漫画「ふつうの軽音部」の紹介
お盤です。地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
番組が面白かったら、コメント・シェアもお待ちしています。
今回は、漫画「ふつうの軽音部」が面白いというような話です。
この漫画「ふつうの軽音部」は、周囲者がやっている漫画アプリ、ジャンププラスで毎週日曜日に連載されている漫画になっています。
タイトルの通り、とある大阪の高校の軽音部が舞台の話になっています。
ふつうの軽音部というタイトルの通り、とっぴなことは出てこなく、本当に高校生らしい世界観で話が進みます。
結構個性的なキャラクターがいたりするんだけど、そこも魅力になっていて、面白いところです。
最近、漫画関係の賞を受賞したりもしているので、話題になっている機会も増えたなと思いますね。
けど、まだ10巻も出ていない、8巻くらいだと思うので、今から読んでみても面白いと思うので、超お勧めしています。
いくつか面白いところがあるんですよ。
僕が面白いなと思うところとしては、まず高校生の軽音、バンドストーリーというところで、
高校時代にバンドをやってみたかったなと思うんですよね、僕。
その憧れというか、こういうバンド生活、高校生でバンドやったらこんな感じなのかな、みたいなところが追体験できるのは面白いですね。
あと、結構人間模様として高校生らしくもあるし、他のバンド同士のいさかいだったりとか、
あとバンド結成に向けたメンバー集め的なところだったりとか、そういったところもあるので面白いですね。
いくつか魅力はある中で、特に僕がいいなと思うところは、実在の日本のロックバンドの楽曲がたくさん出てくるところなんですよね。
1話につき1曲新しい曲出てくるんじゃないかなくらいで出てくるんですよ。
第1話だとラッドウィンプスのお釈迦様とか、第2話だと銀南ボーイズのI don't wanna dieとか、
その後もアジカンだったり、キングルーヌだったり、バンプだったり、サウシードックとか、アンプバックとか、いろいろアンディーも今出てくるか。
いろんなバンドの曲がどんどんどんどん出てくるんですよね。
結構その楽曲の歌詞みたいのがその時のストーリーにリンクしてキャラクターの心情を歌っていたりとか、
またまたそれを聞いたキャラクターが曲のメッセージも含めて感化されて新しいステージに進むみたいなシーンもあったりするんですよね。
そういう意味で非常に楽曲がストーリーにリンクしていて、そこがいいんですよ。
僕これまで音声配信でも散々話してきたんですけども、テーマソングが好きなんですよね。
何か出来事とか物事に音楽がくっつくのが好きなんですよ。
この話といえばこの曲だろう、これといえばこの曲が合うよね、みたいなことが大好きなんですよね。
音楽が持つメッセージ性だとか雰囲気とかというものが自分の別の好きなものとくっつくことで、両方魅力が増すなと思っているんですよね。
普通の軽音部ではそれがナチュラルにいろんなところに活かされていて、もともと実在する音楽がエピソードの中で描かれることでエピソードにより深みが増したりとか、
逆に音楽の方が面白くなったり聞こえるだったり、双方で魅力が引き出し合っているなと思うところが素敵だなと思っています。
曲とエピソードがセットされることで、一人の漫画に出てくるキャラクターたちにとってもこの音楽が特別になったんじゃないのかなというふうに思うんですね。
音楽と登場人物の関係
出てくる曲もさ、結構自分が高校時代、大学時代、社会人になってからも聞いたりしてた曲とか好きなアーティストの音楽がよく出てくるんですよ。
そういうのもあって、新しい好きだったものに別の意味が加わったりするので、またこの曲聴きたくなるなとかいうこともあったりするし、
僕はこういうふうに好きだったけど、別の人だったらこの曲をこういうふうに捉えるんだなみたいなことで、
他の曲を通じて他の人の人生が画面を見れたりするところもいいんですよね。
そんなので、僕の大好きな音楽とストーリーだとかテーマだとか意味が加わるというのが素晴らしくいいので、本当にぜひ聴いてみてください。
作品の中でこのアーティストのこの曲ですみたいなのが出てくるんですよ。
サンボマスターの輝き出して走っていくをこれから演奏しますみたいなところだったりとか、
イヴンのドラマズルギーをこれから演奏するみたいな、歌詞も実際に漫画の中で出てくるんだよね。
そういうシーンが始まりそうになったら、すぐに僕は曲をサブスクで再生しながらその漫画の続きを読むんですよ。
そうすると没入感もあったりして、この漫画でしか体験できない漫画の読み方ができるなというのもいいんですよね。
そういったところも踏まえてか、結構YouTubeとかだと非公認で漫画と実際の曲を合わせたマッド動画というか、
イメージ動画も上がってたりするので、面白いので本当にそういった楽しみ方が20人も30人もある漫画だなというふうにも思っています。
1個ちょっと気になっているところで、これ大阪が舞台の話なんですよ。大阪の高校生たちなんだよね。
作品の中でハンプバックっていうガールズバンドの曲が前半で結構何回も出てきたんだよね。
そういうのを見ると、高校生とか、高校生によらずだけども地元のバンドをよく聴くみたいな傾向ってあるのかなとちょっと思ったんでね。
大阪の高校生だからハンプバックをよく聴いてるのかなとちょっと思ったりして。
いや、高校生みんなが大好きだよってことなのかもしれないし、そういったところも妄想味があって面白いんでね。
最近、主人公のハトッチが帰り際にクルリの音楽を聴いているシーンがあったんだよね。
クルリなんかも京都のバンドなんで、やっぱり大阪の人にとっては特別近しいアーティストなのかなというところも考えちゃったりするんでね。
バンドと地域のひも付きみたいなのがもしかしたらあるのかなというのも、この漫画を読んでいた気づきです。
これから大阪のバンドがもっと出てきたら面白いなとか、大阪関西圏のバンドがいっぱい出てきたら、大阪らしいなみたいなところも感じられて、僕としてはすごい嬉しいなと思ったりもしてます。
そんなわけで、今熱い漫画、普通の軽音部の僕の好きなところを紹介させていただきましたので、ぜひぜひ読んでみてください。
出てくる作品、音楽と合わせて聴いてみるのが激おすすめなんで、ぜひトライしてみてください。
そんなわけで、またお会いいたしましょう。おばんでした。