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今日は、交渉・プレゼン・面接といった場面でそのまま役立つ話です。
キーワードは「次元を上げる」。
実はこの話、私自身が昔はよく理解できていなかったものなんです。だからこそ「あ、そういうことだったのか!」とわかった時の経験を元に、シェアしていきますね^_^
「あの人は次元が違う」の正体
「あの人は次元が違う」って言いますよね。
あとはスピリチュアルの文脈で「高次元からのメッセージ」みたいな話もあれば、数学や物理のガチな次元の話もあります。
今日はこの「次元」を、数学寄りの整理から始めて、最終的に日常で使える武器にしていきます。
まず数学的なおさらいです。
点は0次元
点が動くと線=1次元。前後の移動が生まれる
線が動くと面=2次元。縦と横(X軸・Y軸)の動きが生まれる
面が動くと立体=3次元。前後・左右に「高さ」(Z軸)が加わる
ポイントは、各軸が原点で直交していること。つまりX軸の動きはY軸やZ軸には影響しない、独立した方向だということです。
人間が感じられるのは3次元までですが、理論上はいくらでも上の次元を想定できます。
そして次元が1つ上がると、大きな特徴が2つ生まれます。ここからが本題です。
特徴①:認識できる情報が増える:迷路とGoogleマップ
1つ目は、上の次元からはより多くが見えるということです。
例えば、庭園の巨大迷路の中を自分の足で歩いているとします。あるいは車の運転でもいいです。
地上(2次元的な視点)にいると、どこが最短ルートかわかりませんよね。行き止まりにぶつかったり、とんでもない遠回りをしたり^^;
ところがGoogleマップのような「上からの視点」があると、「あ、こう行けばいいじゃん」と一発でわかる。しかも「ここは行かない方がいいな」と問題を事前に回避すらできます。
「高さ」という軸が1本増えただけで、下の次元では見えなかった情報が見える。
下の次元ではランダムに見えていたものが、上の次元からは整合的に見えるんです。
特徴②:操作できることが増える:YouTubeのシークバー
2つ目は、上の次元からは「操作」ができるということです。
YouTubeを見るとき、動画を止めたり、巻き戻したり、シークバーで結論まで飛ばしたりできますよね。
なぜあれができるのかというと、私たちが動画の中の時間軸の「外」、つまり1つ上の地点にいるからです。
動画の登場人物は、動画内の時間を巻き戻せません。でも外にいる私たちは自由に操作できる。
もっと言うと、点を動かすと線になりますが、「動かす先の方向」が存在していないと動かせませんよね。点の中にいたら、線にはなれない。
つまり何かを操作するには、必ず1つ上の次元にいる必要があるのです。
キックの王者がMMAで負ける理由
ここで私の趣味、格闘技の話をさせてください笑
キックボクシングで負けなしの超強い選手が、総合格闘技(MMA)に転向した途端、あっさり負けてしまう——というのはよくあることなんです。
これも次元の話で説明できます。
ボクシング:パンチのみ → 変数1個
キックボクシング:パンチ+キック → 変数2個
MMA:パンチ+キック+タックル+寝技+関節技・絞め技 → 変数が一気に増える
MMAでは、タックルから寝技に持ち込まれ、マウントポジションを取られ、極められる…..という展開まで想定しながらパンチとキックを打たなければいけません。
打撃だけに集中していればよかった世界と比べて、考えるべき変数(=軸)の数がまったく違うわけです。
そして数学的に言えば、変数の数=軸の数。
軸が増えるということは、次元が上がるということ。
これをコーチングでは「抽象度が上がる」と言います。思考の次元が上がっている状態ですね。
だから交渉・プレゼン・面接は「手札」で決まる
ここで冒頭の話に戻ります。
抽象度を上げると「認識が広がる」「操作できることが増える」——これを日常の言葉で言うと、手札が増えるということです。
そして交渉・プレゼン・面接は、結局持っている手札が多い方が勝つゲームなんです。
交渉なら——「こう言われたら、ここに落とし所をつける」と事前に想定している人は強い。予想外のことを言われて「持ち帰って確認します」では、後手に回ります。
プレゼンなら——Q&Aで突っ込まれるポイントを最初から想定していれば、焦らず論理的に返せます。むしろ「そのツッコミが来る前提」でプレゼン自体を設計することもできます。
面接なら——「この場合はどうしますか?」への答えをすでに用意していれば、短時間で的確に返せる。
どんな天才でも、その場で1個ずつ考えるより、事前に上の視点から全体が見えていた方が強いに決まっています。変数が増えれば増えるほど、この差は開きます。
手札を増やす=変数を増やす=軸を増やす=思考の次元(抽象度)を上げておく。
全部同じことなんです^_^
さらにもう一段上へ:「人の数だけ軸がある」
ここで終わってもいいのですが、もう一段だけ次元を上げます。
実は—
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