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日本のどこかの歌と話、お番です。この配信は日本各地のいろんな町にまつわる音楽をテーマに、町への思いやら何やらについて話していく番組です。お相手は私はMCワタンドです。よろしくお願いします。
この配信では、毎回地域や町にまつわる曲を1つピックアップしながら、それにまつわる場所の話もお届けさせていただき、最後に曲を聴いていただこうという感じのポッドキャストでございます。
ミュージック&トークでお楽しみいただければと思います。そんなわけで、今回テーマにしました曲が、2017年にリリースされた欅坂46の渋谷川という曲になります。
欅坂46もグループ名変わっちゃいましたけども、坂道シリーズのアイドルグループということで、知らない人もいない、かなり一大アドレグループというところになっています。この曲が欅坂46のデビューシングルだったサイレントマジョリティのカップリングになっている曲ということで、本当に最初の一発目の曲だったものになっています。
この歌が描く渋谷川、なかなかあまり知らない人も多いんじゃないかなという場所になっています。この歌が描く景色がすごいいいんですけども、すごいストリングスの綺麗な曲なんですよね。淡い恋心を描いている曲なんですよ。
渋谷川があまり知られていないというところもあって、この知られざる川になぞらえて僕の秘めている気持ちというのを描いた感じの曲になっていますね。
この渋谷川というのが、このリリースされた2017年当時はあまりよく知られていない川だったんですけども、2018年に渋谷ストリームという東急電鉄が作ったオフィスビルの開発に伴って、
地下に暗巨と呼ばれるような、地下を走ってた川を地上に引っ張ってあげてきて、オフィスビルと一緒に川が親しめるようになったんですね。そういった意味でちょっと話題になったりもしたので、リリースされた当時は知られざる川だったけど、その後ちょっとみんなにもうちょっと親しめるような場所になってきたみたいな変化が、曲がリリースされた時とその後でちょっと位置づけが変わっているというようなところがある曲なんですね。
僕、今度渋谷川、渋谷ストリーム遊び行ったりして、渋谷川の近くでご飯食べたりとか、ちょっと歩いたりしたことあるんですよね。
都会だけどやっぱり川があるって言うとやっぱりだいぶ違いますね、雰囲気がね。渋谷というと大都会ですからね、本当に周りは商業ビルとかオフィスビルとか、そんなのばっかりですけども、川沿いにコーヒーとか置いたりして暖床できるようなスペースがあったりもするし、ベンチもいっぱいあったりするんで、行こえるみたいな感じの今、街になってるんですごいいいんですよ。
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そういう過ごし方がちょっと変わってたりするみたいなのもあったりして、川の存在が非常に身近になってるようなところで歩きたくなるとか、ちょっと川を眺めたくなるような雰囲気になってるなって思います。
だからね、曲の時の出てる、描かれてる世界観、君はこの渋谷川知らないだろうと言う風な感じのフレーズがあるんですけども、なんかその時の描いてる世界が今ちょっと少しずれてきてるんですよね。
なんかこの地域を歌う曲っていうのがその時点の曲ではあるので、その後聴くとまたちょっと今はない世界だったりするんですよね。
なんかそれを知ると、歌の世界だけじゃなくて、今見てる自分の世界っていうのも今しかない世界であって、なんかちょっと数週間、数ヶ月経ったりしたらもう今はない、全くガラッともしかしたら変わってるかもしれないですよね、景色って。
そうなんですね。そういう意味で景色って今しかないものだなっていう風なことを気づける。
今その瞬間瞬間を大切にしていきたいなみたいなことを気づかせてくれる。そういう時間の経過も楽しめる曲になってるかなと思います。
そんなわけで、すごい淡い恋愛だったり、今と過去の景色、そんなものも含めて合わせて楽しんでいただければと思います。聴いていただきましょう。
欅坂46で渋谷川。