回多くて、
今回のね、メインのレクチャーのテーマとしてはですね、
言葉の定義の大切さという話をね、選びました。
それでね、いつもこれ言っていることなんですけど、
人間の脳はですね、イメージと言葉で動いているんですね。
ですからイメージしたものを言葉化しないと、
人間の脳はそれを行動するために実際に行動を起こせないというところと、
それからイメージがはっきりしていても、言葉の定義が曖昧だったりぼーっとしていると、
ぼーっとしたことに対してしか行動できないので、うまくその結果が出ないということなんですね。
なので言葉の定義ってすごい大切だし、
それからうちはマンションの管理会社をやっているわけなんですけれども、
例えばマンションを管理するっていう、その管理っていう言葉がね、
多分社内で一番回数使う言葉なんですね。
でもその管理って一言で言っても、例えば社員が今20名ちょっといるんですけど、
その人たちが、じゃああなたにとって管理っていう言葉はどんな定義ですかっていう質問をして、
バチッと、私の考える管理とはこれこれこれこれですっていうふうにバチッと言える人が何人いるかっていう、
多分ほとんどいないと思うんですけども、
ほとんど私の考える管理っていうのはこうこうこうこう、こんな感じであんな感じでみたいな、
そういう表現になると思うんですけど、また20人ちょっといるんですけど、
20人ちょっとが同じことを、同じようなイメージで同じ定義で同じ言葉をしゃべるかというと、
これまた疑問だというところでね、今回、
社員の皆さんのリクエストとそれが実際問題ね、会社を運営していく上で非常に大切なので、
言葉の定義の話を選びました。
それで、定義が違うと何が起こるかっていう話なんですけどね。
人ってまずその言葉の定義を聞いたときに、
言葉を聞いたときにその言葉の定義を自分なりの解釈でイメージして、
次行動に起こすわけですよね。
そうすると、AさんとBさんの言葉の定義が違うと、行動が違うことになるんですね。
行動が違うと次結果が違うってことになってきます。
ですから例えば社長が考えている管理っていう定義と、
Aさんが考えている管理という定義が違えば、
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しっかり管理してくれよって、はい分かりましたって言ってても、
社長が思う管理するための良い行動とAさんが思う良い行動がずれてたら、
社長が思う結果は絶対得られないですよね。
そういった意味でも、自分自身でね、一人で仕事をされている方も、
仕事って自分で一人でやってます、個人事業主ですって言っても、
いろんな人と関わりながらでないとできないじゃないですか。
外部のパートナーとか外駐先とか、もちろんお客さんということもありますし、
そういったときに、よく使う言葉、重要な会社自体の運営していくために、
重要な言葉の定義というのを割と厳密にね、やっておいた方がいいんですよね。
今回、我々の会社はね、もちろんミッションビジョンという名分化された、
はっきりしたものがあるわけで、これを現実化、実現化するために活動しているということで、
おかげさまで今年20周年を迎えることができたわけなんですけども、
今年はその言葉の定義をしっかりしていこうというのをね、
20周年を過ぎたのでね、新たなスタートということでやっていこうというのを今取り組みしています。
結論から言いますとまだね、実際はできてないんですけど、
あのセミナーの中で4チームに分かれてもらって、
いろんな会社で使う、例えば営業とかね、それから総務、経理、それぞれの部署があるわけなんですけども、
そういったところで、みんなで全社員でその定義をディスカッション、4グループに分かれてディスカッションしてもらって、
最終的にはその4つの案を元に各担当者が今度全員揃ってディスカッションして、
そこで正式にうちの会社として、例えば入居管理とはこうこうこうこうこういう意味ですというのを名分化して、
それを共通の認識としてまた新入社員の人が入ってきたら、
それを必ずまず一番初めにその言葉で教えると。
そういうふうにしていくことによって、新入社員の人も早く会社に馴染むでしょうし、
結果も出せるようになると思うし、またそれぞれの社員のぶれがなくなると、
仕事のぶれがなくなってくるということで、今実は作業している最中なんですけど、
今ちょっと途中のやつをいくつか紹介しますと、
不動産の管理会社って一言で言って、管理って実は三つあって、
一つが入居管理、そして二つ目が入居者管理、三つ目が設備管理。
これが三つあって、これ全部三つ合わせて総合管理って言うんですね。
不動産総合管理っていうのは入居管理、入居者管理、そして設備管理ということなんですね。
設備管理はわかりやすいですね。
マンションとかビルのいろんな設備が古くちゃんと機能するように点検したり、
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交換したり、それから清掃ですよね。
マンションビルが汚くなると価値が落ちるので、
価値を落とさないためにいつもきれいにしておくとか、そういったことで、
これは割とみんなずれがないんですよ。形があるものなんで。
でも入居管理、入居者管理っていうのはなかなか難しいので、今やっているところなんですけど、
入居管理っていうのは部屋が空室が出たときに、
新たにそこに仲介さんからお客さんを入れてもらうということが入居管理ということで、
これが空室がたくさんになってくると当然家賃が低くなってきますから、
オーナーさんに損をさせてしまうということで、
ここをできるだけ稼働率100%に近づけていくっていうのが、
もちろん引っ越しとかがあるので絶対100人はならないんですけど、
でもできる限り100人に近づけていこうということで、
日々管理マン、そしてうちの営業マンが頑張っているわけなんですけども、
その中で今回はね、ちょっと今途中のやつを紹介したいんですが、
Aチームが作ってくれた入居管理のテーマなんですけど、
収益物件が収益を生むために新規入居者獲得へ向けた提案及び実行。
収益物件が収益を生むために新規入居者獲得へ向けた提案及び実行ということで、
ちょっとなんとなく入居管理というより今の定義がある方が、
新入社員の人も、もしくはオーナーさんに説明するときも分かりやすいですよね。
Bチームはどういうのを作ってきたかというと、
オーナー様に対して建物や家賃等のハード面の相談アドバイスを
通して満室稼働に努めると。
オーナー様に対して建物や家賃等のハード面の相談アドバイスを通して
満室稼働に努めるということで、若干ニュアンスは違いますけど、
方向性としてはいいかなと思っています。
あとちょっと2つあって、これを実際にまた担当者全員でブラッシュアップして、
みんなの共通の定義を作っていくという風になっています。
入居者管理の方については、これCチームですね。
Cチームの入居者管理の定義は、
オーナー様と入居者様の関係を円滑にするためにマネジメントすること。
オーナー様と入居者様の関係を円滑にするためにマネジメントをすること。
これがCチームが作ってきたやつですね。
Dチームは、クレーム受付対応、トラブル防止、家賃管理を通して
円滑なマンション運営を実現すること。
クレーム受付対応、トラブル防止、家賃管理を通して円滑なマンション運営を実現すること。
これもなかなかいいですね。
こちらの後の2チームと合わせて担当者全員で議論をして、
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みんなが共通認識を持って、みんなで決めるって大事ですよね。
今回特にチームでやっていくことなので、
みんなで決めたビシッとした定義を作っていただきたいと思っています。
今日は京都の私の自宅スタジオから、
言葉の定義の大切さというお話をしました。
脳はイメージと言葉で動いているので、
イメージやもしくは言葉の定義が違うと、
それぞれの人の行動が違うと。
行動が違うと当然結果が違うので、
社長が思っているイメージ、言葉の定義と
社員の人が思っているイメージ、言葉の定義が違うと、
違う行動を取るので、
社長が思っている結果が得られないということで、
言葉の定義をしっかり、特に会社でよく使う言葉、
重要な言葉ほどしっかりと定義を作って、
そしてその全スタッフに徹底して、
みんなで同じイメージを持っていくということをやっていこうということで、
うちの会社も今年、今取り組んでいます。
ぜひリスナーの皆さんの会社でも、
こういったことをやっていただければ、
みんながスタッフが生き生きと自分で考えて、
行動して結果を出していくということにつながってくると思いますので、
ぜひやってみてください。
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