ロンドンの暑さ
Kazunari Okuda
London Tech Talkのリスナーの皆様、こんにちは。
Kazで、Ken、よろしくお願いします。
ken
はーい、よろしく。
Kazunari Okuda
めっちゃ久しぶりの収録なんですよ。
ken
おかえりなさい。
そうですね、何してたの?
まあ、寝てたの。
Kazunari Okuda
だったら最高だったんだけどね、ちょっと忙しくて。
今回のね、トピックにも関わるんだけど。
その前に、天気の話をしたくてさ。
ken
いいね、しようよ。
Kazunari Okuda
めっちゃホットなトピックじゃん、今。
ken
ホットだね。
Kazunari Okuda
うん、そうそうそう。
ken
ホットだね。
Kazunari Okuda
Londonの天気どうですか?
ken
ホットだよ。
Kazunari Okuda
そうだね。
暑くない?
何これ?
めっちゃ暑い。
うん。
ken
何、僕Londonに住んでるんだっけって感じだよね。
Kazunari Okuda
そっか。
な、その初めてだからさ、まだ。
なんか、いつもLondon、その6月、今6月さ、収録してるのはまあ下旬じゃん。
ken
そうだね。
Kazunari Okuda
大体こんなもん?暑さって。
ken
今年はね、酷暑だと思う。
僕ニュースとか見ないからさ、感覚で話してるんだけど、
なんか2、3年前かな、3、4年前にすごい暑い年があって、
その時はめちゃくちゃ暑いなと思ってさ、
もう家族も熱中症にほぼなりかけみたいな感じで、夜も寝れずみたいな感じで、
ポータブルエアコンをね、もうこれは命に関わると思って買ったのよ。
で、一昨年とか去年はね、ほぼ使わなくてさ、ポータブルエアコンを。
いだな投資だったかなと思って、まあもう使ったんだけどね、1週間ぐらい。
前でも言って1週間ぐらい。
なんかその、使わなきゃ死ぬってレベルじゃなくて、
まあなんか使うと快適だねって感じで使ったのよ、去年とか一昨年は。
今年はね、使わないと死ぬって感じ、ほんとに。
Kazunari Okuda
ほんと。
ken
っていう感じなので、毎年効果で言うと去年はそうじゃなかった。
交通機関の冷房
Kazunari Okuda
どうなんだ。
しかも暑いのは6月中に暑かったの、その暑かった時。
7月とか8月の、ベルリンとかだとね、7月とか8月ぐらいのイメージだったんだよね、暑いのって。
6月ってそんなに暑いイメージはないんだよね、まだ。
ken
なかったよね。
ただね、8月ではないと思う。
子供が学校に行ってたから、その時そのすごい暑い日の記憶っていうのは、
もしかしたら6月下旬かな、まあでも7月前半中旬だった記憶。
Kazunari Okuda
そっか。
いや暑いよね。
ken
暑いね。
大丈夫?風の中はほんとに。
Kazunari Okuda
いや昨日が、昨日まさにさ、まあエアコン持ってないんだよ。
ken
そうだね、来たばっかりだしね。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう、様子見というかさ、どんぐらい使うのか様子を見てるところなんだけど、昨日はね、
昨日がなんか結構暑かったよね、32とか3度ぐらいまで上がったんじゃないかな、日中。
ken
うん、暑かった。
Kazunari Okuda
で、夜、なんかその日中は結構暑くなるんだけど、朝と夜は結構さ、ガクッと気温下がるじゃん、なんか16とかまで下がるから、
なんかこう日中をしのげば、なんだろうね、朝と夜は大丈夫だろうで今まで過ごしてきたんだけど、
昨日はね、夜がね、なんかあんまり気温が下がんなくてさ、
ちょっと、
そうだね、寝てる間に窓を初めて開けました。
ken
ついに。
あの寝てる間に窓開けるとさ、明け方っていうのかな、3時4時ぐらい寒くなってきたりしない?
Kazunari Okuda
そうなんだよねー、それもあって、
寝室じゃない部屋はいつも開けてたんだよね、なぜなら、そしたらダイレクトに寒くてもある程度調整できるからさ、いいんだけど、
昨日は寝室自体は開けたんだよね、あまりにも暑くて。
で、基本的には大丈夫だったんだけど、
自分のフラップが大通りに面してるからさ、それで車の音がね、それがあって、結構起きたかな。
ken
音でね、うるさくて。
音で起きちゃったってことか。
そりゃだね。
Kazunari Okuda
そう、そうなんだよねー。
ken
そのアップダウンの差が激しいっていうのがまた難しいよね。
例えば、常夏とかさ、あとは東南アジアとかみたいに、
まあ、なんか一定の湿度、一定の気温で暑いなら、まあもう諦めて、
エアコン同じ温度でつけるとかできるけど。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
僕も夜明けてたらさ、明け方3時ぐらいに寒って言って、
うんうん。
湿るのに起きちゃってさ。
Kazunari Okuda
わかるわかる。
うん。
ken
で、この湿ると朝6時過ぎぐらい、まあもう日が昇るのが早いから。
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
暑って起きちゃってさ。
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
難しいんだよ、その気温調整が。
Kazunari Okuda
難しいね、難しいんだよね。
うん。
そうだね。
まあ、まあ、でも気温下がってくれるのはある程度ありがたくて、
まあエアコン持ってない身としてはね。
これがエアコンね、エアコン持ってなくて気温も下がらなかったらさ、
うん。
まあ半端じゃないからね、暑さが。
うんうん。
寝れない本当に。
うん。
ken
こもるんだよね、そしてその暑さがやっぱりこう、
うん。
あのさ、家屋とかあとはインドネシアの家屋とかみたいに風通りをよくしているわけではないので、
そうだね。
暑さをこもるようなレイアウトだから。
Kazunari Okuda
うん。
ken
窓開けてても風通りがいいわけではないうちが多いので。
そうそうそう。
うちのレイアウトとか今はそうだから。
うん。
難しいんだよね。
難しいね。
Kazunari Okuda
うん。
エアコンを買うか買わないかちょっと悩み中だね。
ken
うーん、ちょっと夏、7月8月どれくらい暑くなっていくかだよね。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。
来週も、まあ今日はちょっと曇りで少し気温は抑えられてるけど、また週末はまたガッと気温が上がるみたいでさ。
うんうん。
そうなんですよ。
ken
まああとはさ、一昨日一緒に電車に乗ったじゃん。
Kazunari Okuda
うん。
ken
ロンドンらしい話で言うとさ、僕日本のときはまあ覚えてないんだけど、少なくとも東京に住んでて、電車とかバスに乗ってクーラーがついてなかったことは1回もないと思うんだよね。
まあなんか故障してたことぐらいは5年に1回ぐらいあった気がするけど。
うん。
基本的には外暑いし、湿度も高いけど、まあ駅のホームで待ってるのも暑いんだけど、電車乗ったらちょっと涼しいみたいな感じだった気がするんだよ。
Kazunari Okuda
はいはい。
ken
こっちそうでもないよね。
Kazunari Okuda
そうだね、あれはね。
うん。
そう。
いやーひどかったね。
ken
ひどかったというか暑かった。
Kazunari Okuda
なんかサウナ列車に乗ってる感じだね。
うん。めちゃくちゃ暑かった。
その、クーラーが入ってる車両は、なんか新しい車両があったよね。
ken
あるんだよね。運が良ければそちらに乗れますと。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。で、新しい車両はなんか結構人がもうパンパンだったから、避けたんだよね。
ken
そう。まあ次乗ろうよって提案しちゃったんだよ僕が。申し訳ないけど。
Kazunari Okuda
そしたら、見るからに古い車両が来て、そこも、で、窓開けてたよね。
あーこれだったらちょっと新しい車両次のやつ来るかもしれないから待とうって言って、待ったらまたもう一回古い車両が来て、まあいいかって言って乗ったけど、めちゃくちゃ暑かったね。
ken
新しい車両はちょっとね、レアポケモンなんでね、なかなか出会えない。
Kazunari Okuda
そっかそっか。
ken
分かんないけど、何時発だったらモダンな車両とか決まってないと思うんだよね。
Kazunari Okuda
あ、そっか。
ken
だって結構こう、フレキシブルに車両動かしたりするじゃん。なんか止まったりして路線変えたりとかすごいダイナミックだからさ。
Kazunari Okuda
でもね、同じ路線、まあ路線じゃないけど、自分が会社に行く方の車両はいつもなんか新しいやつだね、そういえば。
ken
あーほんと。
Kazunari Okuda
古い車両に乗ったことはまだなかったかも。まあでも行き先によって変わるのかもね。
ken
どうなんだろうね。もしかしたらベースとしては決まってるのかもね。
タイヤが乱れたら変えるけど、ベースとしては新しいの多めで出すと思うからさ。
Kazunari Okuda
なるほど。
ken
バスもそうだしね、なんかそのバスのルート、こっちだとその、まあロンドンだと番号で書いてるじゃん。
うん。
なんか166番線とか80何番線みたいな。で、僕がロンドンに来た頃は、なんかエアコンが全くついてないバスっていうのはまだ結構走ってて、
Kazunari Okuda
はいはいはい。
ken
去年ぐらいからそのEV車っていうのかな、に切り替えたタイミングで車両も新しくなってエアコンもついたみたいな路線が結構増えてきてさ。
だからその座って、エアコンもつくし、携帯の充電もできるしみたいな、割とモダンな車両になって。
Kazunari Okuda
そうなんだ。
ken
エアコン稼働率は増えてきたような気がする、バスに限って言うとね。
Kazunari Okuda
うんうん。だって、ほら、ベルリンにいた時はさ、その電車はまちまちエアコンついてるかどうかをまちまちで、地下鉄はまずついてなかったんだよね。
ken
うんうん。
Kazunari Okuda
地下鉄は地下を走るから、まあでも地上を走る地下鉄もあって、その時はめちゃくちゃ暑くてしんどかったんだけど、トラム、その地上を走るトラムについては100%冷房がついてたかな。
うーん。
まあ、やっぱ直車を絶対当たるからさ、冷房つけざるを得ないと思うんだよね。
文化的な違い
Kazunari Okuda
うん。バスもまあまちまちだった。バスはあんま乗ったことないかわかんないか。
うん。
でも、そう、最寄りの家の駅はトラムだったから、トラムは結構ついてて。
うん。
よく、なんかすずみに行った気がする。トラムなら絶対冷房ついてるから乗ろうみたいな。
ken
いいねー。トラムにすずみに行くってなんか、ベルリンっぽいな。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
交通網が発展しててね、トラムすっごい便利だったから。
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
それで言うとさ、他にどういうとこにすずみに行くの?人々は、ベルリンのときは。
ほら、暑くてさ、家にエアコンがなくて家でもう日中過ごせないみたいな人が、レストランとかスーパーとか行ってすずんだりするじゃない?
あとライブラリー行ったりとか。
Kazunari Okuda
うん。
ken
なんかそういう現象ってあった?
Kazunari Okuda
なんかその、すごい人がスーパーの中にたかるみたいな感じで。
それはあったかもね。スーパーとかは、冷房ついてるとこもが、結構おっきなところだと、まあ、あったんだよね。
だから人は集まったりとか、あと、でもベルリンってロンドンに比べるとさらにエアコンの普及率って低いと思ってて、ほとんど見つけられなかった気がするなあ。
なんかそういうマップはあったんだけどね、有志が作ったオープンソースみたいな感じで、クラウドソースみたいな。
面白ーい。ベルリンのACマップみたいなのがあったんだけど。
でもなんか。
素敵やん。
ベルリンの一つじゃ結構湖に泳ぎに行く。
あ、そう。どこら辺だっけ?
あのね、湖はね、何個もあってね、実は。
ken
あ、そうなんだ。
Kazunari Okuda
4つ、まあまあまあ、そのベルリンの中というか、ちょっと外側、ベルリンの中にもあるんだけど、ちょっとこう、4つか5つかもうすごい泳ぐのか。
うんうん。
まあ、みんなゴートゥーみたいな感じで行くところがあって、だからそういうところにみんな行ってたと思うよ。
うん。
湖で泳ぐ。
ken
ワイルドだね。
Kazunari Okuda
でしょ?なんか、わかんない。多分こっちであるのかな?
わかんないけどさ。
なんかこの前言ってたじゃん、ハイドパークで泳いでる人いたよーって。
ken
頭の上に鳥が乗ってたよみたいなこと言ってた。
Kazunari Okuda
確かに。
ken
その衛生面では懸念はあるの?ベルリンの湖で泳ぐ人々。
なんか泳いでたら結構スイムスーツ着なきゃいけないとか、そういうルールもあるの?
Kazunari Okuda
それもね、面白くてさ、ベルリンはその、
何?
ベルリンというかドイツかな?なんかこう、
うん。
そう、場所によってスイムスーツを着なくてもいい場所もあったりとか、
多分基本的にいいのかな?ちょっとわかんないけど、
場所によっては全然しなくていい人?
だからトップレスの人とかもいるし、ゼンラーの人もいるよ。
ken
人それぞれって感じだね。
Kazunari Okuda
そうだね、そうだね。なんか女性も男性もそう。
なんか湖行くとね、おじさんとかがゼンラーで泳いでたりとかしたり。
見ることもあるかな?なんか結構文化の面でそういう風になってるよね。
ken
日本人として初めて行ったらちょっとびっくりしちゃうね。
Kazunari Okuda
びっくりするね。
そうだね。
イギリスはそんな感じはある?
なんかあんのかな?まず湖で泳ぐっていう概念?
なんかもうすごい、ドイツは一般的な、だったんだよね。
湖で泳ぐっていうのは夏のアクティビティ絶対行くこと必須とまでは言わないけど、
泳ぎに行くのも当たり前だったの。
イギリスはどうかな?
わかんないわ。まあね、湖が多い地方とかもありますし、
ken
でもそのテムズリバーの支流とか上流で、
とても綺麗な澄んだ水が流れてるエリアっていうのはいくつかあるわけだよね。
そういうところに、そういう川が公園の中を流れていて、結構子供たちが泳ぐみたいなのはあるある。
Kazunari Okuda
僕も一緒に川で去年泳いだね。どこだったかな?
ken
ちょっと公園の中に流れてる綺麗な川があってさ。
だからまあ、湖は僕はわからないけど、まあ泳げるとこでみんな子供中心に泳ぐみたいなのは全然あったね。
Kazunari Okuda
はい。
泳ぎたくなるよ。
そうそうそうそう。それはもう、なんだっけな、先週の末、ほら鹿がいる公園ってどこだっけ?名前忘れちゃった。
ken
リッチモンドパーク?
Kazunari Okuda
そう、リッチモンドパークだ。そこに先週行って、川がこう流れててさ。
だから子供たちもなんかその、泳ぐってほど、まああそこめっちゃ広いからね。
なんか僕らが行った場所は川がこう流れてて、川って言ってももっとちっちゃい川かな。
だから魚とかも泳いでたんだけど、そこで子供たちがさ、そのスイムスーツとかで、まあ水遊びじゃないけど。
ken
いいね。
Kazunari Okuda
そうだね。
そうそうそう、子供、うちの子供もなんか遊んだりして。
あら、いいじゃない。
風物詩だね。
そうそうそう。
個人的には湖で泳ぐってあんまり好きじゃないんだよね。
ken
えー、なんで?
Kazunari Okuda
なぜかというと、湖だからこう川みたいとか海みたいに流れがないんだよね。
だから結構こう泥とかが滞留してて、なんちゅんだろうね。
あまり自分自身が慣れてない、そういう場所、流れがないからさ。
なんかこう、ゴミというかなんちゅんだろうね。
綺麗では綺麗なんだけど、こうちょっと泳ぐとなんかこう泥が湧き上がって、そこに溜まってる泥が湧き上がってみたいな。
ken
抵抗があるわけだね。
Kazunari Okuda
結構抵抗あって、なんか慣れてない。
ken
分かる。
Kazunari Okuda
だよねー。
でも川とかならなんかさ、まあまあ流れもあってさ、おー面白いなみたいなのは分かるんだけどね。
ken
分かるよ、すごい。
それさ、考えようと思っていて、僕のすっごい中途半端な適当な知識で話してるけど、
でも川ってさ、お水を流すじゃない?
だって、池とか沼には流せないでしょ?
だって、だから川に流すわけで。
で、イギリスとかロンドンにもそのね、プリストウォーターとかウォーターカンパニーがたくさんあって、
そのルールを守らずに河川に汚い水を流していて、それで罰金もらったりとか、なんかエグゼクティブの人がボーナスもらえませんみたいな騒ぎに。
まあちょうど今もなってると思うんだけど。
だからその川も場所を選ばないと、一見綺麗に見えて、実は綺麗じゃないみたいなところがあるから、それも選ばなきゃいけないよね。
上流の方だったら確実にいいかもしれないけど。
Kazunari Okuda
そっか。
そう、そのドイツの湖でも、えっとなんだかな、あまりに温度が、その湖自体の温度があまりに高くなりすぎると、なんか大腸菌かな、なんかその、なんかそういうのが発生しちゃって、
そこで、犬とか泳いで、彼らは飲んじゃったりとかするからさ、それでなんかワンちゃんが死んじゃうとかっていうこともあったりして、なんか結構警告っていうか、
ここでは、この湖では今年は泳がないでねって今大腸菌が発生してるかなみたいなのがあったりしたね、ドイツでも。
ken
そうだよね。
ペット飼ってたりすると、そういうことも気にしなきゃいけないしね。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
まあでもさ、いいじゃん。天気に気が向くようになって。
Kazunari Okuda
はいはいはい。
ken
天気の話だけになってよかったじゃん。
なんか今までそんな天気なんてどうでもいいって感じだったでしょ。
Kazunari Okuda
確かに確かに確かに。そうそうそうそう。話がね、だいぶ脱線しちゃったもんね。
そう。
PIPの導入と心境の変化
Kazunari Okuda
じゃあ話していきますか。
最近その収録の方にポッドキャストの収録を一時期お休みしてた時期があって、県からはその数は忙しいということで、
ちゃんとした名言の理由は言ってなかったんですけど、4月の下旬くらいからPIP、パフォーマンスインプローブメントプランというのに入ってというか、
まあそれを行ってて、ちょうど6月の上旬くらいに終わって、まあ解放されたがゆえに、なんていうんだろう。
まあね、天気の話もなんかこうね、県と会うっていう、県と会って雑談するのもできるような心境になりましたよというのがありましたね。
ken
いいよ、かずとの天気の話ミスしてたからね。
Kazunari Okuda
そっか。
ken
嬉しい、本当に。
いや、マジ嬉しいね。
てかさ、多分ね、日本企業で働いてる方とかを、PIPって聞いてもなんもピンとこないと思うよ。
そうだね。
特にエンジニアなんで、むしろあれですか、Pythonのディペンデンシーインストールパッケージマネージャーですか、みたいな。
PIPインストールみたいな。
うん。
Kazunari Okuda
説明しましょうか。
そうだね。PIPっていうのは、まあ先ほど言ったように、パフォーマンスインプローブメントプランといって、まあなんていうんでしょう。
基本的には外資というか、日本じゃない企業とか、まあ外資系の企業では一般的なのかな、わかんないですけど、
パフォーマンスが良くない人とかに対して、一定期間こういうプラン、
自分のボスがこういうことをやってくださいと。なんかこうメジャラブルというか、すごい、
何て言うんだろうね。
成果を出せと。
特定のことに対して成果を出しなさいよと。で、それを達成しなかった場合は会社をクビ、レッドゴーされる会社をクビになりますよ。
そういうのがすごい大雑把に言うとパフォーマンスインプローブメントプラン。だからそれを達成しなかったら会社を読めることになって、
達成できれば残ることになりますよというのがPIP、パフォーマンスインプローブメントプランですね。
ken
まあそうだよね。ウィキペディア的な建前的なのはまあそうだよね、要するに。
いやなんか僕さ、このPIP入って生還したみたいなストーリーって、なかなかウェブに出ないじゃない?
Kazunari Okuda
そうなんです。
ken
この収録ね、ロンドテクトークの中でも伝説のエピソードの一つになるんじゃないかなと思っていて、
だって外資企業に働き始めた人はPIPって絶対長いキャリアの中で、実際に入ったり、少なくとも脅かされたりってシチュエーション絶対なると思うんだよ、特にアメリカ系とかカナダ系とか言ったらね。
で、そのPIPの使い方もさ、数の意見とか周りの人の話もアド音で追加してほしいんだけど、
会社によっては、もう本当にPIPを理由にして、ローパフォーマーですという楽言を押したことにして、そもそも解雇する気でしかない会社はね。
うん。
でも、いきなり解雇しちゃうと訴えられたりとか、なんかシビランスパッケージとか、いろいろ会社にとって不利だから、PIPをツールとして使って会社、社員をレッドゴーするような会社だっていうのが中にはあるわけだし。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
あとはそもそもPIPになって生還したってことはね、めちゃくちゃすごいことだと思うんですよ。
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
なんかそこの自慢話してほしい。
Kazunari Okuda
自慢話か。
ken
だって貴重な体験なんだと思うよ。多分今後、外資に挑戦した?もしくはこれが外資に行った人が、PIPって調べたらこれが出るわけでしょ?
Kazunari Okuda
きっとね、そうだね。日本語の、そうだね。情報としては。なんかまあ、自分でも探してみたんだけど、このPIP。
あった?
でも、やっぱり英語でもなかなか見つけられなかったような気がするかな。そのPIPを通りましたとかいう話は、PIPに入りましたっていう話もそもそもあんまり聞かないかもね。
そもそもなんかあんまり良い印象ではないよね。
そうだね。
自分のPIP、パフォーマンスインプルメントプラン。
なんかこう、どういう理由であれ会社が、例えばあなたはローパフォーマーだから入れますよとか、開校したいがためにPIPに入れますよっていう場合でも、
あんまりね、話したくはないよね。それをゴースルーした人も、それを受けたPIPと言われた人もね。
ken
普通はそうだよね。
なので、数の勇気に感謝ということで。
Kazunari Okuda
いえ。
でも、ないがゆえに、言った方が情報として、オープンソースじゃないけどさ、公開した方がいいかなと。
ken
すごいよ。
数の場合は、いろいろあったじゃん。チームを変えて、自分が本来得意じゃない領域の、みたいなところへの下りもあったでしょ。
Kazunari Okuda
多分それも、昔話しちゃったと思うけど、改めてこの文脈で話したほうがいいんじゃない。
そうだね。結構PIPにも関わってきてて、私は元々プロダクトチームにいたんだけど、去年の、いつぐらいだったっけな、7月か8月ぐらいに、
プラットフォームチーム、社内のプラットフォームチームに移動になりました。
というのも、一つのプロジェクトを、終わらせるってことじゃないけど、一つのプロジェクトの中で大きなタスクをやるために、
自分のマネージャーがサジェストしてきて、興味あるなとも思ったし、プラットフォーム関連に興味があった。
インフラとかどうなってるのかなっていうか、そっちの知識も得れたらいいなみたいな感じで、承諾して移動しました。
そっからプラットフォームチームに移動して、結局その与えられたプロジェクトがあんまりうまくいかなかったんだよね、正直言うと。
で、その結果、いつだっけな、1月かな。
今年の1月に一回ローパフォーマーっていうのを初めて、人生の中でも初めてなんだけどローパフォーマーっていうのを言われましたよと。
その理由っていうのは、そのプロジェクトの関わり方とかだったりしたんだけど。
そこはある程度メイクセンスというか、そこから改善できればいいなっていうので働いて、
4月にまたローパフォーマーですよ。
じゃあ、PIP。前回は1回目の警告、でも今回に関してはPIPに入って、仮にPIPを、ここで選択肢が2つあったんだよね。
掲示されたのが会社から。PIPを受けるか、それとも会社を退職するか。
っていうのもPIPはなかなか厳しい道ではあるんだよね、正直言うと。
ken
そうだと思うよ。
Kazunari Okuda
なぜならPIPの内容ってその時にも掲示されるんだけど、こういう内容でPIPを置きますと。
その中にはこういうタスクを1ヶ月半の間にやってくださいって結構スペシフィックなわけ。
例えば1週間の間に何個例えば、うちはプラットフォームのチームにいたからこのアラートに対応してくださいと。
1週間のうちにね。
とかあと、例えばプロジェクトをPIPの期間1ヶ月半の間に何個達成してくださいとか。
あと何回出社してくださいとか。
自分の場合はこれは自分のどこのパフォーマンスが低いかによってこの内容はコロコロ変わると思うんだけどね。
あとは1日の終わりに何をやったかを報告してくださいとか。
これ結構もうマイクロマネジメント、いっちゃうとマイクロマネジメントなわけよね。
ken
そうだね、アディショナルで入るわけだからめちゃくちゃ大変だと思うよ。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
すごいね、よく頑張ったね。
偉いわ。
偉いわ。
マジ偉い。
しかもそのマイクロマネジメントみたいなところも結構きついと思っていて、
だって自分の成果を見せつつ毎日報告しなきゃいけないわけだから。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
負荷だよね。
Kazunari Okuda
間違いなく負荷だったね。
かつなんかちゃんともう目に見えるメトリクスみたいなのも設定されてるからさ。
それを複数個あるわけだよね。
あれを絶対にしないといけないぞという思いでやらないといけないから、
なんかもう、
意思決定と選択肢
ken
間違いない。
Kazunari Okuda
その数字をちゃんと自分でこれをやるみたいなのをちゃんと気にしながらやっていかないといけなくて、
いかないから、まあね、まあまあまあまあ、すごい負荷はかかったね。
ken
いやーよくやったよー。
あのさ、あそこももしよかったら話してよ、
あの意思決定のところで一応選択肢を2つ渡されたわけだよね。
今すぐ辞めて、もう転職活動に専念しちゃって、
ビゾ付きの仕事得るか、
まあとりあえず45日間頑張ってそこの結果を見て動くかっていうところで、
まあ2人でメキシカン料理を食べながら作戦回帰もしたけれども、
リスナーさんとかが似たような状況になったときにどういう情報とか材料を持って、
カズは一旦頑張るっていう、PIPに残るっていう選択肢を意思決定をしたのかっていうところ、
でも興味ある人多いと思うんだよね。
Kazunari Okuda
そうだね、そうだね。
PIPの選択肢と影響
Kazunari Okuda
そう、PIPを受ける段階にあって、先ほど言ったように会社から2つの選択肢がありましたよ。
PIPを受けるか、PIPを受けないか。
もうちょっと細かくしゃべると、PIPを受けなかった場合っていうのは、
受けなかった場合はセビアランスのパッケージを得て退職という形になります。
セビアランス?あれガーデンリブか。ガーデンリブ。
だからより具体的に言うと、
ken
どうだっけな。2ヶ月?2ヶ月会社に残ることを在籍しつつ、給料は、
Kazunari Okuda
6週間とかだっけ?
ken
6週間、1ヶ月分かな?
Kazunari Okuda
1ヶ月分か。
1ヶ月分、その2ヶ月のガーデンリブ、会社に在籍したことになって、1ヶ月分の給料を与えますよ。
だから2ヶ月滞在しつつ、1ヶ月分の給料のパッケージですよと。
それがPIPを受ける。
PIPは1ヶ月半だよね。
PIPがもしダメだった場合、1ヶ月か2ヶ月どっちか選べたはずだ。
ken
ガーデンリブで1ヶ月分の給料なんだっけな。
Kazunari Okuda
もしかしたら、PIPを受けなかった場合は3ヶ月まで延ばせたかもしれない。
3ヶ月分のガーデンリブで1ヶ月の給料とか。
とりあえず、PIPを受けてダメだった場合でも、PIPを受けなかった場合でも退職日っていうのは同じくらいの日付。
給料に関してはもちろんPIPの期間は働いているから1ヶ月分くらいはプラスになった。
トータルでいうと。
っていう条件でしたよと。
なんで。
ken
意思決定のファクターとしては、まずどれくらいの期間お金がもらえるのかっていう金銭的なものと、
どれくらいの期間会社に雇用されてるか、つまりそのビザが必要なわけだから、
Kazunari Okuda
転職活動の余裕につながってくるわけだね、2つ。
ken
それが大きかったということだね。
ビザと雇用の安定
Kazunari Okuda
それで。
会社もなんでこうしたかっていうと、そもそも自分はベルリンからロンドンに来たばっか。
そもそも実はまだプロベーションなんだよね、プロベーション期間。
会社がそのままバイバイ、レッドゴーすることもできたわ。
だけど、ロンドンに来て、来たばっかだからそこを配慮して、ガーリンリムっていうのを設定しますよと。
来たばっかでかわいそうだからこのままレッドゴーするのも忍びないというのかな、わかんないけど。
ken
ピップ宣言してかわいそうとかマジ何言ってんだって感じ。
Kazunari Okuda
だからそういうガーリンリムが設定されましたよと。
よりビザの状況でいくと、
例えば会社を退職して会社との雇用関係が切れて2ヶ月以内に職を得れば、
ken
2ヶ月以内に職を得なければUKを離脱すること、出ないといけないっていうすごい厳しい条件があって。
Kazunari Okuda
UK離脱ってなんかEU市民ですかみたいな感じで。
確かに。
ken
そうだね、ハードデッドラインがあるからね。
Kazunari Okuda
これがすごいな、個人的にはストレスフル。
県の場合もそうかもしれないけどこのビザ、UKを出ないといけなくなると、
会社とそもそもビザが紐づいてて、雇用関係がなくなってしまうとすごくクリアな結果があって、
会社、次の転職先、ビザをスポンサーしてくれる会社がなければ、
現実的にイギリスを出ないといけないという結果があったんだよね。
ken
それがきついよな。
きつい。
僕らにはね、守るべき家族もいるしね。
Kazunari Okuda
そうだね、予計。
ken
予計。
Kazunari Okuda
そうそうそう、そうだね。
自分自身もUKをまだ出たくないという思いがある。
だから、そうだね。
だから、何て言うんだろう。
それを防ぐためには、どのプランを個人的に取ればいいか。
例えばなんか、PIPを受けずに転職活動するという道もあるわけだよね。
そのガーデンリーブというか与えられた期間、多分5ヶ月?
トータルでいくと5ヶ月ぐらいかな、になるかな。
その間に職を得るか、PIPをやって、
いろいろなここでも選択肢があるよね。
PIPをやりつつ転職活動をしたりとか、
PIPをやりつつ転職活動をせずにPIPに専念して、
PIPの結果次第で例えば転職活動を始めるかみたいなのがあったかな、
自分が考えてた選択肢としてはね。
最終的にはPIPを掲示された時に、
PIPのプラン、プランというか内容を見て、
個人的には、いけるかもしれないと思った。
いけるかもしれないっていうのは、
実現不可能ではないかもしれないと思ったわけ。
それをパスする、頑張ればね。
ほら、インターネットではさ、
もし仮に会社が従業員を解雇する理由でのPIPだった場合っていうのは、
実現不可能な内容だったりするわけよ。
すんげえハードルが高い内容で、
こんなの無理だよっていうので、
それで退職。
その場でPIPを受け取れない、取らない人もいるんだけど、
その会社を辞めるっていう人も。
でも内容を見た感じだと、
頑張れば、頑張ればいけるかもしれないと思ったんだよね。
ken
なるほどね。
そこ結構ポイントだなと思ってて、
僕がカズからその話を相談されたときに、
会社の意向がわからなかったわけじゃん。
そのPIPを武器にした退職前提の話が進んでるのか、
それとも本当にカズにチャンスがあるのかみたいなのは、
見えない中で頑張らなきゃいけなかったっていうのは結構ストレスポイントだと思うんだよね。
でもカズの場合はその提示された条件を見て、
もしかしたら届くかもしれないからっていうので、
向こうの意図をちょっと推測したじゃないけど、
そういうタイミングがあったんだね。
Kazunari Okuda
そうだね。
もう一つの判断材料としては、
プロベーションだから、一応ね。
だからすぐに、
切ること、会社としてはプロベーションの理由に、
なんだっけ、一週間ノーティスかなんかで、
自分自身を切ることもできたから、
それをやってなくてPIPを掲示してきた。
あるいはPIPを受け取らないという選択肢もしてきた。
転職活動とPIPの並行
Kazunari Okuda
で、ガーデンリーブのことも言ってきたっていうことは、
一応まだそこで、
そこでさ、本当に切るつもりだったらよ。
プロペーションだからバイバイって言える、
いう会社もいるかもしれないじゃん。
ken
確かに、確かに。間違いない。
Kazunari Okuda
だから、
なんて言うんだろう。
そこで、一応会社はPIPで通るか通らないかを、
見る気持ちがあるのかもしれないというのを、
一応推測したかもね。
で、頑張る価値はあるのかもしれないというのはあるかもね。
ken
そうね。
でも、大きな意思決定の一つだよね。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
これさ、じゃあ頑張ろうって決めたじゃん。
頑張ったじゃん、45日間。
何が一番大変だった?
シンプルに稼働時間?
それとも、自分のリフレッシュの時間が減ったとか、
先が見えない中で転職活動と並行しなきゃいけなかったのかとか。
Kazunari Okuda
うん。
ken
何一番頑張った?
Kazunari Okuda
そうだね。
一応そのPIPの中にはさ、自分がやってなかった。
今までやってなかった内容っていうのがあって、
それを求められて、それをやらざるを得ない状況になったわけだけど、
その負荷、どんがしんどかったかもね。
かつ、他のことも内容もやりながらだったからさ。
うんうん。
かな?
ken
そうかな。
新しい働き方というか、新しいケーパビリティを発揮しなきゃいけなかったというところだね。
Kazunari Okuda
うん。
そうだね。そんなもんかな。
でもやっぱり最初の1週間がさ、そもそもPIPに対するリズムを作らないといけない?
もうがむしゃらだよね、そこが。
うーん。
後半になってくると、少しやり方が見えてくるわけじゃん。
そっかそっか。
こんぐらい手を抜けばいいじゃないけど、分かんないけど。
こんぐらいだと、
最初のうちにどれだけの、比較的自分の全力を出して、
そもそもまずアサンプションとして自分は、これできるとは思って、できそうとは思ってたんだけど、
本当に実現可能かどうか、1週間、最初の1週間、全力でやるわけじゃん。
で、この1週全力でやったのを、またそれをずっと続けないといけないのであれば、しんどいよね、基本的に。
ken
しんどいよね。
Kazunari Okuda
多分諦めることにはなるかもしれないけど。
だから最初の1週間、2週間のそのリズムを作るときは一番、まあまあまあ、なんていうのかね。
とりあえずその、ピップが何なのかっていうか、自分が今立ち向かっているものは何なのかを把握するところ?
ken
ちょっとラスボスの強さを確かめにいくみたいな感じですかね。
Kazunari Okuda
そうかも。
ken
ちょっと木の棒を投げてみてどれぐらい大変なのかみたいな。
でもそのペース配分をね、つかみにいくっていうのは大事だよね。
45日という、短くもあり長くもある、そのショートスプリントをしようと思えばしきれるところで、
自分に合うペースをちゃんとつかめ、つかまないと。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。
ken
サステナブルに努力ができないからさ。
Kazunari Okuda
そうなんだよね。
でかつ、なんかそこでさ、あ、これは、このピップがそもそも最初の印象ではできそうと思ってたけど、
あ、これは無理だと思ったんだろう、また別の道を探さないといけないよね、例えば。
ken
確かに確かに。
Kazunari Okuda
その時にまあ、一応転職活動も並行してやったはやったんだけど、
ね、もうじゃあピップを完全に諦めて、とか、まあ諦めるか、もうちょっと力の入れぐらいを抑えて、
もう転職活動に全振りするという優先順位をしていくっていうのもあるし、
最初になんかまあペースをつかむっていうのは良かったかもね。
ken
うん、そっかそっか。
で、ちなみにその今回の提示された条件に対して途中で、
あ、これはやばいかもって感じる習慣はなかった。
まあとりあえず最後までできそうかもっていうペースで、最後まで走り切れたってことでいいのかな。
そうだねそうだね。
Kazunari Okuda
そのミッドチェックインって言って、3週目か3週目ミッドチェックインって言って、
どういう感じでピップの状況がどうか、そもそもパスなのかパスじゃないのかとか、
その時点でパスじゃなかったらさ、もっと頑張らないといけないし。
確かにね。
まあそこである程度の感触はあったわけよ。
2週間目ぐらいかな、ぐらいではまあまあ、余裕っしょと言われたまでは言わないけど、
あ、感覚をつかんできたかもなっていうのはあったね。
ken
なるほどね。
Kazunari Okuda
求められてるもの、相手が求めてるものとか、
そこでも転職活動、とはいえ一応転職活動もしてたんだけど、
さすがにね、CV送ったのは2、3社ぐらいかな。
結局返事は帰ってきたのは1社で、インタビューを通ったのも1社だったかな。
まあ複数社やるのは無理だなと思った。
ピップをやりながら、だって面接行って、面接の準備もしないといけなくて、
っていう、1社が限界だったね、なんか自分の感覚で言うと。
ken
そうだよね、だってスケジューリングもいつするのって感じだよね。
Kazunari Okuda
ピップでマイクロマネジメントされてたらさ、
ken
仕事終わりとかに入れなきゃいけないけど、でもね、子供の送り迎えとかあるわけだしさ。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
しれっと日中にインタビュー入れたとしても、その時期にボスからさ、
何してる?って来たら返事しなきゃいけないでしょ?
特にピップ期間なんて。
Kazunari Okuda
そう。
しかもなんか、プラットフォームエンジニアだから、障害とかアラートの対応とかっていうのがもう、
けんもそうかもしれないが、アンプレディクタブルじゃん。
これも難しいなと思ったんだけど。
そうだよ、いつDDoSが来るか、いつセキュリティーインシデントが起こるかわからないからね。
そうだね、それも合わさって転職活動できたのは一社だったかな。
ken
たぶんCVを磨くとか、リサーチするとか、リファラルかけてくれそうな人に声かけ始めるぐらいなことしかできないよね。
土日に非同期でできる。
インタビューとかだったらもう本当にピップの結果が出たから、出てすぐギアを入れられる準備はするけど、
なんか、実際にインタビュー受け始めるのをピップと並行するのは話を聞いていてすごい難しそうな印象を受けたね。
Kazunari Okuda
そうだね、そうかもしれない。
でもさ、そのさ、就職、転職活動もさ、ディレイがあるじゃん。
例えばさ、なんかこうCV送ったからといって、あっちからの返事待ちがあって、
その返事待ちの間、例えばよ、ピップがダメでした、じゃあ転職活動を始めましょうで。
PIPの経験とキャリアの見直し
Kazunari Okuda
遅いかもしれないじゃん。そこで動き始めよう、なるべく。
ken
確かに。
Kazunari Okuda
早くするためには、ピップ中には転職活動をしなくても時間を見つけて、
例えば土日とかでね、そのCVをブラッシュアップして、もうすぐにでも送れるか送るぐらいまでは。
そのピップの最後の期間の方で送るって、ピップがダメだった場合に、じゃあその面接を始めていくみたいな風にした方が、
するのもありかもね。
ken
ありかもしれないよね。
なんかその今回一連のそのピップとかピップ中の転職活動を経験して、
会社の期待値の擦り合わせとか、多分いろんな新しいものが見えたと思うんだよね。
で、さっきも言ってたけど、人生、キャリアの中でローパフォーマンもらったりとか、今回のシチュエーションになるのも初めてだったと。
で、これを受けて、今後のキャリアの中で日々の、例えばスキルの磨き方であったり、
転職活動への構え方であったり、何かこう新しく始めようとか、マインドセットを変えようかなとかって思ったことってある?
ある。
何ですかい、それは。
Kazunari Okuda
一つはね、チームを自分の違うドメインとは変えること。
例えば私の場合だと、プロダクトエンジニアからプラットフォームチームに変わったわけだけど、期待値がね、そもそも全然違うんだよね。
もしかしたらプロダクトチームの中での別のチームに移動するの場合だったら、ちょっとは違うかもしれないけど、会社によるかわからないけどね。
大企業の会社で何個もプロダクトチームがあった場合に、プロダクトチーム内での移動であっても、それで全然違う、
エクスペクテーションというか期待値があるかもしれないけど、私の場合でいうと全然違うドメインに移行したことによって、期待値が全然違かったんだよね。
チーム移動の落とし穴
Kazunari Okuda
で、なんか結構よくあるじゃん。
なんかさ、シニアとかスタッフのエンジニア、プロダクトチームの人が、全然違う、例えばプラットフォームとか、あるいはプラットフォームからプロダクト開発したいからプロダクトチームに移動しますよ。
でも、そこでなかなか全然違うドメインだからこそ、テックスタックとかね。
で、そこで、同じシニアとかスタッフのレベルのものだけど、何て言うんだろう、全然期待値は違くて、求められるもの。
だから、それで会社を去ることになっちゃうっていうことは結構見るパターンだと思うんだよね。
結構似たようなパターンではあったかなと思って、自分の中では。
だから、チームを移動した時っていうのは、見えないけど落とし穴あるなと思ったかな。
だからこそ、具体的に何するのかっていうのは結構難しいんだけどね。
でも、同じチーム、移動した先のチームメンバーとまずワンオンしてどういうエクスペクテーションを持ってるかとか、
チーム内の新しいチームのマネージャーと、より密にコミュニケーションを取って、フィードバックをもらうとか、
いうのをしたほうがいいなって思ったかな。
ken
そっか、貴重なアドバイスだね。
このチームを変えたっていう点に関して僕もちょっとコメントしていい?
はい、どうぞどうぞ。
僕のネットワークの中でも、すごいめちゃくちゃ優秀だったSREとめちゃくちゃ優秀だったテックリードがいてさ、
彼らも似たようなシチュエーションでピップ食らって蹴られたんだよ。
それが僕はすごい衝撃的で、めちゃくちゃソフトスキルもあって、すごい優秀な、そのジョブロールに関してはすごい優秀だった人が。
で、その落とし穴って言ったけど、まず、例えば、ケーパビリティが求められるスキルセットが変わるっていうのはもちろんそうなんだよね。
例えばSREがコーディング職になったら、もちろんコーディングスキルが今まで以上に求められるとかさ、
APIの設計スキルみたいな、コーディング以外の周辺スキルも変わるわけなんだけど、
もう一つあるのが、シニアリティを維持したまま人は移動するんだよね。
例えば、スタッフSREだった人がスタッフソフトエンジニアになっちゃうと。
それが結構落とし穴だと思っていて、例えばその前のチームではテックリード級だった人がチームを変えると、
スタッフレベルのシニアソフトエンジニアの働きがすぐできるかっていうと、まあ時間がかかると。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
で、時間かかる理由は二つあって、まず一つはスタッフレベルとかシニアレベルだと、下のこう、ね、メンターしたりとかコーチングしたりみたいなのも出るわけなんだけど、
人間関係もリセットされるから、新しいチームの自分をサポートしてくれる人たちとのトラストバッテリーとかさ、
リレーションを作るっていうのがまず必要だし、向こうからしたら、お、なんか結構シニアとかスタッフ入ってきたぞ、
様子見てやろうみたいな人もいるかもしれないよね。
で、その中で期待値出さないといけないんだよね。
で、もう一つの落とし穴は、あのCV上をリセットされちゃうんだよね。
例えばSREで5年やってた人がソフトエンジニアになりましたってなったら、次転職するときに、あの、SREの経験がリセットされてソフトエンジニアの3年経験ですみたいになっちゃうんだよ。
で、例えば日本とかは、僕はこれ日本企業のいいところだと思ってたんだけど、僕も入ったとき結構ジョブローテーションとかさ、いって、いろんな仕事経験させてもらったりして、
なんか僕はそういう全人的な教育はすごいいいなと思ってるんだけど、こっちの転職市場はもうスペシフィック、スペシャライゼーションの塊みたいなものだから、
いかに昔、例えばインフラとか触ってても、今の仕事がまた別のドメインになっちゃうと、結構それを説得するのが難しい。
リファラルとかだったらうまく口が利くかもしれないけど、最近だとそのCVの選定とかにね、AIで自動でフィルタリングするとかのが普通に入ってくる時代だからさ。
リクルーターもみんなその技術、テックスタックについてわかるわけじゃないから、だからそのいろいろリセットされるっていうのはよく見たほうがいいよね。
転職活動への備え
ken
で、やっぱりカズが言ったように、社内転職とかだったら先に、移動先の人にと、ちゃんとこうコネクション作っとくとか、期待値調整するっていうのは必須だと思って間違いないよね。
Kazunari Okuda
うん、そうだね。
ken
それが一つ目だね。他にもある?なんかその変えようと思ったこと、新しく始めようと思ったこと。
Kazunari Okuda
そうだね。もう一つは、いつでも転職できる準備を、改めてその、しとかないといけない。よりなんか気をつけるようになったかもね。
ken
それってさ、具体的なアクションプランとかもうちょっと落とし込めて話せたりする?言語化できる?
それってよく言われることじゃない?いつでも転職できるようにみたいな。みんなわかってると思うんだよね。
でもそれ具体的に何したらいいっていうのは見えた?
Kazunari Okuda
それで言うと、やっぱり自分がやってる内容をちゃんとトラックしておく?
なんかこう、最近ちょっとやってることなんだけど。
何?
アプリケーションを送る会社によってCVの内容結構変えてるんだよね。
うーん。
だからその、みんなやってることだったかもしれないけど、もうそのジョブディスクリプションに合うものとか、ポジションに合う内容を書くようにしてるんだ。
だからなんて言うんだろう。
それってさ、こういうすごいことやりましたよ。
で、前は結構一つのフォーマットじゃないけどを作ってた。それを送るようにしてたわけ。
でも今って個人的にはプラットフォームエンジニアの経験もついてさ、そういうチームでも働いてたわけじゃん。
で、プロダクターエンジニアも入ってきたの経験もあって。
なんかこう、やった内容って結構いろんなことがあるわけ。
で、ジョブディスクリプションによってこういう人を求めてますっていうのは結構違ってさ、その刺さる内容っていうのは結構変えられるようになってきたわけね、自分的に。
うんうん。
だからなんかこう、
ken
引き出しが増えたみたいな感じかな。
Kazunari Okuda
そうそうそうそうそうそう。だからこう、なんかもうちょい、
その自分がやった内容っていうのをなんかちゃんと
トラックしておいて、何でもいいんだけど、ドキュメントとかでもいいんだけど、そういうものにこういうのをやったよって。結構なんか小さなことでも
その俺を求めてる会社にとってはさ、それをやったかやってないかで大きく違うんだよね。
例えばデータベースのマイグレーションしましたよ、そういう人を求めてる会社であれば、さっき言ったスペシャリゼーションというかそういうのが必要だからその経験を持ってないといけない。
だからそういうので基本的なジョブディスクリプションに結構書いてあったりするわけじゃん。
だから小さなことでも結構そこで刺さって通過率とか話せる内容とか変わってくるから、
ken
そうだね。
Kazunari Okuda
より自分がやってることをトラックしていくっていうのを気をつけてるかもね。
間違いない。
ken
アクションプランとしてやってるかな。
Kazunari Okuda
いいじゃない。なかなか収穫が多かったね。
そうだね。
あともう一つさ、なんか最初のポイントにも
最初のポイント?どこのポイントだっけ?
なんか変わって、落とし穴があるっていうところね。
ken
何?
Kazunari Okuda
今回自分の場合で言うと、前のチームのマネージャーがレポートにいて、
新しいチームに移動した際はそのチームにマネージャーがいるわけよね。
エンジニングマネージャーが。
どう?
自分の正式なマネージャーっていうのは、前のチームのプロダクトチームで働いてるマネージャーだったわけだよね。
1on1はその2人ともやってたんだよ。
でも今回のローパフォーマーであること、2回目のローパフォーマーをもらったことについてあんまり納得、個人的には納得は言ってなくて。
ken
わりとサプライズだったとかも言ってたよね。
Kazunari Okuda
そうだね。正直サプライズではあって、何でかっていうと直前まで自分のレポートのマネージャーからはパフォーマンスが回復してきていると言われてたんだよね。
そのパフォーマンスはいいと、オントラックだと言われてたし、
それは言われてたし、自分でも感覚はあったわけだよね。
かつ、それの確たる証拠と思っていることが、マネージャーのトランジションの話があったんだよね。
前のマネージャーから、今のチームのプラットフォームチームのマネージャーにマネージャーを移しましょうと。
移す条件っていうのが、そもそもローパフォーマーでないこと。
自分自身がローパフォーマーだと、うちの会社ではパフォーマンスが低い場合は、ちゃんと前のマネージャーがそのパフォーマンスを面倒見て、
それがちゃんとローパフォーマーでないなら、次のマネージャーに移動するという厳格なルールがあって、
その話が出て、トランジションの日も決まってた。
ken
そこまで決まってたんだ。
Kazunari Okuda
トランジションの日の朝に、突然キャンセルされたんだよね。
ken
それはびっくりだね。
Kazunari Okuda
びっくり。マジでびっくりした。
なんでかなと思って話聞くと、パフォーマンスレビューを話し合った結果、パフォーマンス足りないからPIPに入りますよって言われて、ショックだよね。
ken
ショックだね。それはショックだったね。
Kazunari Okuda
でも、なんでこれが起きたのかって、いろいろ自分なりに調査したところだと、
結局、前のマネージャーはプロダクトチームですよと。
で、今働いているプラットフォームチームのマネージャーとの間のエクスペクテーションの違いがやっぱり
ギャップがあったのかなと思ってはいるかもね。
だから、こっちのマネージャーとの、なんて言うんだろう。
そもそもトラスト関係っていうのをまだすごい作れてるわけではないから、
ネガティブなフィードバックっていうのを言える関係ではなかったのかもしれないなと思うわけ。
彼はそれを言うことをちょっと、なんて言うんだろうな。
そもそも直接のレポートでもないしね。別にダイレクトに言わない感じがあったのかもしれないなと思ってて。
でもそれが直前になって、ワンオン自分としてるんだけど、
それを持ったまんま当日のマネージャートランジションの段になって、
こっちはOKだと思ってたよね。働き方。
でもプラットフォームのことは何も知らないんだよ正直。
どういうふうに自分が働いてるかも多分分かってはないし、
どういうエクスペクテーションがありますかっていうのも、
前のチームのエンジニアとマネージャーは知らなくて、
でもこっちはさ、プラットフォームエンジニアとして求められてることがあるわけよ。
ken
そうだよね。
Kazunari Okuda
もう全然違うわけよ正直。びっくりしたんだけど。
で、前のマネージャーは知らない。
でも、レポートじゃないマネージャーは知ってる。
でもなんかこうトラスト関係っていうのも多分できてなくて。
PIPの難しさ
Kazunari Okuda
で、そういうのが相まってなんかこう突然、
突然というかなんかこう、じゃあレビューの段階になりました。
いややっぱり足りてないよねみたいな。
こういう結果になったんじゃないかなと個人的に思ってるんだけど。
ken
なるほどね。
だからそのか、いいよいいよ。
Kazunari Okuda
だからこのシチュエーションって結構難しいなと思ってて、
結局なんか、リポートする先のマネージャーはいるんだけど、
プラットフォームのエクスペクテーション、実は知らないんだよね。
分かる?
ken
分かると思う。
Kazunari Okuda
同じシニアであれば、すごい、何て言うんだろう、基準はあるんだけど、
でもプラットフォームではもっとなんか違う振る舞いを求められるわけよね。
同じような基準なのかもしれないけど。
うーん。
ken
てかあんな感じ?
Kazunari Okuda
だから例えば、カズのもともとのマネージャーはめちゃくちゃ有名な寿司職人だったんですよ。
ken
はい。
で、カズはそこに弟子入りして、トップの寿司職人としてスターの道を進んでたと。
で、その寿司職人マネージャーのお友達が、今度ね、銀座にフランス料理店を開くんだよ。
なんかいいシェフ知らない?って言って。
そしたら、うちの一番弟子送り込んであげるよって言って。
めちゃくちゃ上手に寿司握れるんだよって言って送り込んだと。
こいつは間違いない。絶対雇っとけ。って言って、ひょこひょこひょこと言ったらさ、
いや、フランス料理はお前なんも知らないじゃん。みたいな。
Kazunari Okuda
寿司握れてもしょうがないんだよね。みたいな感じで、レッドゴッシャーみたいな。
ken
うん。
そんな感じじゃない?
てかもう送り込んだ側としては、プロダクト開発においてすごい成果出してるし、
まあきっと次のプロジェクトもやってくれるよ。
でも、その寿司職人のマネージャーはフランス料理が何か知らないから、
Kazunari Okuda
まあ、うちで成果出してるんだからきっと成果出してくれるでしょって思うけど。
ken
うん。
Kazunari Okuda
フランス料理のエクスペクテーションとはまた違うわけだから。
そうだね。
うん。
Kazunari Okuda
そう。
なんか、そこで学びとしては、自分のレポートではない会社、
Kazunari Okuda
エンジニアリングマネージャーとの関係、新しいチームでの、
もしこういうシチュエーションに落ちたら、起きたとしたらね、
もしかしたら他の会社ではさ、チームが変わった瞬間にマネージャーも変わる可能性もあるんだけど。
うん。
でも、前のマネージャーのまんまで新しいチームに行っていくのであれば、
前のマネージャーとの関係も大事なんだけど、
Kazunari Okuda
今いるチーム、直接レポートではないマネージャーとの関係も大事なんだなっていうのが学びかもね。
ken
いやー、めちゃくちゃデカいね。
PIPの前向きな捉え方
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
いやー、本当にお疲れ様。
いや。
Kazunari Okuda
うん。
そうだね。
ピップを選んだのも、一応ピップがどういうものかっていうのも経験しておくのも大事なのかもなっていうのもあったんだよね。
だから、結果的に良い風にいったのは良かったんだけど。
ken
今だから言えるけどさ、
僕すごい数がどれくらい頑張ってるかとかどういうマネージャーか知らないけど、
あ、これいけるんじゃないかなって思った瞬間があるんだよね。
Kazunari Okuda
数が。
うん。
ken
ピップ入りたてでさ、
Kazunari Okuda
うん。
ken
ディスコードでさ、ディスコードっていうか僕らがポッドキャストの話ししてる場でさ、
これピップ終わったらピップの収録撮りたいわって言ったじゃん。結構早い段階で。
Kazunari Okuda
あ、そうだっけ。
ken
言ったってのだよ。
Kazunari Okuda
うん。
ken
いやなんか、このマインドセットだったら、いやこいつやるかもしれないって思った。
ピップ始まったばっかのになんか収録のこと考えてると思って。
Kazunari Okuda
はいはい。
ken
いけんじゃないか。
無事やりとりました。
そうか。
Kazunari Okuda
はい。
ken
そうだね。
収録のことを考えて、つまりそのピップを経験として捉えて、
ってかつその自分の経験を他に発信するっていうところまで考えてる男がピップを落ちるわけがないと僕はその時思ったんだよね。
Kazunari Okuda
なるほどね。
ken
うん。
ただの勘だけど。
Kazunari Okuda
で、あと一応なんかピップをやってて、なんか大その自分がうまくいってるっていうのもあったし、
会社、自分のマネージャーともなんかいい、うまくいってるっていう感覚もあったし、あと何て言うんだろう。
これが予定調和のピップじゃない。
てかもう切られることが確定してるものではないと確信したのはその、確信したというか推測したのはマネージャーと話してて、
どうやらマネージャーが全てのディシジョンメイキングを行うと。
うんうん。
HRとかが行うわけではないし、ボスのボスが行うわけでもないと。
うん。
いう話をなんかこう聞いたりしてて、なるほどね。
じゃあっていうことはもう全てはボス、マネージャー、嘘を言ってない限りはね、マネージャーがディシジョンメイキング、ピップを通ってますか通ってないですかっていうのを判断できると話を聞いてるのであれば何て言うんだろう。
まあより、じゃあ予定調和ではないのかもなと。
決め、レッドゴーされることが決まっているものではなくて、マネージャーがちゃんと決められるものなんだなっていうことは、
まあちゃんとそこに成果を見せていれば、ピップが通るのかもしれないっていう感覚も何て言うんだろうね。
うんうん。
ピップを通してる中で気づいたことかもしれない。
ken
その情報は確かにデカいね。
例えばそのマネージャーのマネージャー、VP of Engineerみたいな人がCEOから人数減らせって言われてて、
そいつがディシジョンメイキングしなきゃいけないだったらさ、数の仕事を見ているマネージャーが、いやこいつ残らせた方がいいんですよって言っても、
いや絶対切んなきゃいけないからって言って全然違うゴールを、違うエクスペクテーションとかレスポンシビリティを持ってる人だから、
いや一人切んなきゃいけないから、君がどんなに言ってても切るぞって言ってきちゃうかもしれないけど、
転職活動の重要性
ken
その直接見てくれてるマネージャーがディシジョンメイキングをする。
だからそのディシジョンメイキングを誰がするかっていうのを見に行く、理解しに行くっていうのは大事だよね。
Kazunari Okuda
そうだね、そこ。
ken
なんか、今聞いててさ、リスナーさんがピップに入ってる人もいるかもしれないし、ピップを過去に経験した人もいるかもしれないし、
まあこれからそういうシチュエーションあるかもしれない人がいる中で、なんかリスナーさんに向けてアドバイスじゃないけど、なんかある?
Kazunari Okuda
おお。そうだね。
まあでも、なんか改めてピップを取って思うことは、インターネットにも書かれてることなんだけど、
もうピップっていうのは基本的には最後通告だから、それが分かった時点で、それをピップを受けるか受けないかに関わらず、まずCVを絶対に更新した方がいいなと思う。
もうそこはもうなんか、明らかなサイン。
会社、今の職がなくなるかもしれない明らかなサインだから、もうその時点で、なんかもうなんて言うんだろう。
で、転職活動できるかできないかは、まあその人のさ、いろんな状況にもよるかもしれないけど、もう少なくともその時点で転職活動する準備は絶対にした方がいいなと思った。
ken
なるほどね。貴重なアドバイスだね。
Kazunari Okuda
あとは今話した中で、ピップをこういう状況にならない方がもちろんいいんだけど、難しいよね。
会社によってはさっきも言った通り、これをツールとして辞めさせるツールとして使ってくる会社もあるし、
ピップをうちの会社のように通ったら大丈夫だよっていう場合もあるだろうから。
ken
確かにそうだよね。もしそういう会社でもう事実上の最後通告だった場合に、逆に数の話聞いて、
私もできるかも、俺もできるかもってリンカレッジされちゃって頑張って、でも向こうからしたらもともと切る前提でした、空気読んで転職活動しといてねみたいな感じだったら、やだよね。
そうだね。難しい。
Kazunari Okuda
難しいね。
で今、今ってさ、なんか世の中の流れがなんか結構さ、ファイアファストみたいなさ、すごいなんか採用しつつ、もう切る前提での採用っていうのがさ、
まあなんか世の中の流れとしてなんかあるよね。
ken
ああ、そうなんだ。
Kazunari Okuda
そんな気がしてて、だから。
ken
エンプロイメントレートとかニュース記事とか、なんかSNSのコメントから感じるってこと?
Kazunari Okuda
そうだね、なんかレイオフ、レイオフというか、レイオフがでPIPを掲示されてるのかどうかわかんないけど、でも、
なんていうんだろう、なんかカジュアルにレイオフが。
以前に比べたら。
以前と比べるっていうのを、以前もなんかすごいソフトエンジニアの市場がバブルだった頃だから、それと比較してもどうしようもないのかもしれないけど、なんかもっとカジュアルに。
僕の印象だよね、なんか会社がレイオフとか人をやまさせることに躊躇ないような気がしてるんだよね。
うーん、そっか。
そういうのはない?なんかこう、感覚として。
まあ、あるかな。
あるか。
だから。
だからってわけじゃないけど、そうだね。
まあまあまあ、一つの体験談、私の体験談、PIPの体験談として。
そっかそっか。
でも、PIPをやるって決めるのは結構孤独だよね。
まあだから、もし、なんかこう、ね。
いやわからない、相談したいとか、なんかそういう人がいれば、ぜひ。
今PIP中です、みたいな。なんかその、孤独です。
だって周りがレイオフしてるんだったらさ、ああこの人もレイオフか。
いやまあもちろんそれは良くないことだよ、もちろん。
何人かいるからさ、なんて言うんだろう。
じゃあ、私の活動頑張っていくか、みたいなことはできるかもしれないけど。
PIPってなんか、周りの人がPIPをやってるかどうかなんてわかんないから、基本的に。
だから孤独な戦いじゃん。
そうだよね。
そういう意味では、精神的にはね、しんどいかもしれない。
ken
孤独よなあ。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
もしそういう人がいたら、お便りでも何でもいいので、ぜひ。
貴重な体験談だったね、ありがとね。
Kazunari Okuda
いいや。
ken
なんか言い残したことある?せっかくだから、PIPに関して。
Kazunari Okuda
まあ。
ken
吐き切った?
Kazunari Okuda
こんなもんかな。
まあなんかネガティブに言おうと思えば、いくらでも言えちゃうからね。
ネガティブというか、なんか文句っぽく言っちゃう。
言っちゃうのはね、なんかできるけど。
でも、そうだね。
何が起こるかわかりませんな、本当に。
ken
そうだね、本当に。
ブラックスは不確実性の高い世の中に生きてますから、我々。
Kazunari Okuda
そうだね。
だから変化に強く荒れるようにね。
そうだね。
まあね、何が起こってもね、どんと構えてじゃないけど。
あ、じゃあこの苦難を乗り越えたら、ポッドキャストでこの話しようって思うぐらいの気持ちで。
そうだね、いけたらいいけどね。
やっぱなんか、そのスティーブをね、ケントも喋ったけどさ、なかなかそういう精神状況にはさ、まあその過虫にあるときはできなくて、なんかちょっと落ち着いてくるとさ、なんか余裕みたいなのが出てくるからね。
うん。
そうだね。
まあそうは考えられないときもあるけど、なんかちょっと時間経つとまあまあまあ考えられる。
ken
確かにね。
まああとはパーソナリティもあるとも、なんかその石橋を100回叩いて渡るみたいな人もいれば、出てきたとこ勝負でやるみたいな人もいて、
僕もワーストケースに備えるタイプなのよ。
なんか駅のホームに立つと常に後ろから誰か人に押されることを予測してギリギリ立たないみたいなそういうタイプだから。
はいはいはい。
なんかこの話関連で僕もなんか一つあると、なんかね、レイオフされたときにやる手引書みたいなのね、常に書いてるんだよ僕。
Kazunari Okuda
おー。
ken
うん、Google Docsにチェックリストがあって、なんかまあ興味ある人いたら全然見せるけど、
まずLinkedInのステータス変えるとか、
信頼するこの人とこの人とこの人と連絡するとか、
あとはレイオフされたときにLinkedInに書くポストメッセージも決まってる。
Kazunari Okuda
おー、プレイブックじゃん。
ken
プレイブックプレイブック、そう、障害の。
そうそうそうそう。
何が言いたいかっていうと、ちょっとプチ自慢なんだけど、その手引書の名前はね、Exit0って書いてるんですよ。
Kazunari Okuda
ほう、というのも。
PIPの成功
ken
CLIとかターミナルとかでさ、コマンド発行するじゃん。
エラーコードが出ないとExitコード0なんですよね。
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
だからちゃんとエラーハンドリングして、レイオフが起こっても、
次のちゃんとエラーコードなくExitして、次に行きましょうというExit0プレイブックがあるんで。
Kazunari Okuda
かっこいい。
めっちゃかっこいい。
ken
エンジニアジョークで締めたいなと思いますが。
まあね、でもそういう心の準備も何かのCVを更新するもそうだけど、大事だなと思いましたね。
そうだね。
Kazunari Okuda
はい。
ken
いやー、よく頑張りました。お疲れ様でした。
本当に。
Kazunari Okuda
そうだね。まだ何があるか分かりませんが。
ken
まあね。
まあでもいいじゃん、そうやってゴールポストを動かしながらさ、経験積んでいくから。
Kazunari Okuda
そうだね。
一旦PIPはパスしたってことで。
ken
いえーい、お疲れ。
Kazunari Okuda
やった。
ken
やったよ、もう。
お祝いです。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
締める?
Kazunari Okuda
はい、じゃあこんな感じで、また収録には戻ってくるという感じなんで、
けん、ありがとうございました。
ken
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。