Yuzuha Imamuraの経歴と趣味
ken
はい、リスナーの皆さん、こんにちは。London Tech TalkのKen Wagatsumaです。
本日はゲストに、Yuzuha Imamuraさんを呼んで、今日はお話ししていこうと思います。
では、Yuzuさん、今日もよろしくお願いします。
Yuzuha Imamura
はい、よろしくお願いいたします。Yuzuha Imamuraです。よろしくお願いします。
ken
よろしくお願いします。
Yuzuha Imamura
よろしくお願いします。
ken
Yuzuさんは、London Tech Talk初のゲスト出演ということで、
簡単に、Yuzuさんの方から自己紹介していただいてもよろしいですか?
Yuzuha Imamura
はい、Yuzuha Imamuraと申します。
私は今、大学の6年目になりまして、24歳の東京の大学生をしております。
大学生なんですけれども、もうすぐ就職が決まっておりまして、
その就職先がベンチャーキャピタルに勤めることになっており、
そこでインターンをしているので、仕事をしつつ、学生をしつつ、みたいなところがありますね。
どういう人かっていうところを話す前に、何でそもそもKさんに会ったかだと、
この間まで私がイギリスとエジプトとバーレンといろんな国をうろうろ回ったときに、
友人の紹介で会わせていただいて、何でそもそもイギリスに行ったのっていうと、
大学の時にイギリスに1年間、交換留学に行っておりました。
で、あとは留学に1年間行って、そのときすごく私ゲストハウスっていう地域のゲストハウスとか、
民泊がすごい好きだったので、日本に帰ってきて、日本一周してゲストハウスのことをとにかく調べたりとか、
あとはスタートアップの業界でベンチャーキャピタリストとしていろんな企業家の方と会ったりとか、
とにかくいろんなところに足を運んで、いろんな人に会ってっていうことをやってるような生活をしているようなものですね。
はい、よろしくお願いします。
ken
いやもう、この今の短い自己紹介の中で深掘りしていきたい話がたくさん出てきたんですけども、
なんだよね、お互い共通の知人がいて、メイズさんが留学1回終わって日本に帰ったけど、
1週間くらいでしたっけ?1、2週間くらいロンドン、イギリスにまた来るっていうことで、
Yuzuha Imamura
そうですそうです。
ken
そのタイミングで声かけてくれて、じゃあコーヒーでもしようかって言って会ったのが初めてでしたね。
Yuzuha Imamura
はい、そうでしたね。
ken
あの時は2週間くらいでしたっけ?イギリスは。
Yuzuha Imamura
イギリスは本当に1週間くらいかな、その中もロンドンにいたのは4日とかで、すごく短かったですね。
ken
その前後でも、その後にはイギリスからすぐ日本に帰るわけじゃなくて、
エジプトとかアメリカも行ったんでしたよね、確か。
Yuzuha Imamura
そうですそうです。そもそも今回旅行するきっかけが、
エジプトの友達の結婚式に参列するっていうところが最終目的だったので、
それにイギリスはちょっと追加で行きたいなと思って追加したっていう感じでしたね。
ken
いやー、すごいな。
エジプトの結婚式っていうのは、スタイルとしてはどんな感じなんですか?
ちょっと出てみて、なんか新鮮な感じ?
Yuzuha Imamura
まず全然違うっていうのは当たり前なんですけど、
そもそも、
どう違うんだろう?
エジプトってすごく国民の9割がイスラム教っていうような感じの宗教の国なんですね。
ken
うん。
Yuzuha Imamura
ただ、私の友達はそんなイスラム教国のエジプトの中のキリスト教っていう、
特殊な、特殊というか、ちょっとレアな立ち位置だったので、
でもただ、私の共通のエジプトの友人は全員イスラム教なので、
私も何が起こってるかわからないし、
他のエジプト人の参列している友人に、
この後何が起こるの?って聞いても、
海外経験と留学のきっかけ
Yuzuha Imamura
俺もわからないっていう、
参列した友人が全員次何が起こるかわからないっていう、
ken
わからないんだ。楽しそう。
Yuzuha Imamura
そうかつでしたけど。
あと、詳細にはいっぱい違いますね。
教会に行って、その後披露宴っていう形式は違わないんだけど、
例えば教会の中で、いわゆるキリスト教って考えると、
誓いのなんとかがあって、みたいな。
誓いの言葉みたいな。
そういうのがなくて、
ずっと神父の人が、
お経みたいなキリスト教の言葉をずっと唱え続けるみたいな。
キリスト教、それもエジプトっぽいみたいな。
ken
聖書の伐推とかなのかな。
Yuzuha Imamura
やっぱりわからないんですけど、
キリスト教だけの、いわゆる日本の教会をイメージすると全然違うみたいな。
そういう感じでしたね。
ken
僕も人生で一回は、他の全然違う文化圏、宗教圏の結婚式でも出てみたいな。
Yuzuha Imamura
イギリスはないんですか?イギリスでの結婚式。
ken
結婚式はまだないかな。
だいたい知り合いが、子供を持ってるパパさんママさん世代とかが多いので、
結婚式を得てる世代とかだったりするから、出てみたいですね。
今後長くイギリスにいたら、子供が育って子供の友達の結婚式とかね、そういうのになるかもしれない。
Yuzuha Imamura
確かに、そういうこともあるかもしれない。
ken
今日はね、ゆずさんをぜひちょっとお呼びしたいなと思った理由は、
ロンドンテクトークのリスナーの方は、結構日本で欧米圏のキャリアを積みたいとか、
留学したい、ワーホリしたいって考えてる人とか、
あとはイギリスとかヨーロッパ圏とか北米圏にいて、
いろんなテック業界とかで活躍されてる人が多いんですけれども、
そのゆずさんとね、コーヒーを飲みながら一緒にお話ししたときに、
いろんなところにゲストハウス一周の旅も含めてですけど、旅行していて、
ただ旅行先の話ももちろん面白かったんだけど、
旅行感というか人生感というか、どんなテーマを持って旅行してるのかっていう話だったりとか、
なぜそのゲストハウス一周の旅をしたのかとかっていうところの、
根本の考え方にすごい感銘を受けたというか、面白かったので、
いろんなどんな活動ね、留学されて何をしたかとか、
そもそも最初に海外行ったきっかけは何かっていうところを深掘りしながら、
ゆずさんの考え方みたいなのをもっと聞きたいなというのが今回のきっかけです。
Yuzuha Imamura
はい、ありがとうございます。
全然テックじゃないんですけどね、私は。
ken
僕のpodcastはロンドンテックトークというくせに、
ロンドンじゃない人とかテックじゃない人たくさんいることで有名なので、
Yuzuha Imamura
脱線も大好きだし。
ken
なんで今日はもう本当にゆずさんが話したい話を気持ちよく話して帰ってくれたら、
もう成功ということなんで。
ありがとうございます。
じゃあまずは海外に行ったきっかけ、行きたいと思ったきっかけあたりから、
タイムラインで話してもらおうかなと思うんですけど、
留学が初めての海外体験ではなかったんですよね。
Yuzuha Imamura
はい、正式に一人で初めて海外に行ったっていう経験は、
その2年前、私が20歳の時に、
内閣府がやってる世界船の船っていうプログラムに参加したのが一番最初でしたね。
ken
なんかその参加したきっかけというか、
そもそもそのプログラムの詳細についても簡単にお話してもらってもいい?
Yuzuha Imamura
はい、じゃあ最初にどういうものだったかと参加したきっかけをお話しします。
プログラム自体は、すごい想像が難しいかもしれないんですけど、
でっかい豪華客船みたいなのに、
日本人が120人と10カ国から、世界全部の大陸から集まった10カ国の、
合計11カ国の青年がそうなんですよ、
200人ぐらい、240人が同じ船に。
ken
200人、10カ国から。
世界船の船に参加
Yuzuha Imamura
そうですよ、もうめちゃめちゃ面白い。
めちゃくちゃ面白そうだね。
船にこうギュッて一緒に乗って、
1ヶ月半ぐらいかな、航海をしながら、
共に船上生活を共にするっていう、
30歳以下の人向けのプログラムがあるんですけども、
なるほど、なるほど。
そういうプログラムにそれが初めて参加したのが、
初めて参加したのは海外経験でしたね。
ken
で、参加したきっかけはどうでしたっけ?
内閣府が主催してて、
何だっけ、10カ国ぐらいから来てるってことですよね。
そうですそうです。
日本以外から来る若者ってのは、国籍としては、
海外に住む日本人ってこと?
それとも、内閣府がどうやってリーチしてるのかなと思っていて。
Yuzuha Imamura
それは、各国のユースプログラムを開発している、
たぶん文部科学省だったりとか、
そういうところと連携して、
それぞれの国で30歳以下で集めて募集をしてるっぽいですね。
国は全員外国籍です。
ken
なるほど、なるほど。
船上での生活っていうのは、
船に1ヶ月丸々いるってわけではおそらくないですよね。
途中で帰港して、
そこで現地に降りたりとかもしながら、
いろんな国を回っていくって感じ?
Yuzuha Imamura
そうですね。
毎年目的地みたいなのが設定されて、
その目的地は、今回それぞれ参加する参加者の中の代表国から選ばれていくんですけれども、
私たちの時はメキシコでした。
ken
あ、メキシコだったんだ。
Yuzuha Imamura
めっちゃ遠い。
ken
遠いよね。
Yuzuha Imamura
めっちゃ遠いです。
ken
船で行くんだもんね。
Yuzuha Imamura
そう、船で行きます。
ken
え、だから大陸回っていく感じになるんですか?船で行くときって。
Yuzuha Imamura
太平洋、川から行った?
太平洋をゴッと横断して、ハワイでたまにこう給油して、
メキシコまでのストップって感じですね。
ken
なるほどね、すごいな。
じゃあ、その参加したきっかけってのもぜひ聞いてみたい。
Yuzuha Imamura
はい。
私、そもそも小学校から大学まで一貫校に通っているような、本当にドメスティックな家庭で生まれ育って、
大学に行くまでは、普通に大学の授業とかで英語をやったことはあったんですけど、
全く海外興味ないし、っていうか怖いし、みたいな。
海外行くときも絶対ツアー、家族旅行もツアーパッケージしか行かないみたいなのもちょっとあったんですけど、
大学1年的にたまたま大学のサークルのメンバーで、
タイに行ったことがありまして、ボランティア活動で。
ken
タイに。
Yuzuha Imamura
タイに行きまして、
単純に10人ぐらいの日本人の学生で住居建築しますっていうボランティアだったんですけど、
ボランティアが終わった後に、
現地のコーディネーターさん、日本人コーディネーターを雇って旅行したときに、
私の友人がさらわれかけちゃったんですね。
それ単純に言うと。
やばい、やばい。
ken
払われちゃったの?
Yuzuha Imamura
払われかける。
どういうこと?
いろいろありましたね。
理由長いので発書ちゃうと、
予約したサイトの日本人の方がよくやってる詐欺サイトだったんですよ。
トラベロコっていう。
ken
たまに聞くやつがね。
Yuzuha Imamura
だから単純に彼としては殺すつもりはないけど、
一回友人を預かることによって、
払った金額を全部取っていこうという算段だったんですけど、
ひっかかりまして、見事に。
ken
しょっぱなでそれひっかかっちゃったね。
壮絶な。
Yuzuha Imamura
そう、友人と行く海外初めてでこれかよ、だったんですけど。
ken
ね。
Yuzuha Imamura
そうで、ってことがあって。
また、その時にたまたま、
現地のタイ人の人に、タイ人のゲストハウスのオーナーさんに助けてもらったんですよ。
ken
なるほど、なるほど。
Yuzuha Imamura
後々のゲストハウスにもつながるような伏線みたいな感じなんですけど、
その時にゲストハウスに行って、
同年代の世界一周してますっていう男の子だったりとか、
実は僕は難民出身でみたいな方が同じゲストハウスの場にいるのを初めて見て、
私は狭いなって、自分の世界狭いなって思ったのがきっかけでしたね。
ken
なるほどね。
そこで自分が育ってきた環境、日本の中のドメスティックな環境では絶対出会わないような人々と出会って、
自分の価値観を広げなきゃなみたいなきっかけになったってこと?
そうですね。
補欠合格からのサンクラウド参加
Yuzuha Imamura
だし、日本人の人に騙されて海外の人に助けられるって、
潜入感しかなかったなって思って海外に対して。
潜入感って良くないなって思ったのがすごいきっかけでしたね。
ken
そうだよね。今だから振り返って、ゆずさんも話してくれてるけど、
相当ショッキングなイベントですよね。
いい意味でストレオタイプがぶっ壊れるというか、
日本人だから助けてくれるってわけではもちろんないっていう話ですよね。
Yuzuha Imamura
そうです、そうです。
結構そこが根本である分大きいかもしれないですね。
ken
そうだよね。
イギリスでもそういう話もあるからやっぱり日本人が日本人をターゲットにした詐欺みたいなのも横行してるし。
Yuzuha Imamura
そうなんですね。
ken
そういう経験を始めて、ラベルを取ってその人と向き合えるようになるんだろうね。
日本人とかタイ人っていうラベリングじゃなくて何々さんとか何々くんみたいな。
Yuzuha Imamura
そうそう。
ken
で、その経験を受けてもっと世界を見たいなと思ったってこと?
Yuzuha Imamura
そうです。もっと世界見たいなって思ったんですけれども、
恥ずかしながら英語ができなさすぎまして、
留学できないなってその時は思ったんですよ。
で、その時にたまたま私のサークルの先輩が1個前の年の世界線の船に合格して乗っていまして、
応募要項には英語もあったけど、パッションで受かる可能性があるって書いてあったので応募するかと思ってすぐに応募しました。
ken
おー、いや、その話めっちゃ好きかもしれない。
自身が主催する成人式
ken
なんかさ、海外に行きたいなって思って、でも英語できないなっていう人も結構いると思うんですよね。
そこで諦めちゃうっていう人も一定数いると思うんだけど、
パッションで何とか行けるんじゃないかっていうところとか、
英語を話せなくても行けるようなところを探すっていうところはすごい良いなと思いますね。
それで無事受かったんだ。
Yuzuha Imamura
実は補欠合格だったんですけどね。
補欠で合格をギリギリ滑り越えました。
ken
それ補欠ってどういうこと?つまりキャンセルが出たら入れるっていうこと?
Yuzuha Imamura
そうです。一回落ちちゃって、落ちちゃったなーって思ったら、
1ヶ月後に電話がかかってきて、クリアがありましたって言われて、おー、みたいな。
ken
その時めちゃくちゃ嬉しかったんじゃないですか。
Yuzuha Imamura
びっくりしましたね。
病院にいたんですけど。
ken
病院でね。食べきりながら。
Yuzuha Imamura
今でも覚えてます。
ken
なるほどね。
じゃあ実際にその戦場で出会った人々とか、
実際にどんなこと、プログラムとかイベントしてたのかっていうのをもう少し聞いてみたいんですけど、
その1ヶ月はネットワーキングイベントとかが多かったってことなのかな?
Yuzuha Imamura
そうですね。
ken
どういうことしてたんですか?
Yuzuha Imamura
イメージは小っちゃい学校がずっと動いてるみたいなイメージが一番わかりやすいかなと思うんですけど、
大前提、海の上だからWi-Fiが一切ないんですよ。
Wi-Fiがない中で、朝から晩まで、9時、5時ぐらいでプログラムがいろいろ敷かれてて、
一応リーダー育成のプログラムなので、
みんなで集まって一つの議題に対するディスカッションをしたり、
チームに興味関心領域に分かれてディスカッションをしたり、
各国の文化交流とか、お抹茶立てるとか、日本のパフォーマンスをするとか、
そういう時間もあったりとか、
いろいろですね、大学の新巻期みたいな感じでいっぱいある。
サンクラウドでの異文化交流
ken
めちゃくちゃ楽しそうじゃん。
そうか、Wi-Fiがないって今のモダンな先進国ではなかなか珍しい状況ですね。
いいですね、デジタルデトックスというか。
Yuzuha Imamura
めっちゃいいですね。
誰々がいないってなったら、人に聞かなきゃ見つからないっていう。
ken
そうだよね、電話して探すって感じじゃないもんね。
Yuzuha Imamura
いや、本当にもう。
ken
そうだよね、そっか、学校っていうのはいい表現ですね。
だから本当に学び合いの人たちと切磋琢磨しながら1ヶ月過ごしたってことか。
なんか印象に残ってる出会いとか印象に残ってるクラス?
クラスというか、ディスカッショントピックであったり、コンテンツであったりっていうのを何か一つ挙げるとしたら何かありますか?
Yuzuha Imamura
えー、なんか2つ挙げてもいい?
ken
いいですよ、いいですよ、聞きたい。
Yuzuha Imamura
戦場生活って、さっき9時から5時までプログラムが敷かれてるって言ったんですけど、
それ以降の時間とか、午前の時間がたまに休みがあったりとか、結構暇な時間が多いんですよ。
その暇な時間に、それぞれの青年が持ち込み企画をやってもよくて、
当時私20歳だったので、1月にこのプログラムに参加してたんだけど、
成人式とこのプログラムが微妙に被っちゃって、私は参加できたんだけど一部参加できないことがいたんですね。
同期の方で成人式に。
ken
なるほどね。
Yuzuha Imamura
で、その時、本当にもう英語もできないわ、今までプログラムとか、
何にも自分で主催をするっていう経験をいつもしたことがなかったんだけど、
何でか私が成人式をやろうって言って、みんなで成人式を開くっていうのを当時やって、
ken
もう強烈な機会でしたね。ずっと思ってます。
具体的には何をしたんですか、その成人式。
いわゆる日本のシティカウンシルやるみたいな、成人の言葉みたいなのを誰かに言ってもらって、
成人おめでとうみたいなお祝いをする感じ?
それともひねりを加えた感じですか?
Yuzuha Imamura
そうですね、単純になんですけど、
メインはまず、私は着物を着てるみんなが見たいが、
私の中の一番の目的だったので、みんなに着てきてもらって、
その成人の言葉的なスピーチも一部の方はするけど、
その後の時間に人生のライフチャートグラフみたいなのを作って書いて、
誰でも前でできていいから、やりたいこととかこんなことあったみたいなのを発表したやつは前でて、
発表しろみたいな時間作るみたいな、そういう過去を振り返る系のやつをやりましたね。
ken
それは面白いですね。そのコンテンツを入れようと思ったきっかけというか理由は何かあるんですか?
Yuzuha Imamura
これは人に言われたからなんですけど、
最初に私はこれやりたいなって思った理由をちょっとだけ話すと、
結構プログラムそのものがみんなこれをやってるとか、これがアイデンティティだとか、
これはもう留学したことあるとか、何かを成し得たことがある人がみんないて、
結構私とかはすごくコンプレックスを抱えたんですよ。
私何もしたことないじゃんみたいな。
でも、自分だからこそできることってなんだろうって考えるときに、
逆に遊びに特化したイベントとかできないかなって思って、最初やるに行ったんですけど、
仲間もいない中、立ち上げたわいいものの、
ただ遊びだとみんな来てくれないと思うから、
じゃあ自分の過去を振り返られることをやったらいいんじゃないかなってメンバーの子に言ってもらって、
導入に至ります。導入というか、導入に至りました。
ken
そういうことか、そういうことか。
前話したときにさ、遊びも大事ですよねってゆずさんが言ってて、
僕も全く同じ価値観を持っているんだけど、
その時はそこをあまり深掘りせずに時間が来ちゃったから、
どうしてそう思うに至ったんだろうなって、
今日聞いてみたいなって思ってたんだけど、
そのいわゆる現体験的なところがそこにあるってこと?
自分、他の人と比べて何もまだ成し得ないけれども、
遊びというところを一つ軸にして何か価値を貢献できるんじゃないかって、
その時初めて考えたってことですか?
Yuzuha Imamura
そうですね。その時に、できるんだって、すごく成功体験じゃないですけど、
どんな国籍の人も交われるってすごい素敵だなって思って、いいなって思いました。
ken
素敵ですよね。そうか。
じゃあ、なんだろう、ゆずさんがこれをきっかけにいろいろ今後海外に出ていくエピソードがあるんですけど、
その最初の成功体験になったっていう、割と思い出のイベント。
Yuzuha Imamura
そう、これは初めての経験ですね。
ken
そっか、それが一つ目?
Yuzuha Imamura
はい、一つ目ですね。
ken
次は?次は?
Yuzuha Imamura
もう一つが、これちょっとシリアスな話になっちゃうんですけど、
洗浄生活の時に、一人、参加予定だった人がガンで亡くなっちゃったんですよ。
白血病かな?白血病が亡くなっちゃって、参加予定で内定してたんだけど、
その直前に急性白血病がきまかっちゃって亡くなった方が、
確かイジプトの方でいらっしゃって、
そのニュースが船のちょうど途中の折り返しのメキシコに着いた時に、
ニュースがやっとWi-Fiができるからそこで入ってきて、
なるほど。
っていうのがあって、また船がメキシコから出始めて翌日に、
イジプト人の方々が主催で、みんなで彼のために祈ろうみたいな時間を作ったんですね。
そのプログラムって、19億の青年が来てるって先ほどお伝えしたんですけど、
日本人もいれば、例えばイジプト人、ムスリムの人もいるし、
キリスト教の人もいるし、仏教の人もいるし、
イスラムとかも、会立のレベルも全然違うから、
髪の毛出せる女の子もいれば、髪の毛出せない女の子もいるしっていう、
すごいいろんな人がごった返しているような場だったんですけど、
その名も知らぬサンクラウドだった人のことを考えてた瞬間は、
全員が同じ場所で、同じ方向を見て、
彼のことを考えてたっていうのは、すっごい強烈で、
ken
強烈な瞬間だね、それ。
Yuzuha Imamura
いやー、ほんとに、今でも思い出せますね。
鮮明に。
ken
なんかこう、特定の文化圏とか、特定の宗教とかを超えた人々の
イナイテッドというか、脱欠みたいな瞬間ってことでしょ?
Yuzuha Imamura
そうです、そうです。まさに。
ken
それを20代で経験できてたのは多分大きいよね。
Yuzuha Imamura
ありがたいですね。
そもそも海外への偏見って良くないよねからスタートしてて、
その答えじゃないですけど、こういうことかっていうのが、
その時分かったような気がしていて、忘れられないですね。
ken
いや、それめちゃくちゃいいエピソードですね。
海外に行くと必ずラベリングってついて回るんですよ、偏見ステレオタイプ。
自分もたくさん持ってるし、一つ一つ剥がしていってもまた新しいものがついてくるし。
で、ラベリングとかストーリーとかステレオタイプっていうのは、
人間が集合体で生きていくためにはある程度は必要なものではありつつも、
一対一で膝を突き合わせてお互いを理解するっていう時には邪魔なんですよね。
だから、それを普通に生きてるとなかなかそれをぶっ壊す瞬間っていうのは立ち会えなくて、
自らあえてコンフリクトをちゃんと向き合わなきゃいけないんだけれども、
それをその1ヶ月の間でそんな大きなイベントを2つ経験できたっていうのは、
めちゃくちゃもう羨ましいというか、本当に貴重な経験したんだなっていうのを話を聞いて思ったね。
Yuzuha Imamura
うん、本当にギュッて長い時間ギュッと圧縮したようなそんな1ヶ月だったね。
ken
そうだよね。なんかさ、ちょっと1個目の話戻っちゃうんだけど、
性婚体験で終わったといえ、英語も苦手意識があり、
でもそれでもイベントを開催しなきゃいけない。
で、他の人と比べた時のちょっとコンプレックスみたいなのも抱えてたみたいな状況で、
でもやり切ったっていうのは僕すごいことだなと思うんだけど、
なんかそのやり切るまでの過程ってさ、結構いろいろ失敗したこととか、
自分、何だろう、チャレンジしたことあったと思うんだけど、
何だろう、すごい大変だったなっていうことを1つ挙げるとしたら、
それ単純に言語の問題になりますか?何か乗り越えたなっていう瞬間ってありましたか?
その1つ目のイベントを成し遂げた時。
事前研修から留学へ
Yuzuha Imamura
やっぱり一番大きいのは、助けてくれる人がいるかわかんない、いないっていう最初の状況で、
最初にこのアイデアを思い立ったのが、
船に乗る半年前の日本人だけの事前研修の時に思い立ったんですね。
ken
なるほど。
Yuzuha Imamura
日本人だけ集められて、合宿場みたいなところで3日間くらい、研修の2日目かなに思いついて、
で、120人の前で、やりますって大台振って、説明会やりますって言ったくせに誰も説明会に来なかった。
はい、はい、はい。
ken
みんな来ると思ってたから、絶対来ると思ったら来られないやみたいな。
Yuzuha Imamura
期待しちゃうよね。
どうすればいいんだろうってその時はなりましたね。
ken
そっか。それは強烈な、なかなか強烈な失敗一体化というか。
Yuzuha Imamura
言うだけじゃ誰も見てくれないわとは思いましたね。
ken
なるほどね。
どう人を動かすかとかさ、人にどういうモチベーションを感じてもらうかっていうのをそこで気づいたっていうわけですかね。
Yuzuha Imamura
そうですね。ここで、結局どうしたかっていうと、一人一人に泣き落としをしまくったんですけど、
一緒にこういう医療やりたくて、大変だけど協力してくれないっていうのを、そこら辺に歩いてる人に恥も何もないから、
これでやるって言ってやらない方が一番恥だから、聞くしかないみたいな。
それをやって、それで何とか最初のメンバーが、そんなに大変ならいいよみたいな感じで集まってくれたのが、
最初の成功体験というか、ありがたかったですね彼らに。
ken
いやー今名言出ましたね。やっぱ恥をかき捨ててみたいなところって、
イギリスでの学業と学外活動
ken
なんかそれ大事ですよね。恥、恥、恥ずかしいじゃないですか、だって。
Yuzuha Imamura
恥ずかしいですね。
ken
いろいろチャレンジしてさ、誰もついてきてくれなかったりさ、何やってんのみたいな白い目で見られたりすると。
でもなんかそこを乗り越えた時には初めてこう行動に着手できるっていうのはすごい共感するし、
その、やっぱ一人一人泣き落としみたいな表現してたけど、
本当にその何かを人を巻き込む時に、僕のね、周りの人を巻き込むのが得意な、
このロードテクトク一緒にやってくれたらアサヒ君とかもすごいそうなんだけど、
ちゃんと一人一人と向き合ってこう、なんていうの、
苦しに行くというか、声かけに行くんだよね。
その人の目を見て話すっていうか、それはすごい大事だなと僕も気づかされましたね、この話を聞いて。
Yuzuha Imamura
間違いないですね、これ今でもそうですもんね、
新しいサービス出しましたってニュースニュース出しても、結局見てくれるのは全員じゃないから、
最初は一人一人っていう感じだと思うので、生きてますね、今でも。
ken
本当にそうだと思う、プロダクトのローンチとかもそうだしね。
Yuzuha Imamura
そうですよね、絶対見てくれないから、そんな。
ken
絶対見てくれない。
Yuzuha Imamura
うん。
ken
ポッドキャストのゲストとかもそうですよ、例えば別にツイッターでさ、
ゲスト興味ある人って声をかけても来ないし、
そうですよね。
それじゃなくて、僕はこの人の話を聞きたいからお願いしますって、
それこそ泣き落としじゃない、泣いてはないけど、
Yuzuha Imamura
泣いてはないけど。
ken
ぜひ君の話が聞きたいから来てくれるみたいなのを、やっぱり一人一人で行く。
そうすると、呼びたいゲストリストばっかりどんどん増えて、全然みんな呼べてないんだけど、
それが楽しいというか、
Yuzuha Imamura
倍々になってきますよね。
ken
そうそう。
で、その戦場での経験を受けて、それに参加する前は留学はまだできないかもみたいな感じだったんだけど、
その1ヶ月の体験を受けて、じゃあ次は留学してみようかなっていう風になったわけ?
Yuzuha Imamura
そうですね、1ヶ月間って、本当に英語は、
数字で言うと500点ぐらいの力がなくはないけど、
喋れないみたいな感じの人間で、
ken
数量だけで、
Yuzuha Imamura
900点満点だっけ?
990点ですね、確か。
もう、はいみたいな、中学生みたいな英語があるわけだったので、
最終的に終わって、
まず英語はできてはないみたいな、乗り切って、
たまらず溢れたが、できてはないなということには気づいて、
もう1つは、やっぱり留学していた友人とか、
1つの地域で長くいた人たちを見ると、
今回は1ヶ月間の毎日がアクティビティみたいな、
毎日特別みたいな日だったけど、
普通の日を過ごしてみたいなって思って、
留学しようって決めましたね。
ken
なるほどね。
じゃあそこから、具体的にどういうプロセスを得て留学というね、
切符を手に入れたかっていう話を聞いてみてもいいですか?
Yuzuha Imamura
単純なんですけど、半年間、
引きこもりって勉強して点数を取って留学を、
交換留学の切符を手にするっていうところ。
ken
普通に偉い。
Yuzuha Imamura
ここ何にも普通。
ken
王道だね、王道。
Yuzuha Imamura
ありがたいのは、コロナだったんですよ。
ken
コロナ禍だったんですよ。
Yuzuha Imamura
コロナ禍で暇で、
さっきチラッと言った日本一周プロジェクトのための
クラウドファンディングとか実はその時期にやってたんですけど、
ちょっとそこを端折ると、
暇だったので、
遊びの誘惑は入ってこないし、
家と家の近所の往復だったので、
とにかくILSの購読本買って、
普通のことやってました。
ken
めちゃくちゃ王道ですね。
Yuzuha Imamura
そこは近道はないな。
直点取り方とかは調べましたけど。
ken
もちろんね。
普通のことをちゃんと普通にやり切るってところですね。
留学はどういうプログラムでいたんだっけ?
大学の交換留学?
Yuzuha Imamura
そうです。
大学の何点以上だったらこの国とこの国とこの大学が行けますみたいので、
大学提携校を選んでっていう王道のやつですね。
ken
そっかそっか。
だからそこの足切りを通るためにトイックの点数を上げなきゃいけなかったってことなんですね。
Yuzuha Imamura
そうですそうです。
あと一応奨学金は飛び立て留学ジャパンっていう文部科学省のやつでいただいておりました。
ken
そうでしたね、飛び立て。
これももらえたのすごいですよね。
だってそっちはトイックだけとかじゃないでしょ。
Yuzuha Imamura
逆にトイック見てないですからね。
ken
そうだよね。
むしろそっちのほうがたぶんゆずさんポテンシャルあったというか。
それはどうですか?奨学金を得る過程っていうのは?
Yuzuha Imamura
奨学金はどういう留学したいですかっていう長いエッセイとプレゼンテーションを提出して面談があって合格したらいただけるっていう。
っていうやつでした。
ken
何をプレゼンしたんですか?
Yuzuha Imamura
はい、さっきちょっとはしょっちゃったんですけど、私留学の前に日本一周ゲストハウスの旅みたいなのをやってて、
日本中のゲストハウスをいっぱい調べていって、回ってきましたのをやってたので、
そもそもそういうコミュニティとか場作りみたいなのにすごく興味があったんですね。
ken
なのでイギリスでもそういう大きい寮とか学生寮とかコワーキングスペースとかにいっぱい行って、そこを研究しますっていうのをやりましたね、プレゼントして。
なるほど、そっかそっか。
これさ、ゲストハウスの話、これノートにすごい書いてくれてて、僕も何個か読んだんだけど、
Yuzuha Imamura
流れとしてはまず日本の中でのゲストハウス一周をして、その後で世界の日本人がやってるゲストハウスも巡ったっていうことであってましたっけ、タイム?
ちょっと違くて、日本一周はゲストハウスをいっぱい調べていって、日本人が経営してる日本人のためのゲストハウスで、
海外になると、海外のホステルって日本のゲストハウスはちょっと違って、もっとこう、日本のほうは特殊なんですけど、日本って結構地域作りとか街作りの拠点としてゲストハウスが作られてるけど、
海外の場合はゲストハウスは完全に旅人向けで、街作りの拠点ってちょっと違うものがあるんですよね。
チャリティーショップとかコミュニティーハウスっていうような場所があったりとか。
私はどっちかっていうと、街作りのための拠点みたいなところに興味があったので、街作り拠点をいくつかイギリスでピックアップして調べていくっていうのをやってました。
ken
なるほどね、街作りか。
そこから、小学生を終えて足切りの英語を突破して、実際の国と大学を選ぶプロセスについても聞いてもいいですか?
どれぐらいイギリスに意図があってというか、目的があったのか、それとも結果としてイギリスに来れたのかみたいな。
Yuzuha Imamura
これはね、本当にあれなんですけど、友人とGoogleマップでどこが一番旅行に行きやすいかを調べて。
ken
めちゃくちゃいいね、シンプルな感じ。
Yuzuha Imamura
一番飛行場近いっていう理由と、あとは色んな文化圏を見たかったっていうのがあったので、
アメリカとカナダとかオーストラリアは格外に出るのにひと苦労なので、公共交通機関が果たしているところにしようってしました。
したらイギリスしかなかったんですよね。
ken
ヨーロッパに行きやすいしね、飛行機とかも時期によっては安いから。
本当にそこは、たまたまそこはコアーキングとかコリビングの拠点だったみたいなのに相まって、結果ちょうど良かったんですけど、研究的にも。
そうだよね、ロンドンからもそんな離れてないしね、1時間くらいだっけ、バスとかで。
Yuzuha Imamura
電車がすぐにキャンシャルになるんですけどね、まあまあまあ、でも1時間くらいですね。
ken
そっかそっか、ここでイベントマネジメント学部だったっけ、確か。
Yuzuha Imamura
あ、そう、あとそうね、イベント学部っていう特殊な学部があったのも一つの決め手ではありましたね。
ken
多分、僕今回ゆずさんと知り合って初めて聞いたもんだ、イベント学部っていうのは。
Yuzuha Imamura
いや、ないですよね。
ken
ないね、そうだね、じゃあ留学時代の生活についてももうちょっと詳しく聞いてみてもいいですか?
例えば学部でどんな勉強をしたのかとか、もしくは大学以外で何かこういろんな人と会ったりとか旅行したりとか、
まあそういうこと、いろんな文化圏に行ってみたいということだったので、記憶に残ってる旅行とかもしくはトリップの思い出とかがあったらぜひ聞いてみたいなと思ってます。
Yuzuha Imamura
はい、イギリスにいた時は学業の方は単純にこう、イベントのフィロソフィーを学ぶとかだったので、
そういうのもあったんですけど、やっぱり学外活動の方では結構力を入れていて、
イギリスのロンドンのバーキングっていう、決してだったらわかるかな、結構白人率の低い、結構貧困層の地域があるんですよね、イギリスに。
ken
バーキング。
Yuzuha Imamura
バーキングアンダウン。
東の方かな。
コミュニティ施設の研究
Yuzuha Imamura
はい、カナリワフの近くなんですけど。
はいはい、ロンドンシティエアポートとか、カナリワフちょっと内側に入った、東の方ね。
そこでの研究が最終的にメインになったんですけど、そこの、なぜロンドンの中の低貧困層のコミュニティ施設があることでどう変わるかっていうのを調べたりとか、
あとはドイツとかいろんな国のそういうコミュニティ施設を出設してもらったのは、やっぱり単純に面白かったですね。
ドイツも面白かったですね。
ken
その話普通に興味あるな、もうちょっと詳しく聞いてみてもいい?
そのコミュニティ施設がどういう役割を持っていたの、バーキングでは。
Yuzuha Imamura
はい、そこのコミュニティ施設の特徴のところは、まずコミュニティ施設ってなんだって話だと思うんですけど、
ken
そうだよね、そこから教えてほしい。
Yuzuha Imamura
もうちょい難しいですけど、公民館のオシャレでかつもっとアクティブな感じで、
町の人がフラッと入って作業していいですよとか、フラッと入ってお茶しに来ていいですよ、おコーヒーしに来ていいですよっていう開かれた、
ただの何を売ってるわけでもないような場があるんですけど、
そこに町の人がたまに来ておしゃべりしてたら帰ってくるとか、縁側みたいな感じの場所で、
自立と自尊心を高める場所
Yuzuha Imamura
それら同じ地区に5個ちっちゃいのがあって、1つ大きいザ・コワーキングスペースプラスラボもあって、
いろんな3Dプリンターもあってみたいのがあるんですよ、町の中に。
目的としては、こういう貧困層の人たちの、貧困層っていうか、貧困ってレベルがあれなんですけど、
本当にCMとかに出てくるああいう貧困層っていうよりは、一般の人よりお金ないよねみたいな人たちの自立とか自尊心を高めるっていうことだったので、
そこに遊びに来た人たちが自然と自分のプロジェクト持って自分のイベントを作れるようになるみたいなものをプログラムとして引いてて、
最終的に自分で自分のプログラムやっていくみたいな、そういう流れの場所でしたね。
ken
なるほどね。そのさ、どっちかというとミドルクラスより下の1個下のってことだよね。
住む場所も多分あるし、そんな快適な家じゃないけど住めてるし、服も別にあるし、ご飯も食べてるけど、例えば仕事がうまく定食につけなかったりみたいな。
Yuzuha Imamura
そうですそうです。フルカラーみたいな。
ken
そのさ、コミュニティ施設があるとその人たちが自走できるようになるはずだっていう仮説の大前提にあるのは、
つまりその人たちがプロジェクトを自走できるようになるために必要なのが、例えば他の人とのつながりであったり、
それこその3Dプリンターとかそういったものにアクセスできる、リソースにアクセスできる最終の一歩であったりっていうことですか。
Yuzuha Imamura
そうです。場があることと人が、一緒にやってくれる人がいることと応援してくれる人が、環境があるっていうことがやっぱり重要で。
ken
応援か。
コミュニティへの重要性
Yuzuha Imamura
応援というか、やれるよっていう、一個ちっちゃい成功体験積もうぜっていうのが目的だと思うので、
私もそれに恩恵を受けてきたので、結構それが大事でした。
ken
なるほどね。会社を経営しようとするときによく言われる、人もの金が必要だみたいなの言われるけど、
Yuzuha Imamura
いわゆるそのコミュニティが提供できるものは人と一部のものっていうところだってことかな。
人とものと環境、場所、そんな感じですね。
ken
なるほどね。そっか、コミュニティへの考え方っていうのもそういったところに影響を受けてるんですね。
Yuzuha Imamura
そうですね。日常的に何かやろうっていう人とおしゃべりしてる、雑談とかから生まれるものだったりするなって思ってるので、
その環境はそういうところから蓄積されてるんじゃないかなって思います。
ken
そうだよね。ゆずさんとお話ししたときにすごい驚いたのが、いろんなプロジェクトとかいろんな人を知っていて、
いろんなことに興味があるというか、そこの原体験はどこから来てるんだろうみたいなのを思ったんだけど、
一部ここでの研究とかも生きてきくるって話だったのかな。
Yuzuha Imamura
そうですね。
ken
なるほどね。結構コミュニティ作りっていうのは自分も結構意識していて、やっぱり海外移住者になると物理的な制約があるから、
例えば日本ですごい仲良かった人とか同僚とかコミュニティと距離ができちゃうんですよね。
でもやっぱりそういう人たちと継続的に何か一緒にやりながらアウトプットを出し続けるための、
それをコミュニティという観点で何ができないかっていうのをすごい考えていて、
例えばポッドキャストもコミュニティとして運営してるみたいなところもあったりするんですけどね。
人とのつながりと成功体験
ken
いろんな人がスキルとか強みを持った人がゲストとして来てくれて、
いろいろな話をしてゲスト同士の交流があったりとか、
やっぱり物理でコミュニティ施設みたいなのがあるっていうのはやっぱりそれは強いなって思いますね。
そこに人が実際に集まれるから。
Yuzuha Imamura
また違った良さがありますよね、オンラインとオフラインとは。
ken
そうですよね。
イベントマネジメントとかコミュニティの研究以外で言うと何か大学留学時代に他に記憶に残ってるもの何かありますか。
結構西ヨーロッパとか旅行しに行った感じですかね。
Yuzuha Imamura
そうですね、とにかくいろんなところに行きたいみたいなのが目的で、
祭りごとにはとにかく参加するとか地図転がし祭りに行ってみるみたいなのはやってたんですけど、
1個あったのが、私その時がちょうどウクライナ戦争が始まった時期で、
ken
そっか、その時か。
Yuzuha Imamura
ウクライナの本国にはギリギリ行ってないんですけど、
ポーランドまで行って国境近くでボランティアしてた時があったんですね、友人を頼って。
ken
それどんなボランティア?
Yuzuha Imamura
ポーランドの国境付近の、国境から出てきた人を捕まえて、
一番近くのコミュニティセンターみたいなところにとにかく車で連れて行くみたいな、そういうボランティアですね。
ken
すごいことしてたね。
その話もうちょっと聞いてみる?
Yuzuha Imamura
なかなかね、あんま大きくは言えないですけど、構想してましたね、当時。
ken
いやー、すごいな、使命感というか。
もちろんさ、あのニュースを聞いて世界中で何かしなきゃみたいなことで、
自分のできる範囲でしたことを、いろんなことをした人はたくさんいると思うんだけど、
実際にポーランドのウクライナの近くまで行ったって、そういった活動してたってすごいね。
すごいね、それどういう人たちが運営してたの?
Yuzuha Imamura
なんかNPO、NCOみたいな、それとも学校の。
NPOで、日本人の方で、旅人の人とかって結構こういうボランティアすぐ行きがちなんですけど、
東半島とかも私持ってたし、結構こう、自分がいろんな旅をしてきたときに人にしてもらってるから、
返すのが、いい人とかじゃなくて返すのがデフォみたいなところがあるので、
結構旅してる人の人って、そういうのを立ち上げがちだったりとかしてて、
あの人が現地の語学学校の先生とかと連携して、
日本人の方主催で、一般社団法人が立ち上がって、そこに参画したって話でしたね。
ken
なるほど。だってゆずさんの最初のタイの話とかも、現地の人に助けられてみたいなストーリーでしたもんね。
Yuzuha Imamura
いや、ほんとに。
ken
言語も話せないから、自分じゃどうしようもできないもんね、基本旅ってと。
Yuzuha Imamura
そうです、本当にもう、どこにもならないから、助けてもらうしかないので、その分ってゆずですね。
ken
返す、ギブアンドテイクのギブがデフォルトってのは、すごいいい話ですね。
なんか、自分バックパックみたいなことしたことがあるからわかるけど、
なんでこの人たちは自分にこんなに優しくしてくれるんだろうというか、助けてくれるんだろうっていうのを、最初は本当にもう感謝でしかないというか。
Yuzuha Imamura
そうですよね。
ken
でも、そうだよね。でも、そういうのがあると、自分がイギリスに3年4年もすると、逆に新しく来る人ってのが今度増えてきて、
そういう人たちに別に、ご飯一緒に行こうとか、できることしようみたいなのが、割と自然にできてるのは、ゆずさんと同じそういう現体験があったからっていうのがあるかもしれないですね。
Yuzuha Imamura
そうですね、ペイフォワードみたいな、次に恩を送っていくみたいな。
ken
恩送りだっけ。
そっかそっか。
この留学の話、そうだね、留学自体は期間としてどれくらいいたんだっけ?
1年以内くらい、2セメスターなので、10ヶ月くらい。
この後さ、日本のVCで就職することになると思うんだけど、
転職活動とのタイムラインっていうのはどうだったの?完全に留学しきって日本に1回帰ったんでしたっけ?
Yuzuha Imamura
そうですね、1回日本に帰って、私は世間一般に言う4年生の夏ぐらいに帰ってきたので、もう1年就職留年をして、ゴリッと普通の就活をしてましたね。
普通に就活して、普通に泣いてもらってましたね。全然違う企業から。
ken
そっかそっかそっか。
なんかその、この前ね話したときにすごいいいこと言ってて、僕がこれ覚えてるのが、なんかその旅に対する人生観、いや人生観というと大きいかな、旅に対するキーワードみたいなのが、
これゆうさんは自分で覚えてるかわかんないけど、なんかこう旅行して観光するのが目的、第一目的ではなくて、なんかいろんな人に会うのが目的みたいなことを言っていて、
Yuzuha Imamura
そうです。
ken
あれすごい印象残ってるんですよね。
うん。
あれをもうちょっとこう聞いてみたいというか、なんかそこの、それを言った背景にはどんな考え方があるのかなっていうのをちょっと聞いてみたくて。
Yuzuha Imamura
そうですね、これ多分なんで就職した、決まったところを辞めてこっちに行ったのかとかにも関わってくるんですけど、
こう、一応将来の夢みたいなものがぼんやりとあって、あのサンファモーズ、サンファモーズって映画わかります?
わかるわかるわかる。
あれのおばあちゃんわかります?
うん、あの亡くなったおばあちゃん。
簡単にストーリーを説明すると、なんてことない主人公のお友達、お友達、彼女のおばあちゃんが、なんかこう死んだ直後に地球滅亡の日が訪れるんだけど、
なんかただのおばあちゃんだと思ったおばあちゃんの友達が、なんかみんな助けてくれて、地球守ったみたいな、まあすごいざっくりした説明なんですけど。
ただのおばあちゃんが地球を守る話なんですけど。
本人に力はないんですよ、マジで。
なんかヨボヨボのおばあちゃんで死んじゃうしっていうか。
ネタバレちゃうんですけど。
なんだけど、たまたま今まで出会ってきた人たちが最後結成して地球を守れちゃうなっていうのはすごい子供の中で印象的で、
当時初めてギャスターズ行ったりとか海外行ったりとかで、まず偏見は違うなってことを知った上に、
一人一人本当にこう全然違う素敵なことやってる人がこんなにいるんだってことを知って、
それぞれの人がどんなことを言ってるのか単純にすごい興味が持ったんですよね。
いろんな人にまず会いたいし、
いつか地球を守りたいわけじゃないですけど、そんな人たちとが近くにいたら地球も救えちゃうんじゃないかなって思って、
いろんな人に会えることを大事にしてるかもしれないです。
ken
いやー、それめちゃくちゃいいストーリーですね。
サマーモーズね、僕も好きだけど。
そっかー、なんかこういろんな人をこうつなぐ人とか、やっぱりいろんな人に囲まれる人ってまあ時々いるけれども、
みんな違う、なんだろうね、価値観とか人生観を持っているけれども、
ゆずさんの場合はこう世界を救うじゃないけど、いろんなプロフェッショナリティを持ってるね、人とか何かチャレンジしてる人たちって、
なんだろうこう頑張ってるんだけど、また他の別のフィールドの人とこう合わせると、なんかすごい科学反応が起きてもっと大きいことができたりとかするじゃない、
そこのこうつなぎ役でのもすごい価値があることだなと思っていて、
なんかそれを自然としているように見えたその哲学の裏側にはそんな背景があったっていうのを今日初めて聞いて結構感動してますね。
Yuzuha Imamura
そんなね、なんか大切なこと言ってくれてありがとうございます。
ken
なんかさ、そういう大きい話好きなんですよ。
Yuzuha Imamura
大きい話ね。
ken
世界救うみたいな大きい話好きですよ。
Yuzuha Imamura
だから言ったらね、本当になる気がするから、言うのが大事。
ken
なんかこう悪くなってくるんですよね、歳をとったりさ、
なんかこう、目標って小さくなっていきがち?
なんて言うんだろう、例えば、レイオフされないように頑張ろうとか、
なんか貯金頑張ろうとかさ、でもそうじゃないと思っていて、人生何かを成したいみたいな、
なんかこう、一種ね、青臭いってバカにされるような大きい目標を真面目に語れる人って結構僕はかっこいいと思っていて、
そうなんですね。
いやー、めちゃくちゃ面白いな。
そっか。
なんかさ、ちょっとゲストハウス、結構もう50分ぐらい時間をくれたので、
そろそろクロージングしないとと思うんです。
テンション活動とか、新しいチャレンジの話も聞いてみたかったんだけど、
最後にゆずさんの方から、現時点で何かリスナーの方に向けて宣伝したいことがあれば、
自由にバックを使ってくださって構わないので、ぜひ宣伝してください。
Yuzuha Imamura
はい、ありがとうございます。
なりたい夢と広告金
Yuzuha Imamura
そうですね、さっき、自分がなりたい夢とかのことをお伝えしたときに、
私、内定先、最初は広告金につきたいと思って、そういうお仕事をしようと思ったんだけど、
辞めて、小さいベンチャーに投資をする会社に入ったんですね。
意図としては、さっき言ったとおりと変わらないんですけど、
小さいかもしれないけど、爆弾と爆弾をつなぎ合わせていけば、いつか大きいものが生まれるんじゃないかっていう仮説で、
その会社に入りまして、今、いろんな企業家の人とか、企業家じゃなくても、
プロジェクトをやっている人とかにどんどん会っていくのが、お仕事になることができたので無事。
なので、いろんな人と会うっていうことを私は、なりわりとして、この4月からやっていくことになりますと。
でですね、私のTwitterをフォローしてくって、会いたいって言ってくれると嬉しいなっていうのと、
渋谷と京都に、うちの会社のワーキングスペースというか、いろんな人が適当に来て作業していく場所があるので、
ぜひ遊びに来てほしいなっていうのがお願いですね。
別にそれが企業家だからじゃないとダメとか、そうじゃないと思うんですよ。
エンジニアの人ってすごく企業にとってすごく大切だし、大企業の方とかも新規事業担当とかだったら一緒にプロジェクトできたりしますよね。
なので、ちょっとでもこの人おもろいと思ってくれたら、声かけてくれたらすぐに会うので、単純ですけど、そこかなって一番お願いしますみたいです。
将来について
ken
はい、ありがとうございます。
じゃあリンクをね、後でショーノートの方に貼っておくので、ぜひロンドンテックトークの方でも宣伝させてください。
Yuzuha Imamura
ぜひぜひありがとうございます。
ken
はい、ということでじゃあ本日はちょっとまだ話し足りないことがあるので、ぜひ2回目3回目もぜひ来ていただきたいなと思ってます。
Yuzuha Imamura
スタートアップのこととかもね、話したいね。
ken
そうですね、話したい。
じゃあ今日は、なぜ海外に行こうと思ったのかとか、自分を支える現体験を習ったかっていうところをゆずさんにお話ししていただきました。
本日はありがとうございました。
Yuzuha Imamura
はい、ありがとうございました。