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2014-05-27

第104回「ゲスト対談:西浦孝次氏(出版コンサルタント)」2

今回もベストセラーメーカーとして有名な西浦孝次氏をお迎えし、「キラーストーリー(圧倒的共感物語)」の重要性についてお話を伺っています。


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経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者 育成塾では、
農科学、心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、
幸せな成功者 育成塾 塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、塾生の皆さんからの質問に、
私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日も先週に引き続きまして、西浦浩二先生にお招きしまして、
今日はキラーストーリーについてお話をお伺いしていきたいと思います。
それでは西浦先生、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、今日から初めて聞かれる方もいらっしゃるので、
ちょっと簡単に自己紹介をお願いしたいと思います。
前回の時より、ちょっと拍手が弱くなったんじゃないかなと思っております。
西浦浩二さんお願いします。
出版プロデューサーという仕事をしていまして、
主に新人さんをメインターゲットとして出版デビュー、
そしてそのほうをベストセラーにしていくということをプロデュースさせていただいております。
出版のほうの実績は増刷率が100%で、平均部数が今は2万7,250部かな。
素晴らしいですね。
ありがとうございます。
先週もお話をしたんですけど、今出版ってなかなか厳しいんですよ、正直なところね。
なかなか本は売れないという中で、2万部というのはベストセラーですので、
全ての本がベストセラーになっているので、素晴らしい実績だなと思うんですけども、
その中で当然、先週やりましたコンセプトを作って本を作り上げていく。
そしてまたターゲットの方にそれを伝えて売っていくということなんですけど、
それ以外に著者の方のブランディング、これ非常に大事ですよね。
大事ですね。
特に新人の著者の方って、どちらかというと企画よりプロフィール重視でしょ、編集者見るときは。
間違いないです。
2冊目、3冊目の人は前の本が売れているかということが大事なんですけど、
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新人はやってみないとわからない。
やってみないとわからないので、その人の本の企画書の内容よりも、
実は編集者というのはプロフィールを見ているんですよね。
このプロフィールだから、この内容が語れるという。
同じ話でも、誰が言ったかによって人が聞いたり聞かなかったりするので、
こういうプロフィールの人だから呼んでみよう、
この人の言うことを信じて一回やってみよう、みたいなことになるわけじゃないですか。
その中で西浦先生はキラーストーリーというのを提唱されて、
キラーストーリーでブランディングを、著者のブランディングをしていくというお仕事もされているわけなんですけども、
ちょっとこのキラーストーリーというのは一体何なのか説明してもらっていいですか。
ありがとうございます。
まさにおっしゃったみたいに、出版企画書はプロフィールが9割という。
9割ですか。
正直企画書の企画内容がクソ味噌で全然面白くなくても、
いい編集者であれば、プロフィールが良ければ、
俺が全部切り直してやる、作り直してやるということがあり得るので、
本当にプロフィールが9割なんですね。
特に正直言うと、今の出版業界において書いてある内容、テキストの部分で
全く新しい、全く違うというものはほぼないんですよね。
ないでしょうね。
出尽くしているので、同じことを健康であれば、
ふくらはぎを揉んでみたり、体温を上げてみたり、
複交換神経と交換神経をいい感じに描いてみたりするんですけど、
それを言っている人が主婦目線で言っていたり、
80歳なのに健康なおじいちゃん目線で言っていたり、
医者だったり、医者でもあり薬剤師でもあったり、
何目線で言っているの?
どういうことをやってきた人だからそういう言い方になるの?
というのが重要なんですよね、今は。
なので、僕は企画書を作る時に本当に9割ぐらいをプロフィール、
1割をコンセプトに注いで、
あとは惰性で作っているんですけど、
それぐらいプロフィールが重要になります。
その時に、僕は昔出版社でマーケティング部にいたので、
年間400冊の企画書を通していたんですよ。
年間400冊、すごい数ですね。
編集社から出してきた企画書を通さないといけないんですけど、
当然落とすのもあるので、
1000から2000ぐらい年間見ているんですよね、企画書を。
そうなると瞬間的に判断しないといけないので、
私はプロフィールでパパパパーって判断して、
この人はこういうジャンルが強いから、
この部分は削っていいので、ここをもっと増やしましょう。
こういう実績はありますか?って聞いていくわけですよ。
そうやっていくと、
瞬間的に4つぐらいの要素を僕は見て、
企画のありだし、どういう本を作れば売れるかというのを
判断するようになっていたんですよ。
それを書籍の企画書によってはプロフィールに落とし込むんですが、
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もっと別のところで、
例えば集客に使えないかとか、
立ち込み込めないかなと思って、
キラーストーリーという物語として
再構築してみようと思って始めたのが、
先ほどのキラーストーリーになります。
キラーストーリーというのはベタで言うと、
圧倒的共感物語。
そうですね。共感していただくための物語ですね。
もうとっておきの音楽だ。
キラーチューンという。
キラーチューンですね。みんなが知っている。
みんなが知っている。最後アンコールでワーッと盛り上がるという。
あれですよね。
そうですね。
キラーストーリーなんですけど、
いくつかの要素があると思うんですが、
キラーストーリーにとって重要な要素というのは、
何かというお話をいただけますでしょうか。
キラーストーリーは4大要素が入っていて、
4つあります。
2つずつにグループできるんですけど、
1つ目が実績と強み。
実績と強み。
2つ目のグループはエピソードとパーソナリティ。
エピソードとパーソナリティ。
この4つがあるんですね。
まず1つ目のグループなんですが、
実績と強みというのは、
実績というのはその方がビジネスであったり、
メインの事業において成し遂げた実績とか、
成果、評価ですね。
数字で表されるものです。
強みというのは、
それが実際に成功した、実現した理由になっている、
本当に企業とかの強みですよね。
強みがあるから結果が出るという繋がりですね。
そうです。
それらは読者とかお客様を理屈面で、
ロジカル面、作能面で解き伏せて、
すごいね、買おう。
すごいね、発注しよう。
という風に思ってもらうような要素なんですよ。
型やエピソードとパーソナリティ。
こちらはどちらかというと、
大きい実績の前後には良い話があるんですよ。
うまくいかなくて努力し続けた、
失敗した話であったり、
大成功してみんなで称え合った涙の話とか、
良いエピソードがあるんですよね。
これはどちらかというと、
感情とかお客様の共感を得る物語としてあるので、
これがストーリーとしてあるのがエピソード。
そのエピソードは当然その方の仕事のこだわりとか、
思いとか、
なんでこの商売をやっているんだという熱い思いですよね。
そういったものに根差して生まれてくるので、
要素を一行とかでまとめたものがパーソナリティ。
仕事の流儀みたいな。
このエピソードとパーソナリティは、
先ほど言ったお客様に理屈じゃなくて、
感覚とかフィーリングとか、
気持ちの部分で共感を持ってもらって、
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ファンにしてしまう要素なんですよ。
この4つの要素がキラーストーリーを作る上で、
重要な要素になります。
なるほど。
4つが入っていると最強だということですね。
最強ですね。
人によっては実績重視の人もいれば、
人によってはパーソナリティ重視の人もいるじゃないですか。
いますね。
全ての人がカバーできるということですね。
もうその人が打ち出したい印象、ブランドによって、
強弱は変えるべきだと思いますし、
お客様のタイプによって、
実績を打ち出して理屈で理解してもらったお客様がいれば、
むしろフィーリング、気持ちの部分で、
共感していただいた方がいい分野もあって、
出版においては正直今かなり共感の方が強いですね。
やっぱり共感できない著者の本って、
みんな買ってくれないんですよ。
読まないですね。
読まないですね。
共感できない人が言っていることで入ってこない。
入ってこないですよね。
やっぱり読者からして、
僕と同じ悩みを抱えていたんだなとか、
僕の今の苦しみを理解してくれるなって思う人の意見だから、
耳をちゃんと聞いてみよう、読んでみようってなるので。
今はエピソードから。
エピソードから大事ですね。
エピソードから入ってパーソナリティ。
なるほど。だからブランディングをしていくときに、
例えば本だったら、
著者が何に強くて何を売っていって、
どういう読者をターゲットにしているということで、
その4つのバランスというのは組み替えたりとか、
順番を組み替えたりとか、
ボリュームを調整したりとか、
そういうことをしていくわけですか?
そうですね。
やっぱり伝えやすい順番とかがあるので、
物語、ブキラストーリーと呼んでいる物語なので、
物語はやっぱり起承転結、順番がありますよね。
僕はそれに関してはN字型なしV字型になるように
というふうに意識して作っています。
N字型というのはどういうことですか?
イニシャルのNなんですけど、
最初ストーリーがゼロの地点かマイナスの地点かから始まります。
あまりプラスで始めることはあまりないんですけど、
Nの一番最初の人文字みたいに上がっていくんですよ。
上手くいっていくんだけど、何かをきっかけに落ちるんですよ。
ガツンと。
落ちてきた後で、一回下げ止まって、
何かをきっかけにまた上向き始めて、
グッと伸びていく。
Nの形を取るんです。
多分世の中のほとんどの物語はNの形をしていて、
それの派生なので、
見栄えるプロフィール、キラーストーリーもN字型をベースに作っていて、
特に重要なのは落ちるところと、
上を向くきっかけの部分、
そして実際に上を向いたという最後の頂点なので、
キラーストーリーとかプロフィールは、
本当の物語に比べると短いので、
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この一番最初の上がるところを削ったVの字。
Vの字でもいいってことですね。
結構Vの字で構成することが多いですね。
それは人々が共感する物語の展開のパターンということですか?
パターンですね。
Vの字で構成をすると、
エピソードの落ちる話から始まるので、
エピソードから入るってことは、
共感から入るってことなんですよ。
なるほど。
強みと実績で上向いて、
信頼を勝ち取って、
最後パーソナリティという頂点で締めるので、
共感と共感で終わらせているので、
ファンになって信頼をして、
さらにファンになって終わるので、
編集者とか読者とかみんな味方にできてしまう。
なるほど。
その順番いいですね。
この順番いいでしょ。
基本はこの順番で作っていく。
構成していくというものになります。
ただ著者の方の実績とかターゲットとかキャラによっては、
また違うパターンもあるってことですね。
もうすでにファンがたくさんいるので、
著名人とかであればほとんどエピソードいらないと思いますし、
名前だけで比較が通るような方もいらっしゃるし、
あるいはすごく偉い先生で、
経緯が大事なオーディションだったら、
やっぱり実績から進めばいいですよね。
じゃあ逆にその実績ある人が違う分野に出てくると、
違うファン層に向けてというときは、
逆で実績じゃなくてパーソナリティを推していくみたいな、
そういう展開もあると。
そうですね。
やっぱり今やってることと違うジャンルに行くチャレンジになりますので、
当然チャレンジする理由があるじゃないですか。
その理由をまず最初にエピソードの方に話してあげて。
理由がいるんですね。
なるほど、だったら私共感するわと思ってもらって、
前の仕事での実績とか強みで、
こういう強みや実績を持ってる方だったら信頼して書けてみようと思ったら、
なんかサーマーが続いてきたり、
本を書いてみるかいってふうになる。
なるほど。
という順番でエピソードから入っていくのが大事かもしれないですね。
なるほど。
はい。
わかりました。
西田さんがプロデュースしたキラーストーリーはたくさんあると思うんですけど、
今日は京都のノート屋さんで、
三江野さんの神田さん。
神田さんの。
この人は中江塾の7期生、8期生かな。
7、8期生ですかね。
ですけど、このキラーストーリーを作ったことによって、
なんと年間で取材が100件来て、
それからパリで文房具の世界のコレクションみたいなのがあるらしいんですけど、
そのノート部門で世界のグランプリを取ったりとか、
後、東急ハンズに出展したりとか、
たった1枚の、A4枚1枚のこのキラーストーリーを作ったおかげで、
そういう奇跡が起こり、売り上げも前年帯120か130ぐらいいってるらしいんですけど、
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このキラーストーリーをただホームページに載せただけだという。
これはすごいでしょ。
すごいですよね。
ただ載せただけという。
載せただけっていう。
1円もかからないですよね。
これすごいんですけど、
ちょっとどんな感じのストーリーかつまんでお願いします。
僕、彼の人生の話になるんですが、
一応、彼の口調というよりは僕として話をすると、
彼は家庭の事情であまりお父さんと一緒に過ごすことがなかったんですね。
子供の頃から。
お父さんは特に口数も少ない方なので、
気持ちを素直に言葉で表現してくれるということがあまりなかった方なんですよ。
お父さんとはあまりコミュニケーションを取る機会もないままに、
若くして家を出て起業をすることになります。
仕事が順調に回り出した頃に、
アクセリンパシュという命に関わる血液炎があって、
呼ばれている病気を患ってしまったんですよ。
そうなると、
ご家族を呼んでくださいとなるので、
疎遠とはいえ呼ばないわけにはいかないので、
お父さんお母さんに声をかけたら、
お父さんは来てくれなかったんですよね。
悲しいというよりは、
こんなもんかなという、諦めみたいな感情を抱いたらしいんですよ。
親子関係に関してね。
ところが入院している途中に、
お父さんの方が亡くなってしまったらしくて、
脳内出血でいきなり倒れてしまった。
でもいつもの通りに寝てて、
起きたらもう意識なかった。
そうなると退院しなければいけない。
お父さんの身分整理する必要が出てきますから、
調べていると、
雑記帳というか日記帳みたいなものを見つけたらしくて、
そこにはお父さんが口下手な方なので、
筆まめでもなくて、
一行とか一日一行とかしか書いてないんですけど、
びっしりその思いが書かれていて、
息子さんに対する。
最後の数ページは、
お母さんの声は元気だった。
今日から天敵が始まる。
入院の様子が毎日書かれていたんです。
本当に記録カルテみたいな文しか書いてないんですけど、
お父さんの気持ちがすごい伝わってきて、
愛されていないんじゃなくて、
お父さんを愛していないんじゃなくて、
心配で怖くて、
見舞いに来ることもできなかったんだなと思って。
その瞬間にお父さんと自分との関係が、
全部自分の中に入れ替わったというか、
評価というか重い捉え方が入れ替わったんです。
今でも15年経ってるらしいんですが、
お父さんが亡くなられてから、
あのものと思い浮かべるだけで、
幸せな満ち足りた気持ちになると。
日々を綴るだけでも、
いずれ誰かを癒したり励ましたりする、
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その言葉があると。
支えになる日が来るんだと。
誰でもお父さんみたいに、
言葉で伝えるのが苦手な方って多いと。
だから受け取るのにも時期が必要で、
若い頃には聞けない言葉もあるから、
言葉を、人生をノートに残してほしい。
そのノートを作るということを、
ビジネスにしている。
という話なんですよね。
神田さんというのは。
人の一生懸命生きていくノートに、
人生に寄り添うノートを作る。
そういう人の人生に寄り添えるような
ノートを作るノート屋でありたいな、
というのが彼の思いというか、
キラーストーリーなんですよ。
素晴らしいですよね。
よく言うんですけどね、
人間って自分のことが一番分からないじゃないですか。
このストーリーを初めて聞いた時に、
僕もすごく感動したんですけど、
言ったことがないとこんな大事なことを
なぜ言わないのって話なんですけど。
きっかけじゃないですか、すべての。
ファンの人たちは何かあるとは、
ただのノートではないとは思っていたらしいんですけど。
そういう意味で、自分の棚下ろしというか、
自分がそもそもなぜそれを始めたのか、
このビジネスを何のためにやっているのか、
というミッションであったり、
それから目指すべきビジョンですよね、これ。
そういったことがすごく、
一つのキラーストーリーという中に
今のお話、全部入っていたと思うんですけど。
やっぱり結局、生きていくというか、
ビジネスをやるということも
生きていく中の一つだと思うんですけど、
そこに表現されている思い、
それから使う言葉。
ここがスーパーポイントで、
自分の中にあるものを、
いかに明確な言葉にするかという、
言語化できるかというところが、
やっぱりビジネスがうまくいったり、
多くの人に共感を得てもらえるようになったりという、
言葉化大事じゃないですか。
そういった意味で、
このキラーストーリーというのは今4つの要素。
もう一回復習しますと、
実績と強み、
それからエピソードとパーソナリティ。
これが4つバランスよく入っているということで、
最高のブランディングだなというふうに思うんですけど。
西浦さんがね、
このキラーストーリーのプロデュースをしていく中で、
特に気をつけていることというのは、
あったら教えていただきたいんですけど。
そうですね。
やっぱり一番大事にしているのは、
4つの要素の中でもエピソードでしょうかね。
やっぱりエピソードは、
キラーストーリーの始まりの部分になることが多いので、
その人の話を聞き手が、
お客さんですね。
共感してくれるのかどうかって、
そこに限ってくる。
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そのエピソードが共感いかにしてもらえるかというレベル。
そうです。
そこが一番大事。
一番大事。
実績は信頼なので、
後で構築できるというか、
むしろどんどんレベルアップしていかなきゃいけないものじゃないですか。
ここも大事なんですけど、
お客様が共感してくれるかどうかっていうのは、
仕事を始めて何年かという期間とは比例しないので、
思いとかきっかけだったりするので、
そこはやっぱり後で取ってつけることができないので、
そこをすごく重視しますね。
そのきっかけ、
例えばいくつかきっかけがあって、
このビジネスをやっているんですみたいな人も多いと思うんですけど、
その中で共感レベルが一番高いエピソードを選んでいくということですか。
そうです。共感レベル。
お客様が共感するテーマを。
自分じゃなくてお客様がね。
相手ありきのビジネスだし、
お客様のためにやっているはずなので、
お客様が一番共感するものは何か。
それが今だったらノートの話なんですけど、
父と子の話ですよね。
そうですよね。親子関係ですね。
そうです。
お父さんとお母さんへの思いというのは、
やっぱり全ての人がどの年代になったときにも共感できるんですよ。
生きていればたまには顔を見せてやらなきゃなと思うし、
どこかで思っているし、
いらっしゃらなければ恩返しできればなとか、
やっとけばよかったなという、
どこかノスタルジックな気持ちになるので、
必ず共感する。
なるほど。
ノートというのはあくまでツールで。
ツールですね。
ビジネスそのものはツールですよね。
そうですね。
本質的に言うと親子関係、親子の愛であったり、
葛藤であったり、そういった物語が、
その一つのノートという形になっているということですよね。
なるほど。
より多くのお客様に共感していただけるようなエピソードを、
たぶんビジネスをやっている人だったら、
わざわざやろうと思うわけです。
いろんなエピソードがあるはずなんですけど、
たくさんあると思うんですけど、
とにかく一回出して、
今言ったようなお客様から、
共感してもらえるという目線で一つ選んでくる。
そんな感じですかね。
そうですね。
意外と本人は気づかないんですよね。
こんな物が面白いと思われるわけないとか、
価値があると思っていないんですよ。
なるほど。
アホだから。
自分のことは一番分からないですね。
分からないですよね。
本当に自分に関しては一番アホです。
あと強みも分からない。
自分で出す人はほとんどない。
分からない人多いですね。
強みは自分は好きで得意で無意識でやってレベルが高いから、
当たり前だと思うんだよ。
当たり前だと思うんですよね。
そんな得意でもないんだけど、
努力して身につけたことを強みだと思ってたりするんですよね。
逆にね。
逆に。
人から見たら全然違うとこ評価されてたりするから、
これなかなか難しいんですけど。
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そういう意味でプロデューサーという仕事があって、
僕はプロデューサーというのはその人の中にある形にならないもの、
形にするというのが仕事だと思っているね。
それを売れる形にするというのが仕事だという風に
プロデューサーを定義しているんですけど、
そういった意味でその人の中にあるいろんな素材で、
形になっていないもの、言葉になっていないものを
ちゃんと形に、言葉に、商品に、製品にしていくということだと思うんですけど、
僕は一応本業は牛耳者なんで、
全然売れてないんですけど、
本業は売れないのでしょうがないので、
結婚されたんで整形立てているんですけど、
本業は牛耳者なんですけどね。
やっぱりどんな良いアーティストのアルバムでも、
プロデューサーが変わると全部コンセプトが変わるじゃないですか。
価値観とコンセプトとバンドサウンドなんですね。
同じ人がアルバムを作っても売れたり売れなかったりするわけですよね。
それだけそのプロデューサーの役割というのは、
実はメンバーよりも大きいですよね。
その素材よりもプロデューサーの力の方が最終的には売り上げということ、
ビジネスでいうと売り上げ、実績、成績ということが直接リンクしてくるから、
どのプロデューサーに頼むかというところが大事だし、
そのプロデューサーが作ってくれる、
作ったコンセプトと自分たちの表現できる素材ですよね。
これが合致するかどうかという。
ここが売れる売れないの境目というか、大きな分かれ目だと思うし、
それから納得できないことはまたミュージシャンもアーティストもできないから、
そこがどうはまるかということだと思うんですけど、
でもやっぱり著者の方をブランディングをしていくという仕事の中で、
やっぱり意見の合わないこととか、
コンセプトを作っているときにお互い納得できないようなところがあるじゃないですか。
最後の質問なんですけど、
プロデューサーとしてどういう調整というか、
どういう落とし所に持っていくとか、そういうのないかがありますか。
これは確かに難しい話だと思うんですよ。
どうでもいいことでそもそも揉めないので、
基本的に相手に任せてますから、どうでもいいところは。
揉めるということは大事なところじゃないですか。
こだわる、譲れないところですよね。
そのときに僕が考えているのは、
僕とあなたと基準値どっちが高いのかです。
なるほど。
このジャンルにおいて、私とあなたと。
やっぱりプロデューサーの価値って基準値の高さかなと思っていまして、
出すもののレベルが高いところまで知っているから、
そうじゃない、もっと上行けるでしょって言えるのがプロデューサーだと思うんですよ。
これ以上は出せないと言われたらどうしようもないんですけど、
もっと上行けるよって言い続けないと僕ら仕事じゃないと思うんですよ。
だから、すごいですね、あなたのマックスですねっていうその瞬間を見るまでは
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引いちゃいけないんだと思っています。
なるほど。
それが嫌で離れていかれてしまうんだったらしょうがないですね。
って考えるのかな。
なるほど。素晴らしいですね。
ありがとうございます。
でもそのくらい思わないとプロデューサーできないもんね。
できないです。できないです。
そんないちいち認めてたら。話進まないし。
その人が100点を取れると思っているから100点っていうハードルを投げているのであって、
いやそれはとか言われたら、あなたが飛んでいるハードル70点になっちゃいませんかねって言いますね。
なるほど。
それが違う70点に見えるけどこれ120点なんだよって言われて、
それが納得できればそれ失礼しました、お見せしましたってことは大いにありますけど。
そこは最初の前回のときの先週のお話でもあった仲良いタイトルの話。
プロデューサーとしては基本的には仲良いタイトルは良くないので、
なんでだったらするんだけれども、
ただ論理的にもセンスにおいても納得したから下駄を預けたんですね。
それが大事なことだと僕は思います。
なるほど。その分野においてどちらが基準値が高いのか。
はい。高い。
なるほど。
素直に合わせて。
はい。ありがとうございます。
今日は出版プロデューサーでブランドコンサルを迎える西浦浩二先生をゲストにお招きをして、
キラーストーリーのお話をじっくり伺うことができました。
先週も言ったんですけど、話が長くてコンテンツがすごくたくさん入っているので、
初めてキラーストーリーと聞かれた方は、
訳が分からないまま終わってしまったと思うので、
ぜひ2度3度聞いていただきますようにお願い申し上げまして、
今回は終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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ではまたお目にかかりましょう。

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