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こんにちは、おあです。3児子育て中で、小学生の娘2人は、ホームエデュケーションを選択しています。
今の学校教育に疑問を持っている方や、今の学校には合わないけれど、代わりとなる教育がなくて困っている方と一緒に、これからの学びの在り方について考えるチャンネルです。
第74回目のきょうは、【R80のススメ】というテーマでお話ししていきます。
みなさん、R80ってご存知でしょうか。
これは、元並木中等学校校長先生の中島博さんという方が書かれた、飛鳥新社から出ている【R80 自分の考えをパッと80字で論理的に書けるようになるメソッド】という本なんですけれども、
もともとは、昨年2023年の12月16日にボイシーの中村敦彦さんが対談された先生なんですね。
その放送で紹介されていた手法なんですけれども、これをやるだけで読解力ですとか、論理的思考力みたいなのがアップすると言われているんですね。
帯にはですね、結論から伝える力が身につくですとか、考える力や話す力もつくとかですね、いいことがたくさんあると書かれているんですね。
このR80のルールっていうのはすっごくシンプルで、たった2つしかないんですよ。
1つが2文構成で80字以内で書くということ。2つ目のルールが2文目の最初には必ず接続詞を使うということ。
中島博史先生のお話を聞いて、なんか良さそうだな、面白そうだなと思って、早速ですね、我が家は実はですね、先月からこのR80を使って家族みんなで夜日記を書くっていうのをずっと続けてるんですね。
これが思いのほか子供たちがハマってですね、結構一番下の末っ子が特にですね、すごい楽しみにしてて、毎晩さささっといろいろ用事を済ませて、
さあ、R80やろうとか言ってくるんですね。最初はまだ年長さんでね、小学校入る前だし、ひらがながやっと書けるレベルですから、
こんなね、いくらシンプルなルールとはいえ難しいんじゃないかなと思ってたんです。なんですけどね、今6歳で今度小学生になる息子もね、それなりに立派なのを書くんですよ。
何よりね、たった80時でいいので、ささっとまあ5分ぐらいでみんな書いてみんなでね、発表して夜寝るんですけど、すごくね、家族の時間としてすごく有意義になったんですね。
せっかくなので、我が家でちょっとあのR80をずっと1ヶ月ぐらい続けているところから、いくつかピックアップをしてどんな感じでやってるのかっていうのをご紹介したいと思います。
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まず6歳の今度1年生に上がる末っ子のR80、先週の文ですね。ちょっと読んでみますね。
今日は幼稚園にはいかなかった。なぜかというと、昨日で卒園したからだ。
47文字。いやーめちゃめちゃ可愛いですよね。全然80時に達してないんですけど、まあこれでいいんですよ別に。一応ね、2分になってるし、なぜかと言うたってちゃんとね、接続詞も使ってるから、もう素晴らしいって感じなんですね。
いやーもう末っ子はね、何を書いても可愛い。もうちゃんと接続詞を使ってるんです。毎回。偉いですよね。本当ね、親バカかもしれませんけど、毎回感動しちゃうんですよね。
次に今度4年生になる次女ですね。の、2、3日前のR80読んでみますね。
今日は25日だからチャレンジタッチで4年生が始まった。しかしお昼ごろにすごいお腹が痛くて緑茶を飲んだり北海道を使ったりしてなんとか収まった。
80時です。
まあ確かにね、前半部分と後半部分のしかしで繋いでちょっとあんまりチャレンジタッチが始まったからなんかお腹が痛いってあんまり繋がってないんですけど、まあいいよと。
接続詞ちゃんと使ってるし何しろちゃんと80時ぴったりに収めてるんですね。なんで素晴らしいということですね。これもね。
次に今度6年生になる長女のR80、昨日の分読んでみますね。
今日のR80を書こうとしたら突然ものすごく眠くなってきた。だからいろいろ寝る準備が遅くなったがその分よく眠れそうだ。
70時です。
昨日はね、長女はもう寝ちゃってて、みんなR80やってるよなんつって書くことないみたいな感じだったんですけど、書いてそのままを書いていやー面白いなってすごくリアルっていうかね。
何も書くことないとか言いながら今の状態をそのまま書いたみたいな。これも素晴らしいみたいな感じでしたね。
もちろんね、私たち夫婦も書いてるんですね。一緒にね。一緒に書き終わったらみんなで一人ずつ発表してわーってやってるんですけど。
じゃあ夫のやつ読みますね。
通勤中にとてもヒヤッとした。それはおばあさんが信号を無視して渡って引かれるところだったからだが、本人は全く気づいておらず、高齢化社会はとても危ういと再認識した。
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80時ぴったりです。
うちの夫はね、無口なんですよ。なので普段ね、通勤中の話とかね、雑談とかあんましないんですよね。
なんですけど、このRATをやるようになってから、あ、今日そんなことあったの?とか、え、そんなことを感じてるの?みたいなすごく発見があって、私はすごく楽しいんですよ。
なんかRATをやるようになって、より夫のことが理解できるようになりましたね。
じゃあ最後、私のですね、2、3日前のどうでもいいようなRATを読んでみます。
今日はやりたいことややらなければならないことがはかどらず、無意な一日を過ごしてしまったような気がする。
それでも無情にも刻一刻と時は過ぎ、確実に死に一歩ずつ近づいている。
79文字です。
なかなか日記って私今まで続かなかったんですよね。
子どもたちもなんか書いてた時期あったんですけど、まあいちいちね、なんか見ないでみたいな感じで、結局書いてるのか書いてないのかって感じだったんですけど、
このRATでみんなで一緒に書き始めて、書き終わったらみんなで発表するっていうので、結果的に日記をつけることにもなりますし、
何よりそれをお互いにルール、簡単な2つのルールを守ればそれでいいっていうところで、
すっごく簡単に取り組めて継続できて、しかも効果がありそうな感じなんですよ。
日記が続かないなーとか、なんか家族のコミュニケーションがちょっと最近イマイチだなーって思ってらっしゃる方にはとってもおすすめです。
で、なんで私がそもそもですね、この中島博士先生のRATという手法に飛びついたかっていうお話なんですけれども、
なんか今まで仕事もそうですけど、最近だとまあ地域の活動とかね、いろんなちょっとしたプロジェクトみたいなのに関わったりした時に、
なんかね、話がね、伝わらない人っていうのがいるんですよ。
それが、そこそこいい大学を出られてたり、そこそこ素晴らしい会社に勤めていらっしゃったり、
それこそね、国語の現役の先生とかもいらっしゃったのに、そういう方なのになぜかね、
理解がどっかい力って言うんですか?文章の意味ですとかね。
こちらが話している意図っていうのがね、なんか伝わらない人がいて、議論にならないって言うんですか?
いやいやそういう意味じゃないでしょとかね。いやいやこう書いてあるじゃんみたいな。
なんか基本的なところが、スタートラインが共有できなくて議論にならないっていうような経験が何度もあって、
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逆もありますよね。相手が言ってること、私がどういう意味とか、こういう意味ですか?って聞いてもなんか違う返事があったりとか、
お互いに何か話にならないっていう経験が何回もあってですね、これ何なんだろうってずっと疑問に思ってたんですよ。
だから私の語彙力が足りないのかな?とか表現力がつたないのかな?とか、もしくは相手が何か心理的な抵抗感を持っていて、
こちらの言ってることを受け入れたくなくて、そういう理解できないような返答をするのか?とか、いろいろ深読みしてたんですけれども、
ある日ですね、AI vs 教科書が読めない子どもたちという新井のり子さんという方が書かれた本を読んだんですね。
この本を読んでですね、結構多くの人が正しく読めないということが書かれていたんです。文章を。読解力が基本的なところで身についていないと。
この新井のり子さんという方、すごい方なんですよ。国立情報学研究所社会共有地研究センターのセンター長、教授を務められているという。
国を挙げた人工知能AIプロジェクト、ロボットは灯台に入れるか?のディレクターを務めていらっしゃった方なんですね。
この新井のり子さんという方は、AIをとことん研究されている方なんですけど、その上でこれからの時代に必要なのは、汎用的読解力ではないか?と言っていらっしゃるんですよ。
汎用的読解力っていうのは、分野を問わず、また自分にとって神話性があるかどうかとは無関係に与えられた文章を基本的な構造に従って読み解く力のことを指すそうです。
これは書かれていることを正確に読み取る力なんですけれども、意外と多くの方がこれができていないとおっしゃってるんですよ。
この書籍の中にいろんな例題がいろいろ出てきて、あなたの読む力が論理的な思考力っていうのはちゃんとあるかっていうのを調べるテストみたいなのが例題が出てるんですね。
ぜひこれをやってみていただきたいんですけれども、それはリーディングスキルテスト、RSTっていうものなんですけどね。
例えばね、主語と述語の関係ですとか、修飾語と非修飾語の関係を理解しているかとか、四字代名詞が何を指すのかを理解しているかですとか、
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二つの異なる文章を読み比べて意味が同じであるかどうかを判定できるかどうかですとか、
あとは文の構造を理解した上で様々な知識を相動員して文章の意味を理解できるか、推論ですね。
あとはですね、文章と図形やグラフを比べて内容が一致しているかどうかが認識できるかどうか。
あと最後に定義を読んで合致する具体例を認識できるかどうか。
いやー私結構このRST半分ぐらいしかできなかったんですよね。
やっぱりこの読解力ですとか、論理的思考力みたいなのがないとですね、他の人に正確に自分が伝えたいことが言語化できませんし、
逆に誰かがお話ししていることを誤解して受け取ってしまう可能性があるわけなんですよ。
結果的にコミュニケーションがなかなか難しくなってしまうわけなんですよね。
そういう読解力ですとか、論理的思考力みたいなのが身についていないと、これからの時代AIが使いこなせませんよね。
やっぱりAIの誤りを判断できる力がないと、AIに乗っ取られてしまうということなんですよね。
この新井範子さんもおっしゃってるんですけど、今の日本の国語の授業、学校のあれがもうダメなんだということをおっしゃってるんですよ。
日本の国語教育は、登場人物の気持ちを想像してみましょう。
この登場人物の気持ちを読み砕いてみましょうとか、そんなのばっかなんですよ。
相手の気持ちを押し量ったり、情緒的な読解ばっかりやってるんですね。
そうではなくて、学校の公教育で教えなければいけないことは、書かれてある文章をとりあえずだいたいわかればいいではなくて、
正確に一字一句読める力を育てるということだとおっしゃってるんですね。
このAI vs 教科書が読めない子供たちの続編として、AIに負けない子供を育てるという書籍も出されてるんですけど、
確かこちらの方に例題、小学校4年生の子に読解力をつけるためにどういう授業をしていったらいいかというようなのが出てるんです。
これがすっごく面白いんです。オセロを使って実際に起こっている様子をオセロを使って正確に示すとか、
見たままの事実を自分で正確に表現できるかどうかとか、
このオセロを使った授業を読むと、今の学校で登場人物の気持ちを押し量るとか、
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そんなことよりもこういう正確に見たままを記述できる力というのが本当に大事だなというのがよくわかるんですよね。
それを育てる一つの手段として私このRATというのが使えるんじゃないかと。
仮説を立ててお試しで、まず自分も論理的思考力を身につけたいですとかっていうこともあって、家族で今やってみてるんですよね。
新井範子さんの書籍、AI vs 教科書が読めない子供たちですとか、AIに負けない子供を育てるという書籍に出てくる基礎的な読む力を図るための
東ロボくんの開発から生まれたリーディングスキルテスト、RSTですね。
これぜひ大人の皆さん一回試していただきたいんですよね。
この書籍の中には実際じゃあどうしたらその自分の論理的思考力ですとか、読解力を伸ばしていけるのかっていう具体的な方策も書かれていますので、ぜひ読んでいただきたいと思います。
あと家族でRATやってみるっていうのもとってもおすすめです。
お聞きくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう。いいね、フォローお待ちしています。