バンプ・オブ・チキンの紹介と歌のテーマ
ご番です。この配信は、地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
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今回は、バンプ・オブ・チキンの透明飛行船という曲をちょっと取り上げて、今回また次回お届けしようと思います。
バンプ・オブ・チキン、バンドですね、ロックバンドなんですけれども、彼らは千葉県桜市出身になっています。
この彼らのふるさとでもある桜市にある宮田公園と、こういう場所がこの歌の中では出てきます。
加えてこの公園には親しろがあって、そこもね、この歌の中で非常に印象的な風景として描かれています。
バンプ・オブ・チキンは本当にデビューの時から大好きで、高校1年生の時だったかな、デビューしてラジオで初めて聴いて、
うわーすごいなーと思って、そこからずっと大ファンですね。
そんな彼らが地元の風景を具体的な地名入りで歌ってきたというところは、マジもんでこれは痺れたなというところが先列で、今でも大好きな曲です。
この歌ではね、幼い頃の小学生の思い出みたいなものが、小学生の視点そのままに描かれてるんですよね。
結構歌とかだと大人になった視点で小学生の小さい頃の思い出がちょろっと描かれたりするとかってことはあるんだけれども、
小学生の気持ちそのままに描かれてるっていうのがこの歌のすごい良いなというところです。
このね、小学生の気持ちそのままに、ただ楽しかったあの頃みたいな感じじゃなくてさ、
なんだろう、幼い頃ならではの気づきっていうか、発見みたいなものが歌われているのがまたいいんですよね。
鉄棒が得意だった子が、ちょっとふと鉄棒でスポーンとこけちゃって、そこから得意だったことが苦手になっちゃったというところになるんですよ。
で、そこからうまくいくこと、うまくやること、そういったところの気づきみたいなのを得て、少し大人になるような感じが描かれてるんですよね。
なんかね、この幼い頃にさ、本当に無邪気に無垢なままで何も知らずに全てのものが楽しい善意に満ち溢れたものだと思っていた頃ってありますよね。
そこから何か社会というものだとか、大人だとか、なんかこういろいろ思惑みたいなものに気づいて、
あ、全部世の中いいもんじゃなくて、自分に対してフレンドリーじゃなくて、
なんかみんなそれぞれ自分の、なんていうんだろう、エゴがあって、それの果てに世の中ってできてるんだなっていうのを気づくことってありませんでしたか?
幼い頃の気づきと成長
なんかめちゃめちゃ遠回りな言い回ししちゃったけど。
なんかこう、道端でティッシュをくれる人がいて、それはティッシュあったら使ってくださいって優しさだと思ってたら、
実はそれは宣伝のために配られているものでしかなかったと気づいた時とか。
はたまた、いつも、何だろう、こう、来てお菓子をくれるおじさんが、まぁ優しいおじさんかなと思っていたら、
まぁ、熱心なセールスマンで、あの手この手で子供を懐中してまで何かを売りつけようとしていた人だと知った時とか。
はたまた、自分に仲良くしてくれる人が、別に自分じゃなくてその先にいる別の友達と仲良くなりたくて過ぎ寄ってきていたことだとか。
なんかこう、自分の記憶と、半分作品で見たようなものも、ちょっと今曖昧なまま喋ってますけど。
なんかそういう感じで、自分に対して善意があるものばっかりじゃなくてさ、
いろんなみんな都合で世の中あるんだなっていうことを、一つ一つ小学生から中学生からステップの中で、ちょっとずつ気づいて世の中を知っていったかなというふうに思うんだよね。
なんかこの歌ではさ、そこまでの大人の都合というわけじゃないけど、なんか自分の気持ちとの折り合いだとか、
人と比べることだとか、みんながどう自分のことを見てるんだとか、そういったところをなんとなく気づくっていうようなもの。
子供ならではの向くから少し一歩からを破るみたいなところが描かれている気がして、そこがすごい印象的なんだよね。
なんかこの歌ではその宮田公園というふうな親しろがちょっと怖かった存在から、
自分が不安になった時には逆に心強い存在だったというふうなフレーズも出てくるんですよね。
そういう意味で、物事は捉え方でしかなくて、
こうじゃ、こう思ってるっていうものから少し、なんだろう、違う見方もあるんだというような気づき、
なんかそういったことがたくさんたくさんあってね、今に至ってるんだなみたいなところも感じさせてくれる曲です。
そんなわけで、今回は透明飛行船が描く幼い頃の気づきみたいなところを話したかったので話したんですけども、
次回はもうちょっと透明飛行船の歌から感じる僕の地域だとか、そういったところの話も少しさせていただこうかなと思ってます。
はい、そんなわけで、またお会いいたしましょう。おばんでした。