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すぎべ
聞けたらいいなと思っております。
はい。
で、ポッドキャストを種類に分けると、
大きく分けると4つぐらいあるかなと思っていて、
1つが企業が作っている番組。
IBUKI STATIONとかもそうかなと思うんですけど、
LISTENから出していただいてるのであればミシマ社ラジオとか、
あと私がよく聞いてるのはWWDっていうファッション系の番組があるんですけど、
企業がしているもの。
で、もう1つがラジオ局が作っている番組。
TBSラジオとかTBSポッドキャストとか日本放送とかが作っているもの。
オーバーザさんとか、
あと私、先日出演させてもらったんですけど、
ベビーのいる生活っていうTBSポッドキャストの番組があって、
そういうのはスタジオを使い、
あ、でも使ってないものもあるんですかね。
音源だけ送られてるのもあるかもしれないですけど、
番組が作っているもの。
はい。
で、もう1つは、
これは上の2つと、企業とラジオ局と重なる部分あるかもしれませんが、
芸能人の方が、有名人の方がされている番組。
近藤淳也
うん。
すぎべ
近藤さんも大好きなお互いさます。
とか。
はい。
あの、ポッドキャストアワードでも結構出てきてるアンガールズさんの番組とか、
あと、あのユリアンレトリーバーってわかります?
わかります?
極悪女王の。
あ、そうです。極悪女王の。
はい。
あ、そうです。見たんですよね。
見ました。
まだ見てないんですけど、私。
とかも最近されてる。
近藤淳也
はい。
まあ、ここもラジオ局で配信っていうのも多いですよね。
すぎべ
あ、そうですね。
そうです、そうです。
とか、まあスポンサーがついて、その会社とともに作ってるみたいなのも多いかもですね。
近藤淳也
そうですよね。
うん。
あとは最近、吉本がスタンドFMを買収したっていうところで、
はい。
まあ、芸能人のね、まあ、あのお笑いですかね、お笑い芸人さんの音声配信スタンドFMと絡めて、
展開していこうみたいな動きも見られますからね。
すぎべ
やっぱり面白いですもんね。
近藤淳也
まあ、プロですからね。
すぎべ
うん。やっぱり面白いんですよね、やっぱり。
近藤淳也
絶対そのクラスの中で、あいつ一番面白いみたいな人ばっかりだったと思うんですよ。
すぎべ
うんうん。
近藤淳也
芸能人っていうかね、芸人さんになろうって思うっていう。
すぎべ
すごい面白い。
近藤淳也
その中でもさらにね、やっぱプロになれる方々が残ってると思うんで、まあ、それは面白いですよね。
はい。
すぎべ
ここはね、なんかここと面白さを競おうとしたらあかんなとすごく思いますけど。
うんうん。
はい。それが3つと、最後は個人が作っている番組。
うん。
私は、あの、ノラポッドキャスターズと呼んでるんですけど。
近藤淳也
ノラポッドキャスターズ。
ノラ猫みたいな。
すぎべ
ノラ猫みたいな感じの、はい、ノラの。
近藤淳也
ノラです。
すぎべ
はい、ノラの。ママが自分を取り戻すラジオも完全にノラですね。
近藤淳也
個人っていうかですね、個人でやっている。
すぎべ
そうです。なので、大きく分けて4つあって、それぞれ作り方とか違うと思うんでしょうね。
そうなんですが、今回はせっかくなので、いびきステーション、近藤さんがされてるいびきステーションと、
私がしているママが自分を取り戻すラジオをどうやって作ってんのかっていう話がね、できたらいいなと思います。
はい。
いびきステーションはできてどれぐらいですか?
近藤淳也
去年の夏前ぐらいからなので、1年少しですかね。
でもエピソード数がもう150超えてるので。
すぎべ
多い、多い。
近藤淳也
1年の数じゃないだろうっていう感じなんですけど。
すぎべ
多い。
近藤淳也
やっぱりレースに行くとね、一気に15エピソード配信とかがあるんで、数的には結構増えてきてますね。
すぎべ
最初に作ろうと思ったのって、どういう流れだったんですか?
近藤淳也
いびきはもともとね、もともとっていうか今もそうですけど、GPSのトラッキングのシステムなので、
いろんな大会に端末を持って行って、受付で皆さん頑張ってくださいって端末を渡して、
ゴールのところにいて、お疲れ様でしたって端末を回収するみたいな、
感想書を発行して、おめでとうございます、ないでしたみたいな、何時間何分でしたってプリントして渡すみたいな、
そういう仕組みなんですよ、いびきって知ってました?
すぎべ
感想書までは知らなかったです。
近藤淳也
実はそういういわゆる計測業者さんみたいな機能を持っていて、そういうのもひっくるめて大会に導入していただくみたいなことが多くて、
ゴール会場でいつも待機していて、最初のゴールする選手から最後のゴールする選手までずっといるみたいな感じになるじゃないですか、感想書渡すってあったら。
ところが、そういう端末の回収とか感想書渡すのとかは、大体大会のスタッフさんにお願いするようにしてるんですね。
ずっと全部僕たちでやるの大変なんで、システムのところは見張ってますけど、実際のそういう作業をお願いするようになってきて、
だいぶ運営がこなれてきてるというかっていうのと、桑原君とかそういう担当の人が、結構ちゃんとやってもらえるようになってきてるんで、
僕がちょっと時間があったっていうか、
時間ができた。
なんかちょっと面白いことやりたいなみたいな中で、ポッドキャストにすごい今興味もあったので、
これずっとゴール地点で待ってるんだったら、ゴールしたトップ選手とかに話聞いたら面白いんちゃうって思い始めて、
逆に言うと、すごいもどかしかったんですよ。
全選手にお疲れ様でしたって感想書渡したりとかすぐ横にいるんですけど、
その選手の話があんまり聞けないというか、結局レースどんな感じやったのかなとか、
勝った選手嬉しいって思ってそうやけど、どんな気持ちなんやろうとか、
近藤淳也
あとこの大会そもそもどういう大会なんでしたっけとか、なんかもっといろんな人に話聞きたいなって思うんだけど、
とにかくずっとパソコンに触ってるだけみたいなの。
で、こう変えちゃうと、なんかこう物足りないって言ったらあれですけど、
個人的にはもっと選手のこととか大会のこととか、もう少し人と話をしたかったなっていう感じで変えることも増えてきて、
で、あるとき、ポッドキャストしたら合法的に、合法的にっていうか、
すぎべ
言い方。
近藤淳也
合法、ポッドキャストやってるんでっていう理由で、
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
トップ選手とか大会の主催者さんに割と時間とってもらって話聞くこともできるし、
向こうもそういうことならってちゃんと時間とってくれるんじゃないかなみたいなのもあって、
これめっちゃいいんちゃうかなと思って始めたっていう。
すぎべ
聞きたかった、やっぱり聞きたいんですね、近藤さんはいつだって聞きたいんですね。
近藤淳也
レース会場とかイベント会場って、結構車高の場みたいなになりがちだと思うんですよ。
わーなんとかさんみたいな感じで、
久しぶりみたいな感じでよく挨拶し合ってる人とか多いと思うんですけど、
僕あれちょっと苦手で、
すぎべ
よくおっしゃってますよね。
近藤淳也
わーなんとかさんみたいな感じの軽い感じで、どんどんどんどん挨拶を交わしていくみたいなことが結構苦手で、
喋るなら深い話がしたいんですよ、僕いつも。
だから、
すぎべ
どんな場面でも。
近藤淳也
そうですね、なんかそうしないと喋った気にならないっていうか、
わーすぎべさーんってやってるだけ。
すぎべ
今ね、音声でしか伝わってないですけど、その手の振りもすごい見てもらいたいぐらい。
すごい振って。
近藤淳也
なんかついついこう、話し込みたくなるんですよね、人と話すときって。
すぎべ
せっかく会ったらってことですね。
近藤淳也
だから挨拶はするんですけど、ちょっと物足りないっていう感じはあった気がして。
でも絶対みんななんかストーリーがあるじゃないですか。
何十キロとか何百キロとか走ってきたら、どうだったんですかとか、
スタートする前だってどれだけの努力を重ねてこのスタートラインに立ってるかとか、
当然その人のストーリーっていうのがあるので、
そういうのをちょっと聞けたら面白いかなと思ったし、
それが自分が面白いっていうだけじゃなくて、
ちゃんとポッドキャストで配信したら、結構みんなも楽しんでもらえるようなコンテンツになるんじゃないかなっていうことと、
あとはトレーラン系のポッドキャストって結構あるんですよね。
結構人気カテゴリーで、やっぱりトレーニングの時間が長い、山を走る時間が皆さん長いからだと思うんですけど、
ほんと何時間も山を走ったりするんで日常的に。
すぎべ
それがすごい。
近藤淳也
そうするとやっぱちょっと暇っていうか、たっぷり時間があるんで、耳だけが空いてるんで、
ポッドキャストを聞きながら走る方っていうのも結構多いみたいで、
それで結構人気のジャンルなんですね、そのランニング系のポッドキャストってのは。
すぎべ
なんか何かで近藤さんがおっしゃってたのかな、
長距離走られる方に音声をプレゼントするみたいなの前、おっしゃってましたよね。
近藤淳也
やってましたやってました。
という感じで、人気カテゴリーで、いろんな番組がすでにあったんですけど、
やっぱりポッドキャストっていう視点で見ていくと、
例えばトップランナーの方がやってるポッドキャストだとしても、毎週レースに出るわけじゃないから、
すぎべ
そっか。
近藤淳也
今週はこのレース出ましたっていうのは結構ネタとしては面白いけど、
1個出たらしばらく出ないじゃないですか。
すぎべ
回復の時間が。
近藤淳也
で、その間じゃあ、この練習しましたとか、そういう話になっていくんですけど、
そういうちょっとオフの時もあるし、
じゃあゲスト呼んでくるってなっても、なかなかゲストって同じ場所に呼ぶのも難しかったりするから、
じゃあリモートでどうにか予定を調整してみたいな感じで回ると、
近藤淳也
そんな毎週毎週ってわけにもいかないし、みたいな感じで。
普通にトレラン系のポッドキャストを立ち上げようと思っても、
意外とちゃんとネタを続けるのって難しいよなって思って見てたんですよね。
でも、いぶきに関しては本当にしょっちゅう現場に行くので。
すぎべ
そうですよね。大会めがけてですもんね。
そうなんですよ。
近藤淳也
なんかこれレースの運営、いぶきの運営の横でやっているみたいな風に見ると、
なんかすごい大変に思うけど、逆にポッドキャストの制作っていう意味で見ると、
ネタありまくりっていうか。
すぎべ
もうネタしかないみたいな。
近藤淳也
何もしてなくてもどんどんネタがやってくるみたいな感じなんで、
ポッドキャストを作るっていう視点から見たら、すごい恵まれてるというか、
ネタに全然困らないって思ったんで、これなら続けれるって思って始めたんです。
すぎべ
なんか結構番組を始められる方って、これもいろいろあると思いますけど、
テーマ決めて、コンセプト決めて、
ネタ探しが結構難しいとかっていう方も一定数いらっしゃると思うんですよ。
でも、真逆とまではいかないけど、ネタはもうたくさんあるっていう状態のところに、
飛び込んだっていう感じですよね。
近藤淳也
そうそう、そういう感じですね。
どうせレース会場しょっちゅう行くんで、取ればネタはずっとあるやんみたいな。
すぎべ
なんかもう、やらないともったいないぐらいの感じですよね。
近藤淳也
ホッドキャスターとして見たら、やらないともったいない。
こんなに恵まれたネタの方向を抱えている環境の人って、なかなかいないよねっていう。
すぎべ
しかも、たぶん話されるご本人もそうですし、聞くリスナーさんもそうだし、
現地でインタビューしてる方もそうですけど、みんなにとっていいことしかないぐらいの感じですよね、きっとね。
近藤淳也
だと思いますね。
例えば、大会のそもそも広報になってると思ってまして、
あの地方にそういう大会があるんだとか、名前だけは聞いたことある大会だったけど、
実際こういう雰囲気なんだっていう、そういう中の様子がわかるようになってきてるんで、
大会自体もやっぱり選手集めとか、選手が集まってなんぼとか、
結構地域振興を兼ねてやってる大会も結構多いので、
そうすると、
例えば前日に受付をして、地元の宿に泊まってもらって、
翌日にスタートですっていう形で、
地元の観光にお金が落ちるようにっていうような形の地域おこしでやっているレースとかも結構多いので、
そういう意味では、遠隔の人にも、
こういう地域にこういう面白い大会があるよっていうのを発信したいって思われてる大会さんが多いので、
そういう広報にも役立ってると思いますし、
選手はもちろんね、嬉しいと思うんですよ。
頑張って走ったら、インタビューされたら、なんとなく嬉しいと思いますし、
自分のことを知ってもらったりとか、そういうことにもなりますし。
すぎべ
確かに、私は今のところ、レースに出てみたいみたいな気持ちは、
もう0.1ミリもちょっと湧いてきてないんですけど、
近藤淳也
あれ?陸上部じゃなかったでしたっけ?
陸上部です。
なんか、そういう話は聞いた覚えがある。
すぎべ
でも、短距離なんで。
ど短距離なんで。
近藤淳也
ど。
すぎべ
はい、ど短距離なんで。
なので、ちょっと出てみたいなみたいな気持ちは1ミリもないんですけど、
番組は面白そうやなとか、
こないだのお祭りっすんのお話もありましたけど、
すごいイケメン選手がいるらしいとか、
そういうちょっと違う角度で、
ポッドキャストなら聞けるかな?とか、聞いてみたいなっていうところから興味が広がった。
こういう大会があるんだとか、
なんかオーストラリアでしたっけ?からもう来られてるんやとか。
そうですね。
っていうのは、出れないけど聞けるっていう人もいるんじゃないかと思います。
近藤淳也
そうですね。出れないけどもあるし、スポーツやってなくても、
こういうことやってる人たちがいるんだみたいなのも、
広がると嬉しいなって気がしますね。
そうですね。
すぎべ
なんかこう、こだわってるところとかあります?
エピソード作ることに関して。
そうですね。
近藤淳也
とはいえ、本当こうやってどんどんフォロワーさんが今増えていて、
ポッドキャストのランキングとかにも結構入るようになってきたのは、
ちょっと想像以上というか。
すぎべ
そうなんですか。
近藤淳也
結構反響には驚いている。
すっかりIBUKI STATIONの人みたいな感じで話してる。
すぎべ
IBUKI STATIONの方ですよね。
近藤淳也
なんか今ちょっとLISTENの人っていうより。
すぎべ
LISTENからインタビュー受けてるIBUKI STATIONの方。
近藤淳也
かなりIBUKI STATIONの人風になってるなって思いましたけど。
一旦ちょっとそのキャラでいかせてもらっていいですか。
すぎべ
そうですね。はい。そのキャラでお願いします。
あのー。
近藤淳也
そもそもLISTENニュースですもんね、これ。
すぎべ
そこは忘れないでいただきたいんですけど。
いぶきの方ということで。
近藤淳也
いぶきの人モードでちょっといくと。
そんなにランキングに入るとか、
最初は思ってなかったというか、
どれぐらいかやったこともないんで、
そういう常時ランキングに入るみたいな番組を。
だからどれぐらいやるとそれ入れるかも分からなかったし、
分からなかったし、それ確実にいけるとも思ってなかったんですけど、
幸い1年かけて、
フォロワーさんが今スポティファイとアップルと、
すぎべ
あとYouTubeも増え始めていて、
近藤淳也
合計で今1500人ぐらいになってきてるんですかね。
で、再生数も結構多いときは何千っていくようになってきて、
で、ランキングに入るみたいになってきて、
そこまでいくとはちょっと思ってなかったので、
嬉しいというか、
というのもあるんで、ちょっと後付になるんですけど、
そのなぜそうなったかっていうのは。
意図的にあったっていうよりは、いろいろもちろん改善はしてますけど、
結果的にこうなってしまったって感じで、
今から振り返って、なぜランキングに上がるようになったかっていうのを、
ちょっと分析すると、
一つはやっぱりすごく人気のジャンルを選んだっていうのはあると思うんですね。
すごいニッチなんですけど、
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
トレイルランとか、すごい超長距離、
ウルトラって言われるような。
すぎべ
そうですよね。
近藤淳也
かなりニッチですよね。
一晩中、夜通して走る人たちってそんなにいないので、
ニッチなんですけど、少なくともその人たちっていうのは、
日々めちゃくちゃな時間走っていて、
すごい耳が空いていて、
ポッドキャストよく聞く人種だったっていうことで。
すぎべ
人種カテゴリーってことですよね。
近藤淳也
はい。だからニッチなんですが、
かなりポッドキャストと相性がよかったっていうのがあると思ってまして、
それは実はすぎべさんの主婦の方っていうのも、
そうですね。
そうだと思うんですよ。家事をよくされるんで、
耳だけは空いているみたいな時間結構あって、
聞く時間が長いジャンルを選ぶっていうのは、
やっぱ一つあるんじゃないかなと思うんですよね。
すぎべ
全く聞けないお仕事の方とかもいらっしゃいますもんね。
近藤淳也
そうですそうです。
なんかね、何でしょう。
すぎべ
コールセンターとか。
近藤淳也
コールセンターの人は聞けないですよね、確かに。
あと本当に暇な人は動画とか見ると思うんですよ。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
一日中家でゆっくりできるみたいな人は、
逆に目も使う。
目も使いたい。
すぎべ
ほぼリアルタイムで出されてたんですよね、大会の時って。
ずっと編集して出して、編集して出してってことですか?
近藤淳也
大会期間中に15エピソードもどうやって配信してるんだって話で言うと、
まず、特に今回のレイクビューは特殊で、
スポーツイベントとかイベントに行くと、
だいたい人が集まるところにスピーカー置いてあるじゃないですか。
会場の皆さん、おはようございますってMCの方がいて、
その方の声が聞こえるようにPA、音響の設備が入ってるってことが多いと思うんですけど、
すぎべ
レイクビューに関しては、それもうちでやってるんですよ。
現地の音響さん。
近藤淳也
そうですね。レース会場の音響も担当してまして、
だからスピーカーとかも全部、IBUKI STATIONというか、
配信機材を使って音も出してるんで、
会場の音響とポッドキャストスタジオが一体化してるんですね。
すぎべ
しかも別々の音が、別々ってことですよね。
近藤淳也
別々も一応出せますし、全く同じ、一体化させてる時もあって、
例えば今回ですと、最終のエピソードは表彰式の様子を配信してるんですけど、
表彰式の会場でMCの方とか選手に渡してるマイクとかありますけど、
そのマイクは一旦ポッドキャストの収録に使っているオーディオインターフェースに入れてるんですよ、まず。
だから一番高音質で録りたいポッドキャストに入れる一番、
マイクの一番一時信号をまずオーディオインターフェースに入れて、
そこから一番高音質な状態でPCに録音してるんですね。
で、そのオーディオインターフェースからミキサーに音を出して、
その会場で音を出すためには多少コンプレッサーとかをかけた方がいいし、
他の音楽と混ぜたりとかしたいんで、そのためにその後にミキサーを一個かまして、
そのミキサーでマイクの音にコンプレッサーかけて、そこに音楽とかを混ぜて、
で、それをさらにアンプに通して会場のPAのスピーカーに流すっていうことをやっています。
すぎべ
すっごいいろんな工程が挟まってましたね。
近藤淳也
そうですね。だから会場で音を聞いてる人は、
普通のPAスピーカーが鳴ってるだけっていう風に多分感じてると思うんですけど、
実はその手前でポッドキャストの収録を回しながら、その出た音を会場に流していて、
で、さらに音楽だけはここから入れるとかっていうのをミキシングしてやってるんですけど、
それをやることでめちゃめちゃ高音質に会場でやってるMCの音を録れてるんですよね。
だからちゃんとトラックごとに、マイクごとにトラックも置かれてるんで、
音量の調整とかもきちんとできるんで、かなり高音質なものをまず録ってます。
で、それを一旦イベント中小回しておいて、で区切りの良いところで録音を止めて、
で、それをその場で編集をして、できたものからどんどんアップロードしていくっていうのをずっと会場でやってるような、そういう感じ。
すっごい。
だから結構このパターンは珍しいんじゃないかっていうのは、
会場からポッドキャストを純リアルタイムで配信しているイベントってそんなに多くはないと思うんですよ。
YouTubeライブとかをやっているイベントは結構あると思うし、トレランレースでもあるので、
すぎべ
そういうのだと会場の音響とかとは全然関係なく別で、
近藤淳也
動画配信のためのカメラだったりマイクだったりっていうのが一式あって、
それが回線につながっていて、どんどんYouTubeで音声とか動画をアップロードし続けてるっていう状態ですよね。
こういうのは結構あると思うんですけど、それと会場の音響ってのは普通は接続しないですよね。
だし、そこまでYouTubeライブで音質っていうのを求めてないし、
すぎべ
YouTubeライブどっちもですけど、音質は本当にこだわってないんだなっていうのは思いますよね、YouTube見てたら。
近藤淳也
YouTubeはそうなんですよね。
すぎべ
カメラ。
近藤淳也
映像が一種なんで、そんなに皆さん音声を気にしないと思うんですよ。
だし、ライブだとやっぱり会場でやってるMCと実況席でやる実況って分けないと、
YouTubeライブならではのしゃべりたいことがしゃべれないので、
普通は実況席を作って、そっちはそっちで別の方がしゃべるっていう対象を取るんですけど、
ポッドキャストで、しかも編集しようと思ったら、まず音質はちゃんと取りたいっていうのと、
やっぱり現場でかなり選手にインタビューとかをするリアルな生音っていうのがあって、
そこも結構いい音っていうか、選手がゴールした瞬間の感情が溢れてる雰囲気とか、
そういうものが結構出るんで、それを会場の音響と一体化することで、
よりその一時情報っていうか、生の撮れたての雰囲気を取って、
そのいいところだけを繋いで出すっていうのを心掛けていて、
もちろんそれと、IBUKI STATIONって収録ブースを作ってるんで現場に、
その会場のMCとは話して、それは会場だけに流しておいて、
ポッドキャストの収録ブースでマイクを並べて、
そこだけでポッドキャスト用に収録したりっていうのを切り替えながらやってるような感じです。
すぎべ
そんなに複雑なことになっていたとは。
近藤淳也
そうですね。でも、この会場音響と一体型っていうのはすごい可能性を感じます。
さっきのそういう一時情報が撮れたりとか、それなりにとはいえしっかりした音質で撮れるっていうので。
実はそのポッドキャストで、撮れる案件のポッドキャストたくさんあるって言ってましたけど、
そもそも音質が良くないと聞く気にならないというか聞けないっていうのがあるんですよ。
すぎべ
それって走りながらやから余計に。
近藤淳也
そうなんです。普通の環境で聞いてる方でもやっぱり音質気にされる方は、
内容は面白くてもちょっと音質がイマイチなんで聞きにくいなって方がいらっしゃるかもしれないですけど、
特にランニングされる方は普通に外でランニングしながら聞く方が多いんで、
一定の音質以上じゃないとそもそも聞き取れないっていう問題があって、
だからそこで音質を一定以上にちゃんと確保するっていうか、一定以上にするっていうのがすごい僕は重要だと思ってて、
逆に言うとそこをしっかりやってるんで、何ですかね、内容も頑張ってますけど、
すぎべ
内容プラス。
近藤淳也
音質とか、さっきのやたら聞いてもらえる人がいるニッチなところだとか、聞きやすい音質とか、
いろんな併せ技でどうにかここまできたかなっていう自己分析です。
すぎべ
そうですよね。音質だけでも、音質だけで中身考えてなくても無理だし、
中身考えてて中身がぎゅって詰まってても音質がちょっとガサガサってなってたら聞き続けてもらえないし、みたいなのがありますもんね。
近藤淳也
そうですよね。
あとはゲストが豪華ってとこかな。
すぎべ
ゲストすごい頻繁に来られてますよね。
近藤淳也
そうですね。レースとかでトップ選手のインタビューってなれば、当然国内でトップクラスの選手がどんどん登場することになるので、
やっぱりあの選手ちょっと話聞いてみたいなとか、無名だったけど今回いきなり上位に入ったとか、
すぎべ
絶対聞きたいですよね。
近藤淳也
みんながやっぱり上位に入ったあの人どんな選手なのとか、今回どうしてそんなに一気に成績良くなったんだろうとか、
そういう注目度の高い方にお話聞く機会が多いので、ゲストの良さというか魅力っていうのも大きいと思います。
すぎべ
いやー、すごい全然違いました。
ですよね。ジャンルが全然違う。
全然違う。
なんか似てるところもあるんですけど、耳が空いてる、作業はあるけど耳が空いてるっていうターゲットの方に向けるとか、似てるところもあるんですけど、
大会とかないしなっていう。
近藤淳也
ママの大会とか。
すぎべ
ママの大会ないしなとか、ですね。
いやー面白い。そうなんだ。
他に何か構成などなどでこだわっているところ、気にしているところありますか?
近藤淳也
構成ですね。話す内容に関しては、まず長さは長めを意識してます。
これがちょっとまた他とは違う特殊なところかもしれないですけど、
すぎべ
なんか1日5分とか1日10分っていう言葉をよく耳にするこの昨今、長めで。
近藤淳也
あとはまあ、いろんな方に、ほんとインタビューすることが増えてきていて、もう1年以上、いろんな会場でいろんな選手と話してるんですけど、
特にあの、僕が撮るときは、それもあの、深め重視を心がけてます。
すぎべ
浅瀬じゃなくって、深いところ。
近藤淳也
そうなんですよ。
これはあの、だんだんそうなってきたっていうのもあるんですけど、やっぱ最初の頃は、トップ選手が話してくれるだけで嬉しかったんですよね。
そっか。
あの有名選手が、わざわざIBUKI STATIONのクラスに来てくれて。
すぎべ
出てくださってありがとうございますっていう感じですよね。
近藤淳也
出てくれる。だから、わあ、何々選手、おめでとうございますね。
こっちのテンションももっと高かったし、もっと高かったっていうか浮かれてたし。
すぎべ
浮かれてた。
近藤淳也
はい。もう話せるだけで嬉しいみたいな感じで、あ、一言もらえたら嬉しいっていう感じだったんで、
で、やっぱりゴール後すぐで疲れてるし、あんまりなんか時間取らせたら悪いみたいな気持ちで、
ほんとに3分ちょっと一言もらって、どうでしたかって言って、いやもう大変だったけど、勝てて嬉しいっすとかって言われて、
まあそれだけ取れたらいいっていう感じだったんですよ。
でも、まあ大変だったけど、勝てて嬉しいなんて全員そうじゃないですか。
すぎべ
確かに。
近藤淳也
ある意味何の情報もない。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
まあ何々選手が出てくれたって事実が残るけど、
コンテンツとしては浅いなって、やっぱ自分でだんだん物足りなくなってきて、
おそらくまあリスナーの方も、これを例えば10人並べたところで、
すぎべ
声が変わるだけみたいな、言ってしまえばありますよね。
近藤淳也
なんか大体同じやんってなっちゃうんで、やっぱそれで浅く10人並べるよりは、ここでしか聞けない、
ま、で、かつあのさっきのMCの方がね、やっぱゴールのところとかいらっしゃって、
まあどうでしたかとか言って、よく聞かれてるんですよね。
だからそういう短いインタビューっていうのは他でもされているし、
まあ会場でも流れてたりするんで、なんかそれと同じ浅さだと、
まあ別にMCの方が浅いって言いたいんじゃないけど、
まあどうしてもそのシチュエーション的にはそっちは一定の時間内終わらすって感じになるんで、
まあやっぱりわざわざポッドキャストで聞くってなったら、
まあもう少し尺をとって、ここでしか聞けないところまでどれだけ深く聞けるかっていうのをやっぱ心がけないと、
ああ、なんか面白いもの聞いたなっていうふうにならないなってだんだん思い始めて、
だから数はよく、1位の人に話を聞いてたら、そのうち2位の人3位の人も来て、目移りしちゃうみたいなのもあるんですけど、
その数は追わずに、もう捕まえた人からここでしか聞けない話を聞くっていうのを意識して、
他に目移り、だから見てないしあんまり、
すぎべ
ああ、他の方を。
近藤淳也
はい、それをやったらすごい失礼だと思って、
そうしたら、そろそろですよねってなっちゃうんで、
すぎべ
あの雰囲気でわかりますもんね。
この人今、ちょっと目移りしてるみたいな。
近藤淳也
次の人にこの人意識いってるなって思わせてしまったら、
じゃあそろそろってなるんで、もう見ないようにして、できるだけ今聞いてる人に全神経を集中させて、
あなたの話が一番面白いんで、もっと聞かせてくださいっていう姿勢で、
できるだけ深く捕まえて聞くっていうのを意識するように今はしていて。
すぎべ
だからどんどんどんどん、アンノウンラジオもポッドキャスターインタビューも、
IBUKI STATIONも共通するところって、
近藤淳也
本当になんか深いとこまで行く、で、ちゃんと帰ってくるみたいな感じがありますもんね。
あとはまあ、それを聞くためにはちょっとやっぱ調べることは調べてとか、
この選手は前回どうだったんだろうとか、最近活躍どういうふうにしてるんだろうとか、
まあそれは余裕があるときですけども、って感じですかね、そこは。
すぎべ
それ、なんかそこまで聞いてもらえるのって、その選手にかけらず嬉しいですよね。
人って、そんなにもう人に、誰かに話を聞いてもらえるっていうことは。
近藤淳也
そうなるといいなっていう。
すぎべ
すごく嬉しいし、たぶん大人になればなるほど、子供もそうかもしれないですけど、
そこまでゆっくり自分の話聞いてくれる人っていない気がする。
近藤淳也
そうですかね。
すぎべ
そうなんですよね。
近藤淳也
本当、今回のルイックビアの前の新越語学っていうレースに行ったときは、
主催者の石川さんっていう方に、この大会やってるのなぜですかみたいなところから話を聞いていったんですけど、
そこから10年以上前の選手生活を、アメリカで活躍してた選手だったんで、
なぜかアメリカに行ってたとか、そこからなぜこの大会をつくことになったとかっていうのを、
どんどんどんどん遡って聞いてたんですよ。
面白そう。
たぶんご本人は、そこまで聞かれるなんて思ってなかったと思うんですよ、レース中に忙しいのに。
すぎべ
そっか。そこまで遡ることになるとはみたいな。
近藤淳也
そうですね。ですし、おそらく今までもたくさんそういう聞かれてきたことだと思うんですけど、
とはいえ、最近トレーラーを始めた人が、この大会出てても知らない歴史っていうのがたぶんあると思ったんで、
もう10回以上やってるような大会なんで、
そうなってきたときに、もう一回最初のストーリーとかを、今回初めてポッドキャストで入ることになったんで、
僕は聞こうっていく前から思ってて、
で、結局レース中って実行委員長なんでめっちゃ忙しいんですけど、
30分結局取らせてもらって、
で、昔の選手時代から大会をつくる流れとか、
それを10年間やってきてどう思うかみたいなことまで聞けたんで、
それをやっぱり聞いた、
だいたい皆さんレース中に聞くか、レース終わって帰りの車とかで、
近藤淳也
自分が出たレースのことをみんなでカーステルで聞きながら帰ってくれるんですけど、
それを帰りの車で聞いた人とかから、めっちゃ面白かったって連絡もあったりとかして、
で、やっぱり石川さんってそうやって思ってたんだみたいなこととか思ったよみたいなこととか、
感想もあったりとかしていて、やっぱりその深みのところを評価いただいてるのかなっていうのは感じてて、
すぎべ
そこはちょっと意識してます。
それをご本人がご自身の言葉で語られるからこそ、届くものってあるじゃないですか。
そういう情報みたいなのって、ホームページを見て、これまでの経緯みたいなのって読めばわかることもあるけど、
なんか情報以上のものが声にはのってくる気がする。
近藤淳也
そうですよね。
あと本当そうそう、走りながまあるけど、複数人でカーステレオっていうのも最近多くて、
それもちょっと新しいポッドキャストの聞き方だと思いません?
いいですね。
みんなレース会場から車で帰るんで、そのときにみんなで聞くっていう。
すぎべ
いや、それめちゃくちゃいい。それだけやりたいです、私。大会は出ずにそれだけしたい。
近藤淳也
なぜか。カーステレオで聞くかたに。
すぎべ
みんなで。
近藤淳也
でも、すぎべさんと一緒に車で行くときよく聞いてますよね。
すぎべ
そうですね。
カーステレオでポッドキャストをみんなで聞くの楽しいですよね。
それについて、いやいや言いながら、車乗るのって、音楽とはまた違った楽しみ方があるから。
近藤淳也
そうですよね。へーとか言って、そんなこと思ってたんやみたいなことを言い合えるみたいな話のネタにもなるんで、
すぎべ
そういうときにちょっと引っかかるネタを提供できたらなっていう思いで、どんだけ切り込んでいけるかっていう。
近藤淳也
大体そんな感じですけど。
すぎべ
共通するところは全部深いってことですよね。IBUKI STATIONにしろ、近藤さんがされてる番組すべて。
近藤淳也
そうですね。そうかもですね。さっきの立ち話が苦手っていうのの逆ってか結局つながってるのかもしれないですけど。
そうですね。
すぎべ
そのなんか苦手なところを逆転させて、強みに持っていくみたいなのって、これは意識的にされてるんですか?普段から?
近藤淳也
強みに持っていけてるのかな?そうせざるをえないというか、でもポッドキャストが好きなのはそうだろうなって思いますよね。
わーみたいなのがちょっと苦手なんで。
あのあれですよね。私が圧倒された名刺交換の場みたいな感じってことですよね。
すぎべさんの番組の話も。
すぎべ
私の番組の話、そうですね。
近藤淳也
なんか今すごいなって思いすぎて、ちょっともうママが自分を取り戻すラジオがどうやって作られたか。どうやって作ったかな?
すぎべ
でも、似てるところは何点かあって、このカテゴリー選びのところとか、もう先端を尖らせてそこしか見ないみたいなところはすごい似てるなと思ったんですよ。
内容としては、子育てのところに行かなくても、私子育ての話じゃなくて、ママ自身の話をしてるから、母親自身の話をしてるから、
どっちかって言うと、ちょっとなんか自己啓発系のところにもカテゴリーとしてはいけなくもないなって思ったんですよ。
内容どっちかって言うと、そっちに近いかもなって思ったんですよね。
だけど、自己啓発を見たときに、もうめちゃくちゃいっぱい番組があって、で、有名な番組とかもすごいたくさんあって、
いや、こんなところで私はそんなもん思おうと思ったんで。
近藤淳也
あ、でも始めるときにじゃあ、どのカテゴリーで勝負しようみたいな視点で、カテゴリーいろいろ見たってこと?
すぎべ
あ、見ました。
おー。
見ました。
近藤淳也
あ、そもそもランキング上がる気持ちで言いますね、それは。
すぎべ
ランキング上がるというか、見つけてもらわなかったらいけないっていう気持ちがあったので、
なるほど。
すぎべ
まだまだ番組ごふざってカテゴリー少なかったので、ほかの番組見たっていうよりも、インスタとかの傾向見たっていう感じかもしれないですね。
だから、なんか同じことを言ってても、同じことをしてても、それって別に私がせんでいいよねってなるから、
っていうので、すごい考えました、最初は。
なるほどね。
すごく。
そう、考えて。
で、コンセプトもそのママっていう感じでいき、
で、ターゲットみたいなところも、ママって言ってもいろいろいるじゃないですか。
いろんなママが。
だけど、私が経験してきたこと以上のことは話せないから、
当時始めた時は、子供が小学校低学年ぐらいで、一番下の子が一歳とか二歳とかそれぐらいだったので、
私が話そうと思ったのは、一人目はどうだったか、二人目はどうだったか、一番下はどうだったかとか、
一番上と一番下の、ちょっとこう、期間が空いてたから、一番上の時はこう思ったけど、一番下の今はこう思わへん、みたいな、その違いを話そうと思ったんですよ。
だから、私が届けられるターゲットっていうのも、そのぐらいのお子さんを育てているお母さんになるのかなって思ったんですよね。
近藤淳也
うん、なるほど。
すぎべ
で、
近藤淳也
それ全部始める前に考えたことですか?
すぎべ
始める前に考えました。
近藤淳也
相当考えてますね。すごいな。
すぎべ
始める前に考えました。
で、子育てしんどいっていうお母さんが、子育てちょっとでも楽になったらいいなって思いはあるけれど、本当にしんどいっていう方っていうのは、
なんか、私がどうのこうのっていう話では絶対にないし、ポッドキャスト聞いてどうのこうのっていう話ではないから、
そういうお母さんがいることも知ってるから、そういうお母さんたちには逆に届けたくないなと思ったんですよ。
だから、ちょっと眩しめのカバーアートにしてるんです。
近藤淳也
なるほどね。
すぎべ
うわ、きつって。
近藤淳也
いやいや、でも相当考えてるっていうのと、かなり明確にターゲット絞ってるというか、
すぎべ
うん、ターゲットはめちゃくちゃ絞ってる。
近藤淳也
ね、しんどさの度合いまで考えた感じなんですね。
すぎべ
あの、マズローとかやりました。
はい。
マズローの5段階要求でしたっけ?とかやりました。
近藤淳也
へー、なるほどなるほど。
すぎべ
それを決めて、で、初期設定をとりあえず決めて、ちょっとずつおそろおそろ始めたっていう感じだったんですよね。
近藤淳也
はい。
すぎべ
で、あの、テーマとか、内容とかは、基本的になんかほんとに周りで起こったこととか、ちょっとなんか、
あ、子供がこんなん言ってたなとか、息子が辛い食べ物食べて、
うわー辛い、生きてるって感じって言った、その言葉を、なんかちょっと拾って、
あ、そういうふうに感じるんや、みたいなのを話したりとか、ほんとに日々のことを話してるんですけど、
でもそれは、私のエピソードであって、そこに、そこは私しか話せないことだと思ってるんですよ。
だけど、それを、私以外のお母さんたちにも届くようにするためには、ちょっとそこを客観的に見るっていうか、
あの、具体的な話をちょっと抽象的にする必要があるなと思って、
で、これって子育てのこういう場面でも使えますよねとか、
夫婦喧嘩でこんなことがあったときにも、こういう考え方したらちょっと楽になりますよね、みたいなことを、
ちょっと抽象でグッてあげて話して、
で、最終的には、やっぱりママが自分を取り戻すことが大事だよね、みたいなところに持っていきたいんですよね。
すぎべ
着地させたいんですよ。
なるほど。
着地させないときも全然あるんですけど、着地させたいって思いで話してる。
近藤淳也
じゃあ、すごい具体的な、自分しかない内容を言いつつ、一回こう抽象的にして、
みんなに共通の何か引っかかりがあるようにしてるみたいなのを、毎回意識してるってことですか?
すぎべ
そうです。
へぇー。
近藤淳也
そうなんです。
すぎべ
すごい。
それを全く意識してないのが、お母さんの話なんて誰が聞くんなんでしょう。
近藤淳也
そこはやっぱ全然違うんですね、杉美さんの中で。
すぎべ
全然違います。
近藤淳也
へぇー、なるほどなるほど。
すぎべ
だから、お母さんの話なんて誰が聞くんは、本当に個人的な、私しかわからないみたいなことを話してるから、
あれは絶対に大きくはなっていかないと思ってます。
近藤淳也
うん、なるほどね。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
その話す内容っていうのは、じゃあママが自分を取り戻すラジオのほうは、
かなり他の人に届くようにって意識されてるってことですけど、
事前に割とこういう話をするってのは、決めてから取るんですか?
すぎべ
決めてないです。
あれ?
こういう話をするっていう順番とかってことですか?
近藤淳也
まあ、構成とか内容とか。
すぎべ
えっと、続いてはないんですよ、全く。
もう一回取り切りって言うんですか、なんて言うんですか。
次回へ続くとか全くないんですよ、一回で完結するんですけど、
そのエピソードを作る構成としては、
なんか自分の中で引っかかってくることがありました。
例えば、幼稚園でインスタグラムのアカウント始めますっていうお便りが来ました。
でも、親は子供の写真を撮って、
それぞれのインスタのアカウントで載せたらダメですっていうお便りも来ました。
ちょっと比較あるじゃないですか。
近藤淳也
まあ、矛盾っていうかね。
すぎべ
どういうこと?ってなるよね。
そうそう、とか、なんかこの間話したのは、
なんやったかな、あ、誕生日にブロンコビリに行きました。
で、自分でバイキング撮ってるんですけど、時間がかかって後ろの方に、
なんか子供が、みたいな感じで言われましたとか。
まあ、ちょっと別に誰かに言いたいとか、愚痴りたいまではないけど、
ちょっと引っかかること、良くも悪くもっていうのを全部メモしてるんですよ。
で、メモしておいたやつを、ちょっと時間たってから、
なんでこれって引っかかったんだろうかっていうのを、
いったんマインドマップみたいな感じでバーって書くんですよね。
で、書いたときに、あ、これって別に私個人の問題やなって終わるときもあるんですよ。
なんかただ書いてすっきりで終わるときもあれば、
それを書いたときに、あ、これってなんか子育てのこういう場面でも使える、
夫婦関係のこういう場面でも使える、
もしかしたらこれを聞いて、ちょっとはって思う人がいるかもしれないって思う内容に関しては、
そのマインドマップを見ながら、じゃあこれテーマ何にしたら引っかかってもらえるかなとか、
着地をこうしたら、なんかこうもやもやした気持ちのまま、
エピソードを聞き終わらなくなるなとかっていう構成は考えてて、
で、一番気にしてるのは、その聞き終わった後の事後感かもしれないです。
なんて言うんですか、あの、
近藤淳也
独語感みたいなのを聞いた後版みたいなやつ。
独語感みたいな。はい。
すぎべ
それを、よくも悪くも、すっきりさせすぎないみたいな。
近藤淳也
あー、ちょっともやっと残してもいいみたいなことですか。
えー。
すぎべ
深いなもやっとは残さないほうがいいな、これでも聞いてくださる方によるから、
ここってコントロールできないんですけど、
思ってることは、なんか言語化してくれてすっきりしました、みたいなのっていただいたりするんですよ。
近藤淳也
うん。
すぎべ
でもそれって、私やったらあかんのちゃうかなって思ってて。
近藤淳也
え?ほう。
すぎべ
だってそれって私の意見だし、みたいな。
近藤淳也
うーん。
すぎべ
もっと考えないといけないんじゃないかと思うんですよね。
近藤淳也
それぞれがってこと?
すぎべ
それぞれが。
あー、なるほど。
それぞれについて。
近藤淳也
じゃあ、みなさんどう思いますかぐらいで止めようみたいなのがあるってことですか。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
確かに、すぎべさんの番組聞いていると、
基本、そうか、何か引っかかりがあったというか、
ちょっと気になることがあったっていうのが、だいたい題材ですもんね。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
で、それをもとに、まずすぎべさんが感じたことを話されるけど、
なんか結論めいたこととか、
すぎべ
言いたくないんですよね。
近藤淳也
なんかあんまり確かにないかもですよね。
もっとこういうふうになるべきだと思いますとか、
もっとこういうふうにしてくださいよとか、
あんまり明確に誰かにお願いがあったりとか、
社会はこうなるべきだとか、
はっきりあんまり言われてないですかね。
すぎべ
それは途中からそう思うようになりました。
なるほど。
近藤淳也
ランキングとかに入れさせてもらうようになってから、
すぎべ
そうするようになりましたね。
近藤淳也
それは、できればみんなが自分の頭で考えてほしいからとかそういうこと?
すぎべ
考えるきっかけの番組になりたいからっていうのもあるし、
私が言っていることを、
たとえばなんか、子どもに優しい社会になるべきだって、
私はそう思ってても、みたいなところあるじゃないですか。
その、なんか、言ったもん勝ち。
なんていうんですか。
なんか、私の意見に賛同してくれる人を作りたくて、
近藤淳也
発信してるわけじゃないっていうのがあるので、
すぎべ
みんながそれぞれ考えて、
みんながそれぞれ思う理想の姿になればいいな、
大人も子どももって思うんですよね。
近藤淳也
確かに、さっきのバイキングで、
お子さんがゆっくり撮ってるの、
後ろの人がちょっとイライラしてたっていうのを聞いてて、
ハッとする感じは、僕もありましたかね。
要するに、ちょっとの時間なんやし、
すぎべさん的には、子どもが気が済むまで、
時間を今日は撮らせてあげたいって思っている、
お母さんの心理っていうのを語られてたと思って、
でも、もしかすると、僕はそこまで思い足らず、
近藤淳也
後ろでイライラしてる人になってたかもしれないって思ったんですよね、聞いてて。
で、それを一回聞いてしまえば、
次から同じシチュエーションになった時に、
いや、でもこの子は今日誕生日で、
お母さんが今日ばっかりは好き放題撮りたいのだけ撮らせてあげたいと思ってるのかもしれないっていう、
その想像力が広がるっていうだけでも、すごい意味があると思ったから、
それ以上明確に、こういう時はぜひ心広く待つようにしてくださいとかって言われなくても、
聞けば十分変化があるっていう感じもしたし、
逆に考えれるから、自分はこういうふうにこれから思うようにしようって、
自分なりに何か、少し変化が起きたかもなって気がするんで、いい塩梅かもですよね。
すぎべ
なんか教えられるのって、信頼してる人から教えてもらうのはスッと入ってくるんですけど、
教えてって言ってないのに、大丈夫かな、これ私のすごい、まあいいや。
いいじゃないですか。
教えてって言われてないのに、教えてこられるっていうのが、たぶんちっちゃい時からすごい嫌なんですよ。
近藤淳也
僕もそれはそうかも。
すぎべ
それ私、ここ自分で考えて乗り越えたかったのに、なんで教えてくんの?みたいな感じになったりとか、
近藤淳也
いきなり答え言われてなくていいよっていう。
すぎべ
そうそうそうそう。
近藤淳也
自分で考えたかったっていう。
すぎべ
うん。別にその答えに速さ求めてないしとかっていうのは、ちっちゃい頃から結構ずっと思ってて。
近藤淳也
なるほどね。
すぎべ
だから、教えますっていうスタンスで、頼んでもないのに教えますのスタンスでこられると、全然こう、なんかもうシャットダウンしちゃうんですよね。
で、もしかしたらそういう人が、一人でも二人でも、同じような感じの人がいるかもしれないと思ってて。
近藤淳也
なるほどね。
すぎべ
ってなった場合、私がちょっとこう、こういう時はこうしてください、こういう時はこうするんですよ、みたいな感じで教える指示するっていうスタンスになると、
どんだけ発信してても、入ってこーへんなっていう。
で、本人が気づかないと、結局何も変わらんよなっていうのはすごい思ってるんで、自分のことも含め。
だから、なんか気づけるきっかけになったらいいなっていう願いを込めて。
近藤淳也
でも、リスナーさんによっては、例えばその自分の気持ちを代弁してくれてありがとうっていう人っていうのは、もしかするとその不満の吐き口というか、
うって思ったこう、なんかもやっとした気持ちみたいなのを、代わりに言ってくれただけで満足みたいな方もいるかも。
確かに確かに。
それでどうっていうよりは、もう単にもやっとしてるんで、言ってくれて、公の場所で言ってくれてありがとうっていう、もうそこで、そこっていう方もいるのかも。
すぎべ
それもありますよね。
それも私自身なんか、他の番組聞いてたり本読んでたりとかすると、言葉にしようと思ってないぐらいのことを言葉にしてくれてありがとうございますっていう時はたくさんあるので、
それもすごくわかるんですけど、だからそういう回もあれば、ちょっと一緒に考えませんか?みたいな回もある気がしますね。
近藤淳也
でもそうだとしたら、意外とママ以外の人に届くのも大事かもですね。
すぎべ
って最近思ってるんですよね。
近藤淳也
だってそのもやっとした相手ってママじゃないことが多くないですか。
すぎべ
そうなんです。それが今の課題なんです。
近藤淳也
なんか実は届けたいその気づきは、ママは共感かもしれないですけど、やってる方は反対側っていうか、違う立場の方な感じもしますよね。
さっきのね、後ろで待ってイライラしてる人とかって、なんか別の立場の方なんで。
すぎべ
そうなんですよ。だから、沼津のこの間のイベントの時も思ったし、言ったんですけど、共感していただけるのはすごい嬉しいし、共感しますっていうのはとっても励みになるんですけど、
多分この番組が次のステージに行くためには、共感を超えていかないといけないんだろうなっていうのはすごい思っているところで迷ってます。
近藤淳也
あ、そうなんですね。なるほどなるほど。
すぎべ
そうなんですよね。
あとはそうですね、その共感の話でいくと、とにかく教えるスタンスが本当に嫌いなんで、
嫌いって言ってしまった。いいんです、そういう番組もあっていいと思うし、そういう番組も必要なんですけど、そういうコンテンツも必要なんですけど、
私の立場的に、先生が子供に言ってるわけじゃないから、同じとこに立ってて、私の一個人の意見を伝えるっていう、伝えるっていうのをすごい重視してる。
近藤淳也
うん、なるほど。教えるじゃなくて伝える。
すぎべ
だって教えれることなんてないですもん。
近藤淳也
あるとは思いますけど、
本当にないんです。
この人なんでそんなに偉いのかな、みたいな人が教えるポジションでしゃべってるのは、ちょっと僕も苦手かもしれないですね。
本当に詳しい人はね、いいんですけどね。
すぎべ
はい、そうなんですよ。
子育てはほんまに、3人育てて思いましたけど、マジでわからんっていう、本当にわからんって産めば産むほど思ってるんですよ。
2人目のときに、わかったかもってちょっと思ったんですよ。
あ、こうかも、みたいな。
3人目産んで、恥ずかしいってなりました。
わかったかもって思った自分が恥ずかしいってなったから。
近藤淳也
だから、わからないよねっていう話を永遠にする。
すぎべ
なるほど。
してますね。
あ、でも、テーマの決め方は、私は日々起こったことをかいつまんで話してることが多いですけど、
誰か、人にそれこそ、どうやってテーマ決めてんのとか、どうやって出したらいいのって聞かれたときに、
一つの案としてお伝えしてるのは、
近藤淳也
125個、そもそもテーマは出るっていう話があって。
すぎべ
はい、125個?
はい。
近藤淳也
まず、
すぎべ
5の3乗。
え?
5の3乗。
5の3乗。
はい、5の3乗。
おっきい丸を書くんですよ。
で、そこに、そもそもの番組のタイトルとかテーマとかを書けます。
でも、私だったら子育てとか。
ちゃうわ、私だったらママが自分を取り戻せられちゃうって書くのか。
で、そこから、そのおっきな丸から、周りに中ぐらいの丸を5個書くんですよ。
で、そこに、その番組で話す柱みたいなことを書いて、
私だったら子育てとか夫婦関係とか、ちょっとそのジェンダー系のこととか、ジジネタ的なこととか、
あと私の幼少期の頃の家族の話とか、あとドラマとか映画とかエンタメの話とか、
っていうのを5個出して、
で、その5個出したところにもう1回ちっちゃい5個丸をするんですよ。
はいはいはい。
そうすると、125個?125個なります?これ。
近藤淳也
なんか、大谷がメジャーリーグで活躍できる選手になるみたいな。
すぎべ
ますみたいなやつですよね。
近藤淳也
夢をなんか分解して、それのためにできることみたいな。
すぎべ
それのポッドキャストバージョン。
そんなことしてたんですか?
子育てで言うと、本からの知識とか日常の築きとか、兄弟玄関とか、勉強のこと、習い事のこととか。
近藤淳也
このメソッドは、すぎべさんが開発したんです?
すぎべ
いや、たぶんどっかで全然違う本か何かを読んだんですよ。
で、これポッドキャストにも使えるやんって思って、使ってるんですけど、
近藤淳也
それも番組が始まる前に、まず自分でやったってことですか?
すぎべ
いや、番組始まる前はネタしかなかったんで、それをとにかくバーって毎日調べてたんですよ。
でも、300ぐらい行ったときに、そろそろちょっとネタがあってなってきて、
近藤淳也
ネタのちょっと探し方とか、テーマの決め方みたいなのをたぶん何かで調べて、で、見つけました。
なるほど。逆に300まで迷わずネタがあったんですね。
すぎべ
そうなんですね、きっとね。
近藤淳也
それも大概ですけどね。
すぎべ
たぶんそれだけ孤独に子育てしてたんやと思います。
誰にも話さずに、やってたことを出していってたんやと思うんですよ。
で、ようやくできて、
近藤淳也
300で。
すぎべ
はい、300でようやくできて、
近藤淳也
めっちゃ積もってたんやな。
すぎべ
はい、すごい積もってたのがあって、そこからですかね。
なるほどね。
だから、この方法はおすすめかもしれないです。
近藤淳也
おもしろいですね。
すぎべ
5個5個5個出していくっていう。
近藤淳也
はい。
すぎべ
あともう一個、すいません、思いついたことをどんどん言ってしまうけど。
どうぞ。
あの、内輪感のバランスはすごい考えてました。
近藤淳也
はいはい。
すぎべ
特に、ポッドキャスターアワード以降は、調子乗ってたんで、1年ぐらい。
調子乗ってる期間があったんで、ついつい、
なんかうちの子が、みたいな感じで、
うちの子の説明を何もせずに、うちの子の話を始めちゃうとかあったんですよ。
でも、ほしのげんさんとかのライブの映像見たり、
あとは、中リーサっていうね、タレントがいるんですけどね。
あ、おむすびに出ます。
出てるんですか?
はい。おむすびにも出られます。
近藤淳也
あ、そうなんですね。
すぎべ
橋本カナのお姉ちゃん役で、ギャル、伝説のギャル役です。
中リーサさんがすごい好きで、YouTube見てるんですけど、
でも、めちゃくちゃフォロワー数多いんですよ。
登録数も多くて、すっごい人気なんですけど、
絶対に一番最初に、中リーサですって言うんです。
で、一番最後に絶対インスタグラムXもやってます。
フォローお願いしますとか、基本的なことを絶対毎回前後に言うんですよ。
で、中リーサとかほしのげんでもこんだけ言ってるんやから、
そんな絶対言わなあかんなって思って。
前提の子供さんにいるんですけど、上は小6、小5、下が年長さんで、
男、女、女なんですけど、みたいな、その前提の話を絶対入れるようにしてるっていうのもあります。
近藤淳也
なるほどね。
すぎべ
じゃないと、ようわからん自分の話してんなって聞いられてしまうなって思うので。
近藤淳也
それはそうですね。そこのケアをどこまで人を想定するかで、
聞く層が決まるみたいなところもありますもんね。
それは僕も結構意識してて、
IBUKI STATIONだとこの前、見打ちでね、見打ちってかレギュラーメンバーで話してるときに、
走っているときに途中でマーライオンしちゃって、みたいなのがあって。
すぎべ
聞きました。
まあ、マーライオンって言えばだいたいわかるのかもしれないですけど、もしかしたらわからない人いるかもって思って。
すごい丁寧に説明されてましたね。
近藤淳也
そうですね。あのシンガポールで口から水出してるやつねっていう。
そこまで言えば、戻したんだなっていうのがわかるかと思ったんですけど、もしかしたら置いてきぼりにするかもって思って。
でもまあそんなの、トレーラーやってる人の中では共通言語みたいには確かになっていて、
あえてなんかスルーしてもいいかもって感じなんですけど、結構拾うようにしてて。
すぎべ
そこの塩梅ありますよね。
近藤淳也
そうですよね。そこでやっぱり置いてきぼりにされたなって思うと、
ライトなリスナーさんっていうか、そこまで詳しくない方だと、
自分は想定のリスナーじゃないんだって思われるんじゃないかなっていうのは結構気にしてます。僕も。
すぎべ
ハッシュタグってあります?IBUKI STATION。
近藤淳也
ん?
すぎべ
ハッシュタグ。拡散用の。
近藤淳也
ないかも。作ったほうがいいですか?
すぎべ
私もないくて、考えてくださった方が何名かいらっしゃるんですけど、
近藤淳也
それはIBUKI STATIONあえてないんですか?それとも、ただね。
ちなみにユーザーさんが自発的にシャープIBUKI STATION、アルファベットなんだよ元々。
シャープIBUKI STATIONって続きでつけてくださってる方はいるんで、
近藤淳也
奥が深いですね。奥が深い。
すぎべ
日知カテゴリーの中のこれ話すので、
近藤淳也
オールジャンルのカテゴリーランキングは、本当に才能なりがもっと必要だなと思いますけどね。
お笑い芸人さんのような、本当に誰が聞いても面白いっていう話す力だったりとか、
コテンラジオさんみたいな圧倒的な知識量とか情報量だったりとか、
すぎべ
もっと抜けた何かが必要なんだろうっていう気がしますけど。
コテンラジオさんの番外編エピソード107で、
大公開コテンラジオの舞台裏、作り手が語る台本作成の全貌っていう回があるんですけど、
今年の6月ぐらいかな、見出されているもので、
ここでコテンラジオの台本がどうやってできてるかって話をされてるんですよね。
これは、コテンクルーっていうコミュニティの中では、公開もすでにされてたものなのかもしれないんですけど、
こうやって番組の中でお話しされて聞くのは、私は初めてだったので、びっくりしました。
まあ、想像はしてたんですよ。
番組作りって言っても、すっごいんだろうな、みたいな、すっごい時間もかかってるし、
労力も、人の人数とかも、全然違うし、すごいんだろうなって思ってましたけど、
近藤淳也
もう、想像を絶する作業。
ちょっと具体的に紹介していただくと。
すぎべ
具体的にですか。聞いていただくのが一番なんですけど、とにかく本を40冊とかそれぞれ読まれていって、
チームで1つのテーマに対して。
2ヶ月ぐらいかけて、1つのテーマに対して研究をして、
40冊とか50冊とか読んでたら、ここの本では公開ってあるけど、違う本読んだらそれが否定されてるとかって、
どのジャンルでもあるじゃないですか。
だから、私がこう受けた印象は、これも、なんかゼミみたいな、大学の。
近藤淳也
確かに、研究に近いですよね。
研究の。
基本は、でも日本語の本ってことですか、それは。
外国語も読むの?
すぎべ
どうなんですか、物によっては外国のものも読んでらっしゃいそうですよね、きっとね。
近藤淳也
そうですか。
なんか、そこもまた絶妙ですよね。
というのは、例えば、もっとちっちゃい国だったら、そんなにその国の言葉に翻訳された本がない可能性もあるじゃないですか。
だから、歴史の本で1個のテーマ決めて、40冊ない国って結構あると思うんですよ。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
結構、日本だから成り立ってるみたいなところもあるかもですよね。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
海外の本も読んでるんであれば、もっとあるんでしょうけど、
もしかしたら韓国とかだったら、そこまで文献ないかもしれないですよ。
すぎべ
そもそもってことですよね。
近藤淳也
でも、40はすごいな。
すぎべ
すごい。
近藤淳也
それをチームで読んで、みんなでまとめて発表しちゃってるっていうね。
こちらもね、お仕事ですもんね。
すぎべ
そうですね、お仕事。
近藤淳也
それで世界史のデータベースを今作っていってっていう。
すぎべ
はい。
近藤淳也
ことですもんね。
すぎべ
いやー、すごいなと思って聞いてました。
今日の朝、洗濯物を干しながら、あーって思いながら。
近藤淳也
ちょっとレベルが違うなみたいな感想ってことですか。
うんうんうん。
すぎべ
確かに。
そうなんですよね。
なので、いろんな作り方がありますし、
近藤淳也
何のためにしたいかとか、やってるかとかによっても変わってくるんだろうなと思いますけど。
すぎべ
ちょっと他の方はどうやって作ってるのかも聞いてみたいですね。
ですね。
はい。
まあそんな、IBUKI STATIONは深く深く聞いてくれる。
どんどん深いところにいくっていうお話されてましたけど、
それが体験できるところがあるんですよね。
もうすぐ、インタビュー。
近藤淳也
僕がってことですか。
すぎべ
インタビューしてくれる、近藤さんがインタビューしてくれるっていう場所が。
ポッドキャストウィークエンドのことですね。
そうですそうです。
近藤淳也
そこは、IBUKI STATIONとしてではなく、LISTENの近藤としていきますけれども、
ポッドキャストウィークエンドで30分ずつ枠を作って、
みなさんの本音を聞かせてくださいっていうことで、
インタビューブースを設けますので、
ぜひね、インタビューさせていただければと思います。
ぜひ。
すぎべ
インタビューか収録か選べるんですけど、
おすすめはインタビューですね。
深いところまで行って、
ちゃんと戻ってこれることが多い。
ことが多い。
近藤淳也
ですよね。
かな。
すぎべ
脇道にそれても、ちゃんとシュシュシュシュって、
本通りに戻ってくるっていうのが、近藤さんのインタビューだと、
私は認識しているので。
そうなんですね。
近藤淳也
そうだといいですね。
心を開いてくだされば。
すぎべ
そうですね。
近藤淳也
ですかね。
すぎべ
それ重要ですね。
近藤淳也
そうですね。
心を開いて、話す。
すぎべ
信頼して話すということが重要かもしれないですね。
昔から、なんでってよく言うよねって言われてました。
どのぐらい小さい頃からですか?
近藤淳也
この頃から。
すぎべ
それって、だんだんなくなっていくものなんじゃないですか。
なんでなんでっていう時期あるじゃないですか、子供の。
近藤淳也
お母さん、なんでなんとかって、なんとかなんとか言って、なんでなんとかって。
すぎべ
それが終わることなくっていうことなんですね。
近藤淳也
そうですね。ずっとキープしてるかな。
なんで、すぎべさんなんでポッドキャストやってるんやろうとか、
それなんでっていうのがベースかもしれないですね。
すぎべ
そうですね。よく聞かれます。
よく聞かれて、正直、いや、そんな何もないですって思う時もあるんですけど。
近藤淳也
僕が聞くからですか。
すぎべ
なんで今日の衿はそんなに大きいんですか?とか聞かれると、
いや、もう衿が大きいことに理由はないですとか思うんですけど。
近藤淳也
そんなこと思ってたんや。そんな質問しましたっけ?
はい。こないだすごい大きい衿のシャツ着てた時。
すぎべ
でも、なんでって聞いてもらえることで、自分の中ですごいこう、
自分と自分の対話が始まるなって思ってて。
聞いてもらわなかったら、それ始まらないじゃないですか。
今、情報が多いから、自分とこう対話するって言うよりも、
情報をバーって入れちゃう。なんかドラマ見て、映画見て、本も読んで、
X見て、TikTok見て、みたいな感じになって、バーって入れるんですけど、
なんでって聞いてもらえることの意義を感じながら働かせていただいております。
大きな衿には意味ないですけど、全く1ミリも意味ないんですけど。
近藤淳也
そうか。
すぎべ
ぜひね、ちょっとなんでなんで攻撃に会うかもしれないですけど、
近藤淳也
それでもよければお話しに来てください。
すぎべ
ぜひぜひ。11月2日、3日、下北沢でポッドキャストウィーケンドがあります。
この30分の枠は事前に予約していただけて、今ちょこちょこ埋まってきているので。
近藤淳也
入り始めました。
入り始めました。
すぎべ
すごい。
なので、気になる方はお早めに。
日時を。
近藤淳也
埋まっちゃうとね。
すぎべ
予約していただいて。
近藤淳也
お話しできなくなっちゃいますからね。
すぎべ
そうなんですそうなんです。
これもリンク貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
近藤淳也
お待ちしてます。
すぎべ
ということで、今日はこのあたりでおしまいで良さそうですか?
近藤淳也
なんか、IBUKI STATIONの人から戻れたんかな?
すぎべ
なんかちょっといつもと違う感じ。
近藤淳也
完全に8割ぐらい、IBUKI STATIONから来てくださってました。
すぎべ
IBUKI STATIONもぜひ聞いてみてください。
近藤淳也
そちらもよかったら聞いてもらいたいですし。
ウィークエンドはLISTENの人として行きますので、
いろんな方とお会いできるのを楽しみにしてます。
すぎべ
楽しみにしております。
ということで、今日はポッドキャストどうやって作ってますか?
番組をランキング入りさせるには、というテーマでお話をしました。
ありがとうございました。
近藤淳也
ありがとうございました。