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2023-07-23 06:05

🧠ギランバレー症候群のお話④治療と経過+市川沙央さん『ハンチバック』の紹介

ギランバレー症候群④治療と経過
#ギランバレー症候群
#スタエフ医療部

ハンチバック
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%B8%82%E5%B7%9D-%E6%B2%99%E5%A4%AE/dp/4163917128
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日々の生活の中で考えていることや、医療情報をゆるっと、フラッとシェアしている番組です。
今回は、リクエスト会ということで、ギランバレー症候群のお話をしてきました。
今回は、④ということで、ギランバレー症候群の治療や経過について、
最後、少しお話ししていきたいと思います。
治療に関してですけれども、治療するかどうかに関しては、発症からの時間や、
その時の重症度、あと病気の勢いを鑑みて、過量していきます。
一般的には、大量ガンマ、
グロブリン療法というようなものを行うのが一般的です。
この大量ガンマ、グロブリン療法というのは、
人の血液成分から生成されたガンマ、グロブリンを大量に投与することになります。
これは点滴の治療ですね。
これによって、自己抗体の中和。
ギランバレー症候群は、前回の放送で、抗体が関与するという自己免疫の、
病気というふうに説明したかと思うんですけれども、
この大量ガンマ、グロブリンによって、自己抗体の中和などが起こって、
病気の勢いを抑えることが可能になります。
最後に経過ですね。
自然に、経済が良くなっていくことが多いので、
全体的には、発症から3ヶ月から1年ぐらいで、徐々に回復に向かうことが多いです。
ただし、症状が悪くなっていくことが多いので、
症状の重症度、重さによって、変わってくるんですね。
過去、日本で行われた調査だと、ピークの一番悪い時のですね、重症度によって、異なっていて、
一番最重症の時に、歩行器が必要になると、10%程度では、
一人で歩くのが不可能な場合が多くて、
人工呼吸器が必要なくらい重症だと、
20%程度が一人で歩けない、というふうに言われています。
今回は、簡単ですけれども、最後、ギランバレー症候群の治療と経過についてお話ししました。
もし、わからない点などありましたら、コメント欄に記載していただけると嬉しいです。
最後、少し余談になるんですけれども、
先日、芥川賞を受賞した、
いちかわさおうさんという方が書かれた、
03:00
ハンチバックという本を読み始めました。
脳神経内科医として、神経菌の疾患を多く見ているからこそ、
この方の本は読まないと思って、手に取ったんですよね。
この方というのは、いちかわさおうさん自身が、先天性のミオパチ、
いわゆる、幼少期から発症するような、
いわゆる、幼少期から発症するような、
筋肉の疾患の方で、
筋肉の疾患の方で、
気管切開をしていて、
普段は電動車椅子の生活を送っていらっしゃいます。
このハンチバックという本自体も、
このハンチバックという本自体も、
同じような疾患を抱えている方が、
同じような疾患を抱えている方が、
主人公の物語なんですよね。
主人公の物語なんですよね。
まだ、読み終わっていないので、
まだ、読み終わっていないので、
1小節だけ、文章を紹介したいなと思います。
1小節だけ、文章を紹介したいなと思います。
1小節だけ、文章を紹介したいなと思います。
ちょっと共有させていただこうかなと思います。
ちょっと共有させていただこうかなと思います。
私は、紙の本を憎んでいた。
私は、紙の本を憎んでいた。
目が見えること、
本が持てること、
ページがめくれること、
読書姿勢が保てること、
書店へ自由に買いに行けること、
5つの健常性を満たすことを要求する
5つの健常性を満たすことを要求する
読書文化の町相撲を煮込んでいた。
読書文化の町相撲を煮込んでいた。
その特権性に気づかない、
無知な傲慢さを憎んでいた。
無知な傲慢さを憎んでいた。
この文章を、
今これオーディブで聞いてるんですけども、
聞いたときに、
当たり前と思っていることが、
自分たちがですね、
私たち、ある程度健常な人たちが、
私たち、ある程度健常な人たちが、
当たり前と思っていることが、
当たり前の世界っていうことは、
あんまりやっぱりなくて、
本当はそういうことって
分かってたはずなのに、
まだまだ分かってないことが、
すごい多いんじゃないかなって、
やっぱり思ったんですね、
この文章を聞いたときに。
無知からくる思考の隔たりっていうことが、
たくさんきっとあるんじゃないかなっていうことに、
たくさんきっとあるんじゃないかなっていうことに、
すごく頭を拒んで、
殴られたような気分になったんですよね。
殴られたような気分になったんですよね。
本の感想に関しては、
本の感想に関しては、
後日ちゃんと読んでから、
どこかでお話しできればとは思っているんですけれども、
もしご興味ある方がいらっしゃると、
しちゃったら少し手に取っていただけるといいかなというふうに思っています
今回はシリーズものの④ということで
ギランバレー症候群の治療や経過についてお話ししました
最後にあとハンチバックという本の紹介もしました
今日も皆さん聞きに来ていただいてありがとうございました
次回もふらっと覗きに来ていただけると嬉しいです
またねバイバイ
06:05

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