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こんにちは、おあです。3児子育て中で、小学生の娘2人は、ホームエデュケーションを選択しています。
今の学校教育に疑問を持っている方や、今の学校には合わないけれど、代わりとなる教育がなくて困っている方と一緒に、これからの学びの在り方について考えるチャンネルです。
第82回目のきょうは、「学校スタンダードを知っていますか?」というテーマでお話ししていきます。
先週、これからの学びの在り方を考える勉強会の続編として、4月から開催している教育に関する読書会の第2回目を開催してきました。
こちらの読書会に毎回参加してくださっている元教員の方がいらっしゃるんですけれども、
その方が今回、下村三二さんの【やわらかな教育を求めて】という本を紹介してくださったんですね。
この本で紹介されている学校スタンダードというものがすさまじかったので、今日はそのお話をしていきたいと思っています。
もともと下村三二さんという方は、元公立小学校の先生をされていた方なんですね。
ずっと定年まで勤め上げられて、今は鶴文化大学ですとか、白梅丹大などで教員の育成に関わっていらっしゃる方なんですね。
三二ゴリラのラブレターというブログをもう10年以上毎日更新され続けていらっしゃる方で、今も現場の先生方の相談に日々乗っていらっしゃる方なんです。
この本に書かれているのが、なんとかスタンダードというやつなんですけど、スタンダードというのは基準ですとか標準といった意味があるんですけど、
教師スタンダード、児童スタンダード、保護者スタンダードというのが今、全国の学校で取り入れられていて、これが広がった背景というのがですね、おそらく2000年頃から学級崩壊ですとか、小一プロブレムというのが始まって、それで先生方が困り果てたわけですよね。
それを抑え込むために、新自由主義的な国家改革のための教育改革というのが始まったそうで、それに参考にされたのがアメリカでやられていたゼロトレランスという教育方針だったそうなんですよ。
ゼロトレランスというのは、不寛容を良しとして、細部まで罰則を定め、それに違反した場合は厳密に処分を行う方式のことでして、それが転じて日本では既然たる対応方式と訳されているそうなんですね。
このゼロトレランスの考え方を日本に輸入して学校教育に取り入れるときに、学校スタンダードという形で入っていったということなんですよ。
このゼロトレランスというのは、そもそもルールをガッチガチに決めて、そこに少しでも逸脱したら取り締まっていくというやり方なわけですから、そんな考え方を教育の現場に持ち込んだらどうなるかということはよくわかるかと思います。
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サンニ先生のもとに駆け込んで泣きついてくる教員の方々がおっしゃっている言葉をそのまま使うと、まるで軍隊のような環境になってしまっているということなんですよね。
これはやっぱりゆとり教育へのバックラッシュという側面が大きいんじゃないかなと私は思うんですけれども、
この何々スタンダードという中身がどんなものなのか、この書籍で紹介されているいろんな小学校のホームページや校則という形で取り入れられているものを紹介されているので、いくつか取り上げて読んでみますね。
まず教師スタンダードですね。これには児童の名前は何々さんと付けて呼ぶと。要は何々ちゃんとか何々くんとか下の名前とかあだ名とかで呼ばないできちんと苗字にさんを付けて男の子も女の子も全員さん付けてきちんと呼びなさいということが決められているということなんですね。
次に授業中の指示や問いかけ賞賛促しなどの言葉も決められているということなんですよ。始めましょう書きましょう立ちます書きます読みますどう思いますかどう考えますかそうですねこのことはどうですか頑張っていますねなどなどとにかく分かりやすく簡潔な言葉を使いなさいと書いてあるわけなんですね。
これ以外にももうコンマゴマというもいいこんなことまで決めなきゃいけないのってぐらい出席場の管理の仕方ですとか峠工事の子供への挨拶の仕方もまるで1から10まで全部細かく決めておいてあげないと教師たちは動けないと指導できないともうそう決めつけているような感じなわけなんですよ。
次に児童スタンダードいきますね。これもすごいですよ。手を挙げるときのはいは一度だけとしてはまっすぐ耳の横につけるですとか声の物差しですね。このね声の物差しうちのね娘たちのねクラスにも貼ってあったんですよ。
いろんな教室で見かけるそうなんですけれども声の大きさをゼロから5段階まで分けてですねなんか図にしてゼロが心の中で言うとで1は囁くようにには隣の人と話す声の大きさなんていう感じでこう視覚的に示してですねはいじゃあ3の声で言ってくださいとかってやるわけなんですよね。
すごいのがあったんですよ。掃除は紅白棒をかぶって黙堂すると黙堂というのは黙って働くと書くんですね。声を発しないで働くことです。
しゃべったら帽子を赤にするとしゃべった子は罰則として赤く目立つような色にさせるということですよね。
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このね黙食黙堂黙読っていうのが推奨されているそうでこれはね。黙食はねコロナでありましたよね。黙って静かにお艶のようになってみんな黙々とご飯を給食を食べると黙堂というのはさっき言ったように黙って働くことですね。
しゃべらないと。黙読っていうのは図書室でも一切声に出したり喋ったりしないで静かにひたすら席に座って本を読みなさいとそういう指導が行われているということなんですね。
とにかく子どもはうるさくせずに静かであることが大事だと黙って活動することが強く求められているわけなんですよね。
でこの3人先生の元にはですね日々現場に出られてもう頑張っていらっしゃる先生方のもうSOS、悲痛な叫びがですね、電話なので舞い込んでくるわけなんですね。
その中のね先生の言葉がですね印象的で、まるで学校は監獄のようだと子どもたちが囚人のようで。
もう私たちね職員にはもう教員には昼休みなんて実質全くないと。でもう給食もねクラス全体で完食しなければならないことになっていて残飯があると職員室に張り出されるんだと。
もう見せしめですよね。でもうなんでもしょうがなく先生たちはもう無理やりにでも食べさせるしかないんだと。
でもう黙ってさっさと食べろということになっていってしまっていると。
でまた別の先生はですね教育目標としてはね主体的な学びだとか対話っていうのを掲げているにも関わらず現実はまるで真逆だと。
まるで軍隊のよう、言ってることとやってることが全然違うと言ってるんですよ。
でこの3人先生が危惧されていることはですね要はこういうなんとかスタンダードっていうのを教師は愚か子どもたちもどんどんみんな内面化してしまっているんだと。
で実際ねこのなんとかスタンダードっていうのがね現場の特に若手の教員の方に歓迎されているらしいんですよね。
保護者にもかなり受けがいいそうなんですよ。
何でかっていうとものすごく楽なんですって。
何々先生はいいって言ったのに何でダメなんですかとかねいちいちねあのめんどくさいこと言われなくて済みますし、
誰かから保護者から何かクレームがあったとしても、いえ学校で決まっていることですからって一言で言えば済む話ですし、
とにかく管理する側にとってはとっても楽なんです。
1から10まで全部細かく決めておいてしまえば一度決めてしまえばもうこれをやってくださいと。
文句なんか言われてもいいえ決まっていることですからって一言で済みますよね。
もうここにはなぜと問う隙はありませんよ。
先生たちもですね何でこんなルールがあるのとかどうしてこんなことになっちゃってるのって考える隙も与えないほど忙しい現場があるわけですよ。
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これって介護業界とまるで一緒の構造ですよね。
まさにキラポエそのものじゃないですか。
表向きはいいこと言ってね対話だとか主体的な学びとかって言ってね掲げているのに素晴らしいことしてますみたいに見せておいて言葉だけ浮っ面だけきれいに取り繕っておいてポエムを言っておいてでも現実にやっていることは何ですかってスタンダードですよこの学校スタンダード。
こういう考えさせないガチガチの管理教育をしていった結果子どもたちが今どうなってるかって結局相互監視し合う状況になっていってしまっているわけなんですね。
例えばですねもう先生何々ちゃんが匂い付き消しゴム持ってきてますとかね先生何々くんがボールペン勝手に使ってますとかねそうやってもう先生にねルール違反をしている子がいると。
めちゃめちゃ怖いですよねもう気の毒子どもたちもね先生方もだからねもう私がこの本を読んでですねもう息子の小学校の入学式で何にあんなにゾワゾワしちゃったのか
娘が学校に行ってた時代になんかずっと違和感を感じてたんですけど何だったのかっていうその正体が今回わかった気がするんですよね。
一言で言えばこの学校という巨大なコミュニティのきらぼえに私はもうゾワッとしちゃってたんだな。
でもね我が娘はもうなんかもう気持ち悪いって言ってここやだって言うんで親子でねその巨大なコミュニティから逃げ出したわけなんですけれども私たちは私たちでフリースクールという形で違う形でやっていこうということでやっているわけなんですけれども
こちらのね下村さんに先生はもうやっぱり現場にいながらおかしいよとこんなの変だよねってこんなの教育じゃないよねって気づかれてで今でも夜戦病院さらながらだって言ってるんですよ
もう現場に出て行って傷ついた先生方が自分のところに戻ってきてもう一生懸命そういう先生方のね支援をされているわけでもう夜戦病院のようだとおっしゃってるわけなんですね
で今回ですねこの書籍を読んで私サンニーゴリラのラブレターというブログも読みましてあのこのサンニー先生にちょっとメールを出させていただいてこういう教育に関する読書会というのをやってますのでもしお時間あればぜひいらしてくださいというようなことをちょっと送りましたらすぐに返信をいただきまして
次回6月の14日の金曜日10時から11時半で東京多摩地域の方だったらどなたでも参加いただけるんですけどそちらにぜひ参加しますと言ってくださいましてはいあのサンニー先生にも来ていただけそうですのでもしこういう教育について学びたいとか語り合いたいとか繋がりたいというような方がいらっしゃいましたらレターをお寄せいただければ詳細ご案内できると思います
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というわけで今日は2000年頃からですねそういう学級崩壊だとか初一プログラムみたいな問題を解決する手立てとしてその学校スタンダードというのができてきてそれが全国に広まっていった結果今大変なことになっている状況というのを柔らかな教育を求めてという下村サンニー先生の書籍をもとにお話ししてみました
私もねもう令和ですよと思うんですよもう令和のこの時代で本当にこんなことが現場でやっているのかというのも愕然としますけれどもやっぱりですねまあ今学校に通われているお子さんをお持ちの保護者さんですとか今小さなお子様でこれからね学校社会にお子さんを送り出す保護者さんなどにもやっぱりこういう現実があるのではないかということはやっぱり知識として持っていただくことは大事かなと思うんですよ
子どもたちが学ぶ教育環境というのが今どうなっているのかという現実をねきらぽえに惑わされずに直視していくということをこのチャンネルを通して伝えていきたいと思いまして今日お話をさせていただきましたお聞き下さりありがとうございましたまた次回お会いしましょういいねフォローお待ちしています