1. ロコを巡り世界🌏を覗き見る(LOCOTABI fm)
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2023-11-14 18:32

#17 「タビマエに旅程を決める訪日旅行者は8割」って何?

集英社インターナショナル公式noteに掲載『 世界ニホンジン探訪~あなたはどうして海外へ?~』で海外在住者に取材をつづける岡とロコタビ創業者の椎谷が、最近の話題を起点に世界の文化から、海外移住に関することなど話を脱線しながらお送りしていきます。

今回は、「タビマエに旅程を決める訪日旅行者は8割」の記事からフリートーク。

https://www.travelvoice.jp/20231025-154477


▶︎⁠ここから書き起こし・概要が読めます

⁠https://listen.style/p/locotabi⁠

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●MC

椎谷豊

株式会社⁠⁠ロコタビ⁠⁠創業者大学卒業後ITベンチャー、EC会社などで、ECサイトの運営業務などを経験し、WEBコンサルタントとして独立。旅行情報サイトの日本本社立ち上げメンバーなど経験。2012年から海外在住日本人に活躍の場を提供したいという思いから、日本人向け海外プラットフォーム「Traveloco(トラベロコ)」の企画を開始し、2014年にウェブサイトをオープン。2020年に社名、サービス名ともに現在の「⁠⁠LOCOABI(ロコタビ)⁠⁠」へ名称変更。世界177カ国、2600都市、60,000人以上の海外在住日本人が登録している。⁠⁠

⁠⁠⁠https://locotabi.jp/⁠⁠⁠

⁠⁠おか けいじゅん

ライター、インタビュアー1993年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。高校時代、初の海外渡航をきっかけに東南アジアに関心を持つ。高校卒業後、ミャンマーに住む日本人20人をひとりで探訪。大学在学中、海外在住邦人のネットワークを提供する株式会社ロコタビに入社。世界中を旅しながら、500人以上の海外在住者と交流する。趣味は、旅先でダラダラ過ごすこと、雑多なテーマで人を探し訪ねること。


#海外生活 #海外移住 #海外旅行 #移住 #海外 #旅行 #パーパストラベル #旅行業界  

サマリー

旅行業界の変化とインバウンド旅行者の増加、日本へのリピート率の高さが話題となっています。2023年から、日本人の海外旅行はFIT化が進んでおり、現地ツアーの予約が減少しています。一方で、オンライン旅行予約サイト(OTA)の需要も減少する可能性があります。

旅行業界の変化とインバウンド旅行者
ロコを巡り世界を覗き見る)LOCOTABI fm
この番組は、海外在住日本人6万人が登録するウェブサービス
ロコタビがお届けするオリジナルポッドキャストです。
番組のMCは、世界各国に住む日本人の取材を続けております。
私、岡戸。ロコタビ創業者のシリアがお送りいたします。
取材した日本人たちの話や、ロコタビの裏話、
世界の文化の話など、2人のMCが気の向くまま不定期で配信していきます。
エピソードごとにポストも交代し、毎回テーマも変えながら
世界にまつわる話をしていきます。
ぜひ一緒に世界を覗き見る体験を楽しんでいければ幸いです。
はい、みなさん。本日も始まりましたロコタビfmです。よろしくお願いします。
いつもシリアさんと一緒にいろいろとおしゃべりしていきたいなと思ってます。
シリアさん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回なんですけど、ちょっと諸事情でですね、
セカニホタンポーの方ですね、記事、更新が2本ほどされていなかったので、
今日も、今日はですね、全くちょっと違ったテーマでお話ししていこうかなと思ってますと。
どんなテーマかと言いますと、
ちょっとここ10年ぐらいで、日本のみならですね、旅行のスタイルであったりとか、
そういうものっていうのはどんどん変化しているよねと。
僕とシリアさんですね、ロコタビっていうサービスに関わっていたこともあって、
旅行ってどういうふうに今後変わっていくのだろうかみたいなところには、
すごく強い関心があるという中でですね、
今回旅行関係で注目を集めた記事があったので、
そこをベースにお話し聞いていこうかなと思ってますと。
旅行のスタイルの変化とインバウンド旅行者の増加
具体的にどんなお話かというと、旅前に予定を決める放日旅行者、
いわゆる旅行に行く前にですね、旅行のスケジュールを決めるインバウンドの旅行者が8割っていうニュースが、
ちょっと業界で話題になっているっていう話なんですけど、
そもそもこれ何なのかみたいなところから、シリアさんお聞きしていってもいいですか。
そうですね、旅行業界に旅前旅中旅跡っていう、
何ですかね、言葉、キーワードがあるんですけれども、
いわゆる旅行に行くことを決めてから、
実際現地に行って、帰ってきてからっていう、
全工程をそれぞれ区切ると旅前旅中旅跡みたいな感じで、
どこで事業的に関わるかみたいなところ、旅前ビジネスとか旅中ビジネスとか、
旅跡ビジネスみたいな、そういうような捉え方があったりするんですね。
今回に関しては、旅前で放日旅行者っていうのが事前にある程度情報を調べた上で、
もう行く前にいろんなことが決まっちゃってるみたいな話なんですけども。
はい、どうぞどうぞ。
いいです、どうぞ。
要は旅前に旅行のスケジュールを決める人が8割、
つまり旅行に行く前にいろいろインターネットとかでも調べられる時代になったから、
ある程度スケジュールとか全部決めちゃうよねみたいなお話で、
イメージはすごくくるんですけど、これが何か話題になっているって何でなんですねっていうところですね。
そうですね、一つが、もう一つ別のキーワードがあって、
FITっていう、これも旅行業界のキーワードなんですけど、
個人海外旅行者のことFITっていう、いわゆるパッケージじゃなくて、
もう自分たちの個人が自由に旅行予約をして海外旅行をするっていうような人たちのことをFITって言うんですけども、
一般的には旅行のフェーズとしてパッケージが結構大きなシェアを占めるみたいな最初の段階で、
パッケージってあるよね。
ある程度旅慣れてくれば、自分たちで直接予約をしてみたいな人がどんどん増えていって、
FIT化が進むみたいなのが旅行業界の流れだったりするんですね。
本日ってここ最近すごい増えているので、最近盛り上がってるみたいな感じだと思うんですよ。
本来はもうちょっとパッケージの旅行者が多いフェーズではあるはずなんですよ。
日本に来る旅行者ってまだそれまで、最近の話なんだろうね。
日本はあんまり知らないので、まだパッケージで日本に来てみたいな人たちが一定数いるっていうのが常識に考えたらそうなんだけど、
それが今このデータを見ると、もう既に自分たちで直接やっちゃってる人が意外と多い可能性があるっていうのが一つ分かる。
はい、なるほどね。
これじゃあつまりあれですね、今まではとりあえず日本知らない人はツアーとか申し込んでくれて、
それがすごくお金にもなった、旅中がすごく潤っていたみたいなところがあったけれども、
それがどんどんどんどん減ってきてしまって、結論的には日本にお金が全然落ちないみたいな。
インバウンドが盛り上がってんだけど、日本でお金をあんまり使ってくれないみたいなところが問題だよねっていうので、
業界が今ちょっと震えてるみたいな、そういうお話っていうことなんですかね。
まあそうですね、そういうのもありますね。
現地でほとんど決めちゃっていて、例えば事前に予約とかも現地でしちゃってみたいな感じになると、
日本へのリピート率の高さと旅行業界の未来
日本の旅行者がそこに入り込む余地がなくなってしまったり。
インバウンドが話題になってるんだけど、お金が落ちてるところは一部だったりみたいな。
っていうのはあったりっていうのは、これを見ると分かったりはしますかね。
あとは最近ちょっと面白い、自分で個人的に調べたことがあって、
インバウンドというか日本に来る本日の旅行者のリピート率みたいなのを調べたんですよ、最近。
面白い、気になりますね。
それって要は日本人が海外に行くときのリピート率って大体4割か5割ぐらいなんですよ、全体的に。
はいはい。
なんですけど、これ結構驚きの数字なんですけど、日本における外国人のリピート率、要は再放率なんですけど、再放率って7割ぐらい実はあるんですよ。
すげえ、めちゃくちゃ来るじゃないですか。
ということは一回日本に来たらもう一回来るっていう人が結構実はほとんどで、下手したら例えば韓国とか台湾とか8割ぐらい行くんですよ。
10人のうちの8人が日本に来るとしたら8人がリピーターなんですよ。
っていうのが数字として実は出ていって、そうなるともうだいぶ日本に慣れしてるというか、その人たちは。
はいはい。
なので、階段のパッケージを使わずにもう自分たちの足で行きたい所に行くみたいな。
その情報っていうのが今インターネットで調べられるので、本当にもうなんか自分たちだけで計画を立てて、自分たちの足で日本を回ってみたいな。
私が結構実はいるっていうのが、この記事から分かったっていう感じですかね。
なるほどな。
これってなんか、今の話だけ聞いてると、なんかどんどんどんどん増えていくし、進んでいく動きのようにも聞こえたんですよね。
で、そうなったときに旅行業者っていうんですかね、なんかこうができることとか、やることみたいなものって、なんかどんどんどんどん変化していくのかなっていう風な気もするんですよ。
で、すごく大変な時代でもあるかなとか思ったりするんですけど、でも片谷10年20年ぐらいの旅行業の変化とかっていうのは結構時代に応じて変化してきてるとは思うんですよね。
インターネットが対応してくることによって、旅行のスタイル変われば、お金を落とす場所も変わるみたいなことで起こり得てきたと思うんですけど。
そんな中で、今後旅行のスタイルとかって、どうなってっちゃうんだろうみたいなところとかって、
ロコ旅でもう7年8年間ぐらい、全職も含めるともう10年以上というかね、しあさんのある種旅行業みたいなのも近くで見ていってるとは思うんですけど、
そのあたりなんか今後の変化みたいなところで言うと、なんかこうどういう風に見えてますみたいなところってちょっと気になりますけどね。
そうですね。旅行業だけに限らずって感じなんですけども、今までだと海外に行くみたいなことっていうのはハードルが高かったと思うんですよね。
いろんなハードルが。たぶん言葉とか、行くための交通費が高かったりとか。
そもそも飛行機はどこだとかね。あと、現地に行ったらホテルに行くのも大変だみたいな。
確かに。
話とかが。要はそういう、なんかいろんなハードルがいっぱいあったので、海外に行くってことの支援がだいぶ高かったのが今までだったんですよ。
で、そこが例えばGoogleマップが出てきたりとか、Uberが出てきたりとか、あと例えば海外のホテルとかをExpediaで簡単に予約ができるとなったときに、
今まで旅行業者というか旅行会社が出たようなものの必要性みたいなのはだいぶ変わってきてるというか、もちろんそれは重要なものではあるんだけど、
それを必要としている人たちっていうのが変化してきてるっていう可能性はあって、それFIT化っていうのはそれの中の一つだったりはするんですけれども、
自分たちでもできるのであれば自分たちでやっちゃって、自分たち好きなようなことを海外でするみたいな。
っていうような流れになってくるってことは、それは別にインバウンドアウトバウンドあんまり関係がなくて、時代はそっちの方に徐々に進んでいくっていうのは、
昔からずっと言われてきていて、今回コロナになって2,3年ちょっと間がいろいろ空いてしまったんですけど、実はコロナの前からそれは実はあったんだけど、
それが2,3年経ったことに急に来たみたいなふうに見えちゃってる。
日本人の海外旅行の変化
なるほどね。はいはいはい。本当はコロナ関係なしに変化って言ってるんだけど。
コロナの前と後で2,3年の中で徐々にそうなってたはずなんだけど、それが要は2019年から2023年に急に切り替わったみたいな形で見えちゃうんですよね。
はいはいはい。
でも実際はそれは進んでいて、実際今そういう状況になってるってなると、そこにどんどんやっぱり合わせていかないといけないよねっていうのが、
例えばFITに対してより最適化するようなものを、例えば提供するとか対応するとかみたいなのは、もう必然になってくるという感じはしますけどね。
なるほどね。確かにそうですね。変わりそう。
じゃあその話一方で日本人の海外旅行みたいなものって、今円安も徐々に回復していきそうな感じはしますけど円安だし、
あと所得が上がらない問題みたいなものとか、社会問題になったりとかしたりして、
なかなか箇所分所得で海外旅行に行くみたいな、なかなか増えていかなそうな様子はありますけど、
今後日本人の海外旅行って変化していくのか、それともあんま変わんなそうだよねみたいな、そういうのってあったりします?
そうですね。最近も、今回インバウンドの動きほどじゃないんですけど、今現状海外に行く日本人の動きってのも結構変化があって、
いわゆるパッケージツアーみたいなのは、もちろん海外に行く人の数が今少ないので、結構厳しいっていう状況なんですよ。
で、FIT化が進んでくると個人で海外に行く人は増えるので、そこはそこで一ペースいると。
ただ、最近の動きとして、現地ツアーみたいなのがあんまり予約が入らないみたいな話が聞くんですよね。
でなると、FITの中でも個人旅行のよりの人が増えてるっていうのは、動くとして今あるかなっていう。
いわゆる現地ツアーっていう、ある程度決められた商品を予約とかするんではなくて、自分たちで旅前で旅行に行って決めるっていうのを日本人に言えて、
もう事前に日本で、現地で自分がどう行動するかみたいなスケジュールを作っちゃって、こことここ行くみたいな。
それを自分たちで作った工程に沿って、勝手に現地で動いちゃうっていう人たちが今増えてるらしいんですよね。
なるほどな。面白いですね。
それはもう、そのためのいろんなサービスなり環境が整ってきたっていうことなんですけど。
そっか。それで言うと、一個問いじゃないですけど、どうなりますかね、みたいなもので言うと、
時代とか環境とかの変化は今の話ですごくよく分かったんですけど、
一方で、自分で調べていくっていう人が増えたことによって、ある種旅行の体験というものが変化していくっていうのは、
どこまであり得るのかなみたいな、ちょっと抽象的な問いですけど、
要はツアーだったら、ある種のスタンプラリーじゃないですけど、いろんなところをめぐっていくみたいな体験が一つ価値があったと思うんですけど、
一方で、自分で調べていって、どこかに行って何かをするっていう、
そのスタイルが変更することによって、旅行という体験の価値みたいなものとか、体験の種類みたいなものって、
変化していくのかなっていう、個人的にもちょっと気になったりするんですけど、
そういうのって、しーやさんイメージあったりしますか?
そうですね。大分、変化は多分あるとは思うんですけども、
基本的には、ある程度自分たちが、いわゆる旅行業界の考え方とちょっと違うような世界になるかなという、
今まで従来型の旅行業界を考えている世界とは違うようなユーザー、ユーザーでもないかもしれないですけど、
海外旅行者の層っていうのが増えて、そこはビジネスにもしかしたらならないかもしれない。
っていう風にはなるかもしれない。
オンライン旅行予約サイトの将来性
一方、例えば今、OTAっていって、オンラインタラブルエージェンシーっていって、
エクスペディアとか、Booking.comとかありますけども、
今、そこはすごい伸びている業界なんですよ。
でも、そこも結構突き詰めると、もうちょっと酒の時代になってくると、
そこもある意味必要なくなるっていう時代になってくる可能性があって、
もう直接ホテルが自分たちで顧客を獲得するっていう。
なるほどですね。
今はOTAがその間に入って紹介してくれる、まとめてくれるんですけど、
もうそうじゃなくて、自分に行きつけのホテルがあってとか、
なると直接ダイレクトにホテルにローチするっていう、
っていうのが当たり前のような感じになってくると、今OTAすごいですけど、
OTAももしかしたら必要なくなってくるっていう可能性もあって、
そこら辺は徐々にそうなってくる可能性はあるな。
確かにな。ありそうですね。
なってくると、それはそれでいいかどうかっていうのはちょっと分からないですけれども、
そこの時代の動きっていうのには注視していかないと、
見誤るというか、言わしいんですけどもね。
確かにね。ちょっとどうなってくるのか。
自分がユーザー視点でも、どんな体験が面白い旅行なのかなみたいなのは、
ちょっと気になってるポイントでもあるので、
その辺の変化も今後楽しんでいけたらなというふうに思います。
ちょっと今回は全然違ったテーマで雑談してみましたけど、
結構長くなりましたね。
なんですけど、また来週以降はね、
記事ベースでいろいろと海外の話をしていければなと思います。
本日もしあさんありがとうございました。
ありがとうございました。
18:32

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