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2023-07-21 08:06

🧠ギランバレー症候群のお話③診断や検査


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ハロフラー、フラットの独り言へようこそ。
このチャンネルは、ママさんドクターで、WEB3 NFTプロジェクトでは、コミュニティマネージャーやモデレーターとして活動しているフラットが、ゆるっと、ふらっと、配信している番組です。
今回は、リクエストをいただいたので、シリーズもので、ギランバレー症候群について説明をしています。
前回は、ギランバレー症候群の疫学、概要、症状、原因についてお話ししました。
今回は、③ということで、最終章になります。
ギランバレーの診断や検査、治療や予防についてお話ししていきます。
まず、診断です。
ガイドライン上なんですけれども、
典型例では、病歴と臨床症状から、ギランバレー症候群の診断は可能である、というふうには書かれています。
典型例というのは、感染症が先行して、その4週間以内に左右対称性に、手足の麻痺や感覚障害が出てきて、急速に悪化して、その後4週間以内に症状がピークになる、というような感じだと思います。
ここまで揃うと、外来とかに患者さんが来られた場合は、確かにギランバレーっぽいな、というような直感で分かるものもあるんですね。
とはいえ、実際のところは、ギランバレー症候群のように、急性に発症する麻痺神経障害は、いろいろあるので、間別診断を上げながら、最終的には診断を詰める、という場合が多いと思います。
次に、患者さんの症状についてお話しします。
検査のお話を少ししていきたいと思います。
多くの場合は、ギランバレー症候群を疑ったら、髄液検査とか、神経伝導検査とか、採血をして抗体の有無を調べる、ということを行う場合が多いと思っています。
神経伝導検査に関しては、行うことができる施設であれば、積極的に施行することが多いと思っています。
この神経伝導検査は、どういう検査なのか、というお話をちょっとだけしたいと思います。
かなりざっくりしたイメージを持っていただければいいかなと思うんですが、皮膚から電気刺激を神経に与えて、運動神経や感覚神経の状態を見ることができる検査になります。
前回、ギランバレー症候群には、2つのパターンで障害が起きていました。
この2つのパターンで障害がある、と説明したと思います。
もう一度、櫛に刺さった団子の説明を思い出してみてください。
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櫛に刺さった団子は、優髄神経と呼ばれて、櫛は軸鎖、団子は髄鞘と呼ばれます。
櫛自体が細くなる軸鎖型なのか、団子が取れる脱髄型なのか、この2パターンでした。
この神経伝導検査に関しては、
ギランバレー症候群が軸鎖型なのか、つまり櫛が細くなる形なのか、脱髄型なのか、団子が取れる形なのか、この2つを分けるために使用しています。
治療法はどちらも同じですが、なぜこの2つを分けているのかというと、
臨床的な特徴が異なる、つまり症状が少し異なったり、
経過が異なるからなんですね。
軸鎖型と呼ばれる、櫛が細くなる形のものは、運動神経のみが侵されるという特徴があります。
一方で、脱髄型、つまり団子が取れる方ですね。
それは、感覚障害を伴っていたりとか、人工呼吸器とか、自律神経障害が出る危険性があるというふうに言われています。
この2つを電気生理的に分けることによって、もしかしたら初め、軽い症状で来た患者さんが、
今後悪くなるかもしれないというような思いを持って診療にあたることができますよね。
次に、採血のお話をちょっとしてみたいと思います。
採血では、抗ガングリオシト抗体と呼ばれるものの有無有無を検索します。
採血では、抗ガングリオシト抗体と呼ばれるものの有無有無を検索します。
ガングリオシトというものは、末梢神経の抗生成分で、それを攻撃するものを抗ガングリオシト抗体というふうに呼びます。
特に、カンピロバクターによる先行感染があってから起こるギランバレー症候群というのは、ガングリオシト抗体と関連することが多いです。
カンピロバクターは、前回お話ししたように、胃腸炎を受けた抗ガングリオシト抗体というものです。
後半の弁護会のお話下でしたように胃腸炎を起こす菌です。
どうして、カンピロバクターとこのガングリオシト抗体というものが少し関連があるのかという疑問点についてでも、
これらはイントネーションが異なるという形でよくわかりません。
理由としては、カンピロバクターの筋脊被害盲の外側の曲線 janpöbe enrげる根の状態です。
筋体外膜という形で、外側の曲線 janpöbe enrげる根の 노력して、その下、身体外が傷害の環境になります。
筋滞防止という現実は芯肉脊ruction.
この成分が神経のガングリオシドと構造が似ているということに起因しています
カンピロバクターに感染したときに作られた抗体によって
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自己免疫が引き起こされて自分の神経を攻撃してしまうというふうに言われています
このことを分子相動仮説というふうには専門的には呼んでいます
このガングリオシド抗体というのはギランバレー症候群でどれぐらい陽性になるかということなんですけれども
だいたい50%から60%ぐらいで陽性になるというふうに言われていて
初期から上昇してくるというふうに言われています
このガングリオシド抗体というのは実は院内では普通はできません
できる検査ではないんですね
大抵は採血をして他大学に検体を送って結果を待つというのが一般的なので
実は検査結果は1ヶ月ぐらい経ってから返ってくるんですよね
なので人によっては退院してから外来で抗体の結果を説明するというようなこともあります
最後にギランバレー症候群の治療や
予後について継続して説明しようかと思ったんですが
この時点でかなり長くなってきてしまったので
今回はギランバレー症候群の診断や検査について説明するにとどめようと思います
いかがでしたでしょうか
今回は時間配分を間違えてしまったこともあり
ちょっと中途半端な放送になってしまいましたが
ご意見やご意見をお聞かせください
ご意見や疑問等ありましたらコメント欄に記載していただけると嬉しいです
今日も皆さん聞きに来ていただいてありがとうございました
次回もふらっと覗きに来ていただけたら嬉しいです
またねバイバイ
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