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18.【続・質問】自分のキャラがオリジナルだと思えないと苦しいのですが……
2026-04-02 13:36

18.【続・質問】自分のキャラがオリジナルだと思えないと苦しいのですが……

7 Comments

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サマリー

今回のエピソードでは、キャラクターがオリジナルだと感じられないというリスナーからの追加質問に答えています。影響を受けるのは自然だと頭では理解しつつも、感情が追いつかず苦しむという悩みに、片沼ほとり氏は共感を示します。解決策として、自分にとっての「オリジナル」の定義を具体的に言語化し、それを追求することの重要性を提案しつつ、読者の視点も忘れないよう助言しています。

質問の背景と概要
はいどうもこんにちは。ライトノベル作家の片沼ほとりです。 創作の質問がmondに届いていたので答えていきます。
そしてですね、こちらが以前質問いただいた方の追加質問みたいな形になっています。 第10回にキャラ造形が他の作品と似てしまったのですが、このまま書いてもいいですか?という質問にお答えしたんですが、その僕の回答を踏まえての追加質問という形ですね。
まずは読み上げていきますが、かなり長いので途中中略をして読んでいきます。それでは読み上げます。
リスナーからの質問内容:オリジナリティへの葛藤
先日の回答を誠にありがとうございます。大変ためになりました。 キャラの影響を受けるのは当たり前で、常に意識すべきなのは読者が読んで面白いか。
ご自身の回答ドライだとおっしゃっていましたが、この言葉は時折忘れてしまう真理だと思います。 しかしキャラを作る中でこれが私のキャラクターだと思えることがモチベーションになるのも事実だと思います。
テンプレを組み合わせただけでなく、そこに新しいがなければダメなのはストーリーでもキャラでも同じだと解釈しています。
常規の真理は頭ではわかっているんですが、まだすぐには飲み込めてなくて… 例えば
ここからちょっと長く中略させてもらうんですが、具体的にこの作品のこういうキャラクターから影響を受けて、こういう要素がある。
それを元にこういうキャラを作ったんだけど、元から元のキャラと話すためにこういうふうにやって、だけどまだちょっと似てるんじゃないかって思っちゃうみたいなことが書いてあります。
最後ですね。 要するにちゃんとオリジナルだと思えなければ苦しいタイプの人間なのだと思います。
片沼さんのような完璧な理論を頭で理解してはいても、感情が追いついていないのです。
講座の理論を生かして誰よりも面白い物語を作りたい欲求と、自分に納得したい面倒な欲求が混在しています。
大変面倒の長文で申し訳ありませんが、良ければお考えを教えていただけると嬉しいです。
創作意欲は全く変わっていませんし、今もこのお話を書き進めています。
具体的な質問への回答保留とコミュニティの案内
ということで質問ありがとうございます。こちら答えていきます。
はい、まあちょっといろいろ難しい質問なんですが、まずちょっと躊躇したところはすいませんというところなんですけど、
ちょっとね内容が細かすぎるっていうのと、細かすぎるけどちょっと一般的に書かれていて、もうこれちょっと読んでみないと、見てみないとわかんないなっていう感じだったんで、
ちょっとこの辺の具体的なところは回答を控えさせていただきます。
この辺はですね、まあ講座を受けてくださってるんでご存知だと思うんですけど、僕はコミュニティっていうのも講座を受けてくださった方には案内していて、
そっちだとね、まあそういう一つの作品とかキャラクターについてしっかり僕と一対一で議論するみたいな場は設けていますんで、
もしそういうのがやってみたいなっていう場合はコミュニティに入ってくださいというか連絡くださいという、そこはちょっと一旦置いておきまして、
前回の回答の再確認:影響は当たり前
質問への感じの質問ですね、ちゃんとリアルタだと思えなければ苦しいがどうすればいいかというところについて答えていきます。
でですね、これについては前回の質問と解像どんなだったかっていうのを思い出したいんですけど、結構似たようなことを言っちゃうことにはなるかなと思います。
前回どんな質問を受けたかっていうと、キャラ造形が他の作品と似てしまったんですが大丈夫ですかと。
他の作品に影響を受けてはいけないっていう脅迫観念があって、これでいいのかなって思うんだけど大丈夫ですかみたいな質問を前回受けて、
で僕の答えとしては、他の作品に影響を受けるのは当たり前だよっていうことを言いました。
完全に新しい作品とかキャラクターっていうのはなかなか存在しないと。
他の作品に影響を受けて、こういうキャラ面白いから描こうとかそういうのも当たり前のことですし、似てしまうっていうのも普通のことなんで、だから気にしなくていいよと。
そういう脅迫観念は気にしなくていいんだよっていうふうな回答をしましたと。
感情が追いつかない現状と「世界の基準」と「自分の基準」
で、じゃあ今回の質問がそれを踏まえてどういう質問かっていうと、いやそういう言ってもらってためになりました、分かるんです、だけど気にしちゃうんですみたいな。
なんかそういう質問なのかなと思っていまして、読んでる限りね。
なんで、僕の回答としても気にすんなになっちゃうんですけど、正直さっき中略した部分を僕が読んで、
これ本当にオリジナルになってますかね、みたいな不安をかかれてるんですけど、正直僕の目で見ればもうとっくにそれはオリジナルじゃないですかって思っちゃいました。
元のキャラクターがいるとはいえ、属性もだいぶ変わってるし、過去とか理由とかも全然変わってるし、
もうそれは参考元とはかけ離れてるじゃんっていうふうに僕には思えるし、おそらく僕以外のほとんどの人はこれを見るとそう思うのかなと思います。
とはいえオリジナリティあるないに基準はないんで、自分で納得できるかが大事だよっていうのは、それも確かに一つの答えというか、それはそうっていう話ではあります。
世界の基準っていうのと自分の基準っていうのがあって、世界の基準の上ではもう完全にオリジナルだと思うんですけど、自分の基準を満たしてなかったらモチベが上がらないっていうのはそれは真理です。
僕は前回、この問題に対して言ったのは、いや、あなたの基準っていうのは多分世界の基準とは違うから、その世界の基準っていうのはこうだよ、だから気にしなくていいよっていう話をしたんですけど、
それだとまだわかんない、納得できない、体感できないって言った方がいいかなっていうことなんで、ちょっと今回はもう一つ別視点の答えを言ってみようと思います。
新たな解決策:理想の「オリジナル」を言語化する
それが何かというと、もう自分の理想のオリジナルっていうのを言語化しましょうっていう話です。
すなわち、ちゃんとオリジナルだと思えなければ苦しいっていう話だったんですけど、じゃあどんなことが起こったらちゃんとオリジナルだと思えるのかっていうのを言語化してみてください。
今ですね、元のキャラがあって、そこから新しいキャラを作った、いろいろ変えた、だけどオリジナルだと思えないっていう状態なんで、じゃあどうなったらそのキャラはオリジナルだと思えるんですかっていうのを一回考えてみてほしいんですよね。
そこを言語化してみてほしいんですよ。
僕はこの質問者さんを読んでも、元のキャラっていうのが存在した時点でも、どうこねくり回してもそこはもう納得できないんじゃないかなっていうふうに思ったんですけど、
つまりこの作品を書き続けている上で、この質問者さんがその手に納得できることはもうないんじゃないかっていうふうに質問を読んでて感じちゃったんですけど、
とはいえね、次の作品を書く時とかにも、じゃあ完全に自分の納得できる、これがオリジナルだと思える作品、キャラクターっていうのを作ることを目指すと思いますけど、
じゃあその定義って何なんですかっていうのを決めるんですね。
じゃあ例えばその定義は何なのかっていうと、例えば僕からの提案で言うと、そのキャラクターを見て自分が今まで読んだ作品のキャラクターを思い出さないとか、
ストーリーから先に考えて、そのストーリーで最もいきそうなキャラクターを順番に考えた、だから他のキャラ、作品からは影響を受けてないんだとか、
質問者さんに何が当てはまるかわかんないですけど、そういう感じで何が起こったら納得できるかっていうのを言語化してみてほしいんですね。
で、それがあってやっと初めてそこに向かっていけると思うんですよ。すなわちオリジナルのキャラクターを作るっていうところに向かっていけると思うんですね。
というのを一度やってみてください。それこそこの辺の難しい議論とかはAIと相談したりしてもいいかなと思います。
質問者さんの中略のした部分で、ちょっとその辺の悩みをAIに相談したみたいな話があったんですけど、そういう抽象的というか議論とかはAI得意だし付き合ってくれると思うんでいいんじゃないかなと思いますね。
そうするとオリジナルのキャラクターを作るのってめちゃめちゃ難しくないっていうふうに気づくかもしれないし、あるいはこれがオリジナルのキャラクターの定義だっていうふうに言語化できるかもしれないし。
あとはですね、他の作品を思い浮かべて、あのキャラクターは自分のいうオリジナルの定義に完璧に当てはまってるなみたいなキャラクターを見つけるとかですね。
そういうことをして自分の理想っていうのの解像度を上げていくのがいいかなと思います。
今ですね、それが見えてないからこそ、ああやってこうやってだけでうまくいかないみたいな状態になっちゃってると思うんで。
作者自身の「こだわり」と理論の融合
はい、ということです。
正直ね、こういう自分で納得できるかっていうのが大事だっていうのはわかりますし、僕もね、そういうのはありますよ。
まああんだけね、講座の中で理論全振りです、自分の好みとかないですみたいな印象もしかしたら持たれてるかもしれないですけど、いやさすがにそんなことはないかな。
ですけど、別に僕がこういうの好きとか、ここはここまでやらないと自分の作品として世に出したくないみたいな自分ルールっていうのはあります。
だけどそれを講座の中で話すかっていうと、それは他の作品、人たちの役に立たないなみたいなところはもうバサバサ切って、皆さんに役立つ講座の目標に合うものだけを提供してるんで、そういうふうに見えるかもしれないですけど、
そういうこだわりとかいうのは当然あるし、僕にもあるし、誰にでもあっていいものだと思います。
で、そういうこだわりっていうのを、僕が理論化しているような一般的なところっていうところと組み合わせて発揮することによって、
一般的な面白さを担保しつつ、作者なりの作家性を見出しつつ、そしてちゃんと作品として面白いみたいなところになっていくっていうのが、
僕の講座を受けていただいた上で創作するところのゴールかなと思いますので、まずはそっちの部分、自分の好きなものは何かみたいなところを言語化していくっていうのも一つやるといいのかなと思います。
それでやってみて、言語化してそれを追求してみるっていうのを一回やってみて、それでもしかしたら、やっぱりこのこだわりいらなかったなみたいなふうになるかもしれないし、
いや、めちゃめちゃうまくできたし、面白くもなった、これでいこうってなるかもしれないし、それはやってみないとわからないところなんで、
まずは納得できる言語化とその実行っていうのをやってもらえたらいいかなと思います。
注意点:読者の期待とのバランス
ただ一点だけ言っておこうかなって思うのは、そういうこだわりっていうのは持っててもいいんですけど、そのこだわりが読者に向いてなくてもいいんですけど、
読者と逆を向いちゃうとやっぱり良くないんですよね。例えば、ライトノベルを書きたいんだけどモテる主人公を書きたくないみたいな、ラブコメ書きたいけど主人公をモテさせたくないって、これかなり読者の逆を言ってますよね。
それと同じで、もしかしたらオリジナルなキャラクターを作りたいっていうのが読者と逆にいかないかっていうのはそこは注意してほしいなとは思うんですけど、
すなわち読者から見ても受け入れられそうにないキャラクターになっていっちゃうとか、そういうことにはならないようにっていうのだけ念頭には置いてほしいかなと思うんですが、
その注意点を持った上で、自分なりの感性の言語化とか、理想の作品の言語化、理想の創作過程の言語化をしてみるといいんじゃないかなと思いました。
かなり厄介な、そして創作の難しい部分を扱った質問になりましたが、お役に立ったら幸いです。それではまた。
13:36

コメント

Q Q

この質問をした者です。再度ご回答いただき、ありがとうございます。 「とっくにオリジナルだ」と言われ、ようやく憑き物が落ちた感じです(以前もそういうニュアンスだったと思いますが、具体例も出したことで、よりすんなり受け入れられました)。 元のキャラがいるとはいえ、とのことですが、実はだいぶ前のことなので、影響の具体的な度合いを完璧に把握してる自信は無いです。元々ストーリーも舞台も全く違いますし、自分で思い付いたというか、キャラを構成していった過程もちゃんとあったはずなのに、考えすぎて混乱してましたね。 また、先生は「元のキャラが存在した時点で、もう納得できることは無いのでは」とおっしゃいましたが、こうして作家さんに相談して断言してもらうと、本当に前向きになれます。AIの言葉よりずっと重いです。なので、私が永遠に囚われてるとは思わないでほしいです。ちゃんと自分のキャラを愛してます。 自分の基準は大切ですが、読者は「世界の基準」の方なので、もう自分の基準に囚われすぎるのはやめます。 このコメントに返信を頂けるかわかりませんが、今回は本当に本当にありがとうございました。これからの活動も心より応援しています。

Q Q

はい! 次の作品ではなく、この話を書いてる今でも、もう囚われたりなんてしないとわかってもらいたいです。そこだけは言わせてもらいます! ちゃんと私のキャラです!

Q Q
Q Q

お伺いしたいのですが、質問で「こういうのは答えにくい」、みたいなのはありますか? それこそ具体的なキャラクターの相談のような、コミュニティでしか受け付けないみたいなのは、他にもあるのでしょうか。

具体的すぎるものや、見てみないとわからないもの……になるでしょうか。 目安としては、ポッドキャストで喋ったときに、視聴者が質問全体を把握していられる程度の長さに収まなないようだと、込み入った話になってしまうかなと思います。今回は全部読んでも視聴者が覚えきれないだろうなと思ったので省略しました。 とはいえ、正直線引きは難しいので、あんまり気にせず質問は投げてもらえればいいのかなと思います。回答できないときは「回答できない」と言いますし、だいたいどんな質問が来ても今回のように一般化して回答できるかなと思いますので。

Q Q

了解しました! このお話はこれで最後にします。「もう納得できることは無いのでは」という言葉をどう捉えて良いかだけ、片沼さんの考えが知りたいです! 私の考えは上記の通りです。

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