1. 管理職を捨てて独立したリアルを伝えます
  2. #128 役割がなくなり、期待さ..
2024-12-19 26:57

#128 役割がなくなり、期待されなくなると言う恐怖

正社員を辞めて業務委託になって改めて気づいたことですが、役割や責任がなくなると言う事は、それだけ周囲からの期待もなくなるという事であり、周囲からの期待に応えることで得ていた充実感、充足感、満足感のようなものは確実にあったなぁと思います。毎日が大変すぎて、それに気づけていなかっただけ。収入を失うことよりも、それを失うことの方が喪失感が大きいのかもしれない。でも個人で食っていくという事はそういうものを手放して、孤独になる覚悟を持つということだと思う。
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こんにちは、人生加速コーチのなおこです。このチャンネルでは、私が会社員を辞めて、ライフコーチとして企業独立してきた過程や、コーチとして大切にしている考え方、マインドなどを発信していきます。
ちょっとまだ風邪の治りかけで、本調子ではないんですけれども、だいぶ鼻の方も、鼻水、鼻声は収まってきたかなと思いますので、話していきたいと思います。
今日は、役割がなくなり、人から期待されなくなるという恐怖について話したいと思います。
まさに今、私が正社員、あるいはマネージャーという役職を下りて、11月末で下りて、同じ会社に業務委託という形で、今は週4ぐらいの稼働なんですけど、
働き方、役割を変更させてもらって、仕事しているという状態なんですね。その中で、まだ1ヶ月経ってないですけれども、12月中、やりながら感じてきたことで、こういうことなんだ。
コーチからも言われていましたし、周りにも、コーチとして独立をしたときに、会社員だったりとか、あるいは公務員とかを完全に辞めたという方がたくさんいらっしゃる中で、そういう話を聞いていたんですけど、
やっぱり自分で体感してみて、初めてわかることだなというふうに思ったので、今日はまさにその途中のリアルタイムの心境みたいなところをお話しできればと思います。
会社員を辞めるとか、公務員を辞めるとか、役職を下りるとか、独立しようと思ったときに、今までどうしてもやっていたことを手放さないと、新しいものって生み出せないというか、隙間がない状態なので、手放すのが先だというふうに言われますよね。
大きなものを手放した方が、より隙間が大きな石が取り除かれるので、大きな隙間ができるわけなんですけど、
大体その会社、勤め人を辞めるときにネックになるもの、辞める前にネックになるものって、たぶんほとんどの人って収入だと思うんですよね。
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定期的な収入を失うのが怖いから、なかなか辞められないっていうのが、ほとんどの人だと思うんですよ。私もそれもありましたし、だと思うんですよ。
ただ、収入面だけが不安なのであれば、貯蓄だったりとか、投資とかでお金を増やす仕組みっていうのを作れば、そこの不安って一定解消されるんですよね。
それもあって、私もこれくらい貯めたし、一応投資の方でお金が増えている、今後も増えていく見込みがあるので、ちょっとぐらい目先の収入っていうのがなくなっても大丈夫かなって思って、そこに踏み切ったっていうわけなんですけど、
そこの不安っていうのは、今のところまだ大丈夫かなっていう感じ。まだ辞めたっていうか、変わったばっかりですけどね。
保険も会社の社法の任意継続にしているんですけど、今まで会社で入っていると、半分会社が負担してくれるじゃないですか。会社が半分してくれるので、その任意継続の手続きをして、
ちょうど昨日の手続き、受理されました手紙と、初回の納付書が届いたので、その金額を見て、やっぱり高いなって分かってたけど、倍っていうのは分かってたけど、やっぱりこうやって額面で見ると高いなって思いつつ振り込んだんですけど、
まあそうだよなっていう感じなんですが、そこはまあまあっていう感じですよ。
役割を本当にというか、多分会社勤めをしている多くの人が得ているものって、実はこっちの方が大きいかもしれないなって思ったのが、
所属している組織というところに所属をしていて、仕事を振られるっていうことは、そこに自分の役割が存在していて、期待があって、
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誰々さんお願いしますっていうふうに来るわけじゃないですか、仕事って。
別に必ずしも、私だからっていう理由じゃない仕事ももちろんたくさんありますけれども、
でもマネージャーならマネージャーっていう役割があって、マネージャーにお願いする仕事というものがあって、
これはメンバーにはお願いできないですよ、マネージャーにお願いしますっていう、
責任っていう言葉だと重く感じるところもありますけれども、それはつまり期待でもあるし、
うまい言葉が思い浮かばないんですけど、
でもお願いされてるっていうことに、別に普段からそこに満足感を得てるわけじゃないんですけど、
忙しくしている家中では、また来たよみたいな、面倒くさいの来たみたいな、そういうのいっぱいあるんですよね。
たぶん世の中の中間管理職の皆様は全員経験あるんじゃないかなと思うんですけど、
いっぱい来るわけじゃないですか。
あれを確認してくださいとか、これを入力してくださいとか、これをメンバーにチェックしてくださいとか、
評価とかもありますし、いっぱいあるわけじゃないですか、日々の数字管理から何から。
という中で、大変なんだけど、やっぱり大変なことを任せてもらっている自分っていうものをそこでやっぱり得ているっていう感覚なのかなと思っていて、
目標がすごい高いとか、大変な仕事が降ってきたりとかして、マジかよってなるのもあるんですけど、
私もそういう状態もあって、それをやりながらコーチとして両立をして、自分のありたい姿、理想の生き方みたいなところを両立するのって難しいな、無理だなっていう風に思った。
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悟ったっていう感じなんで、じゃあちょっとそちら側は、もう折りさせてもらいます、剥がさせてもらいますっていう決断をして、
折りさせてもらったっていう、なんか自分で決めてね、自分で決めてやらさせてもらったわけですけれども、いざその状態になってみたときに思うのが、何ていうのかな、やっぱり寂しい感じがするんですよ。
寂しいっていうか虚しいっていうか、なんかもうすごいなんか、自分で言うみたいな感じなんですけど、別に自分じゃなくていいんだなとか、自分っていらないんだなとか、別にそのなんかあれですよ、
悲劇のヒロイン的な感じじゃなくて、被害者妄想的な感じじゃなくて、なんかあ、そうか、みたいな、当然なんです。自分から望んでその状態になったんですけど、その自分が関与しないところで物事、話が進んでいく、当然なんですけど、
この状態だったりとか、その自分に決定権がない状態だったりとか、必要とされない、必要とされなくなるっていうところだったりとか、
そういう感じに、自ら望んでそうなったんですけど、実際そうなってみると、なんかすごい虚無感というか、何ていうのかな、やっぱりその感じがあるんですよ。
だから、必要とされている、頼られる、頼まれる、忙しい忙しいって言いながらも、多分そこに何かを得ていったわけですよね。
だから、それがなくなってみて初めて、そこから得ていたものが結構あったんだなっていうことをやっぱり感じるんですよね。
だから、戦業かどうかは一旦おといて、子育てをすごく一生懸命されてきた方が、お子さんが育って成人して、お家から出ていったりとか、独立されてっていう風になると、
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空の巣?昇降群?みたいな、本当にもうぽっかり穴が開いてしまうみたいな、いう話もありますけど、これって仕事でも一緒なんだなっていうふうに思いましたね。
所属欲求とか、承認欲求とか、多分そういうものを無意識に見出して、大変さが上回っていて、そこに気づけないというか、なかなか見えていない部分。
やっぱり失ってみないと、なかなか見えてこない部分なのかなというふうに思います。
普段子育てとかもしてても、たまには一人にしてくれって思ってるのに、いざ一人になってみると、めっちゃ子供を気になるみたいな、寂しくなるみたいなやつとかもあったりしますけれども、
それは割と日常的なところなんで、あんまりぽかーんと、みたいな感じはないですけど、そういうことなんだな、みたいな、ありますね。
仕事自体も多分もうずっと、正社員でしか働いたことがないし、正社員で働いている時も、
子供が生まれて、育休明けで、前の会社にいる間は時短ではあったんですけど、
時短って言っても、1時間か1時間半の時短みたいな感じではありましたけど、
ずっと間あまり空けずに働いてたので、
妊娠中、私そんなにつわりとかも、つわりで休むみたいなことがなかったので、
妊娠したからといって別に役割が変わったわけでもなかったし、フォローいただく場面はもちろんありましたし、育休復帰後も同じような役割。
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時短ではあったので、自分が帰った後の遅い時間のフォローはしていただいていたんですけど、
時短だからこれは任せられないみたいな、そういう感じではなかったんですよね。
時短の時でもリーダーになったし、メンバーはフルタイムの方で、私が時短でリーダーでっていう状態でもあったので、
時短だから任せられませんみたいな、よくその育休後に復帰した後に、本人はすごい頑張りたいと思っているんだけど、会社側がお子さんが小さいからみたいな感じで無駄に気を使ったりとか、
もちろんお子さんが小さいと急なお休みとかもあったりするから、大事な仕事を任せにくいっていう会社側の事情もあるっちゃあると思うんですけど、
そこのズレみたいなことは起きるっていう風によく聞きますけど、私の場合はあんまりそれもなかったので、
あなたにはこういう仕事は任せられませんみたいな、そういう経験もあんまりなかったし、
自分が必要とされなくなってるんだみたいな、その感覚は結構、前の会社から今の会社に転職する時も似たような感覚はもしかしたらあったかもしれないですね。
自分が一定の役職役割を持ってやっていて、転職しますという風になった時に、今まで自分が作ってきた仕組みだったりとか、
その辺に愛着とかもあるし、あとは自分が築き上げてきたメンバーの方との人間関係とかもあるわけじゃないですか。
でもそれを他の人にお渡しするみたいなところの中で、
仕事ってそうなんですよね。本来は自分じゃなくてもいい組織で働くっていうことは、自分じゃなくてもいい状態を作る。
管理職の一番の仕事って、自分がいなくても回る仕組みを作ることなわけなんですよね。
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それがいい仕事なわけなので、本来引き継ぐ時点で困らない状態がベストなんですよね。
ただ、人ってあなたがいなくなったら困りますって言われたい生き物なんだと思うんですよね。
多分そことの葛藤なのかなというふうに思います。
転職をするにしても、辞めて独立するにしても、そこを手放すっていうのが意識的なのか無意識なのかは分からないんですけど、
あなたがいなくなっても大丈夫ですよって、問題ないですよって思われることが、もしかしたら収入を失うということと同じかそれ以上に失いたくない感情なのかもしれない、
求められている感っていうんですかね。
だからそれがなくなった時に、何だろう、虚無感みたいなものがあるのかもしれないです。
でも組織、一時はもちろん誰かがいなくなったら、それがその時重要な役割だった人であればあるほど、もちろんその人が抜けた後っていうのは、
一時的には大変になったりとか、残されたメンバーに負荷はかかるんですけど、
組織なんて絶対に何とかするんですよね。それを何とかするのが組織の仕事でもあるし、本来は誰かが抜けても大変にならない仕組みを作る状態を作るっていうのが役職者あるいは組織のやるべき仕事なわけなんですけれども、
逆に俗人化してしまっていたこと、それをその人がやめることによって、これ俗人化しちゃったからやばいよねっていうことに気づいて、
じゃあ俗人化しない仕組みにするにはどうしたらいいかねみたいなことを、その人がいなくなったことをきっかけに考えたりとかするので、
それも何かいいきっかけになったりとかいう学びを得ながら組織は常にやっていくわけなんですよね。
だから自分がいなくなっても大丈夫なわけですよ、別に。
だから自分がいなくなったら困るだろうなみたいなのは考えなくていいかなとは思いますね。
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それは心配しなくていいというか、表現外ですけど、それは自分のおごりだと思うんですね。
自分がいなくなったら困るからみたいなのはある意味おごりなのかなって思います。
ただ私が一方で組織人としてではなく、ライフコーチという仕事に立ち返ったときに、
それってコーチングなのであなたがいないと困るっていうのはちょっとまたその依存的な感じは違うんですけれども、
でもただあなただからお願いしたいという仕事ではあるので、それは何か俗人化すべき仕事なんですよね。
ライフコーチというのは私ごく俗人的であるべき、誰にでもお願いできるんだけれども、
そのようなものではないべき、俗人化してあるべきものだと思っているっていう、そこの性質の違いというか真逆なものでもあるので、
なんで俗人化してるのがベストっていうライフコーチという仕事をしながら、俗人化が最もよろしくないという組織に続き続けるっていうのもちょっと違和感を感じてきまして、
なんかもう性質的に真逆になる、なんかそのどんどん自分じゃなくてもいい状態、別にこれは自分じゃなくてもいいんだよなっていう、
より業務の割合が増えていくっていう中で、そういう役割の中で本当に自分がやりたいと思っていることは、自分であることが私のサービスを買う理由になるみたいな、
それをやろうとしているっていう矛盾みたいなものをちょっと感じてきているので、ちょっと業務委託の方も会社と相談しながらにはなりますけど、ちょっと早めに修了しようかなっていうのは、そこの一致してない感じがすごい気持ち悪いので、
っていう急激な自分の役割変化の中で感じる虚無感みたいなものも、もちろんゼロではないんだけれども、そこを手放すということが個人でやっていくっていう覚悟なのかなというふうに思ったんで、
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そこに勇気を出して飛び込んだかどうかの違いなのかなって思うんで、それがどうなるかわかんないですけど、
でもそういうことなんじゃないかなって思います。自分が実行一致してない、違うんだよなっていう矛盾を抱えている状態で、ライフコーチとして理想の生き方を実現していきましょうよみたいな話をするのって、矛盾してるじゃないですか。
納得感ないじゃないですか。説得力ないですよね。自分自身が理想を体現するっていうのは、つまりそういう理想と一致してないことは手放すっていうことだと思うんで、それが今回よくわかったかなっていう感じですね。
その以前は会社もいい感じにバランスとってやっていけるのが理想だなっていうふうに思っていたんですよ。別に会社嫌いじゃないし、人も好きだしいいサービスだと思ってるんで、今までとは役割とかは違うかもしれないけど、関わっていけたらいいなって思ってたんですよ。
それが理想だなって思ってたんですけど、自分の理想自体が、理想は変わったというか、理想だと思ってたものが理想じゃなかったみたいな、実態というか現実とやっぱり変わってくるっていうこともあると思うんで、別に理想も変わっていいと思うんで、
なんか違うんだよなって思いながら、自己欺瞞とかこの間も話しましたけど、妥協し続ける、違うんだよなって思い続けながらも続ける、妥協し続けるっていうのは、なんかそれはちょっとライフコーチとしてのあり方とは違うかなっていうふうに思うんで、理想も随時変わっていくと思いますし、それでいいんだと思うんですよ。
それが変わってるなっていうことに自分で気づいて、変えていくあり方とかをどんどんブラッシュアップしていくっていうのがライフコーチなのかなと思ってるんで、自分に嘘をつかずに、手放すことも変わることも恐れずにやっていくというふうにしていきたいと思います。
本日もお聞きいただきましてありがとうございました。
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