人生を変えた曲の紹介
お盤です。地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする、変愛に満ちた音声配信です。
番組が面白かったら、SNSでのシェアや、コメントじゃないな、評価欄がSpotifyにありますので、ぜひそこで評価いただければと思います。
星5点満点で評価できるんですけども、ぜひ星5つが欲しいです。お待ちしています。
今回は、これまで長らくやってきたシリーズの最終回になります。
【僕の人生を変えた10曲】ということで、音楽を紹介してきました。
人生の中で好きになった曲、楽しかった曲、ハマった曲、たくさんあるんですけれども、その中でも特に色濃く影響を受けた曲についてご紹介していました。
10曲紹介しようということで始めまして、今回10曲目になります。
結構後半になるにつれて、あれ入れときゃよかった、これ入れときゃよかった、みたいな感じで、ちょっと色々迷いが出てきたので、
ベストな10曲、入れ替えてもよかったかなという曲も中はないんだけど、10曲目ということで紹介させていただきます。
10曲目は、クリープハイプのしおりという曲です。
この曲はクリープハイプというバンドが歌った春の別れを歌った歌になっています。
サビでは桜散る桜散るということで、桜がひらひら舞い落ちる様子と、3月4月の出会い別れというところを感じさせる歌になっています。
タイトルの中ではしおりという風に入っているんですけれども、これは本に挟み込むしおりのことなんですよね。
しおりを挟む時って、本をここで一旦やめようかなと、また後で続き読もうかなという時に挟みますよね。
これを人間関係にも置き換えている歌なんですよ。
春に別れが来た時に、その人と根性の別れではなくて、またいつかどこかで会えるよねというところで、
またあなたとの物語はどこかでまた続きが始まるよという感じで、一旦2人の関係にはしおりを挟み込もうという感じのロマンティックなニュアンスも込めた歌になっています。
こんな素敵な歌なんですけれども、この曲が僕が思い出深くずっと心に残っているのは、この曲を人に送ったからなんですね。
僕は今ラジオ番組をやっています。
このラジオ番組をやっているのは、今ラジオたまり場というラジオ放送局なんですが、以前はラジオフチューズというラジオ放送局でした。
このラジオ放送局は2019年に開局したんですね。
僕はこのラジオ局に開局の当初から番組を持たせていただいて、6年以上放送をしてきました。
その中でいろいろ自分で流してきた曲、自分の番組で紹介してきた曲というのはたくさんあって、そういった曲も思い出深くて紹介しようかなと思ったんだけど、ちょっとそれとは違った曲になっています。
ラジオ局が開局した当初、開局のメンバーの方たちがいろいろたくさんいたんですよね。
本当にその人たちによくしてもらって、番組構成のお手伝いだったり、こういう感じでやったらいいんじゃないですかみたいなところも助言してもらったしね。
他のパーソナリティの人とつないでもらったりとかもあったかな。
番組への感想ももらったりしました。
朝の帯番組とかに呼んでもらったりして、そこで一緒にお話しさせていただいたりとかもしました。
そんな感じで本当に開局から1年、開局当時にいた人たちにお世話になったんだけど、1年経たずかな、その時お世話になった人たちがみんな辞めることになってしまったんですよ。
ちょっと辞めるのは不本意な形で本人たちは辞めることになってしまったんですよね。
それが非常に自分としても寂しくて、悔しいというか残念なのもあって。
そんなことがあったんですよ。
お世話になった方たちがラジオ局を去るということになった時に、局のアナウンサーをされていた方の帯番組に送った曲がこの「しおり」という曲でした。
僕ね、あんまりラジオ局に頻繁に足を運べているわけじゃないんですよね。
家庭のあれもあるし、家のこととかもあったりするから、フラッと行ってフラッとラジオ局の人と話したりとかももっとしたいなと思いつつ、やっぱりそれはちょっと二の次になってるんですよね。
そういう中でラジオ局を去る人たちに感謝の言葉をどう伝えようかなというときに取れた選択肢として、ラジオの番組にメッセージを送るということをしました。
そのラジオの放送の中で、本当に今までお世話になりましたというところのメッセージと合わせて、リクエスト曲という形でこの「しおり」という曲を流してほしいということで送ったんですよね。
別れの曲、ちょうどそれが春だったんでね、3月にラジオ局を去られるということになって、春の曲とか楽しい曲とかありがとうとかいう感じの曲もあったかなと思うんだけど、
その1年弱ぐらいの関係の中で、これから一緒にたくさんのことができるんだろうな、もっと面白いことがこれから始まるんだろうなと思い始めた矢先にお別れになってしまったので、
物語が、その人たちとの物語が全然まだ始まってないというか、始まったばかりだったような気がしてるんだよね。
そういった中で、これからまだきっとどこかで続きがある、もう一度人生がきっと交わって、一緒にラジオとかのことで一緒にできたらいいし、ラジオじゃないことでももしかしたら一緒に何かできることがあるかもしれないし、
そんな思いを込めて、ちょうどその気持ちを表してた曲が、このクリープハイプのしおりという曲だったので、今自分で言葉にしてる中でもどうしても安い言葉になってしまうんだけども、
ラジオ局との関わり
音楽を通じてなら一番ストレートに自分に近いことをプロが言い表してくれてるから、それがいいなというふうに思って、僕の拙いメッセージに加えてこのクリープハイプのしおりを番組で流していただいたということがありました。
ラジオをやらせてもらった中で、やっぱりこのリクエストを誰かに送るということ、もしくはリクエストをいただくということを経験させてもらいました。
これが僕、すごい素敵だなというふうに思ってます。流してほしいっていう、単純に自分の好きを伝えるだけじゃなくて、その自分の好きを誰かにさらに広めてもらう、広くみんなに知ってもらいたいということでもあると思うし、好きだけじゃなくて、歌自体に込められたメッセージみたいなのもあったりして、それがある種、自分の代わりに歌を通じて伝えるということになったりもするんだよね。
こういう経験が日常のコミュニケーションの中ではまずなくて、ラジオを通じてだから初めて成立するコミュニケーションというもので、非常に愛おしいものだなというふうに思ってます。
今長くラジオ局で番組をやってはいるんだけれども、開局の時にすごいお世話になった人たちがみんないなくなっちゃって、結構、大好きな人たちがいないラジオ局で続けるのはいいのかなというふうなことで結構迷いもあったんでね。
けど結局迷いながら、今なお僕はその後5年くらいラジオ番組をやり続けてるんだよね。そう。きっとまた続けていれば、きっとまたどこかで人生交われるかなというふうな期待、しおりを挟み込んだ状態のままだなというふうにちょっと信じて、やめちゃったらまた会うということもなかなか難しくなっちゃうのかなと思ったので。
ラジオで知り合った人たちだから、ラジオを通じてまた繋がれる機会があるかなというふうな信じてる状態にはなってます。
そうなんでね。だから、みんなが去ってしまった時から少しやっぱりラジオ局との僕の距離が少しやっぱり遠くなっちゃってるのかなというふうにも思ってはいるんだよね。
しおりを挟み込んだままの状態だなというのが、今でも心の中にまだ引っかかり続けてるところとしてあるなというふうにも思ってます。
ラジオをやるのはめちゃめちゃ楽しいし、ずっと楽しく走り続けてきてるなというところはあるんだけども、まだ未来にこの歌を持つメッセージというか物語の続きはきっとどこかであるんだろうなというふうに信じてるところになってます。
そんなわけで、今回紹介させていただいた曲は、ラジオを通じて大切な人たちとの関わりに影響している曲ということで、クリープハイプのしおりという曲を紹介させていただきました。
ぜひ聴いてみてください。
そんなわけでお届けしてきました、僕の人生を変えた10曲シリーズでした。
時点になった曲もまとめて紹介する回をやろうかな、なんて思ってもいます。
そして、ここまでの10曲についてはノートにもまとめていることになりますので、よろしかったら見てみてください。
そんなわけで、またお会いいたしましょう。
このポッドキャストでは番組の概要欄、放送の概要欄の方に投稿フォームを設けているので、
よろしかったらそちらに番組へのコメント、メッセージもお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
そんなわけで、またお会いいたしましょう。
おばんでした。
