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#014 ヒューマノイドの価格の決め手は部品。今注目のサプライチェーン企業を徹底解説
2026-07-15 26:27

#014 ヒューマノイドの価格の決め手は部品。今注目のサプライチェーン企業を徹底解説

内容: テーマ:「ヒューマノイドの中身を支えるサプライチェーン企業を徹底解説」/ロボット本体価格の半分は部品代・サプライチェーンを知るとヒューマノイドがわかる/モーターがコスト全体の40〜50%を占める/Harmonic Drive Systems Inc.の部品が世界シェア85%を獲得した理由/中国製なしでは3倍の価格になる現実/RealSenseが深度センサーのデファクトスタンダード・エッジAI搭載で脊髄反射型に進化/ソニー・MinebeaMitsumi Incの世界シェアNo.1部品/ヒューマノイドの手だけで300万円という価格/自動運転で培った中国サプライヤーがロボット業界に流入・地政学リスクと日本の戦い方◆

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🔴佐野 貴(たかちん/株式会社Play Robotics 代表取締役)⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/takachiiiiii3⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

上場IT企業にて新規事業の立ち上げ・売却を経験後、2018年に株式会社TALENTを設立。心理学を基盤とした組織・人材開発事業を展開し、株式会社COTENでは取締役兼人事責任者も務める。2025年Forbes NEXT100選出、著書に『才能のトリセツ』。人と組織の可能性を追求する中で、人とロボットが共存する組織のあり方に着目し、2026年4月に株式会社Play Roboticsを創業。ヒューマノイド(AIロボット)の開発及び導入から組織設計・運用・データ活用までを一気通貫で支援する。


🔵横山 皓大(よこしゃん/株式会社Play Robotics CTO)⁠https://x.com/yokoshaan⁠

木更津高専電気電子工学科卒。横浜国立大学大学院にてモーションコントロールを専攻し、介護用移乗支援ロボットを研究対象にIEEE国際学会で論文を複数発表。卒業後、オムロンに入社し約6年間、工場自動化領域にてロボットシステムや安全装置の開発に従事。2024年に株式会社TALENTに参画しCTOに就任、法人向けAI/DXコンサルティングを統括し、年間500名以上の現場にAI活用を実装。2026年にPlay Roboticsを共同創業し、ヒューマノイドロボットの社会実装に挑んでいる。「研究・開発・ビジネスの現場を横断してきた"技術の翻訳者"。

🟢樋口 聖典(ひぐち きよのり/株式会社BOOK代表取締)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/HiguchiKi⁠

地元福岡県田川市の廃校利活用施設「いいかねPalette」を拠点として、クリエイターや起業家の支援に尽力。 自ら出演する『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』が、JAPAN PODCAST AWARDS 2019で大賞とSpotify賞のダブル受賞。 2022年にはACC TOKYO CREATIVITY AWARDSで総務大臣賞とACCグランプリを受賞。 2023年にはRKB毎日放送のPodcast事業部アドバイザーに就任し、同局との合同プロジェクト「Podcast Lab. Fukuoka」を発足。


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エンディング

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サマリー

本エピソードでは、ヒューマノイドロボットの価格の大部分を占める部品とそのサプライチェーン企業に焦点を当て、その重要性を解説します。特に、ロボットの「筋肉」にあたるアクチュエーターや減速器の分野では、日本のハーモニックドライブシステムズが世界的なシェアを誇る一方、中国企業の台頭による価格競争も激化しています。また、インテルのRealSenseに代表される深度センサーの進化や、エッジAI搭載による「脊髄反射型」への進化、ソニーやミネベアミツミといった日本企業がCMOSセンサーやボールベアリングで世界シェアを獲得している現状も紹介。さらに、自動運転分野で培われた中国企業のロボット業界への参入と地政学リスク、そして日本企業の戦い方についても考察します。特にハンド部分は、高価ながらもモジュール化が進み、自作PCのようにカスタマイズ可能な領域として注目されています。

ヒューマノイドの価格を左右するサプライチェーンの重要性
スピーカー 3
ヒューマノイド最前線。 ヒューマノイドのいる職場を当たり前に、そんな未来を本気で作ろうとしている株式会社プレイロボティクスのお二人と一緒に、ヒューマノイドの最新動向から実際にロボットを触ってみたリアルまで最前線からお届けする番組です。
ヒューマノイドプレイロボティクス CEO たかちんこと佐野たかちんです。 ヒューマノイドプレイロボティクスCTOのよこしゃんこと横山幸太です。 ヒューマノイドブック代表樋口清則です。
さあということで早速じゃあ本日のテーマ行っちゃいましょうか。 じゃあたかちん本日のテーマは何でしょうか。
たかちん 本日は注目のサプライチェーン企業っていうのを取り上げたいと思っています。 ヒューマノイドほいほいほいサプライチェーンね。
たかちん はい。サプライチェーンってピンとこない方もいるかもしれないので、ちょっとそこから触れといた方がいいような気がするんですけど、なんかあの例えばロボットって部品とか中にモーターとかあるじゃないですか。
スピーカー 1
ああいうものを取り扱ってる企業がサプライチェーンという感じですね。だからロボットの中身って思ってもらえたらいいですね。
っていうところをちょっと今日は注目したいんですけど、注目したい背景としては先出ししておくとヒューマノイドとかって本体価格結構500万600万とかするじゃないですか。
スピーカー 3
このうちの半分ぐらいが中の部品なんですよ。 ヒューマノイド まあそうか。
スピーカー 1
その中の部品が半分ぐらいを占めているので、ってことは実は裏方みたいな部品たちが支えているっていうことになるので、このサプライチェーン企業というものをちゃんと調べて取り上げた方がヒューマノイドのことをよく知れるかなと思って取り上げました。
スピーカー 3
たかちん 今、中の部品って、例えばその外の皮膚に当たる部分、ツルツルの例えば鉄なのかアルミなのかわからないですけど、そこの部分は中の部品には入ってないんですか?今の定義でいうと。
スピーカー 2
全部入ってますね。まあ簡単に分解すると人間の体になぞらえると整理しやすいかなと思うんですけど、目で見るとか頭脳で考えるとか手で掴むとか、あとは今おっしゃっていた外側のボディ、もしくはそこに含まれているセンサー含めて皮膚感覚として感じるとか、
あとは体を動かす筋肉みたいなところとかっていう人間の体の構成しているいろいろなパーツがあると思うんですけど、その全ての一個一個のパーツについて触れていくみたいなイメージで見ていただければと思います。
ロボットの「筋肉」:アクチュエーターと減速器の技術競争
スピーカー 3
だからざっくりハードウェア全部みたいなイメージですね、それを分解して一個ずつ見ていくみたいなことかな今日は、なるほど。じゃあまずどの辺が特にあれなんかな、やっぱ動かす部分ボディとかですか?
一番注目したいのはモーターですね。モーターか、そういう解像度になるのか。
スピーカー 1
アクチュエーターっていう関節を動かすモーターと歯車のセットがあるんですけど、人間で言うと筋肉みたいなもんですね。これを例えばテスラのオプティマスとかだと大体28個積んでいたりとかして、全身の関節全部に小さなモーターのユニットが全部入ってるんですよ。
スピーカー 3
そっかそっか。
かつアクチュエーターの製造コストって結構さっき言ってヒューマノイドの中でも40パーから50パーぐらい占めてるんですよね。で、ここのさらに製造のコストとして減速器っていう部品があって、減速器って何かというとモーターって結構早いじゃないですか、バーって回転してて、
スピーカー 1
右奥とか作ったことある人分かると思うんですけど、あの早いやつをそのままやると結構ガタガタガタってするんですよ。なのでこれをゆっくり強い力の動きに変える歯車にしなきゃいけなくて、これを減速器っていうんですよね。
スピーカー 2
なんか自転車をイメージしてもらうとわかりやすいかもですね。1速だとめっちゃ早く回るけど力が弱くて、それをギア変えて重いものに変えていくと回転数は下がるけど力強いパワーが出せるみたいなところの変換をするものですかね。
スピーカー 1
ギアの部分に当たるものってことですね、減速器っていうのは。 そうですね。なのでガタつかなくて小さくて軽くて強いっていうやつを実現するのが結構ハードルが高くて、参入できる会社はそこのので限られてるんですよね。これがやっぱり中国が強いっていうところが正直なところなんですけど、日本も負けてなくて。
スピーカー 3
日本としてはハーモニックドライブシステムズっていう当初スタンダードで上場してる会社なんですけど、ここが波動歯車っていうやつを精密減速器を作ってる会社ですね。 波動歯車。
スピーカー 1
はい。ここが実際今、人型モデルだけで200億円ぐらいの売上を目標にして動いてたりとかして、結構採用されてたりする。とはいえ200億ぐらいまだって感じですけど、そういった会社になってるんですよね。
スピーカー 2
日本強ソースもその辺の細かい歯車とか精密な設計とか。 ハーモニックドライブって僕学生の時から使ってはいるんですけど、ここの凄さってギアを作った時って通常の回転方向と逆に少し動かした時に大体のギアって遊びがちょっとあるんですよ。
後ろ側にちょっとガッて戻るみたいな遊びの部分、バックラッシュとかいったりするんですけど、それがあると何かしらの産業用ロボットとかでの精密動作をする時に正確な位置取りが難しいみたいなところがあるんですよ。なのでなるべくその遊びがない方が精密な動作には向いてるみたいなところがあるんですけど、そこをめちゃくちゃ高精度で実現できるっていう技術を持ってるのが日本のハーモニックドライブシステムだったりしますね。
なんかいいね、日本。 ですね。なので産業用途では2023年までは世界シェアの85%がハーモニックドライブの原則機使われてたみたいですね。最近は中国とかの安価なものに代替されててシェア取られちゃってるみたいですけど、精密性っていったところでは日本も負けてないですね。
スピーカー 1
なるほど。 それで横ちゃんが言ってた中国の安価ってところが結構怖いなって思ってまして、中国でまたここも価格破壊が起きてるんですよ。さっきのハーモニックドライブのさらに50%ぐらい安いモデルができ始めていまして、これによってやっぱり機体が50%ぐらい安くなるわけじゃないですか。それが大ボッキーです。
安いで今使いたいもんな。 そうですね。で例えば中国の部品を使わずにテスラのオプティマスとか作ると半分どころか3倍ぐらいに価格が上がるって言われていたりとかするので、そうすると販売価格も3倍上がるわけじゃないですか。で手に入らないって感じになってて、今ここが安いのかいいのかとかってさっき横ちゃんが言ってくれたようにかなり精密な原則機なのでハーモニックドライブの方が。
スピーカー 3
なんですけどどういったものを使われていくのかっていうのがここからの勝負になってくるのかなと思います。3倍は結構インパクトあるですよね。特に2Cとかになるとちょっとした値段の差で決まるから買うかどうか。なるほど。
進化する「目」:深度センサーとエッジAIの搭載
スピーカー 2
じゃあちょっと僕の方から一個挙げさせてもらいたいのが、ビジョン見るところですね。目の部分ですね。目の部分を挙げさせていただきたくて。ヒューマンウェードロボットで使われている目の種類っていくつかあるんですけど、これまでもたまに触れてきたライダーっていう赤外線センサーを出してその光が返ってくる速度とかで物との距離を測ったりするっていうものが使われてたり。
それを3D空間上で赤外線を出して帰ってきたっていうところを天群データとして取って周りを把握する。その自動運転とかでも使われてたりする技術ですね。ところのセンサーだったりあとは振動センサー。ライダーとは別の技術でカメラみたいな技術で物の深さがどのくらいにあるのかっていったところを把握するっていうセンサーを使ってたりするってところの組み合わせになってるんですよ。
大まかな大体の周りの位置はライダー使って、手元の扱うものの位置は振動センサーだったり通常のRGBフルカラーで見れるようなセンサーカメラだったりっていうところが使われてたりするってところで、そこの振動センサー周りで強いのがインテルのリアルセンスっていうところですね。ほぼほぼデファクトスタンダードと言いますか、リアルセンスが出してるのが色と深さを判別できるセンサーがセットになってるキットみたいのが売ってるんですよ。
そこをユニツリーのG1とかも使ってますし、ほぼほぼロボティックス分野での深さを調べるみたいなところの手元での作業に特化したところで言うとリアルセンスがかなり強いってところがあったりします。
なんかこれXBOXでちょっと話題になった気がするな、昔。 確かに。
テレビの上にポンと置いとくだけで深度が取れるのがすごいみたいな。 ありましたありました。あの辺使って僕も学生の時研究とかしてましたね。
あのキネクトやったかな。 ああですねですね懐かしい。その辺で研究者も数多く使ってきたっていうところも背景もあってほぼほぼそこが使われてるんですけど、
最近ですね6月にですね新しい種類の振動カメラ、デプスカメラ、振動を測るカメラを出してたんですけど、これがこれまでよりも15センチ未満とか10センチとか小さいところまで測れるよって言ったところは性能の向上も歌ってるんですけど、
面白いのがカメラ自体にエッジAIと言いますか推論部分を搭載してるっていうのをやり始めたんですよ。これまで各センサー部分ってセンシングするだけに特化していて、
それをどう処理するかっていうのが別途繋がったCPU脳みその部分で考えるっていう感じだったんですけど、そのエッジ側、センサー側である程度推論をして、
で、整形されたデータを本体の脳みそに送るっていう方針に変えてきたっていうところが新しく出たんですよ。
どういうメリットがあるのか知らない はい、これがなぜ重要かって言いますと、
ヒューマノイドって通常の皆さんのパソコンの中で使われてるAIエージェントとかと違って、ずっと体を支えるだけでも立ってるだけでもたくさんの計算を回さなきゃいけないっていうのと、
そこがもし考えるのがクラウドとかに移行してしまって遅延が起きてしまうと、その瞬間の何かしらの遅延によってヒューマノイドが転んでしまったり制御不能なったりっていうところがあるので、
基本的に体を使って踊るところは体の中に入れなきゃいけないんですけど、それが全て指先での皮膚感覚とかから取ってきたデータの処理とかまで含めてやってしまうと、
本体の脳みそがかなり高価なものになってしまうんですよ。なのでそこをなるべく全体を使って踊る脳みその負荷を軽くするためにそれぞれの皮膚だったり目だったりみたいなところがエッジAIとか言うんですけど、
そのセンシング部分である程度処理してあげてから終わったものを渡すみたいな方針に変わってきたってところが面白いですね。
スピーカー 3
いやーこれだから処理も多分早くなるし、制御するのがやりやすくなるみたいなところで言うと、多分これプログラムやってる人だとオブジェクト思考的な考え方かなと思ったんですよ。
オブジェクトに持たせるというか、処理の細かい方法とか考えさせるっていうのをオブジェクトに持たせて、
オブジェクトと脳みそで通信して結果と最低限のインプットだけオブジェクトにやれば処理してくれるみたいな、本丸の脳みその負荷をなくしていくみたいなそういう考え方だと思うし、
人間で言うと脊髄反射により近くなってきたみたいなことかなと思ったんですね。
スピーカー 2
僕これ見た時に想像したのが、ちょっと食事中の方いたら申し訳ないんですけど、ゴキブリに近くなってきたなと思ったんですよ。
どういうこと? ゴキブリって体真っ二つになっても体の部分だけでしばらく一週間とか生きてたりするんですよ。
それってなぜかっていうと各神経に脳みそが別途小さいのがあるらしいんですよ。
スピーカー 3
えーそうなんや。
スピーカー 2
人間に近づけるためのヒューマノイズを例で頑張ってきたってところが、進化の途中で虫に近づいてきてるような感じがして、
なんか面白い技術進化だなと思って見てますね。
スピーカー 3
そうなんや。逆にそれを知らなかったっすね、ゴキブリの。
スピーカー 2
だから腕とかもげてもその部分だけで動いたりしばらく生き続けたりできるみたいですね、虫で。
スピーカー 3
分散処理をしてるってことか、体中のいろんなところで。
インテルのリアルセンスがそういうとこやり始めたんで、他のところもそういうふうに各部位で推論だったりある程度の処理をした上で、
スピーカー 2
整形し終わったデータとかを脳みそに渡すっていう手段によって、脳みそ側の負荷を下げるっていうところとコストダウンを測るっていう流れが来るんじゃないかなと思って注目してるっていう感じです。
スピーカー 3
なるほど、面白いですね。ありがとうございます。
NVIDIAと中国サプライヤーの台頭、地政学リスク
あと注目するべきポイントって、今回サプライチェーンって部品じゃないですか。なんですけど、今までずっとNVIDIAの話も出てきたと思ってて、
このロボットを判断するときに、頭脳と互換っていう判断軸があるかなと思っていまして、頭脳っていうのはNVIDIAをまず採用してるかどうかっていう観点なんですよね。
スピーカー 1
これはNVIDIAって、例えばAIチップとかっていうのが結構実際業界の標準になってきてるんで、これを使ってる会社って結構ほとんど有名どころがみんな使ってるんですよ。
AgilityだったりAmazonだったりBoson Dynamicsフィギュアも使ってますし、主要プレイヤーが基本これを使ってますと。
なのでどのロボット会社がNVIDIAをちゃんと使ってるのかっていうのが一つと、あとは互換っていうそのセンサーさっき横ちゃんが言ってた目のところとかっていうライダーっていうものは、
中国のカサイとかソクトウシューっていう2社が結構自動運転で量産した実績をロボットに横転して作っていたりとかするので、
あと触覚ですね、触覚のこのセンサーみたいなものもASKINっていう会社、バシーニっていうまた会社がですね、シェアを取ってきてるんですけど、
これどれも面白いのが自動運転で量産した中国勢がそのままロボット業界に流れ込んできてるんですよ。
はあ、車から。 そう、車で自動運転で蓄積したノウハウと生産ラインを活用して、そのままそのサプライチェーンに来てるんですよね。
スピーカー 1
なのでそれがすごいなんか面白いなと思ってて、だから今から参入するのって難しいんですけど、実はなんかこういった業界から急に参入してくるみたいなことが起きて、どんどん日本は危ないっていうことが起きてるんで。
なるほど。 ポイントとしてはまず頭脳はNVIDIAかどうかっていうところと、あとはサプライチェーンは結構これから値段がどんどん下がっていくので、そこが安いやつを選んだ方がいいのかもしれないんですけど、ただ3つ目として怖いのは、
全部その中国製に頼ったときに万一その調達ができなくなるとか、知性学リスクって言われますけど、なんか急に国との間の関係性で何もできなくなっちゃうみたいなことが起きるので、そこがなんか全部中国製にするのか、もしくは日本製もちゃんと取り入れておくのかみたいなのは、これからの日本企業の戦い方だなって感じかなと思ってます。
スピーカー 3
その自動運転とか電気自動車の部分って結構中国アメリカからね、遅れを取ってると思うんですよ日本ってね。だからその辺やっぱり強いんですよね、BYDとかそういうのがあるかどうかですよね、なんか国として持ってるか。
日本企業の強み:CMOSセンサーと精密部品
スピーカー 2
まあでも極小な部品単位で言うと日本製も負けてなくてですね、その先ほどのインテルリアルセンスとかっていうセンサーっていう完成パーツになってしまうと弱いんですけど、その中で使われてる目で言うと網膜みたいな部分ですね、で使われてるCMOSセンサーっていうのがあるんですけど、それはソニーのやつが世界試合ナンバーワンだったりするとか、
あとはそのモーターとかの部品をアクチュエーター周りとかを滑らかに動かすためのボールベアリングっていう玉がいっぱい入ってて、それがスライドする間に入ってくれることでめちゃくちゃ滑らかにパーツが動くみたいなところを実現しているような小さいパーツで言うとミネベアミツミって言ったところが世界シェア取っていたりみたいな、
その完成品パーツとしては弱いんですけど、その中ではかなり日本のパーツが使われている部品が使われているってところはあるので、その辺は負けてないかなという気はしますね。
スピーカー 3
そうかそうか、だから、それがめっちゃ売れたら日本のその小さい部品も売れることになるのか、すげーな、なんかはい。
スピーカー 2
なのでそこに一応乗っかってはいるかなというところはあります。
スピーカー 1
そうですね、ただ結構海外のビジネスモデルの傾向的に垂直統合って全部自社で全部やるっていうのが結構今流れ的にできてるんで、真似できるのかもしれない、僕も技術者じゃないんでわかんないですけど、なんかどっかでそこは全部吸収されていく可能性はあるかもしれない。
はい、けど樋口さんの言う通り、世界視野取ってるのはだいぶ大きいと思いますけどね。
スピーカー 3
いやーそうですよね、だいたい最初はね、開発コストを抑えるためにサードパーティー性能モードを使って自社開発して置き換えていくっていうのが結構上等手段としてありますもんね。
スピーカー 1
そうですね、どの業界もありますよねそれは。
うーんそれはね、多かれ少なかれ、でもなんかそこでも残さないといけないくらいのクオリティーがあるものだけが残りみたいな。
スピーカー 2
だから超ハイエンド超高精度な動きが必要みたいなところだけ日本の部品がちょっと入ってきて、でだいたいの動きでいいみたいなところは様々なヒューマノイドの会社の自社開発とかの部品になっていくかもしれないですよね。
スピーカー 3
かも今から世界中でAIを使った技術の発達によってその技術も全部フラット化していき、上流を持ってるところだけが生き残るみたいな世界線もありますもんね。
モジュール化が進む「手」:高価だがカスタマイズ可能な部品
スピーカー 3
いやー難しいですねこれ。まあ現時点ではいろんな国が協力してロボット作ってるって感じですね、なんかどういう捉え方をするかなんですけど、
どこが勝つかを戦い合ってるっていう見方もあれば、いろんな国で協力してすげえいいロボットを作ろうとしてるっていう見方もできるなって思いましたなんか。
なるほど。
スピーカー 2
ヒューマノイドの手の部分で少し説明させていただきますと、中国のインスパイヤーっていう会社がかなり強いかなというところではあります。
ここ結構難しい技術ではありまして、人間の手って20個以上の自由度が自由度と動くパーツがあって構成されていて、
人間の皮膚感覚から繊細に卵とかは割らないように持たなきゃとか、これは硬いものだからもう少し力入れて持とうみたいなところの繊細な触覚の検知みたいなところも含めて無意識にいろんな判断をしてるんですね。
なのでそこは結構実現するのは難しくてですね、結構安いメーカーでもハンドだけで300万とかしちゃうんですよ。
結構これまでの話でヒューマノイドロボット1体70万から買えるとか数百万円台で買えるとかって出てきたと思うんですけど、
そこに何か指があるハンドを後付けで付けてオプションパーツとして買うみたいなところの組み合わせで購入するのが一般的なんですけど、
そこまで含めると本体代300万、手だけで300万みたいな超高級部品になっちゃってきているっていうのが今の現状ではありますね。
スピーカー 3
まあ手は複雑やし難しいのかし重要なのか。
スピーカー 2
そうなんですよね。
その中でも結構シェアがあるのが先ほどお伝えしたインスパイアってところで、そこはユニツリー社のG1って一般的に皆さんが今使って世界的に一番使ってるモデルになってくると思うんですけど、
正式に互換性があるってところで公開してまして、ユニツリー社で見積もりを出した時にもインスパイア製の5本指があるハンドと組み合わせて使うとこのくらいのスペックになりますよみたいなところが公式に出てるところだったりするんですけど、
そういったところが新興の企業ではあるんですけど急成長しているところはあります。
スピーカー 3
今面白いなと思ったのが本体は基本これぐらいであとはオプションでこれつけれますよみたいな感じになってきてるんですね今。
スピーカー 2
そうですそうです。ユニツリー社も自社で指が3本だけある手を開発してたりするんですけど、5本指になると結構技術的にハードルが高くなってくるっていうのとそういったところもあって後回しになってるみたいで、
5本指のところはいろんな会社が今新興企業として出始めてるところではあります。その中でもより複雑な作業が必要なんだったらじゃあ触覚センサーがついてるモデルにしますかとか、
そんなに柔らかいものとか持たないんだったら触覚センサーないモデルの方だったらもう少し安いですよみたいなところを用途に合わせて見積もりするみたいな世界になってますね。
スピーカー 3
そう、だからなんかパーツの差し替えとかが意外とできるようになってるんですね。そういうふうに設計されてる。
スピーカー 2
はい、同じようなコネクタ形状になっていて、そしてそれに合わないものだったらちょっと配線を中から出すみたいな加工が必要だったりはするんですけど、
そういった形で用途に応じて、とりあえずは初期の段階だから指3本でいいよねとか、ちょっとより複雑なことをやらせるから5本に後から変えようかみたいなことができる感じにはなってますね。
スピーカー 3
もう自作PCみたいな感じになってますね。
スピーカー 2
まさにそんな感じです。ただそれって結構全然ヒューマンドに詳しくない企業からすると、どれ選んだらいいんだってパーツが多すぎて、どの組み合わせが最適なのかって全然わかんないんですよ。
スピーカー 3
はいはいはいはい。
スピーカー 2
その辺は僕とか詳しい人が間に入って、今の使い方だったらこの本体で多分のスペックで十分です。
それで腕はまずこれからでいいんじゃないですかねみたいなところをアドバイスしてもらえながらじゃないと本当にわけわかんない世界だと思います。
腕出しているところもいっぱいあったりするので。
スピーカー 3
だから自作パソコン界のドスパラみたいな感じってことですね。
もうこの組み合わせのセットで結構いい感じに動きますよっていうのを提案してくれるっていうね。
日本企業によるハンド開発と今後の展望
スピーカー 2
ハンドで言うと、最近日本も頑張ってるのがミネベアミツミっていう精密なパーツを扱ってるところと、
ハーモニックドライブシステムズ、先ほども出てきたものですね。
が共同開発した5本指のハンドが2026年に試作公開されたというところがあって、
その高いハーモニックドライブのかなり精密に動作できる減速器とかを使って、
強い力を出せるかつ精密な動作もできて、滑らかに動く部分でミネベアミツミの技術を使ってたりみたいなところの、
日本企業が頑張ってそういったハンドの領域にも入っていこうとしてるっていう流れはあったりします。
なるほどな。だからもう手だけでそういう争奪戦が行われてるのか。
スピーカー 2
かなり今一番二番に注目されてる領域になってくると思いますね。
ハンドを使って何ができるか、どういった手の形状が優れてるのかとか、センサーは何使うべきなのかとか、
どういう手法で覚えさせたら手でつかめるようになるのかみたいなところは、論文とか毎日読んでてもその領域の論文が出てくることはかなり多いですね。
なのでまだデファクトスタンダードが確立してるっていう状態ではなくて、みんなしのぎを削って一番になろうとしてるっていう段階になってきます。
スピーカー 3
これってなんか手ってめっちゃ物理的にここから先が手ですよってわかりやすいじゃないですか。
だからモジュール化しやすい部位というかだと思うんですけど、目とかもある程度モジュール化しやすい感じがするんですよね。
例えば全部のモーターを変えますとか、バッテリーの部分を変えますとかって結構複雑な気がしていて、モジュール化しやすい部位とそうじゃない部位があるってことなのかなこれ。
スピーカー 2
そうですね、そのサードパーティー性をパッてつけられるって言ったところだと、目で見てセンシングするとか、指先でどうにかするみたいなところはやりやすいんですけど、
肘関節とか足とかみたいなところってもう完全にヒューマノイドの体の内部にもう組み込まれちゃってるんで、そこはもう最初の設計の段階で決まってくるような部分になるかなと思います。
あと付けでポンってつけづらいパーツではあるかなと思います。ただその辺が、もしかしたらUSB Type-Cみたいな共通規格ができて、肩から外れて、
今回の作業の場合は右手だけなんかショベルかみたいなやつにしようとかっていうのができるようになってくる、カスタムロボットみたいなところができるようになってくると、よりバリエーションが広がるのかなっていう気がします。
スピーカー 3
ちょっと面白いな、なんか今回手だけ使うんで手外しますってヒューマノイドが自分でバーン外して、車輪だけのやつの基板にガチャッてつけて車輪と手だけでバババババっていくみたいな、できるってことですよね。
スピーカー 2
かもしれないですね。その辺の取り付ける場所の共通のコネクタみたいなところが決まってしまえばできるとは思うんですけど、今は各社の自社にあった形で作ってはいるっていう感じですね。
スピーカー 3
そうだからこれもどこからどこまでを統一規格化するかみたいなところで、USB、なんかType-CとなんかUSBと何たらが出てきてみたいな。
スピーカー 2
ですねですね。
スピーカー 3
規格によって接続できるかどうかが決まって、なんでこれUSB-Cに統一してねえんだよみたいな。
スピーカー 2
たぶん同じ歴史をたどりますよね。
ヒューマノイド部品開発の現状と未来
スピーカー 3
ありそうですね。いや面白い。さあそんな感じですよ。いやだからね、もう僕らは完成形としてしかロボット見てない、ヒューマノイド見てないですけど、実は中はね、いろんななんか部品単位で経済戦争が行われてたっていうことかなと思ったんですけど。
いやーさあこれはどうなっていくのかね、こうご期待というところで今日は一旦こんなもんですかね。最後までお聞きいただきありがとうございました。面白いまた聞きたいと思っていただけた方は是非フォローやチャンネル登録をしていただけると嬉しいです。
またお便りは随時募集してます。感想や質問などは概要欄のフォームからでもいいですし、Xの方ではハッシュタグヒューマノイド最前線をつけてポストしていただければ全部こちら見ますので、
ぜひいいねやコメントシェア諸々よろしくお願いします。この番組は毎週水曜日の朝6時に配信予定です。次回もよろしくお願いします。ありがとうございました。
26:27

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