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Lyustyleの知的瞑想ラジオ、第24回の今日は知的生活回です。
リストの魔法を読んでの後編をお送りします。
はい、始まりました。24回、知的生活回、リストの魔法を読んでの後編ということになります。
後編はですね、思考と記憶を拡張するリストから始まります。
第5章ですね。思考と記憶を拡張するリストと、第6章の自分をより深く知るためのリスト、それから第7章の夢を叶えるリストというところで、残る3つということになります。
最初の思考と記憶を拡張するリストということですが、アウトライナーなどを使っている人はおなじみのリストが出てきますね。
最初ですね、思考を高みへと届かせる4つの能力ということで出てきているのが、構造化の能力、情報処理の能力、立体化の能力、解像度の能力ということが出てきますね。
構造化というのは、何年経っても思い出せるように構造的にリストを作っておくということですよね。
情報処理というのは、大量の情報にフィルターをかけて分流をする能力ということ。立体化というのは、情報同士をつなげる軸を作るということ。
から解像度というのは、もっともっと細かく分けていくという、そういうことですよね。
この中でですね、私たち構造化と立体化ということについては、読んだこととか聞いたこととか学んだこととかをリストを作っていくわけですが、それを並べ替えていくことによって構造的にしていくということですよね。
そしてそれに立体化が加わることで、さらにその上の概念のものとで束ねていくというような、このようなリストとさらにその上の概念で束ねていくというような
操作というのは、私たちがよくワークフローとか、主にアウトライナーとかでよくやる操作ですよね。ですから結構おなじみの操作ではないかなというふうに思いますね。
この情報処理に関してなんですけど、大量のですね、情報が入ってくるんですけども、それにフィルターをかけるというのがね、よくあるのがツイッターのリストですよね。
ツイッターで何千ものフォロワーの人がいる人なんていうのは、タイムラインに本当に必要な情報なんてもうほぼそれが表示されて、自分がそれを見て良かったと思うような確率自体が非常に低いわけですよね。
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ですからリストを作って、そのリストを使い分けて必要な情報を分流させていくという、そういうようなことですよね。
その中にですね、面白いことがあって、無限に存在する選択肢を少ない項目に落とし込むことで、記憶の中で使いやすく覚えやすくするという言葉がありました。
これですね、リスティクルという言葉を紹介してやったんですけど、リストとアーティクルというような意味なんですけどね。
どういうことかというと、よくブログのタイトルとかに、何々するための何々の方法みたいなね、何々したい時の何冊の本みたいな、要するに数字で落とし込む、数字で狭めていくというようなタイトルがありますよね。
あれがそうなんですよね。本当はもっとたくさんあるんですよ。
気分が落ち込んだ時のための3冊の本とか言っても、気分が落ち込んだ時に読む本なんて、100冊も200冊もきっとあるんですよね。
しかしそれをあえて3冊の本とすることで、自分にとって非常に扱いやすくなるということで、これがね、選択肢を少なくしていくということで、記憶にアクセスするという、そういうような手法が述べてありましたね。
最後にですね、箇条書きでブログを書いてみるという項目があったんですけども、ここのところはアウトライナーの人にすごくなじみ深いところというところで、
私たちのこのポッドキャストを聞かれている方は、おそらくライフハック界隈の方が多いんじゃないかと思うんですけれどもね、
その方がよくブログを書く時などに、電子書籍を作ったりする時などにアウトライナーを使われている方が結構いらっしゃると思うんですけども、
僕たちが普通にブログを書く時にやってきた手法ですよね。書きたい内容をリスト化して、それをシェイク、たくさんが書かれていますね、たくさんの言葉ですね。
シェイクしながら段差を作って、見出しを作って、そして思考を構造化していくと。
そういうような書き方をですね、私たちはよくやりますね。電子書籍の時なんかもよくやります。
私の場合は、そこまで前の日の晩にやっとって、翌日の朝ですね、ブログとして記事を埋めるというような、そういう方法を使っています。
ということで、この思考と記憶を拡張するリストっていうのは、結構私たちにとってはなじみのあるリストの話でした。
次に出てくるのが、自分をより深く知るためのリストということで、いくつか、5つのリストが述べてあります。
自己分析のためのリスト、バレットジャーナル、トップ10リスト、イエスのリスト、セルフマッピングというね、非常に魅力的な名前がずっと書いてありますよね。
自己分析のためのリストっていうのはですね、よくリストを書くことで、ずっと心の中に湧いたことをどんどんリストに書いていくということでですね、
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自分がこういうことを今考えているのかという、そういうものを構造化することができるということで、こういうふうに書いてありますね。
心の中に環境が湧いてきたタイミングで、心の中に湧いた思いをリストで構造化して書き出すことで、
私たちは鏡のようにそれを利用して、自分の内面を映し出せると。少し内容が、その書かれている通りではないんですが、そういうように書かれてありますね。
自分で質問を用意しておいて、今一番やりたいことは何かみたいなね、それに答えていくというやり方はあるんですけれども、なかなかそれでは本当の言葉が出てきにくいとありました。
確かにそうかもしれませんね。だから本当に今書きたいという、今何か思いついたという、そういうタイミングでやるんだということなんですね。
そこで私がピンときたのが、前回言ったゼロ秒思考なんですね。本の中にですね、このように書いてあるんですよ。
今不安に思っている7つのことというタイトルを書いてみて、このわだかまりをリスティクル形式で書き出すのも一案というふうな書き方をしているんですね。
この一連のリストがまさにゼロ秒思考メモ書きでやることに当たっているんですよ。
それを即座に1分で書くことによって考える力を鍛えていくというのが趣旨なんですけれども、このゼロ秒思考については2つ前のポッドキャストで述べています。
いくつかあった中で、バレットジャーナルがありましたね。バレットジャーナルは過剰書きでログを取っていくということで、自分をより深く知っていくというそういう面があるんだよということなんですが、
バレットジャーナルが3年くらい前に出てきた時に、私ですからすぐに飛びついて始めましたけれども、これは何かで自分の中で破綻してやめました。
自分のログの取り方はやっぱりリラックスノート的な、落書き的な、右脳全開のイラストを書いたり何をしたりという、そういうごじゃごじゃしたやつなんですよね。
それが私の場合は多いので、ちょっと破綻をしてしまってね、きちっとリストに書いていくというのではなくて、結局落書きみたいになっちゃうので、これ自分に合わないかなと思って棚上げをしておりますけど。
これを読むとまたやってみたいなという気になってきましたよね。
ここで出てきているイエス・ノー・リストというのがあるんですけど、イエス・ノーで何か難しい決断をするときに、イエスについてのリスト、それからノーについてのリストを書くということがあるんですね。
フランクリンも何かやってたんですね。
これはそれを書くことで、そして決断そのものをね、それで決めるということじゃなくて、何か難しい決断をするときに、見当から漏れているものがないかなということをチェックする道具ということで、それでもあえてこちらの方に心が傾いているなという方を選ぶ、そういうための道具なんだということです。
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すべての可能性を考慮したという自信で決定に、自分の判断に自信がつく、そういうようなリストが紹介をしてありました。
時に応じてはそういうようなものを使ってみて面白いなというふうに思います。
最後のセルフマッピングということです。
これですね、自分の中にいる文人を認めるという、それをリストの形で取り出す、これをセルフマッピングというと書いてあります。
自分というのはやっぱり複雑なものでですね、全然正反対の自分が普通に共存しているんですよ、折り合いをつけてね。
これはするべきだという強く思う自分もいれば、いや絶対するべきじゃないだろうという、そういう自分がいるのが私たちなんですよね。
それを苦しむ必要も何もなくて、それが私なんだということで受け入れていく。
さまざまなそういうような私がきっとあるので、例えば今はこれはすべきでない、これはすべきだと2つあるんですが、さらにまだいろいろいるかもしれませんね。
そういうですね、さまざまな私をリスト化をしてみましょうと。
それぞれの私がね、一体何を求めているのかということがそれで把握できますよということですね。
その上でバランスを取ることができるということなんですが、それでもまだモヤモヤしているということならば、まだ別の文人が自分の中にいるんだよということで。
それを見つけていくということもできますということでですね。
そういうような状況で、自分をより深く知るためのリストということがですね、一応述べてありますね。
最後の章がですね、夢を叶えるためのリストという。
これですね、バケツリストということと、何をしないかリストとね、あとパーソナルクレードということがね、紹介してあるんですね。
死ぬまでに叶えたい夢を引き出して、これがバケツリストですね。
そのために何をしないかを決めて、これが何をしないかリストですね。
そしてそれらの中から出てきた人生のテーマ、クレードですね。
それをリストを更新し続けるというようなことですよね。
バケツリストというのは、今まで先送りにしていただけて、やろうと思えばすぐに実行に移せること、そういうようなリストだということです。
そういうのをずっとリストにしておいてですね、後から見返して、そこに何でそういうこと、それが自分のバケツリストなんだろうというような動機とか理由があれば後から書き足していくんだそうです。
ところが、その動機を書いてみて、それがね、あいつに勝ってやりたいからとか、何とか威張ってやりたいからとかね、
それとか、自分はもう全然こんなことができないからぜひできるようになりたい、悔しいみたいなね、
そういうような動機が虚栄心とか劣等感の裏返しであるというようなものはね、どんどん削除しなさいとあります。
何でかというとね、自分の人生を生きるためのリストだから、人からどう思われようが人は関係ないと。
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自分の人生がこうなってほしいというためのリストだから、虚栄心とか劣等感の裏返しとかはどんどん削除するという。
そうするとですね、本当に実現したいと思っていることがわかってくるということなんですね。
次にね、やらないことリストという。やらないことリストを作っておけば、やるかやらないかをね、判断する時間がね、時間を使わなくて済みますよね。
こういう言葉が書いてありましたね。悩む手前で判断を自動化できる。いい言葉だなと思いましたね。
そのためにね、時間を決めて禁止とかね、決めた合計時間以上は禁止とか自分で決めておくわけですね。
テレビを見ないとか決めると無理があるのでね、テレビは2時間以上は見ませんとかね、1週間に5時間以上はYouTube見ませんとかね、そういうようなことで書いていく。
したいことをバケツリストで作ったことをですね、叶えていくためには、本当にそのため以外のことはやっぱり諦めると。
そのための自分のルールを作りましょうというのがやりたいこと、やらないことリストですね。
トゥドゥリストに対してナットゥドゥリストと言います。
パーソナルクレード、これはですね、私は何に幸せを感じるのかなとか、私は何が好きなのかとか、私は何を求めているのかとか、こうやってやってきた人生のテーマの直感、これを逃さないために書くのがパーソナルクレードということです。
まあそれはね、自分が信じている基本的な価値観や原理原則、あと繰り返し自分に戻ってくるテーマとか、そういうのをね、だんだん更新をしていくわけですね。
はい、こういうふうにですね、この5、6、7章をずっとお話をしてきたんですけれども、えっとですね、私はこれまでですね、リストっていうのはね、意識しないでずっと作ってきたんですよね。
ゼロ秒思考リストのようにですね、それぞれはですね、おそらくね、ここに挙げてあるリストは全部ゼロ秒思考で自分は書いてきているはずなんですよ。
ちょっと見てみますね、スッキリリストとハッキリリストって大きく2つに分けてありますけれども、それをさらに分けていくとですね、仕事を楽にするリストの使い方ということでね、これはGDTとかに関するようなことが書いてあるわけですね。
それから次に心配事から解放してくれるリストということで、これブレインダンプのところですよね。
それから思考と記憶を拡張するリストということで、これはさっきのアウトライナー的なですね、情報の構造化立体化、解像度を高める、それから情報を分流するというね、あそこのところです。
それから自分をより深く知るためのリスト、自己分析リストとかバレットジャーナルとかですね、イエスのリストとか、そして夢を叶えるためのリストとしてのバケツリスト、やらないことリスト、そしてパーソナルクレード。
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このようなことはですね、おそらく意識せずにゼロ秒思考を何千枚も書く中で書いているんですよね。
ところがですね、そういう意識をせずに書いているわけね。
これをですね、やっぱりせっかく堀正竹さんが分類整理して勝ちづけて、意味づけてくれたということなのでね、これらを意識してやっていくとですね、よりこれまで書いてきたリストというのが人生上の意味を持つなということをすごく思いました。
私ですね、一連のこの本を読んでのハイライトをずっと追悼してきたんですけどね、こういうことに書いてあるんですよ。
278ページにですね、必ず目の前に一つのリストがあると。人生のすべての瞬間に対応した何らかのリストがある。私たちは常にリストの中で生きている。リストを育て人生を思い通りに描こうというような言葉をね、私は拾い出しました。
最後のこのページで、僕はこれからの生活をリストで作り上げていきたいなというふうに思ったんですね。
これまで作ってはいたけれども、それを大切なものとして今後作っていきたいなというふうに思いました。
最初はですね、このリストというのが本になるのかなというところからスタートしたことだったんですけど、私がよく言っているのがですね、あなたの当たり前は人の需要で、よく言うんですよ。
私が当たり前と思っていることでも、人にとってはすごく需要があることっていうのはいくらでもあるんだと。
私が天神のですね、地下鉄に乗った時に、空港の方に行きたいなら川端で絶対乗り換えろと、海津海の方に行っちゃダメだというようなことっていうのは、福岡に住んでいる人にとっては当たり前のことなんですけれども、
でもそれはね、東京から福岡に来て天神で遊んで、さあじゃあまた博多の方に帰ろうという人にとってみれば、とても大切な需要のある情報なんですよね。
そういうようなものはね、みんなにいっぱいあるんだから、どんどんね、みんなで出していこうよというようなことをね、私よく言うんです。
で、リストがそれだったんですね。リストってみんな知ってる、みんな当たり前のことじゃないですか。
でもそれっていうのを分類整理して、こんなに意味がある、こんなに人生上の意味がある、大事なものなんだよということをね、改めて示してもらったことでですね、
はっと思ったんですね。ああ、なるほどなあと思って。だから当たり前と思うことは、やはりその見方とか、
違う角度からの見方とか、より一つ上に上ってからのまとめ方とかでね、本当貴重な本になるんだなということを、この本を読んですごく感じたところです。
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またですね、堀正竹さん、また福岡に来たらぜひまたお会いして、直接感想とかを述べさせていただけたらありがたいなというふうに思っているところです。
はい、ちょっと長くなりましたけれども、リストの魔法の全後編、これで終わりたいと思います。
はい、第24回の知的生活会、リストの魔法を読んでの後編はいかがだったでしょうか。
私は本当にリストというものを見直しましたね。とっても魅力的なもんだなと改めて思いました。
このポッドキャスト、面白いなと思っていただけたら、ハッシュタグ知的迷走でSNS等で話題にしていただけるとありがたいです。
それではまた。