アニソンと地名の重要性
5番です。地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする変愛に満ちたボードキャストです。
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今回は、アニソンには地名が出てこないという問題について話し合いたいと思います。
アニメに限らず、漫画や小説などの物語を読んでいるときに、具体的な地名が出てくると、わーっと食いつくんですよね。
駅名でもいいですし、具体的な何々詩というのがわかっていてもいいと思います。
建物とかだけでも非常に面白いですよね。
リアルな場所が出てくることで、作品の中の物語と自分の今暮らすリアルな世界が繋がった気がして、身近に感じられるなと思っています。
作品自体の方もリアリティが感じられるし、ファンタジーの作られた話との足渡しみたいなところもあるのかなと思っています。
ちなみに余談なんですけど、ガンツというヤングジャンプでやってたSFチックなバトル漫画があるんですけど、その中で新宿のオフィスが粉々にされるシーンがあるんですよ。
僕が働いていた当時のビルで、ちょっと切なくなりましたね。めちゃめちゃコッパみじんにされて、わーって死んだって思って。
そういう面白さもリアルなところが登場するところの面白みだなと思っています。
僕は地名が出てくる歌が好きなんですけど、アニメソング、漫画ソングで地名が出てくるっていうのが非常に少ないんですよ。
アニメとか漫画で舞台になっている作品は結構今コンスタントにあると思うんですよ。
聖地巡礼という言葉もありますし、ちょっとしたシーンとかでどことこがモデルになったというのは多いことかなと思います。
作品でそれだけ地域との結びつきが結構あるようになったにもかかわらず、アニメの歌とかってなると急に地域性がなくなっちゃうんですよ。パッと消えてしまいます。
横浜が舞台の作品のアニソンだったら、せっかくなら歌詞にも横浜らしさみたいなのを入れたらいいと思うんだよね。
そしたら横浜の風景も曲を聴きながら思い浮かぶし、より曲、作品のアニメの世界に入り込めると思うんですよ。
地名が出てくるアニソンっていうのがめちゃめちゃレアなんで、ちょっと増えてほしいなーというのもつくづく思ってるんですよ。
地名を含むアニソンの例
これまで代表的な地名が出てくるアニソンだなと思っているものとしては、こちらは葛飾区亀有公園前のアニメのアニソン、テーマソングになった葛飾ラプソディ、堂島光輝さんの曲ですけども、
これなんかは非常にいい曲だなとも思っています。
ただ地名が羅列するんじゃなくて、本当に日常的な下町らしい雰囲気、人との関わりの中で葛飾区周辺の風景が出てくるんですよね。
中川とか中央広場とかゴンバ地域とか三角防止の手水塔とか、いろいろ出てきて、こういった場所で暮らしてるんだな、これが亀有の暮らしなんだなというのが非常に伝わってくるんですよね。
こち亀自体はあんまり下町エピソードみたいなのはあるけど、具体的などこどこってあんまり意外にないなと思っていて、
だから漫画とかアニメを補完するような感じにもアニソンがなっているなというふうにも思うんですよね。
その他にも、ちょっとニッチな作品ではありますけども、天体戦士サンレッド。
これは溝ノ口ですね。神奈川県川崎市の溝ノ口が舞台の作品なんですけども、このテーマソングはかなり有名で、
万象の溝ノ口太陽族。この曲では非常に溝ノ口周辺の地域ですとか川崎市の地名が出てくる歌になっています。
溝ノ口太陽族とその続きの続、溝ノ口太陽族。どちらの曲でも非常に川崎らしさ、溝ノ口らしさが出てきて、かつ面白い曲になっているのでおすすめです。
こういう曲がいっぱい出てきてほしいなと切に願っています。
オープニングでがっつり地名も入れてもらいつつ、歌ってもらえると非常に世界観に入りで没頭できるなというふうにも思うんですよ。
僕ジャンプ好きなんですけども、ジャンプ作品では結構宮城県が舞台になることが多いんですよ。
ハイキューバレーボール漫画とかも宮城が舞台ですし、呪術回戦なんかも宮城が結構登場いたします。
ああいった中で宮城のことが風景として歌われたりとか、あと呪術回戦だと渋谷とか新宿が結構大きな主戦場になるので、
そういったところが歌詞に出てきたりすると、呪術回戦の曲で唯一無二になるんじゃないかなと思ったりするんでね。
そういう曲も出てきてほしい。切にというふうに思っております。
そんなわけで今回はアニソンでも是非地名を入れてほしいというお話でした。期待しています。
またお会いいたしましょう。お番でした。