00:01
はい、始まりました。今日もやっていきたいと思います、お昼の読書ライブですね。
昨日までね、お昼のダラダラ読書ライブとしてたんですけど、15分ぐらいという時間を切ってやるようにしたので、ダラダラではなくなったかなということで、読書ライブということにしました。
今日はですね、結構有名な方ですね、神田正則さんという方ですね。この方の「非常識な成功法則」という本です。
これって、もう実を言うとですね、2000年ちょっとぐらいに最初出て、定期的に出ては売れているというような本でですね。
その界隈では超有名な本なんですけども、僕もね、一昨年ぐらいかな、買って読んでみたんですね。
何が非常識なのかということを読んでいけばわかるんですけど、結構、あれですね、納得がいく感じがあります。
神田正則さんという方、僕が初めて知ったのはですね、2005年か6年ぐらいかな、フォトリーディングが当時流行っていましてね。
僕もずっぷりハマってですね、一生懸命フォトリーディングをしようと思って、何冊もの本を読んだんですけど、
ちゃんとね、全能志向ということで、脳をちゃんと開いてなかったということがあって。
当時フォトリーディングした本というのは、全部頭にないんですけど。
今だったらうまくできるかもしれないという気がしますね。
この本のね、今サムネにしてるんですけど、この本ですね、「5分だけ時間をください。前書きだけ読んでみてください。心に響かなかった方は買わないでください。」とあるんですよ。
まあ、それが表紙なんですよ。真っ黒の中に白い文字が書いて、「買わないでください。」って。
でね、これ書名がね、下の方にちょっとだけあるんですよ。
今このサムネではね、下の方にちょっと半分だけ出てるんですけど、
非常識な成功法則、神田正則ってこんな感じで書いてあって、
真ん中の辺にドカーンと買わないでくださいって書いてあるという、まさに非常識な本なんですよね。
この神田正則さんが書いた、2000年頃に書いたね本で、ちょっと読んでみたいと思いますが、
この方がね、前書きだけ読んでくださいということなんで、今日はちょっと前書きだけ読んでみようかと思います。
成功法則は嫌いだ。正直厚苦しいし、なんかカッコ悪い。手首に珠をじゃらじゃらさせている感じって言えばわかるかな。
私、お金に縁がないんです。ちょっと体の調子が優れないんです、と気づかずに自己主張をしている。
03:01
成功法則を使っているなんてできるなら知られたくない。
水面下でバタバタ足を動かしている姿なんて見せないで、クールな自分自身でありたいじゃないか。
しかもお金イコール成功なんて単純な法定式じゃないんだから。人生舐めてるとさえ思うよ。
だから私はおよそ10年前、10年前っていうのは2001年かその頃ですね。
およそ10年前にこの非常識本を書いてから二度と読み返したことがない。
真相本を出すと編集者から言われたって、そのために本性を懐かしく思うこともなければ近づけたいとも思わない。
ああ嫌だ、この本はあまりにも私の荒削りな本音が出過ぎちゃってる。
だが皮肉なことに私の著作の中ではこれが一番売れ続けてる。
本性を手に取って成功した著名人たちが、そろそろこの本も賞味切れだよねという頃にドカーンと推奨しちゃうもんだからまた書店に平積みになってしまう。
事実上これは有り難面悪な部分もある。
私も47歳。これは2011年時点で47歳ということですね。
ただ今60歳ぐらいでしょうか。
正直いい歳。だからちょっと真っ当な父親らしくと思うんだけど、書店に平積みになったままだと子供の友達から、神田のお父さんはあの非常識の…と言われちゃうんだよね。
ビーゼンと決めてた頃の自分と街でバッタリで食わす感じで罰が悪い。
自分としてはなんでこの本今もって売れてるのかなっていうわけはわからないんだけど、一つ言えるのはこの本持ってるだけで成功しちゃうんだ。
怪しく聞こえるけど嘘じゃない。本当なんだ。
特にここ4,5年、いろんな業界分野で成功している人たちに会うたびに、実は…と切り出される。
そして必ずこう言われる。
実は非常識な成功法則に書いてある通りにやってみて、リストを作ったんです。
そしたら本当に全部目標が実現しました。
ありがとう。でもそれは私のおかげじゃない。あなた全部自分のおかげだよ。
この本に書いてある成功法則は10年前はそこそこ新しかったけど、今から見ると20年前ですね。
今や他の本にも普通に書いてある。
だからね、この本の内容は今の私にしてみればまあスタンダード、単純ストレートなロックン論だよ。
複雑なシンコペーションもなければ特殊なコード進行もない。
でもね、不思議に他のどの本よりも読者から成功者が現れちゃうんだよね。
その理由を言えば、おそらく成功法則のための成功法則じゃないということだ。
成功法則をかじった後に成功法則について語り出して、成功法則で人集めて金儲けて成功したっていうやついるだろう?
悪いけどはっきり言わせてもらえば、この本はそういうやつを評価しない。
06:00
成功法則で儲けた金はあぶくぜに。
あぶくぜにがあぶくぜにを読んで、自分が儲かったから成功だなんて。
そんなやつはありがたがるような世の中、まともじゃない。
一体どれだけ価値を世の中にもたらしているの?
どれだけ人の役に立っているの?
どれだけ国のために働いているの?
そういうリアルな現実にフォーカスしないと、この本はあなたに成功したなんて言わせない。
夢だけ語ったってダメだよ。きちんと形にしてくれないと。
まあ、いろいろ文句言ってるけど、嬉しいのは、この本を読んでくれた先輩読者の多くは、きちんと戦ってくれていることだよな。
ふわふわしたハッピーに憧れているだけじゃなく、あるべき未来を見据えてしっかり戦ってくれてる。
現実に落とし込んでくれてる。本当ありがたい感謝してる。
以上、私にとっては一番嫌いな本なんだけど、一番乗って書いた本だということは確か。
また売れるんだろうな。フォレスト出版だし。
しかし成功法則本が売れたところで、世の中にはあんまり意味ない。
要は、あなたがどう自分の才能を開花してくれるかだよ。
そして、ここに日本人ありって感じで世界に打って出てくれるのか。
これからの日本は安泰じゃないから、共に日本のために戦ってくれ。
その過程であなたは成功者って呼ばれるようになるよ、当たり前に。
最後に言っておくが、この本は私にとっては10年前の本。
今の私は10年先を言っている。
あなたがこの本で成功したらしっかりと追いついてきてくれ。必ず待ってる。
ということで、これは2011年10月にこの本が出された時の最初の前書きですね。
最初に出たのが2002年。それが10年後に出た時の前書きです。
そしてですね、さらに20…
ん?これは今…僕が持っている本は…
あ、19釣りか。あ、なるほど。
2011年に出たのの19釣りを僕が今読んでいるということですね。
はい、ということで、今度は本当の前書きですね。
本の内容に起こる人もいるだろう。
だから私はこの本を後悔したくなかった。
この本は平成13年3月、青年会議所で受け負った講演がベースになっている。
そもそも私は年収が高くなりすぎて、もはや講演収入ではペイしない。
だから気に入った場合以外は講演をしない。
しかしこの講演は、とにかく言いたいことをしゃべらせてもらうけど後の責任は取らないという条件で例外的に引き受けた。
なぜその内容を後悔したくなかったかといえば、それがあまりにも非常識だからである。
比例言ばかりではない。今までの道徳からかけ離れている。
09:02
後悔すればきっと誤解を生む。私は叩かれる。そう恐れたのである。
ところがこの講演テープを聴いた方々から、当時テープだったんですよね。
こういうやっぱり大事な情報というのはテープで売られていたわけですね。
擦り切れるほどテープを聴けとかいうことをよく言われていた時代ですね。
ところがこの講演テープを聴いた方々から次々と感激の声が寄せられた。
このテープを聴いて人生が変わりました。ものすごい迫力でしたね。
もうテープが擦り切れるほど聴きました。こういう声を聞いて私ははっと気づいた。
そうなんだ。多くの人はありきたりの成功法則を信じている。
だからいつまで経っても成功できない。リストラ不安から抜け出せない。
住宅論に一生を捧げる人生から這い上がれない。
皮肉なことに、いわゆる成功法則は成功法則を商売にして成功した人によって語られる。
これすごく負に落ちません?
もう一度読みますね。
皮肉なことに、いわゆる成功法則は成功法則を商売にして成功した人によって語られる。
なかなかついてますよね。
続けます。
実体験がないから過去に数千回数万回は語られた陳腐な内容の焼き直しとなる。
痩せるためのダイエット文が手を変え品を変え繰り返し出されるのと同じである。
本当に成功した人が辞伝を書くこともある。
でも、著者本人は自分がなぜ成功したのかわからない場合が多い。
だから辞伝は、感謝しよう、人に与えよう、今を生きよう、大きな目標を持とう、などの差し障りのない成功法則であふれることになる。
これは小学校の時に唱えた標語と何ら変わらないじゃないか。
確かにやるべきことをいくつも並べ立て、やり遂げることができれば成功できるよ。
でもそれができないから困っているのである。
この本はプラス思考を並べ立てる本でもなければ、精神論を語る本でもない。
また、俺はこうして成功した、だからあなたもこうするべきだ、という説教をたれる本でもない。
それではこれはどんな本なのか。
つまり、成功原則が嫌いな人が成功するための実用書であるということです。
文人が一戸建ての家を建てスポーツカーに乗るまでの最短距離である。
怠け者が最短距離で這い上がるための世界一簡単な方法である。
同じ毎日に息が詰まりそうなサラリーマンが独立し、非常識に豊かで自由になるための本である。
そう、あなたが世の中を見返すために書いた。
そのために精神論・根性論は削ぎ落とし、必要最小限のところだけを抽出した。
12:00
言っておくが、成功のためには長い時間をかけて成功法則を勉強する必要はない。
成功するために成功法則にハマっている連中がいるが、
スケジュール管理をするためにその管理手帳の使い方を学ぶのに多大な時間をかけるようなものである。
うん、これありがちというか、僕もよくありましたね。
フランク・リン・プランナーのときにフランク・リン・プランナーの本を読んできて一生懸命読んでましたからね。
成功するためには必要なことを学んでやればいいだけではない。
そして、必要なことはほんの少ししかない。
この本で私が書こうとしたのは、スイッチを入れれば誰もが自動的に豊かになれるシステムである。
誰もが自動的に豊かになれるシステムだって?
そんなことはどうやって証明できるのか。
私がこれから話す内容のベースになっていることは3つある。
1つ目は、自分が成功するために必要なことを学ぶ。
私がこれから話す内容のベースになっていることは3つある。
1つは、私自身の実体験。
数年前まで、私はマイナス思考の自分に甘い怠け者だった。
ところがその怠け者が、サラリーマン独立後に2年間で高額納税者になる。
超社番付けに乗った。
キャッシュで土地を買って家を建てた。
これは私にとっては奇跡である。
家欲しいが、でも住宅ローンを30年するのかなんて思っていたんだから。
正直今でも、これは夢じゃないかと毎朝ほっぺたをつねっている。
その体験をあるがままにお話したい。
2つ目は、私が3000社を超える経営者と接してきた上で把握したコンサルタントとしての実証事例。
これから私がお話しする方法は、単なるいくつではない。
私だけに当てはまる個人的な事例でもない。
この方法によってすでに何人もが驚くほど短時間に年収をアップさせている。
年収1000万円は当たり前。
サラリーマン独立後2年で億単位の収入を稼ぐ人も出始めている。
そして3つ目は、私がインストラクターをしている米国初のフォトリーディングという情報処理プロセスである。
このフォトリーディングという技術は読書を含めた情報処理スピードを飛躍的に向上させ、あなたの成功を加速化させる。
誰もが短時間に得たい知識を吸収し、そしてその知識を使いこなせるようにする。
私はこの技術を知ることにより一気に成長を加速させた。
今まで経験則でしか説明しなかった成功原則を科学的にしかもわかりやすく説明できるようになった。
これは僕が2005、6年ぐらいに取り組んでうまくできなかったやつですね。
成功するためには、この本に書かれたことのすべてをやっていただく必要はない。
ほんの一部をやっていただくだけで効果が出始めるだろう。
まず一度この本を読んでみてほしい。
15:02
内容のわりに簡単な言葉で書くよう最新の注意を払っているので、時間をかけずに読めるはずである。
章を進むごとにあなたの考え方が変わってくることに気づくはずである。
言っておくが、私はあなたに買ってもらいたいがためにこの本を書いているわけではない。
あなたにとってはこの知識を売るかどうかは一生を変えるインパクトがあるとは思うが、
私にとってはあなたがこの本を買わなくても痛くも痒くもない。
私は今までと同じように豊かな暮らしを続けるだけだ。
誰に気を使う必要もないし、嫌な客と仕事をしなくてもいいという素晴らしい自由がある。
それじゃなんで私はこの本を書いているのか。答えは簡単。
一人でリッチになってもつまらないからである。
考えてごらん。離れ小島で100億円持ってたってつまらないでしょ。
私は多くの友人と一緒にリッチになりたいのである。
一緒に成功する。一緒に稼ぐ。
そして稼いだお金を世の中のために使うことを一緒に実践できる人を探している。
そういう動詞を一人でも多く、しかも短時間に集めたいのである。
だからそのために必要なことはここで全て話したいと思う。というのが前書きですね。
はい、いかがだったでしょうか。前書きだけまず読んでみてください。
心に響かなかった方は買わないでくださいということでですね。
まあどうでしょうか。
僕はすごく腑に落ちたのが、成功法則でよくある人のためにとかですね感謝しなさいってよくそういうこと言うんですが、
これはもうすでに成功した人が自分に向けて忌ましめるつもりで言っているのであるというくだりがあってですね。
もう今から成功する人はそんなこと言っちゃダメだと。
人に与えなさいとかなんとかじゃなくて本当に不道徳にね。
もう過激体必進でね、悪の感情から始めなきゃダメだというところがあってですね。
まさに非常識な成功法則だなと思うんですよね。
そこがね、非常に僕は腑に落ちたところですね。
で、なぜ成功者のアドバイスは障害になるのかという説があるんですが、
ここは非常に僕はだからそういう意味でわかりやすいところだと思います。
目標をちょっとだけ言っておくと、やりたくないことを見つける。
自分にかける才能術、自分の都合のいい家族気を持つ。
非常識的情報獲得術、どの様ばったのせいです。
お金を出来合いする、決断は思い切らない、成功のダークサイドを知るということで。
この成功のダークサイドを知るっていうのが非常に僕はいいなというふうに思ったところです。
僕もこの中にたくさんの付箋を貼ったりしてるんで、
またその内容についていつか読むことがあるときがあると思うんですよね。
ここだけ読んでおきましょうか、さっきの。
成功した人が成長するための法則というところですね。
結局成功者が述べる成功法則の中には、成功した人がさらに成長するための法則が多いんだ。
18:07
凡人はそれを真に受けちゃダメ。優先順位が違うんだから。かえって逆効果。
これを分かっていないとジレンマに陥る。
お金は全てではないと言うけれども、でもお金を儲けなきゃいけないでしょ。
謙虚でなければならないと言うけど、でも傲慢でなければ高値で売れないでしょ。
人との出会いを大切にと言うけれど、でも下請け仕事をやらされるばかりでしょというようなね。
そういう気持ちが散ったり散ったりするようなことでは、一歩も先に進めなくなってしまうので。
ということでですね、書かれていました。悪の感情を大事にしなさい。
ということでね、今日は18分もかかりましたね。
非常識な成功法則ですね。これを読ませていただきました。
それではまた。
