なるほど。
まあ、あれですよね。サメが出てきたときには、めちゃめちゃあがったけどね。
実質サメ映画だよね。っていうか、バカなんですか?って思った。
サメだったね。
さすがに、現実にサメは放ってないだろうけどさ、ローマ人。
でも、あの時代に、あれだけのコロッセオムを作って、派手なイベントをやらかすっていうさ、
ローマ帝国の強大さが、あれだけでもわかるよね。
びっくりしたのが、コロッセオの中をプールにして、艦隊の名前忘れたけど、再現をしますっていうのが、
始まった。そんなプールみたいに受けるために、豊富な海水を運んでくるのだとか、
それだけでも、本当かどうかはわかんないよ。
あんなサメ泳いで、船が浮かぶぐらいのコロッセオの施設だったのかどうかってのは、全然わからないんだけど、本当にすごいよねって。
サメは絶対うそだと思う。
あれはCGだったけど、
そういう意味じゃなくて、歴史上もローマで海戦ごっこはしただろうけども、サメ放ってまではやってないと思う。
あれは、おもしろいからサメ入れようぜって言った人がいる。
もう、絶対おもしろいからやってると思う、あれ。
リドリー・スコットが、おもしろいからやろうぜって言ったんでしょうよ。
エンドロールで、ものすごい人たちがエンドクレジットが流れる中、やっぱりCGのところって、CGの会社、受け負いの会社ごとに、ブロックごとにバーって流れていくじゃん。
あれの中に、サメ映画に定評のあるチームみたいなのが入ってたのと違う?
サメ映画に定評があるチームが入ったら、そこだけが安くなると思うな。
信頼されてない。サメのチームが。
じゃあ、本職の人がまじめに作ったサメって、あんな感じってこと?
サメ映画のサメは、安っぽくてなんぼみたいなとこあるから。
生物としてのリアルは、追い求めてないんだよっていうことね。
まあ、いいや。そのへんのサメ映画論は、どうでもいいんだよ。
なんか、すごいものを見たよね。
楽に、すんごい力入れてたんだよなっていうね。
工場戦といえば、オープニングのヌメディアとローマの戦い。
あそこらへんの迫力というか、重量感すごいなと思ってさ。
カタパルト見てると、もうたまらんね。ドバーン、ドバーンって。
投石機すごかったね。
ああいう大雑把な戦い。
当たりさえすれば、船が一撃で大炎上、激沈みたいなさ。
ローマ側はローマ側でさ、ヤグラから橋を渡して、むりやり入っていく。
あそこで、バーフバリの6人セットで飛んでいくところとか思い出しちゃったんだけどさ。
なんか、燃えて、とりあえず投げても、当たんないやつだって当然あるわけじゃないですか。
何ブロックか設置されてて、準備ができ次第、焼けたお球みたいなのをボーンって投げるんだけど、
それが、船と船の間の何もない海のところにドバーンって落ちてきたりとか。
油壺かなんかなのかね。
なんだろうね、あれね。油しみしみの岩かなんかなのかな、わかんないけど。
この映画に結構期待していってたのは、ああいう大規模戦闘シーンだったので、実は最初に見れてよかったけど、最初にしかなかったとも言える。
大規模と言えば、一番最後のさ、門を挟んで、両軍が集まる引きのところ、すごい数だったじゃん。
あれはCCでの増しをして、それがもうリアルに。
いやー、あれは実際にやってるでしょ。
だとしたら、すごいよね。
だからこそ、映画作るのには多くの金がかかるわけで。
いやー、なんか、こんな規模の作れるのってさ、今後なんか貴重になってくるよねって。
リドリー・スコットという超超巨匠だからこそ、お金集めてあんなのが撮れるわけだよね。
やっぱり巨匠になると、歴史スペクタグルを撮りがちなのかね。
やりたかったなーってのが。
これを見て、バビロンのムラピがやってるところで、ムラピがなんかしょうもないことを電話してる背景で、
あっちでウロウロ、こっちでウロウロって、わーって滑船がぷり広げられてる。
あれは、けっこうしょうもない感じの滑船に見せるんだけどね。
わーぺちぺち、わーぺちぺち、みたいな、すっごい規模でやってたけどさ。
あれを、現代の技術で、ものすごいエキストラの数で、やりたいんじゃ俺は、リド・スコア。
やりたかったし、やった。
最後の決闘裁判が、あったうえでのこれなんだなってなって、なんかノウハウというか、やっぱりさ、思い出さなかった。
いや、経験で言うんだったら、グラディエーター1の経験からでしょ?やっぱり。
あれ?ごめん、わたし知らないんだけど、グラディエーター1ってリド・スコアなの?
そうだよ。
同じ監督が、20年ぶりぐらいに続編を作ってるので。
だからこそ、最後の決闘裁判だったと。
最後の決闘裁判を思い出すのは、やっぱりバカ殿だよね。
まあ、殿じゃないんだけども、皇帝が、今回もアホ帝2人。
あー、そうでしたね。
トップがアホだと、下が苦労する話でもあるので。
なんだろう、すごい貧相でさ、頭の悪そうな若者をさ、うまくキャスティングするよね。決闘裁判の時もそうだったけどさ。
今回は双子の、なんか不健康そうな下駄さんと、ほんとにバカにしか見えないカラカラさん。
ほっぺを赤く塗るなって思った。
私気になったのは、お兄ちゃんの方下駄さんでいいの?
えっとね、カラカラが兄みたい。
カラカラが兄なの?
うん。
カラカラさんが、最後3日目?あれ3日目じゃなかったっけ?
なんか、最後の方でさ、終盤でさ、目の下はくまどりみたいなの入れてて、なんかちょっと気になったかな。
あんまり気にしてなかった。
分かりやすい愚邸の下でさ、正当な皇帝の決闘であるところの、半野さん、ルシウスさんが名乗りをあげてってんだけどさ。
ルシウスって言うと、お風呂の儀式になっちゃう。ちょっと微妙に違ったと思うの。
ルシアス?
ルシアス。ルシウスは、ルシウスモデスプスさんが、お風呂のローマの人なんで、ルシアス。
で、まあいいよ、その若い頃に、その清掃に巻き込まれないように逃がされてた息子が立派になって帰ってきて、父の後、思いをついでみたいな話ではあるんだけど、話できすぎじゃね?って思うのよね。
まさかにね。
いや、だってさ、最後にさ、説得して軍を止めるっていうシーンあるけどさ、周りの人から見たら、誰こいつじゃん?
いや、反応なんだけども、こいつ、検討士の文在で何を皇帝の家と名乗ってんの?ってみんな思うじゃん?
普通ならね。
なんであそこで戦を止まって、よし、やろう!ってみんななるんだ?とか。
あと、彼は普通にさ、ヌミディア側の将軍的立場でさ、戦っててさ、奴隷に落とされてさ、奴隷じゃないって言ってたけども。
で、普通にローマを憎んでるはずなのに、突然ローマ大好きっ子、お母さん大好きっ子になってさ、昔の良きローマを取り戻そうとするのもなんで?って。
そうなんだよね。最初はね、誰だお前?みたいな、俺には母はいないし、父もいないよ、みたいなこと言ってたんだけど、
きっとなんか2日目、3日目ぐらいの、毎日こう会うので、急にいろいろ記憶がよみがえってきて、
そうなんだよ。お前、今の今まで記憶消えてたんか?ってなるじゃん?
そう、なんか知らないけど、そういえばなんかおじいちゃんの膝で聞かされた理想みたいなのがあったっけ?とか、お父さんがこんなことを言っていたっけ?とか。
なんか忘れてたけど思い出したみたいな描写あった?
特にないんだよ。だから、たんたんと思い出して、なんか最後はローマ大好きっ子になってる。
そう、思い出してたのか、はじめから記憶にあるんだけどなのか、わかんないんだけどさ、そこらへん2時間半あるんだけども、あんま説得力のあるシーンはないのよね。
ほんとは5時間バージョンがあるんじゃないですか?
なるほどね。
で、前後編とかで細かく語られたら、まあ納得な話なんだけど、2時間半だったら、こんなもんすわってなっちゃったんじゃないかと。
最初の奥さんもさ、もう完璧に死亡フラグだっていう会話をしていくさんに臨んだらさ、回収もめっちゃ早いしさ。
早いよね。
だから、なんというか大切なものを失ったとか言ってたけどさ、ためがなさすぎてさ。
デューン2がさ、あれはもう巻でとにかくスリルがあったじゃないですか。
あれに習ったとかなんじゃないの?
なんかもうあまりにもさ、全部撮ったんじゃない?
いや、もちろん撮ってるよ。
撮ってて、撮った上で10分の1ぐらいに縮めるのが映画の編集だろうから。
だから、リドリー・スコット・カットみたいな、ザック・スナイダー版みたいな感じの。
でも、5時間も見たくねえな、この映画。
結構ね、重いよね。
デンゼル・ワシントンさんは、いい仕事をされてましたねってのと。
でもさ、なんか最後さ、デンゼル戦うんだって言って、マッコールさんに勝つのは大変だよなって思ったりとかしたんだけど、
私、負ける役でデンゼル演じてる役、みんな初めてかもしれないって思ったの。
なるほどね。というか、ああいう露骨なく役も初めてじゃない?
そうかな、なんかわかんない。そうかな。
あの、ひらひらの格好で剣振り回すの、戦いづらいだろうなって思ったのと、
最後の必殺兵器が石になるの良かったなと思って。
力と希望を胸に何とかしなさいって、サンズの川から指令が来て、はいっつって石。
そうか。なんかいいセリフで、目を覚ました後の武器が石なの。最高すぎて。
石なんだって。やっぱり石だよね。
デンゼルの攻撃といえば、あの、なんだっけ、ゲタちゃんを打ち止めた時の釘屋だったな。
ゲタじゃねえな、カラカラだな。
え?さっきカラカラがお兄ちゃんって言ってなかったっけ?
先に死んだのがゲタだよ。弟が。
首が取られたのがゲタ?
ゲタ。で、そいつは弟。
弟の方がでかいの?
でかい?うん。身長でかかったっけ?
身長はさ、先に首取られちゃった人?
ちっちゃい方?
ひょろっとして不健康そうな面してた方ね。
いや、両方割と不健康だったんだけど。
そう?あの、カラカラは赤丸ほっぺで血色良かったじゃん。
お猿を連れてた方がカラカラ?
うん。で、そいつが兄。
あ、そうなんだ。お猿の方が兄なんだ。
うん。それはね、俺、本当にゲタ弟とカラカラ弟っていうのはいるのかと思ってね、さっきググった。
いたの?
カラカラが兄。うん、そう、いた。
あ、実際にいたあれなんだ。
いたし、暗殺されてる。
あら、そう。
しかも、カラカラはローマ最低の皇帝だって、後の歴史家、多くの歴史家が総評してるんだって。
えー、じゃあこれ、実際の史実に基づいたやつではあるんだ。
ある程度。お猿を失勢家にしたとか、本当にあるのかどうか知らんけど。
ま、イヌクボウみたいな人だよね、っていうね。で、何の話だっけ?
耳に刺されたところが怖かった。
カラカラさんだね。カラカラさんの耳に釘を刺すっていうところとか、そこから結構、割とショッキングなシーンになっていくから、フワーってなってるね。
あれ、逃げるのにカラカラ殺す必要あったのかね。
ドサクサに乗じて、便乗して。
まあ、いずれは殺して自分がトップに立つつもりだったんだろうけれども、あそこのタイミングで殺すのって何なんだろうなと思って。
この流れを考えると、生かしておいてもあれなんだよって感じで。
で、名前がマクリヌスだ。全然覚えられないんだよ。マクリヌスとアカシウスが混ざってさ。
アカシウスってのは、お母さんとくっついた将軍のことだよね。
アカシウス。デンゼルのマクリヌスだけどさ。
あいつが何でそもそもローマのトップに立とうとしたのかも分かんないんだよね。
単純に権力が欲しかっただけの人なの?っていう。
下国上精神というか、自分も奴隷として連れてこられたんだけど、何だったんですかね。
そこらへんもよく分からない。何かの復讐とかそういうのがあるのかと思ったらさ、分かんない。異様なモチベーションで天下取ろうとしてたじゃない?
自分にとっての復讐とは、強者が弱者に勝つことなんですよ、みたいなこと。弱肉強食みたいなのを。