医療現場の信頼
さて、こんばんは。馬政の精神科医リブラでございます。
本日はですね、またね、遅れて長本さんの集会に向かっております。
間に合わない、全然間に合わない。もう始まっている。
今日は早く仕事を辞めて、長本さんのところに行こうと思ったんですけどね。
今日は仕事がいっぱいあって、午前中の外来終わって、でも終わらなくて。
今日は、いろいろ認知症のサポートチームというのがあって、
それを回らないといけない日だったんで、木曜日なんでね。
それに回りまして、その後、病棟の患者さんたくさん持ってるもんだから、
他の患者さんの内科とかにいる人に、その人たちをバーッと見に行って、
それの記載をまた戻ってきて、カルテに書かないといけないし。
カルテは持たずに行ってるんで、持ち運びの電子カルテは病棟にあるんだけど、
でっけえんで、すごく時間かかっちゃうんで、誰か使ってるし、看護師の人誰か使ってるし。
ちょっとメモして書くだけなんだけど、量がまあまああるから時間かかるんだよな。
でさあ帰ろうと思ったら、書類が早く書いてほしい人がいると、
ちょっと書類書くの遅いんですけど、そんなに待ってない人なんだけど、
すんごい怒って電話してくるって言うんで、なんだよそれと思ったんだけどしょうがないかと思って。
見たらですね、要はズルなんだよな、僕からすると。
そんなのありかよっていうのは診断書というかね、あまり細かく言えませんが。
これはズルだなと思って、要はこういう病名でこういう風にできない診断書を書いてほしいんだけど、
いやそれ違うしな、前書いてもらってましたみたいな。
前書いて誰が書いたか知らんけどさ、でも今ちげえじゃんと思って、
うーんと思ったんだけど、まあだから嘘は書かないんですけど。
僕は大きな病院にいますんでね、
街の開業医なんかはね、言ったら悪いけどね、僕からするとほとんど嘘だろっていう診断書は平気で書きますけどね、
やっぱ商売だからね、管理さんに嫌われるのが怖いんでしょうね。
僕らは商売ではあるんだけど、僕らはとはいえ、とはいえ、とはいえ、
やっぱし街の総合病院っていうのはある程度看板でやってるもんですから、
信頼でやってるんだよね。なのでね、基本的には目の前のお金を取りに行くというよりかは、
信頼を失うっていうことを僕らは怖がるんですね。
街の病院ってあそこはちゃんと嘘を書かない。
適当にお願いしたら嘘の診断書書いてくれるみたいなことがあってしまったらね、
もう僕らのこの大きな病院のこのしっかりした、
嘘を言わないであろう、きちっと診断するであろう、きちっと治療するであろうというね、
信頼が倒ちなんだよね。
開業医と病院の違い
街の開業医の先生なんかは言ったら悪いけどさ、皆さんもそうでしょ。
その診断の正確さよりもさ、都合をつけてくれるんじゃないかとか、
優しいんじゃないかとかそっちでしょ。
本気の病気になったらそこで見てもらおうと思うんでしょ。
大きい病院行こうと思うでしょ。
大きいとこ行ったらめっちゃ待たされるし態度悪いしさ、
でも腕にはそっちのがいいんじゃないかなみたいな、
大学病院のがいいかなみたいなそういう思いでしょ。
だからそこで商売をしているので、
僕らは目の前の優しいかどうかというよりかは、
その後ろにある信頼できるかどうかみたいな、
僕らが信頼してもらえるかどうかということをやっぱり僕らは中心に、
念頭に置いて治療しているんです。
嘘は書かないしきちんとやろうというふうに。
患者さんが気に入るかどうかよりも、
やっぱり社会的な信頼を裏切りたくないというふうなところに、
僕らは意識を持ってやっているので、
多少患者さんの思ったようにやってくれなかったりとか、
やってあげなかったりとか、
それはそうしてほしいのはわかるけど、
それ嘘だもんなと思うと書かないとかね。
嘘は書かないという点ではみんな同じかもしれないけど、
いや同じじゃないんだよ。
僕からすると嘘じゃんって思うのを結構書きます。
それは僕から断罪できないけどね。
いや嘘じゃないって言われたらそうかってことですけどね。
僕からすると嘘だよねって思う。
僕からするとですね。
ということで、
嘘じゃんって思う診断書。
発達障害とか自閉症権の人ってそういうのがわからないんだよね。
程度っていうのか。
やっぱり大きな総合病院の先生は都合をつけてくれなさそうじゃん。
なんとなく会議院の先生が多少ねじ曲げて書いてくれるかもなってなんとなく思いません?
そういうのがあるじゃん。
だけどさ、そんな医者なんだから同じでしょって思うんだよ自閉症スペクトラムの人は。
発達障害の人は。
そんな医者が嘘書くわけないでしょ。
嘘は書かんのだけどさ、
なんていうのかな、
ねえ、みんなまで言わすなっていうのがあるじゃないですか。
えっ、じゃあなんですか会議院の先生は嘘書くんですか?
いや違うよ。
たまに違わなくってね。
本当に嘘書いちゃってね。
たまに逮捕されてる人いますよね。
目見える人に目見えないみたいな詐欺でね。
そういう詐欺の共犯だって。
逮捕されることありますよね。
まあやりすぎちゃったっていうね。
まあそこまで行くとやりすぎですよね。
だけど、まああるじゃん。
なのでね、例えば警察なんかだとね、
休むときね、
だから社会の人がいかにそういうふうに会議院を信用してないかですけど、
会議院の先生が書いた診断書では警察官って休めないんですよ。
少なくとも愛知県警は。
愛知県警の全部なのかわかんないけど、
僕そういう診断書よく書くから。
つまり、よそで診断された人にもう一発診断書書いてくださいっていう依頼があるわけ。
で、なんかね、総合病院の診断書だったら一発で通ったりするみたいな。
大学病院とか。
でも、町のクリニックの診断書では一発で通らないみたいな。
二発。
同じじゃないですか。
二発と取らないと。
だからちょっとややこしい。
僕らそんなことやったことないから最初はね。
若い頃は。
で、その診断書を他の病院に通ってるのに書いてくれって言われて、
他の病院にかかってるんだったらその先生が書いてくればいいじゃないですか。
いや、ダメなんです。
もう一通言うんですみたいな。
バカなことあるかよ。
医者が書いた診断書が同じやつがもう一通言うなんて。
バカなことあるかって。
最初は思ったんだけど、
どうも警察なんかはそういうことがあるみたいで。
ということでね。
ということはね、
会議用意の先生なんかは嘘を書くと。
いうふうに少なくとも愛知県のいくつかの警察はそう思ってるってことでしょ。
嘘を書くか間違いを書くと。
信頼。
どっちにしろ嘘か間違いか知らんけど、
正しくないことを書くから。
二か所あってようやく本当だというふうで。
会議用意の警察官が鬱で休養みたいなのを取るときって、
二か所からね。
もしかしたら精神科だけかもわかりませんけどね。
診断書の課題
二か所からの診断書がいるんですよ。
っていうようなことでね。
その信頼に基づいて。
ということで、
今日言いたかったのはそんなことじゃないんですよね。
それで結局、
嘘の診断書書くの嫌なんで。
本当のことを書くとなると、
そうしたら何にもないじゃんみたいなことになって。
何にもないですだと信頼書にならんから。
どうやって書くかなと思って。
それにちょっと時間かかっちゃって。
それをなんとかかんとか書きましてですね。
嘘でもないしっていうようなところでね。
おかしくもないっていうね。
嘘をもう一回書きます。
おかしくもない。
もしかすると患者さんのところで、
もしかしたらこれおかしいと。
うつ病と書いてないじゃないかみたいなことがあるかもわかりませんけど。
だってうつ病じゃないじゃんみたいなね。
てなてなてなことでね。
ちょっと遅れてしまいました。
まあそれがあったから遅れたわけじゃないかもわかりませんが。
てなことで、今ね向かっておりますよ。
もうすぐ車止めますよ。
何言おうと思ったんだっけな。
三宅健さんの話かな。
著作権とAIの関係
三宅健さんの話、面白かったですね。
著作権なんですね。
著作権ってのは資本主義社会の上で成り立ってるっていうことでね。
イラスト業界はAIがイラストの著作権を認めないから嫌い。
犯してるから嫌いって嫌いな人が多いって言うんだけど。
このAIっていうのはね、
著作権違反っていうかな。
いろんな権利ってさ、
真似はダメじゃん。
真似はダメなんだけどさ、
模倣はダメだけどさ、
インスパイヤーはOKじゃん。
どこまでが影響を受けたり、どこまでが真似したかっていう。
線引きって非常に難しい。連続的ですよね。
でも真似したときって真似だよねってわかるので。
そこに谷があるんだよね。
真似とインスパイヤー的な影響されたっていうのの間には谷があるんですよ、人間の場合は。
真似するときは完全に模倣みたいになっちゃうんで。
模倣じゃなくてただ影響を受けただけ。
インスパイヤーと模倣っていうのには、
人間がやった場合には谷ができるんでそこに。
だから谷のインスパイヤー側はセーフ、
谷の模倣側はアウトというふうに一応決めてるわけですよ。
だけどその谷ってAI埋められるんですよ。
AIは連続的に模倣とインスパイヤーされただけ、影響されただけみたいなものを
連続的にAIは大量にやれることができるんで。
しかも意図的に調整できるんで、AIというものは。
なんでAIは模倣と模倣じゃないものを連続的にかけるんだよ。
そうするとさ、もともとそこには谷があったから
谷の右側が赤で、谷の左側が青みたいな。
できたんだけど、谷がなくて連続的になったら
どっからが赤でどっからが白でどっからが青でどっからが赤って
決めるのめっちゃむずくなるんですよね。
全部紫じゃんみたいなね。
そこに山盛りにね、谷がなくて平坦になってしまったらね
これはね線を引くのむちゃむちゃ難しいわけですよ。
なのでAIが出てきたって何が起こるかっていうと
実質的に言語的なルールで線を引く以外に
これは模倣か模倣じゃないかというものを
今までは感覚で決めることができたんだけど
もはや感覚で模倣と模倣じゃないものを
切り分けることがほぼできなくなったんだと思います。
なので普通の意味で著作権というものは
もう存在が難しくなった。
そもそも著作権という考え方自体がこのAI時代で
いろんな情報だけじゃなくて技術だとかの
情報と技術と得意性みたいなもの。
著作権の未来
それがそれであるっていうこと自体がね、
その前提自体がもはや民主化されてしまってるわけでしょ。
そうしたらもうさ、
著作権そのものがもう存在しないですよ、このAI時代は。
著作権というものはもうなくなります、世の中から。
ラストの著作権がなくなるんじゃなくて、
著作権という考え方自体が、
もはや成立しない世の中になっていくと思う。
じゃあ例えば、著作権を広げていったら、
僕らで例えばね、お箸を使うけど、
お箸は中国の著作権、著作物というか作ったものじゃないですか。
例えば僕らの洋服、洋服なんかさ、
それは服の形もそうだけど、これ古いから、
古いからもう著作権を持ってる人がいないからいいんやと言ったとしてですよ。
だけどさ、絵とか音楽とかさ、これも連続的じゃん。
だからもう著作権っていうのはもうすでに、
みんなで人が聞いてこれは違法だと、これはマネだと思えばマネ、
マネだと思わなければマネじゃない、みたいなことになって、
ものすごく今までもそうなんだけど、今までもそうなんだけど、
ここから著作権は、今までよりもさらに極端に恣意的、
極端に主観による著作権違反というものが、今後になっていくでしょうね。
今後は著作権違反というものが、今までよりもさらにさらに、
恣意的で主観に基づくものっていうことがはっきりすると思う。
それはなぜなら、著作権ってものが連続的になってしまうから、
今までのタニがなくなるから、マネとマネじゃないものっていうのが、
昔はタニがあったんです。
そのタニのギリギリみたいなところ、そこにたまにあるんで、
たまにあるタニのものに関してどっちかなって揉めるっていうことはあったんですけど、
大概はタニの右側かタニの左側にどちらかに分かれていたんで、
そんなに揉めることはそんなにはなかったけど、
これからはもうそのタニ埋まりましたから、AIで連続的に作っていきますからね。
となるとこれはもう無理ですね。
簡単には著作権問題を簡単に違反だとかOKとかいうふうなことはもう言えなくなります。
それがAIによって起こっている変化だと思いますね。
これはイラスト業界に限らないと思います。
ということで、そんなところにしておきましょうか。
ではちょっともうね、電車かバスに乗らないといけない。
ああ、バス行っちゃった。
バス行っちゃった。
止まってるのか。
ああ、行っちゃった。
残念。
それではみなさん、さよなら。
