2022-08-19 40:39

travel.4「ニューヨーク」うまくいっている人の共通点

エネルギッシュで美しい秋のニューヨーク…
00:13
ライフトラベラーカフェのみなさん、こんにちは。マツダミヒロです。
ワカナです。
ということで、今回の旅先は、ニューヨークです。
いいですね。
いいですか?
ニューヨークってさ、アメリカなんだけど、毎月私たちアメリカに行ってるわけなんですけど、なんか特別だよね。
確かに他の街とは全然違う。
アメリカに行ってきますっていうんじゃなくて、なんかニューヨークに行ってきますっていう、なんか別の国みたいな、なんか特別感が面白いなと。
やっぱり全然違う街だよ、ここ。
というと?
わけがわかんないぐらい、なんかいろんなものがあります。
なるほど。人種もすごい、街歩いてても本当にいろんな人種の方がいるしね。
いろんな言葉が聞こえてくるし、いろんなエネルギーがたくさんある。ギュッてなってる街だよね。
そう、なんか芸術もギュッてなってて、ビジネスもギュッてなってて、なんかいろんなものがギュッとなる。
ね。エネルギッシュ。
ニューヨークに来る前に、ちょっと体をたくさん使って、疲れてしまったので。
疲れましたね。
ニューヨークに来てからは、ジュース生活です、しばらく。
朝ね。
でも、ほとんど。
え、すごいね。
最初のうちは、
1日2日ぐらい?
3日、4日。
どんなジュース飲んでたんだっけ?
えっとね、おいしいジューススタンドが近くにあって。
ジュースプレスってお店があるけど、ここはコールドプレスジュースの専門店をやってるところですね。
すっごくたくさんの種類があるよね、あそこ。
日本でもコールドプレスジュースのお店はあるんだけどね。
全然違うんだね。
30種類ぐらいあるよね。
選ぶのにも、本当に迷ってしまうし。
何より、なんか楽しいよね。
色もさ、いろんな色でさ。
全部自然の、もちろん天然の色なんだけれども、
名前がなんかいろいろついてて、
03:01
その名前にユニークさがあって。
例えば、なんだろうね。
オーマイゴッドとか。
オーマイゴッドあった。
あと、なんだっけ。
ラブなんとかとかね。
ということで、ジュースを飲んでみたいと思います。
これはね、クリーングリーンプロテイン。
入ってるのが、
ホームメイドアーモンドと、
バナナ、ベビースピナッチ、
ヘンプ、プロテイン、
アーモンドバター、ケール、
ジャシード。
いただきます。
どうぞ。
どうですか?
おいしい。
おいしいってわかる?
もうちょっとみんなにわかりやすく答えてください。
コールドプレスジュースの味がします。
じゃあ次の話題に行きたいと思います。
コールドプレスジュースの説明をもうちょっとしたほうがいいかもね。
ミキシングとかするんじゃなくて、
野菜とかをプレス器でギュッと圧力をかけて、
あとなんか絞り汁が出てくるじゃない。
それを集めたジュースです。
あれ作るところさ、どこかで見たけど、
ものすごい量の野菜使うのね。
1本のジュースを作るのに1.5キロぐらいの野菜を使う。
それだけを普通に野菜だけで食べるって言うと無理だけど、
ジュースだと普通に1本飲めちゃうもんね。
なのでミキシングっていうか、
熱が加わらないから酵素が生きてるってことね。
すごい流行ってるね、ニューヨークでも。
結構たくさん店舗もあるし、
そのお店に行ってもひっきりなしにお客さんが来るし、
みんな何本も買ってくるのね。きっと1日分買ってくるのかしら。
みんなね、ジュース、みんなはちょっと大袈裟だけど、
ジュースだけで過ごしてる人もいるよね。
ジュースプレス。
でもミキ、体調いいよね。
ジュース生活はかなり体調がいい。
疲れてる割に。
元気になりました。
胃腸も良くて。
ニューヨークの人はね、健康にすごい気を使ってる。
それはすっごく分かる気がする。
聞いた言葉でニューヨーカーの人は健康のためなら死んでもいいって言うこともあるらしい。
そう?面白いね。
それぐらい健康に使ってる。
朝もみんな通勤する人を見てると、女性の人はみんなフラットシューズ履いてるじゃない。
すっごい歩くの早いよね。
早い。歩くの早い。
よく歩くんだよ。だからみんな。
たぶん履き替えるのかもしれないけど、靴をね。
06:01
よくみんな歩くからみんなすっごくスタイルいいよね。
太ってる人いなくない?
そうだね。痩せてる人がほとんど。
だよね。
すっごい歩くの早い。
でも健康といえばですね、
はいはい。
若菜さんはお元気ですか?
そんなに元気ではなくて実は、これ疲れもね、今までの疲れもあると思うんですけど、
なんとニューヨークに来て、初っ端からですね、腰を痛めまして、
ちょっとあんまり歩いたり動いたりするような状態じゃなくなったんですよ。
なんかおばあちゃんみたいな感じ。
失礼な。しょうがないのもうね。
あれはね、おばあちゃんの気持ちが分かった。
分かる。ああいう動きになるのが分かる。もう100%分かるんですよ。
っていうぐらい、ちょっと腰が痛くて。
ちょっと今回ね、お仕事もありましたし、
ニューヨークってやっぱり歩く街だから、これは大変だということで、
いろいろ友人たちに情報を。
なんとかしなきゃいけないってことになってね、
どこかに治すというか、
よくしてくれる人はいないかってことで聞いたんでしょ。
我慢がね、あまりできない感じだった。
で、聞いてもらったところ、
もちろん私も自分自身で調べてたんですけど、
すべて同じところが、名前が上がったんですよ。
誰に聞いてもあそこがいいよっていうのを言われたわけね。
私もそこを調べてたの。
あそこちょっといいかもって見てたところが全部一緒だったので、
行くしかないんで。
行くしかないべっていう話になり、
それででも予約をしたいなと思ったんですけど、
人気店ということでね。
予約が取れない。
でも一刻も早く行きたいわけですよ。
だんだん気持ちも慣れてきて。
気持ちもおばあちゃんになってきたね。
おばあちゃんになったわけじゃない。失礼。
とにかく具合悪いと気持ちがすごく落ち込むんです、人間。
それは言える。
で、早く行きたいなって思って一生懸命自分でできることをやってたんですけども、
そしたら友人がちょっと誰々さんの紹介でだよって言っていくと、
なんとか都合がつくかもしれないよって教えてくれたんです。
そうかと思って。
それをじゃあ言ってみようとある朝、
オープン前ぐらいから何度も電話かけて。
そうだよね。
スタンバイしてたわけなんですけれども、その時にいきなりなんか。
09:00
なんかね、見たことある名前だなと思ってた。
だからそれはね、もっと早く言ってほしいんだけれども。
見たことあるっていうのは、そのカイロプラクティック。
そうそう、そこはねカイロプラクティックなんです。
生態、日本の生態ともしかしたら違うかもしれないね。
もうちょっとご専門的なあれなんですけども。
その名前を見た時に、
同じような名前で同じような仕事をしている知人がね、日本にいたなと思ってた。
でも別にニューヨークだから、日本のそれとは関係ないと思うでしょ。
でも私は一応なんかニューヨークと日本に店舗があるっていうことは調べていたので。
日本にもあるって聞いたら、お!と思って調べたら、僕の知り合いの人が日本でやってた。
都内のね、また人気の方ですね。本も出されている方ということで。
そしてその知人に、著者仲間の人に、実はここで言ったら、兄弟です。
弟ですって言ってたね。
それが回転10分前くらいにわかった事実で。
それでなんか、ちょうど日本はその時、真夜中だったんじゃない?
寝る前に電話してくれたって言ってたから。
なんか電話してくださったんだよね、わざわざ。
そう、なのでね、思った以上にスムーズに初心の予約も取れて。
取れて、ということで。
行ってきたわけですね。
行ってきたんですけども。
なんかもうその、プロフィールをね、やっぱり見るじゃないですか。
どんな人がやってるんだろうっていうのが大事なので。
その時から、なんか面白い方なんじゃないかなと勝手に思っていて。
で、実際にお目にかかって、実際でも初心なので結構詳しくね。
いろいろ聞かれるし、いろいろ書かなきゃいけないし、診断をされるんだけど。
あまり話す時間もなかったんだけど。
面白い人って私感覚的にわかるんですよ。
ぜひ、よくわかんないのに、なんかインタビューしたら面白いんじゃないかって思っちゃって。
で、聞いて、聞きに行くわけですね。
そうそうそうそう。
ということで、ニューヨークのギルトはカイロプラティックドクター?
そうです。ニューヨークの中野カイロプラティックドクターの中野博文さんです。
いや、素晴らしい人生ですよ。彼の人生のエッセンスはね。
はい、では会いに行きたいと思います。
腰どうでしたか?見たとき。
極めてよくあるパターンなんですけど、症状としては軽いんですよ。
12:06
ただ、気づきがないと一生繰り返す典型的なパターン。
やばいです。
切ないですよね。
僕ら職業上、10代、20代、オリンピックのアスリートから60代、70代のいろんな方まで見るんですけど、
腰痛でこのパターンがあと20年、30年経つと、どういう感じで腰痛になっているのかっていうのがよく見えるんですよね。
で、レントゲンその世代で取るたびにどんどんもちろん悪くなっていくし、MRIもちろん悪くなっていくし、
結局どこで気づいて、みんな期待するのはすごい治療で治るんじゃないかって思うんですけど、
治療はヘルプで生活習慣を変えたりとか、本人がどういうふうに理解するかっていうところが一番大事な設定なんですよ。
僕はいつも思っているのって、よくある話なんですけど、魚あげるんじゃなくて釣り方を教えてあげなきゃダメだみたいな。
それ結構腰痛で。
逆のパターンももちろんあるんですけどね、魚あげたらOKっていうのがアスリートなんかの典型的な例で、
オリンピアンのアスリートなんて本当にちょっと注意すれば、みんなよくオリンピックのアスリートを見るとすごい時間を取るんじゃないかと思うんですけど、
いやもう全然そんなことなくて、ファンクションっていう機能を見て5分10分ちょちょって治せばなんて復活するような感じになる。
だけど逆にそういう方は治療がベースです。
治療じゃなくて一般的な方の腰痛っていうのはほとんどトレーニングしたり生活習慣変えたり治療したりということで、
何よりも本人がそれを気づくかどうかっていうことが実は大事。
だから症状としては大したことはないんですけど。
大きな気づきになります。
治療ってどんなことですか?
治療、あのね、まずカイロって私初めて。
あ、カイロね。
カイロプラ。
僕の一応アメリカのライセンスっていうのがカイロプラクティックっていう。
これすごく間違えやすいんですけど、治療っていうと、カイロっていうと治療方法っていうイメージがすごくついちゃって。
例えば整体はこういう治療法だ、カイロプラクティックはこういう治療法だ、針はこうだっていう風になっちゃうんですけど、
よくわかると医療ってそうじゃなくてそのライセンスというか免許があるわけですよね。
だから例えば内科の免許でこういう治療をしていいよとか、
カイロプラクティックのドクターライセンスでこういうことをしていいですよっていう法律が決めるわけですよ。
僕のアメリカのライセンスっていうのはカイロプラクティックドクターで、
それでやっていいこと認められてるってことっていうのは例えばレントゲン取るとかMRI取るとか診断をするとか、
簡単に言うと注射とオペ以外のこと、薬を出すこと以外は大体何でもお医者さんがやることをやるっていうですね。
血液検査なんかでもしちゃったりするし。
ドクターなんですね。
そういう方なんですよね。
なんかその認識はね、だからあんまりなかったわけですよね。
日本だと違いますよね。
日本だとこれがライセンスがなくて、またライセンスの話なんですけど、
15:00
こういうライセンスって存在しないんですよね。
だからまず診断をする人っていうのは、いわゆるお医者さん、医者しかいないんですよね。
だからフィジカルゼロピア、理学療法だとか、神経、切骨炎、整体とかいろんなのがあるんですけど、
どれも診断はしちゃいけないのと、あと画像診断、レントゲンとかMRIっていうのも認められてないですよね。
だから非常に僕らがやるエダ派の治療法っていうのは、いっぱい日本に流れ込むんですけど、
診断なしの治療っていうのは、これかなりカテナマークがついちゃうんですよ。
医学で一番大事なのってやっぱり診断で、何が起こってるのかを見つけて、それを叩くわけですよね。
だから診断なしで本当は治療ってできないんですよね。
そこが、ただ腰痛の場合難しいところが、楽になるんですね、これ何しても。
楽になるんですね。
そうなんですよ。
それで、今回の患者さんも一緒ですけど、クリニックに言えてですね、
僕のことがちょっといい先生だなと思って、あ、いいんじゃないって思うとやっぱり20%くらい楽になっちゃう。
データがしっかりあるんですね。
医学でいうプラセボ効果っていうやつなんですよ。
なので楽になる方法なんて誰でもできちゃう、実はそうなんですよ。
だけどプロってやっぱりそうじゃいけないわけで、楽になるかどうかを競うんじゃなく、
やっぱり5年後、10年後、一生の患者さんの健康がうまくいくような方法を見つけてあげようっていうのが僕らの大事な仕事なんですよ。
一時的な治療とかじゃなくて、根本的に見てくださって、
普通整形外科とか行くと、行ったことないけど、たぶん薬、痛み止めがされたりとかするだけだと思うんだけど、
それって本当にただの痛みを止めるだけじゃない?
でもなんでそれが起こっているのかとか、そういうのをすごく親身に診断してくださったので、
ちょっとこれからやるべきことがある。
見えてきた。
はい。
すごい。
今の整形外科のお話も、整形外科、アメリカにももちろんあって、
オーソフェリックサージュンって専門医なんですね。
スペシャリストで、逆に僕らが診断して、これはオペが必要だなっていう時に送っちゃう専門医なんですよね。
なので簡単に言うと、オペの専門家に一般的なオペが必要な腰痛を治療することってなかなか難しいんですよ。
なるほどね。
ライセンスが上というか下というかちょっと難しいんですけど、
特別なオペをする資格があったりとか、能力があると。
何でもその以外のことは見れるかって、やっぱりそういうことはないわけですよね。
専門の自分の得意分野があるので、僕らはたまたま今回オペがもちろん必要ないし、
薬もいらないし、僕はレントゲンもいらないって判断したので取ってないんですけど、
というような感じで、私にとってはストライクゾーンが腰痛だからうまくいくだけで。
これが例えば、私のところにも見えても、レントゲン一枚取るだけで、
もうこれオペだってすぐ送っちゃう患者さんもいっぱい見えるんですよ。
そこがうまく、それぞれのプロフェッションがそれぞれの強みがあるっていうことですね。
18:01
薬を使わないで治療するわけなんですけど、薬って今まで飲んだことってある?
それ聞きたい、それ聞きたい。
ほとんどない。あることはありますよ。だけどほとんどないかもしれないですね。
ちっちゃい頃からない?
ちっちゃい頃から本当にないですね。
風邪ひいたときとかどうしてたんですか?
寝ます。ご飯をできるだけ食べて寝ますよね。
それで薬、風邪は飲まないですね。風邪って基本的にウイルス感染だから。
ウイルス感染に薬ってそんなにないんですよ。
だから免疫力を高めるしか基本的にないから。
これは医学をやってれば誰でもみんな知ってる話なんですけど。
ただ症状は抑えてくれるから楽にはなります。
まだ飲まないですね。風邪引かないというか、引きかける状態でやっぱりディフェンスしようとしますよね。
ちょっとおかしいなっていうことです。
でも小さい頃って別にそういう知識があるわけじゃないじゃないですか。
これはなんでそういうふうになったんですか?
逆に薬を飲むっていう知識がなかったんですよね。
これ面白いんですけど、うちのずっとそういう世代、父親がカイロ・ブラクターですし、
そもそもううちに風邪薬なんていうものは存在しない。
それで病気というか風邪で風邪薬を飲むっていうことがまずリンクしたことが本当になかったんです。
18歳くらいで実家を出て、風邪になると風邪薬を飲む人たちがいるんだっていうことを学びついた感じですよね。
寝ないの?みたいな感じで。
だから風邪は自分の体が弱くなる、免疫力が落ちるからなるものだという教育を受けてきたんですよね。
お父様の影響がすごく大きいんですね。
これまた言い方が悪いけど洗脳ですよね。
でもお父様も生態神秘がカイロをされていたということで、その影響で今のお仕事に就かれたんですか?
そうなんですよ。
小さい頃から実家の1階がクリニックで、上が普通に家だという日本によくあるタイプというんですけど、
小さい頃から遊び場みたいなところで夏休みになると治療に受けに行くっていう。
それでちょっと内緒な話だけど、受けた治療を弟に試そうとしてみるみたいなのがあって。
当たり前だったんですよ。それ結構楽しかったです。
だから当たり前で大きくなったらこのままここを継いでいくんだろうみたいなマインドがいつの間にかできていました。
よく成りたい職業とか書いたりする機会があるじゃないですか。
いろんな職業みんな友達が書いていて、それ以外の職業に目が向いた時ってあったんですか?
全くない?
21:01
全くないかもしれないですね。
小学校この間書いた時に卒業アルバムとか見てたらやっぱり成りたい職業は医者とか書いてあって。
当時僕自分の父親はずっと医者なんだなと。
正確に日本では医学博士だけど医者じゃないんですけど。
だけど成りたい職業は医者っていうことばっかり考えすぎて。
考えたことないですね。
それで今でも覚えてますけど幼稚園の頃から。
彼は日本で今心臓外科学をやってるんですけど、その友達なんかと
医者になろうねみたいな話をしたことがあるんですけど。
ずっと小学校の頃って父親の職業が回路プラクティックだとか正解とかややこしい話がわからない。
まあ医者なんだろうなぁと思って。
なので自分はそういう道へというふうにそのまま来ちゃいましたね。
これまた結構洗脳入ってますね。
でもじゃあそれでそのまま同じ職業を継いで実家で
お父さんと一緒に働いて、なんで今ニューヨークにいるんですか?
確かに。
不思議だよね。
不思議不思議。
だいぶ長い話になってしまいますけど、大して長くないのかな。
いやでも僕18歳で家の仕事をやろうと思ったんで。
当時家の仕事をやるには何かライセンス、さっきのライセンスですよね。
それで日本でオルタネティブというかその病院医者以外のそういう体を見る仕事をしようと思って。
新規をハリだったりとか、石骨医のライセンスだったりというのが大きな資格なんですよ。
当時日本に一つしかなかったんですよね。ハリの大学が京都にあって。
18歳でそこへ進学したんです。
その山奥の方でハリの勉強をしながら資格を取ったんですけど、
その途中でやっぱり転機があったのかなと思うんです。
ちなみにこの18歳で入学した時に結構変靴な先生というか怖い先生がいて、
病院実習というのがあって、病院のいろんな部屋を回るんですよ。
たまたま僕が回ったところがでかの怖い先生で、なんか座ったらいきなり怒ってるんですよ。
それで最近の学生はやる気が全然ない。
勉強する気がないのに大学に来てるみたいな感じで、会ったこともない人なんですよ。
それで僕ら12人くらいいる中で、なんかいきなり怒られてて、
お前は何が将来したいんだって言われて、何か知らないけど一番最初に振られたのが僕だったんですよ。
多分なんか格好がおかしかったとかそういうのあったと思います。
その時答えたのが、大学を卒業したら父親の仕事をするためにアメリカでカイロプラクティックを勉強したいですっていう話をしたんですよ。
そしたら先生なんか一三歩くらい引いてくれて、なんかお前ちゃんとしてるなみたいな感じで、それ覚えてますよ。
18歳で多分アメリカ行きたいというか、カイロを勉強したいというマインドはあったんですけど。
ただまあやっぱり学生生活楽しく、今の環境というか車いるというか、いいなーってなるわけですよ。
20歳の時に一個大きかったのは、うちの兄が突然電話をしてきて、電話なんかしてこない人なんですよ。
24:07
ある時突然電話してきて、俺の話をしたら、今インドから帰ってきたから、お前もインドへ行けとか言うんですよ。
なんだそれはと思うんですけど、当時インターネットもない時代ですから、インドへ行けって言われて、行きたくても行き方なんてわからないし、
だいたいそれ飛行機だろうっていうことはわかりますけど、出せちゃいけないはずだから、だけどわかんないわけですよ。
だいたいそんなこと言われても、行き方わかんないよというと、本屋さんに行って、地球の歩き方っていうインドの本があるから、それをまず買えと。
隣のコーナーに行くと雑誌コーナーにエイビーロードっていう格安広告屋に買える本があるから、それを買いなさいって言われたんで、
そのまま車乗って近くの本屋さんに行って、たまたまあったんですよね、その2冊を買ってきて。
そしたら本当に行き方書いてあるんですよね、インドにどう行くかっていうのが、インドまでの道のりみたいな。
ちゃんと空港までどう行くかとか、チケットの買い方まで書いてある。
それでそこに電話してチケット取って、大学の休み長いですからね、結局2ヶ月間チケット取っちゃって、それでインドに行くことになったんです。
よく考えるとすごい話みたいなんですけど、結局僕やったことってそこで電話を切った後に本屋さんに向かったことが一番でかかったんじゃないかと。
その日のうちに行ったんですよね、電話かかってきて。
そうなんですよ、それでそこでビール飲んで寝てたら多分インド行ってなかったんですよ。
確かに、大事なポイントだね。
これすごいなと思ったんですよ、今でもそう思うとこがあるんですよ。
それでインドに行って、それからスイッチ入ったというか。
当時インドで2ヶ月生活したんですけど、なんと使ったお金は700ドルで。
2ヶ月で?
2ヶ月で700ドル、ホテル代込みですよ。
航空券は当時10万円くらいしたんで、航空券の方が高かったんで、いい生活なんですよ。
そんな中でもものすごくそれが楽しくて、あと失礼な表現ですけど、お金がないというか貧しい国なんですよね。
当時インターネットなんかどこ行ってももちろんないし、電車のチケット取るのに1日列に並んで抜かされて、英語も喋れないし。
1日かかり電車のチケット取って、お金ないから電車の中で寝てというような旅行をしたんですけど、とにかく楽しくなって。
あとインドの人がお金がないけど楽しそうっていうのが一番衝撃でしたよね。
当時バブルのちょっと後で学生たちがグッチのスーツ着たりとか布団のカバン持ったりして見せびらかして喜んでるような世代だったんですけど、
僕らもそういうの真っ盛りだったから、そういうのが楽しい人生なんだろうなというか、
お金を稼いでいいブランドものを身につけてベンツに乗って大きな白い家で犬を飼うみたいな感じが成功だったんですけどね、僕らが。
それがもう180度ひっくり返っちゃって。
27:02
もしかしてお金なくても人生楽しんじゃないってことに気づいちゃったんですよ。
それで人生の目的って楽しむことなんだなって。そこでスイッチが入れ替わっちゃって。
それまではやっぱり稼ぐこととか成功することとか、成功が何かも分かってなかったと思うんですけどね。
っていうようなことがあったんですけど、とにかく楽しんだものが人生の勝者だみたいな。
それから大学の休みはもう、ファイナルと期末が終わるとすぐに外国へ出ちゃってるっていう生活ばっかりで、おかげさまでいろんな国へ行ってきたんですけど、
トルコだとかエジプト、ジャマイカ、どこ行ったのかな、メキシコもアメリカも何回も来てるし、近いところだと、タイも何回行ったし、カンボジア、何か忘れてる気がするけど、
まあそんな感じでいろんなところをばっかり。
でもその旅行の経験をした後に、一度日本で働いて、その後にアメリカに来たんだよね。
そうなんですよ。
何があったんですか?
いいとこつきますよね、いつも。
そうなんですよね。そこすごくジレンマというか、本当にそうなんですよ。
それで大学が終わった時に、やっぱり責任感が出て仕事しなきゃいけない状況になるわけですよね。
結局二択だったんですよね。
学生でいるか、もう一つ資格を取るために勉強するとか、という作戦。
それはでも隠れ身のみたいなもので、学校へ行けばまた旅行へできるという感じはありますよね。
父親に直談判じゃないけど、うちの父親はちょっと俳句会系で、やっぱりどちらかというと怖い系なんですよ。
で、直談判して。
あともう一つ残念なことなんですけど、大学4年間行ったんですけど、
最後の1年の病院実習というか、実習のところでハリの診察をするんですよね。
思っているほど効果が出ないというのは失礼なのかな。
ただやっぱり年配の方を見たりとか、うまいと思うと自分もわかってなかったし、
良くなったか良くならないかというような治療で、
いかに患者さんを納得させて気持ちよく返すか、みたいなのがあって。
これちょっと自分やりたいことなのかなというのがあって。
これだったら旅行の方が楽しいでしょと思ったんですよ。
正直にこれは言おうと思って父親にその話をしたんですよ。
僕はせっかく大学行ったけど、この仕事は向いてないと思う。
ちょっと思ったのと違ってやりたくはありません。
だから僕はもうアメリカに渡ってお皿でも洗って、
それで資金を稼ぎながらいろんな住みたい国に住んで生活をしますと言ったんですよ。
父親はやっぱりさすがに怒らなかったんですけどね。
ちょっと悩んだ顔してて。
いやいやいやと。世の中にはもっと良い治療法があるんだぞと。
ちょっと1回1年自分の良い仕事を見てみろ。
30:01
横に立っててどういうことをしているのか見てみればいいじゃないか。
1年経って考えろという話をしたんですよ。
それで4月1日の日に入社ですよ。実家に。
今まで履歴書を1回も書いたことがなくて、
実は本当に社会性があるのかないのかわからないようなことなんですが、
それで実家に入社してですね。
それで父親の横で仕事を見ることになったんですが、
初日からやっぱりびっくりしました。衝撃的でした。
びっくり越しとかたまたま何人か新しい単位探検をするとか、
本当に結構なスピードで良くなっちゃうんですよね。
それもやっぱりちょっと違う。
マニピュレーションって手でやる治療なんですけど、
ガイロプラクティックの昔ながらの行政だったりとか、
針の使い方なんかもちょっと違ったりとか。
やっぱり現場で、今思うと当たり前なんですけど、
大学の附属のところと自分でやっていかなきゃいけないクリニックと
やっぱり内容ずいぶん違うんですよ。それですごいなーと思って。
それでやっぱり楽しくなっちゃったんですよね。
そこで仕事を見ながら修行して、3年4年と月日が、
1年があっという間に過ぎちゃったんですよ。
いたんですね、じゃあ3、4年くらいの。
そうですね、3、4年。そうですね、26までいたから、
24年くらいで。
で、そうこうしているうちにやっぱり仕事もできるようになるし、
仕事任されるし、
で、クリニックも全然見ていけるような状態ぐらいまで
なっていったんですよ。
で、またそれから予防からやっぱりでも離れていったんですけど、
昔ながら思ったような、だから家でそこそこ成功というか、
患者さんはやってくるし、安泰してるし、
住むところは困らないし、
というような感じの生活になっていったんですよ。
ただその時、きっと思ったのが、あれって26歳で、
自分の人生アメリカ行かなきゃいけないんじゃないのか、
というところを思い出して。
なるほど。
それで快適空間というのは、いろいろそれの中で、
当時会う人たちも少なかったので、
頑張って本ばっかり読みましたよね。
いろんな人が。
今でも思うんですけど、
人から直接話を聞くか本を読むかしか、
なんとかならないじゃないですか。
本を頑張っていろいろ読むとやっぱり、
快適空間を抜けなきゃいけないなということをずっと思っていて、
ただ快適すぎてなかなか抜けれない空間でしたよね。
それでしばらくいたんですけど、
いろいろ考えてやっぱりアメリカ行かなきゃダメだと。
それでいくつか理由があって、
自分が外国志向だったというのもあるんですけど、
当時からカイロプラクティックって、
世界で一番良い教育がアメリカにあることはよくわかっていたので、
もう一回そこで本物というか、
最新のことを勉強したいなというのもある。
それでこれもまたインドと一緒で、
ある日起きて突然思いついて、
チケットを取っちゃったんですよ。
ロサンゼルス行きの格安往復航空券。
しかも帰りの日にちとかがもう1週間後とかなんですよ。
33:01
帰る気がないんです。
それで一番安いの、帰りいつでもいいから。
それで取っちゃったんですよ。
それ取った後に家族全員集めて、
何月何日、2月の寒い日でしたけど、
僕はアメリカに行くから会社しますと。
あとはよろしく任せた。
ということになったんですよ。
それでおいおいおいということになったんですけど、
家族もみんなそこにいたんでバックアップしてくれて、
それでアメリカに行っちゃったんです。
ここからアメリカ生活が始まったわけですね。
いい話だったね。
本当に今日も刺激的な話でした。
なんか面白いよね、でも。
旅先で腰痛くなって、
たまたまご縁がまたそこでもつながって出会った方が、
こんなやっぱり面白い人生の生き方をされてるっていうかね。
それだけ何も決めてなくこのライフトラブラーカフェが出るってことだけれど。
それがやっぱり一番。
ご縁が自然に出会っていく中のインタビューって面白いね。
面白い。
どこが一番心に響いた?
やっぱりね、中野さんが学生の時に、
お兄さんからね、インドに行きなさいよって言われて、
その日のうちに飛行機がどんなのかもわかんないのに、
本屋さんに行って、
地球の歩き方買った。
そうそう、歩き方買ったっていう、
あの行動力ね。
そうだね、素直にすぐ行動する。
そうそうそう。
あれってなんか、意外とできそうでできないっていうか、
シンプルだけどすごく大事っていうか、
あの一つの行動があったからこそ今につながっているようなね。
なんかそういう感じだったんだなぁと思って。
でもなんか、うまくいってる人の共通点はそこにあるかもね。
素直にすぐ行動する。
そうね。
だからそれは立場が上とか下とかでも、
何かを聞いたら、あ、そうかと思ってやってみるっていうのがすごく早い。
だからそのちょっとした一歩が、
その後の人生に大きく変化があるんだなと思って。
中野さんも言ってたけど、
やったことって本屋に行ってチケット買っただけなんですよね、みたいな。
うんうんうん。
言ってたからね。
36:00
うん、そうだよね。
あとはあれじゃない、やっぱり。
インドに行ってさ、2ヶ月ぐらい滞在されたって言ってて、
そこでその頃は日本だったら、
まあちょっといい家に住んで、
大きな家に住んで、
犬を飼って、ブランド物を持って、
っていうのが幸せっていう、成功してっていうのは幸せって思ってたけど、
実際にインドに行ったら、
人って幸せってそこじゃないんだって気づいたっていう、
なんかね、その体験、新しい体験によって、
なんか価値観がグワッと変わるっていう、
なんかそこもすごく印象的だった。
そこから多分何が大事かっていうのが変わったんだよね、きっとね。
ね。
180度変わったって言ってたもんね。
うんうんうん。
お金がなくても人生楽しいっていうのが何かこう腑に落ちると、
何でもできるような。
あー、そうだね。
守るものを手放せる。
そういう時初めて人間ってすごいブワッと自分が持っている可能性だったり、
エネルギーだとパワーが生まれたりするのかもね。
楽しんだものが楽しんだ方がいいんじゃないって言ってたからね。
いかにこう人生を楽しむか。
多分楽しむって自分自身でできることでしょ。
お金があるとかないとかは条件だから。
条件じゃなくて自分ができることで、
なんか人生が大きく変わっていくんだなっていうのを感じた内容でした。
そうですね。
みひはどんなところが印象的に残ってますか?
そうだね。
でもやっぱり、
なんかこう、
同じ環境があるとしたら、
実家が商売をやってて、
中田さんは海陸大地区やってて、
宇口は寿司屋でお父さんがやってて、
まずはそこに働いてみるっていうのをね、
そういう局接ありながら行って、
そんなにだったら1年見てみろっていうね。
自分の仕事を見てみろって。
そうすると患者さんがどんどん変わっていくのを見て、
うちの人がやってるのがすごいんだなっていうのが見えたっていうのがあって、
同じことを親から僕が言われたら、
できるかどうかと思ったときに、
39:02
いやーでもなかなかちょっとできないなっていう意味では、
すごくこう、親子の関係だったり、
あとは自分の家がやってることをより信じて、
それを素直に信じて、
またそこから新たな人生が始まっていくっていうところがね、
僕は心に残ったな。
なるほどね。
まずはやってみるっていうことから、
なんか扉が開くんだね。
では今日の魔法の質問をどうぞ。
今日の魔法の質問は、
今日できることは何ですか。
インドの話にもね、あったように、
まずすぐできることを、
ちょっとした行動をやってみるっていうところから、
人生が開ける、
ということにつながっていくので、
ぜひ今日、今聞いている皆さんも、
この質問に答えてみてください。
来週は高野さんがアメリカに来てから、
どんな人生だったのか。
またそこも最高に面白いです。
面白くないんだよね、これがね。
ぜひね、その話も楽しみにしてください。
では、良い週末を。
40:39

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