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ご番です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その歌が描く場所にまつわる話をしていきます。
お相手はMCはタンドです。よろしくお願いします。 さあ今回紹介する曲は
桑田香代さんの丸木舟という曲です。 この丸木舟は東京の島でもあります小笠原諸島
ここに古くから伝わる歌という風になっています。 言ってみれば民謡ですね。
桑田香代さんなので、民謡のアレンジバージョンと言いますか、カバーバージョンと言いますか、そういう風な曲になっています。
小笠原諸島と言いますと、東京都の一部とは言いながら、めちゃめちゃ日本の本土から遠い場所なんですね。
東京からの距離で言うと九州よりも遠いんじゃないかなという風な距離感になっています。 基本船で行くんですけども、24時間とかかかる距離感になってますね。
日本の本土から遠いし、東南アジアの他の島にもそれぐらい同じような距離感、むしろ近いところもあるのかなというぐらいの距離感だったりします。
グアムとかは多分小笠原とグアムの距離感で、東京都の小笠原との距離と同じぐらいなんじゃないかなというような感じで地図では見えますね。
あと小笠原諸島と言いますと、やはり独自の生態系みたいなところもよく言われますよね。
あの、なんだっけ、ダービンのシンカロット島とかもありますけども、忘れちゃった。
やっぱり絶海の島だったりすると、外部との交流がないことで独自の文化、文明が発達する、生態系が発達するというところも特徴なのかなというふうにも思います。
そんな絶海の島でもあります。小笠原のこの民謡というところであったんですね。
かつてはやはり日本人が1900、1500年代に見つけたのかなというふうな場所になっているんですけども、それ以前には文明はなかったというところですし、それより以前にはイコール歌もなかったというような場所なのかなと思います。
そんな島で民謡という形で伝わっている曲なんですけども、中に小説あるようではあるんですけども、
もともとミクロネシアのカロリー諸島で歌われていた歌を日本人が覚えて島に持ってきて、
苦伝で歌い継いできたものが今のとこ、丸木舟の形になったというふうにも言われているそうなんですね。
いやー雄大ですよね、この話聞くだけでも。
他のとこで土地で歌われてきたものが海を渡って、またそれが少しずつ形を変えながらその地域の人たちの思いを受け継ぎながら今の形になってきたって、
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いうふうに聞くと、大自然とはまた違った、とてつもない言うパワーを感じるなというふうなとこです。
先ほどの生態系の話もそうですけども、絶海のことっていうのもあるから、非常に外部のあれが入ってこないことで独自の進化を遂げやすいのかなというふうにも思うんですよね。
中に暮らす人たちのコミュニケーションの中で先鋭化されていくみたいなところもあろうかなと思います。
よく日本の形態のことをガラ系なんかして、ガラパゴス化するっていうようなことを言いますね。
ダーミンの島、ガラパゴスか、今思い出した。
その独自の進化を遂げる外部との交流がないことですよね。ガラパゴスって言いますけども。
この島のこういった歌の独自の進化みたいなところもそういったところがあるのかなというふうにちょっと思いましたね。
日本のガラパゴス…なんだ、ガラパゴス化じゃないや、ガラ系なんかはちょっとどちらかというと揶揄されて言われることも多いのかなと思うんですね。
日本にしか通じない企画だとかね、世界標準じゃねえみたいなこともあるのかなと思いますけども、
一方で、外部とのあれがないことによって、本来命だとか文化とかを持つ独自の進化の力みたいなのが感じられるかなというふうに思います。
生物中、いろいろな種族と交配したりだとか、外部の基金にさられされることで進化を遂げるというところもあろうかなと思いますけども、
文明もそういった外部の情報だとかがないことによって、進化できる方向性というものがこういう絶対のことだからこそあるのかなというふうにも感じます。
そんなわけで、日本の民謡と言いながら非常にね、こう緩やかな島の雰囲気も感じられる曲になっておりますので、
ちょっとそういったガラパゴスな雰囲気も、ガラパゴスって言っちゃうと全然違うんだけど、独自進化を遂げた曲として聴いてもらえればかなというふうに思います。
岩田海夫で、マルキーブネ。