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おはようございます。知的迷走ラジオです。
今日は、あなたの思っている60歳という人へのイメージを根底からくつがえす配信ということでお送りしたいと思います。
僕は60歳をちょっと超えている人間なんですけれども、よく言われる60歳のイメージとはちょっと違うんじゃないかなというふうに思っていて、
そのイメージというのは、今時の60歳には当てはまらないことが多いですよという話なんですね。
60歳ってですね、おそらく皆さんたちが持っていらっしゃるイメージとしては、身の回りにいらっしゃる方がモデルになっていたり、自分の上司の方がモデルになっていたり、
また漫画とかドラマとか小説とかからですね、昔からそういうものから得られたステレオタイプのようなものがあるんじゃないかと思うんですが、
今時の60歳って結構ポテンシャルがありますよというようなお話をしたいと思っているんですよ。
今の60歳ぐらいといったら、1960年代初頭ぐらいに生まれた方々なんですけれども、そういう人たちというのはこういうような時代なんですね。
まず20代の終わりぐらいにパソコンに出会っているんですよ。
当時、Windowsマシンの前は国産のNECの98だとか88だとか、そういうものがほぼ出回っていてですね。
それらに出会って、その頃からパソコンを使いこなして、パソコンは当時よく止まっていたんですが、止まってもブルーバックになってもどうしなくて、
いわゆる真っ黒の画面にC〜〜みたいな感じで文字だけが出ているような状態があるじゃないですか。
そういうようなプロンプトと言われるような状態でも、自ら自分でコマンドを打ってですね、復帰させることができるというような、
そういうような60代ってゴロゴロいるぐらい、よくパソコンに触ってきた人たちなんですよ。
中身を自分たちでいじくってきた時代ということですね。
そういうような人たちなんですね。
それから通信だとかインターネットだとかいうことに関して言えば、20代の終わり頃にパソコン通信に出会って、
そして世界を受けてすでに通信を始めているんですよ。
僕の場合は35でインターネットの例明記から参加していて、通信の歴史とともに歩んできたということですね。
ネットのことを熟知した60代というのはゴロゴロいるわけですね。
ソフトで言えばですね、例えばExcelとかね、よくおじさんたちは使いませんね、みたいなのがよくあるんですが、
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20代終わり頃にExcelの産声があったんですが、それとともに使い始めて、
その進化にずっと付き合ってきた世代ということでもあるんですね。
私自身も仕事場でですね、臨時職員さんが2人で2週間くらいかけて行っていた仕事があるんですが、
それを3分で終わるマクロを書いて叱られてですね、そういうような経験もあるんですね。
それが35くらいですね。
今の20歳代よりもしかしたら遥かに詳しいよという60代というのは結構いらっしゃるわけですね。
それからですね、あと動画編集とかについていくと、僕の場合がですね、
プレミアで動画編集を始めたというのはね、1994年頃なんですよ。
プレミア1の頃ですね。まだね、生まれていなかった人がいるかもしれませんね。
今に至るまで25年以上動画編集をし続けているという、そういう60代もゴロゴロいると。
それから先ほどのネット環境に戻るんですが、初めてホームページを開設したというのは、
僕の場合は1996年、36歳の時なんです。
ですから日本で最初期のサイトを作った経験のある60代という人はね、ゴロゴロいるわけですね。
デジカメについて言えば、35歳の時に35万画素の最初のデジカメに出会っています。
QV10だったっけ。
それ以後、デジカメの発展とともにですね、あらゆる画素のデジカメをずっと買い替えてきてて、
その最先端のですね、画素のやつをね。
その歴史と機能の変遷というのをね、熟知しているんですよ。
そういう60代はゴロゴロいるということですね。
携帯もですね、スマホもそれを使い始めたのが40代前半ということで、
以後最新機種までずっとフォローし続けている60代もゴロゴロいますよということで、
一部なんですけど60代ってね、そういう世代なんですよ。
今の最先端のものというのに、産声とともに出会ったのが30代ぐらいで出会ってきているというような、
そういう世代なんですね。
それはあなたが特別なんだろうと思われることもあるんですけど、そうじゃないんですよね。
特別じゃないんですよ。
僕はね、専門家でもなんでもなくて、ほんの一般の人間なんですね。
そういうような界隈の中にいた人間じゃなくて。
でもそういう一般の人がですね、の中にそういうようなことに興味を示して一生懸命フォローしていくという人間がね、
たくさんいたからこそ、それら新しいテクノロジーとかイノベーションとかは支持されていって、
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そして広がって発展してきていると。
ですから一部マニアの話じゃないと。
アーリーアダプターの方はね、もしかしたら一部のマニアの方って言われるのかもしれないけれども、
それを享受していった方の人間というのはものすごくたくさんいるんですね。
ということでね、60代というのはそんなポテンシャルのある時代だということで、
へぇーと思ってもらったらありがたいかなと思うんですよね。
決して昭和の頃の60代のイメージ、そういうのじゃないですよということなんですね。
ですからね、セールスをかける方とか、60代の人間というのは、
そういうセールスをしていたら失敗するかもしれないですよというお話なんですね。
僕自身も50歳ぐらいの頃、その頃すでにインターネット歴15年だったんですが、
その僕に店員さんが近づいてこられましてね、ある量販店の。
近づいてこられて、お父さん、インターネットって知ってます?と、
お父さん、インターネットって知ってます?と、
近づいてこられて、お父さん、インターネットって知ってます?と、
セールスかけてこられた方がいましたけど、しばし付き合って差し上げました。
そういうことがあるんですけれども。
はい、ということで、60歳というイメージ、変わりましたでしょうか。
はい、単に若い人へ向けての悲願みという、そういうような配信でした。
知的迷走ラジオ、このようなちょっとですね、えっというようなお話なんかもしていけたらいいなというふうに思っています。
それではまた。