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ご番です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その場所にまつわる話をしていきます。
お相手は、MCワタンドです。よろしくお願いします。
さあ、今回紹介する曲は、ハッピーバースデーの光る記憶という曲です。
この歌は、板橋区が舞台の曲です。板橋区の小竹向原という駅、その周辺の施設がいくつか出てくるんですね。
1つ目が板橋区立小棟図書館です。
もう1つが宮の下商店街というところがございます。
どちらも、小竹向原から歩いていけるような距離感なので、この周辺に住んでいた幼少期の記憶みたいなのが歌われている。
本当に光る、眩しい、小さい頃の思い出という感じで歌われています。
図書館が歌に出てくるというのは、結構珍しいなと思っていて、
小棟の図書館も太陽も全部私の味方というふうなフレーズが出てくるんですよ。
小さい頃の図書館、大好きだったんでしょうね。
自分の大好きな場所、これはもう本当に私を応援してくる味方だよというふうなことが言われています。
小さい頃図書館って行きました?
僕ね、全然行かなかったんですよね。
行っときゃよかったなーって言うのと思いますよ。
今子供ちっちゃいので図書館よく行くんですけどね。
図書館素晴らしいなというふうに思いますね。
図書館って本じゃないですか。
基本的に行ってしまえば本がある場所というだけなんですけど、
その本を通じて本当に世界が広がるなというふうに思うんですよ。
自分で意気揚々のない地球の果てにも行けるし、
地球どころか宇宙の果てだとか、
過去とか遥か未来とか、あらゆるところにアクセスすることができるような
知識とか情報とか想像とかが詰まっている本がたくさんありますよね。
テレビとか親の話とか、そういうところだけではどうしても行けるところって限られているなと思うんですよ。
子供に自分が与えられるものって自分が生まれて育ってきたところの範囲だけじゃないですか。
そこでの経験しか話せないけど、やっぱり本が読めるようになって、
自分で自由に選んだりすることができるようになって、
親も知り得ない、そして自分が全く余意気もしなかった情報だとか、
考え方だとか、そういうのにしていることができるのかなと思うんですよね。
大人になるとどうしても凝り固まっちゃうし、
本を読もうにも自分のいろんなバイアスがかかって制限があると思うんだけど、
子供のうちにちょっとでもちょっとでも自分の世界が広がっておくと、
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全く余気しないところにたどり着けるんだろうなというふうにも思います。
そういう意味で子供と図書館というふうな重要な関係だなというのは、
最近特に感じるようになってきてますね。
公共の図書館以外でも最近、認設図書館みたいなところも出てきている形にはなりますので、
お金をちょっと払って本を会員登録して図書を借りれるようになるとか、
市民がチョイスした本が借りれるようになるとか、
みんなで持ち寄って図書館のシェア、好みのシェアみたいなところも出てきてるんですよね。
元の図書館というとやっぱりパブリックな場所だから、
いかに公平にフラットに本をアテンドするという感じになるのかなと思うんですよ。
一方で市民一人一人がチョイスした本だなみたいな感じになると、
本当に市民一人一人の偏愛というか偏った情報が毎日出てきたりもしてて、
それこそ自分が本をチョイスしようと思ったら、地域性のあるコンテンツとか同地ソングとか、
そういう本を並べてみたいなとか思うこともありますけどね。
そんな感じで一人一人の偏愛がたくさん集まることで、
パブリックな図書館とはまた違った広い知識の渦も出てきてるというところみたいです。
そんなので民図書とか呼ばれるかな。
そういった民間が手掛けた、市民一人一人が集まってできた図書館、
そういうところも面白い動きだなというところもありますので、
できるだけ小さい頃にいろんな図書だとかいろんな考え方が広がると、
すごい素敵だなというふうにも思ったりもしてます。
そんなわけで、小さい頃の眩しい記憶、そして図書館との触れ合い、
そんなところも思いを馳せられる曲なのでぜひ聴いてみてください。
ハッピーバースデー光る記憶。