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日本のどこかの歌と話、お番です。この配信は、日本各地のいろんな町にまつわる音楽をテーマに、町への思いやら何やらについて話していく番組です。
お相手はMCはタンドです。よろしくお願いします。 この番組はですね、毎回日本のどこかを描いた歌を一曲取り上げて、その場所についてお話ししていきます。
そんなわけで、今回お届けする曲は、くるりfeat.畳の綾香、ことことことでん。この曲をお届けしていこうと思います。
これ結構新しくてですね、2020年12月にリリースされた曲となっています。 曲自体が誕生したのはもうちょっと前なんですけども、
音源として出てきたのが本当につい最近という曲になっています。 この歌の舞台はもうタイトルにも入っていますけども、ことでんというローカル鉄道を歌った曲になっているんですね。
これがですね、香川のローカル鉄道というところになってまして、歌の中でもまさに地名がガシガシ出てきて、
さぬき平野とかエリアのちょっと名称も出ますし、個別の駅でね、川原町とか片原町とか、ことでん矢島とか、いろいろ出てくる感じですね。
そんな曲というところでございます。 これがですね、
沿線のデートを歌った曲だったりするので、すごい曲の温かさと歌声の優しさというのと相まって、すごい温かい気持ちになる感じの曲なので、ぜひ聴いてみてください。
ことことことでんというふうな軽やかな言葉も要所要所で出てくるので、そういう意味の絵本の世界観のような、ちょっと優しい気持ちになれる曲というところです。
あのね、このローカル鉄道の歌になると、やっぱり地域密着度だとか、日常的な風景みたいなのが描かれると、すごい親和性があって楽しくなれますよね。
すごいおすすめで、行ったことないエリアだっていう人も、自分の身近な町だったりするのに置き換えてみたりだとか、
はたまた、田舎のローカル鉄道みたいなのを思い浮かべても、しっくりくるかなという歌なので、ぜひこの後楽しんでみてください。
この歌の特に自分好きなところが、最後の方に歌詞で、おじいちゃんおばあちゃんになっても旅行しようと、終電まで行って旅しようと。
四国らしく88か所巡りも行きたいね、という風な歌詞が出るんですよね。
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なんかここにね、いろんな思いが詰まってるなと思っていて、おじいちゃんおばあちゃんになってもこんなことしようねっていう、
二人の関係をずっと願うっていう風な気持ちもあるし、ずっとこんなことをやっていこうねっていう同じ希望を抱くっていう風なところの、
二人で同じ方向を向いていくんだっていう風な、二人の関係性、決意みたいなところも見えるのもいいんですよね。
そこに地域性がある88か所巡りっていうところも出てくるし、そこに地域性と優しさのエッセンスが最後に凝縮してやってくるので、そういう意味でもなかなかいいなっていう風になってます。
未来の約束ごとを用意しておくっていうのはすごい素敵なことですよね。
いつかこんなことしてみたいよねっていう風な話ができる人がいるっていう風なのは、その関係性としてもすごい素敵だと思いますし、
そういったことがずっとあり続けるっていうのは、力強く生きていく糧になったりするのかなと思うんですよね。
やりたい目標はどんどん達成しようと、目標だけ書いててやらないっていうのはもったいないみたいな、ライフハック的な、やりたいことをやろうみたいな視点もあるかと思うんですけども、
そういうのじゃなくて、ずっとやりたいことを残しておく、いつか行ってみたいよねっていうようなことを取っておくっていう風なのは、それだけでも希望を持ち続けられる、強く生きていく糧になるなっていう風なのも、
この歌最後にそういった歌詞を持ってくるっていう風なところが、この歌のその先に繋がる思いを感じさせてくれるっていう風な意味で、すごい好きな歌詞になってます。
そんなわけで聴いていただきたいと思います。
黒井フィージャリング畳野綾香で、コトコトコト伝。