あおさんからのお便り
リスナーのみなさんこんにちは。London Tech TalkのKen和霞です。
本日もイギリスのロンドンからお送りしています。
本日は、またリスナーの方からお便りをいただきましたので、その返信回を収録していこうと思います。
今回は、あおさんからお便りをいただきました。
あおさんありがとうございます。
以前、火曜日のボーナス編でもですね、同じラジオネームの方からいただいたお便りを返信したんですけども、
ゆうきくんの収録の回ですね。
一応、僕らのGoogleフォームでは、匿名可能なラジオネームしか個人情報を取っていないので、
前回、ゆうきくんへの収録にお便りをくれた、あおさんと同一人物かどうかは一応わからないんですけれども、
もしたまたま別の人が同じラジオネームでくれているということだったらすみませんが、
今回も番組で紹介しても良いということでしたので、ぜひこの場で紹介させてください。
はい、じゃあまずはお便りを読み上げますね。
ロンドンテックトーク、てっぺいさん。
ロンドン移住に向けての奮闘、心に響きました。
年を重ねるごとに腰が重くなるが本当にそうで、
社内転職での移住、確率的に可能性が限りなく低いけど、
それでも実現した方のエネルギーとか積極的なアプローチ、参考になりました。
はい、以上がお便りになります。改めてあおさんありがとうございます。
てっぺいくんのロンドン移住
こちらはてっぺいくんと収録したエピソード番号が155回、タイトルがロンドン移住奮闘期へのお便りですね。
こちらの収録は2025年の5月24日に公開させていただいたんですけれども、
こちらも公開してからかなり反響がありましたね。
てっぺくんは数々のハードルがありながらも収録で語ってくれているより、
会社とハードな交渉を何度もこなして、移住のチャンスを勝ち取って、
今年の5月からロンドンで働いています。
こちらの収録では僕は残念ながら収録には参加できなかったんですけれども、
代わりにカズがホストとして深掘りしてくれましたね。
中身ではロンドン移住の経緯とか、移住への心境、移住後に仕事、もしくは仕事の外で達成したいこととか、
あとは移住の希望を解消、どう交渉していったかの経緯、
あとはルームシェアをすることだったので、ロンドンでの選びをどうしているかなどなど、
カズとてっぺいくんで話している素敵な収録となっています。
僕もリスナーとして楽しく聞かせてもらった回でした。
もしまだこちらの収録を聞いていないというリスナーの方がいたら、
ぜひ155番目のエピソードをお勧めなので聞いてみてください。
今回のお便りを受けて、実はてっぺいくんにもお便りのお返しをもらっています。
事前に彼にお便りの内容を紹介させてもらって、
もし返答があれば送ってくださいということだったんですけれども、
テキストで送ってくれたので、この場で読み上げさせていただこうかなと思います。
今回もゲストとリスナーの方のインタラクティブな交流のような形にできて嬉しいなと思います。
ではてっぺいくんからのお便りはこちらです。
お便りありがとうございます。
日本ではすべてが思い通りになるような快適な生活だったので、
手放したくない理由はいくらでも出てきて、正直何度もやめようかと考えました。
実際来てみると慣れないことばかりで、始めは不快な経験の連続でした。
でも工夫して問題を解消する方法を見つけたり、できなかったことができるようになったり、
快適さからは得られなかったであろう日々の小さな前向きな変化があり、
意外と前向きに過ごせています。
成長と新たな発見
その他に得られたものも多く、現時点では快適な生活に固執せず、
来る決断をしてよかったと感じています。
感じ方は人それぞれかと思いますが、一応正直な感想として、もし参考になれば幸いです。
以上がテペイくんから頂いた青さんへのお便りへの返信となります。
テペイくん、ありがとうございます。
今回のエピソードは、自分がホストとして参加できなかったというものもあって、
リスナーとして本当に楽しく聞かせてもらったんですけれども、
個人的にもこのイギリスに来た時のことを思いながら聞き返すというか、すごい印象深いエピソードでしたね。
このお便りでも書いてくれているけれども、やっぱり日本で住んでいた時とは、
カルチャーも違えば日々の日常の生活のプロトコルも違う。
何なら食べているものも違うし、細かいところでいうと使っている洗濯洗剤とか歯磨き粉とかも違ってくるので、
そういったところからストレスを感じたりする人も多いんじゃないかなと思いますし、
実際僕も結構大きな生活のギャップに戸惑った面も多かった21年目じゃないかなというのを思いながら聞いていましたね。
このエピソードで一番印象的だったのは、やっぱり彼の叶うまで交渉するみたいな工夫する、諦めない心かなと思います。
テペ君が昔大学院に行く時のエピソードをかなり最初の方に話してくれたんですけれども、
この時もですね、確か記憶を頼りながら話しているんですけど、
なんとか大学を受験する資格だったかな、を得るために他方面に連絡してみたりとか、
クラスを取ってコネクション作ったりだとか、数々の努力をしている工夫をしている話を聞いていて、
しかもそれをナチュラルにしている姿がすごい印象的でしたね。
さすがだなと思いましたし、それでいて謙虚なところがすごいなと思っているんですけれども、
今回の収録を聞いて、個人的にはとある本に書いていた一説を思い出しました。
リスナーの方で名前を聞いたことがあるよという方もいるかもしれないですけれども、
レイ・ダリオという投資家の方がいますと。
彼はニューヨークでブリッジウォーターというヘッジファンドを創業した人で、いくつか本を出しているんですね。
僕は彼が書いた本を読んだというだけの接点なんですけれども、
彼が書いた本の中で、Principles、原則という本がありまして、
これは結構面白かったですね。
どう面白いかというと、よくある自分の人生を半分振り返りつつ、
そこから自分のエッセンスというかキャリアとか人生を振り返って、
それをメタに解釈した本みたいな感じ。
よくある自己啓発本と言ってもいいし、自分の自助伝みたいな感じなんですけれども、
これが面白かったのが、ここに通じているメッセージというのが結構、
現実はハーシュ、つまりハーシュな苦難で厳しい現実だと、
それに正面から向き合って成長していくマインドセットが必要だみたいなメッセージが
ベースにあるんですね。
たぶん彼自身もヘッジファンドを作って、お客クライアントからもらって、
お金を自分のミスによってなくしたりだとか、
人々をPeople Managementしていく中で、たぶんいろんな経験をしてきたので、
そういったハーシュな現実というのを超える中で成長してきたというところを
自己肯定したいのかなみたいな、そういうメッセージがすごい込められた本なんですけれども、
いわゆるハードユリの自己啓発本なんですけど、
そこで印象的だった言葉があって、
そこに書いている本をめちゃくちゃお勧めしたいとか、
ここに書いていることがすごいとかということをメッセージしたいわけじゃないですけど、
そこに印象的だった言葉というのはですね、
人生ではいろいろ大変なことが起こりますけれども、
それに対するマインドセットとして、
辛さに対して前向きにマネージしていこうという趣旨のことを書いてあるんですね。
彼の言葉で言うと、
Allow pain to stand in the way of progress ではダメで、
Understand how to manage pain to produce progress
ペインマネジメントの重要性
つまり、どうペインというか辛い状況をマネージしていくか、発想を変えようということなんですね。
マネージ・ペインというのはこの本を読んで、
僕は個人的には新しく得た価値観なんですね。
ペインというのは痛いものとか、注射の針とかもそうですけど、
なるべく避けたいもの、なるべく逃げたいもの、
なるべく蓋をして隠しておきたいものなんですけれども、
それをあたかもリスクのように、リスクマネジメントをしていくかのように、
ペインマネジメントをしていくみたいな、
こういう言い方があるんだ、面白いなというのを聞いたんですね。
これをテペクのお便りとか、カズと撮ってくれた収録を聞いた時に結構思い出して、
そのお便りの返信にもあるんですけれども、
日本で住んでいた時っていうのは結構思い通りになったことがたくさんあったと、
これは僕もすごいわかります。
自分の母国の国なんで、家族もいるし、そこに生まれて住んでるんでプロトコルもわかるし、
でもそこから一旦離れてみると、思い通りにいかないことって本当にたくさんあるんですよね。
特にシェアルームなんかしてたらまさにそうで、
シャワーの使い方から、洗濯機の使う時間から、自分の自由をそがれることばかりだなと思います。
でもそういったものを完全になくすっていうのは不可能なので、
完全に蓋をするっていうのは不可能なので、
どこかの時点でそういった大変なことを、
ペインを自分にできる範囲でマネージしていかなくてはいけないと思ってるんですよね。
例えばロンドンは家賃が高いことで有名ですけれども、
例えばいつまでも愚痴を言ったりとかしても状況は変わらないので、
例えばそれをマネージするっていうのはどういうことかというと、
例えば交渉のスキルや業界の知識を学んで、
ビジネスモデルを理解して話すべき人に交渉しに行くスキルを身につけるとか、
それもそのリスクとかペインを理解して、
どこに自分のベッドを置くかじゃないですけど、
どういうふうに状況を変えていけるか、
マネージしていくかみたいなマインドセットなのかなと思ってます。
この年を重ねるごとに腰が重くなるみたいな表現もお便りにありましたけれども、
だからこそ逆に年を重ねるからこそ、
それまでの経験とか知識をレバレッジさせて活躍の幅を広げていくみたいな、
テッペイくんをはじめとするロンドテクトークのゲストの皆さんと話していると、
僕も青さんと同じ気持ちになります。
心にすごい響くし、やっぱり自分も頑張らなきゃなという気持ちにもなりますし、
励ましたり応援したりしたいような気持ちにもちろんなりますし、
そんなこんなですね、僕自身がなぜポッドキャストをこんなにも楽しく続けられているのか、
みたいな言語化の部分も青さんのお便りによって逆に再確認させられたような気もして、
本当にお便り改めてありがとうございますということなんですけれども、
やっぱりこの社内転席の成功の話とか移住の話もそうなんですけれども、
他人の成功からの学び
それこそレイダリオの本で書いている彼の投資人生の事情でもそうなんですけど、
他人の成功失敗とかってあんまり再現可能じゃないというか、
リプロデューサブルじゃない部分はもちろんたくさんあるんですね。
でもだからといって全く効かなくてもいいかというと、
それもまた違うのかなと思っていて、
他人が経験した人生を全く同じようにトレースすることはできないけれども、
そこから他人のストーリーから何を学ぶかというのはやっぱりその人それぞれだと思うんですよね。
自分がそれまで送ってきた人生とかその人が今抱えている悩みとかハードルとかと照らし合わせて、
何か教訓であったりインスピレーションであったりモチベーションだったりそういったものをコピックして、
その時のタイミングで何を得るかというのは、
もちろんその時に得たストーリーにもよりますし、
その時自分がどういう状況にいるかそれまで自分がどういう努力をしてきたかにも違うと思うので、
だからこそいろんなバックグラウンドと人のストーリーを定期的に継続的に出し続けていく。
その中で例えば同じ人のストーリーでも3年前と今年とでは全く違うメッセージングになったりとか、
その人自身の成長がもう見える化されたりとか、
そういったことで継続的にこうやってストーリーを届けるお手伝いをポッドキャストという形でしていくことは、
青さんのお便りを読んで改めて少しは価値があることなんじゃないかなと思ったので、
これからも頑張っていこうかなという気持ちに改めてなりました。
ありがとうございます。
ということで今回は以上、青さんからいただいたお便りの返信会をさせていただきました。
引き続きですね、ロンドンテックトークではお便りを募集しています。
エピソードのショーノートの方にGoogleフォームへのリンクがありますので、
お便りをぜひ行ってもお待ちしています。
ということで、では、Have a nice day!