2024-02-29 58:44

05 ポッドキャストを本格的に楽しむヒント💡収録環境の整え方・機材の選び方

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ポッドキャスト初心者向けガイド、第5弾!
今回は、ポッドキャストの収録環境を整えるヒントや機材の選び方についてお届けします。

  • 収録環境を整える
  • そのままの音を聴ける環境づくり(モニターヘッドホン・スピーカー)
  • マイクの選び方
  • オーディオインターフェイス・レコーダー
  • ポッドキャストの収録や編集に使用できるソフトのご紹介

▼文字で読むにはこちらから👀

【初心者向け🔰完全ガイド】#5 ポッドキャストの収録環境の作ろう!防音と吸音の違い・マイクの選び方

サマリー

ポッドキャストを本格的に楽しむためのヒントが収録されています。最初に収録環境の整え方について説明されています。壁や天井に吸音材を貼ることで反響を防ぎ、モニター用のヘッドホンやスピーカーを使用することで音の質を確認できる環境を整えましょう。マイクの感度と音質についても説明され、ポッドキャスト録音の環境におすすめのダイナミックマイクが紹介されています。マイクの選び方や収録環境の整え方についても語られています。iPhoneに付属するイヤホンが最初におすすめされ、その後、オーディオテクニカのATR2100やSHUREのSM58、MV7などのマイクが紹介されます。オーディオインターフェースについても触れられています。ポッドキャストを楽しむ上で適切な録音環境と機材の選択が重要です。オーディオインターフェースとしては、オーディエントやID44M2がおすすめされています。録音ソフトとしては、ガレージバンドやオーダーシティを使用することができます。ポッドキャストを本格的に楽しむためには、収録環境と機材の選び方が重要です。パソコンで録音する際には、音声データが消えないようにバックアップを取ることが必要です。また、マイクだけでなく位置の調整も重要です。

収録環境の整え方
山本 結衣
LISTENでポッドキャストをはじめよう、初心者向け完全ガイド。 この番組は、ポッドキャストに興味がある人にその魅力や始め方を伝え、さらに既にポッドキャストを始めている人に向けて、
jkondo
LISTENでもっと楽しむ方法をご紹介する番組です。 皆様こんにちは。こんにちは。LISTENの山本と近藤です。
山本 結衣
今回はポッドキャストを簡単なやり方で始めてみたけれど、もっとこだわって本格的に取り組んでみたいという方に向けてのお話、第1弾としてポッドキャストの収録環境や機材などについてお話ししていきます。
よろしくお願いします。よろしくお願いします。
jkondo
だんだん本格的な配信の仕方に向けて、だんだんちょっとマニアックな話に入っていきますけれども、
まずは一番簡単にポッドキャストの配信を始めたかったら、スマホでポチッと録音ボタンを押せばできますよっていうところからお説明していましたけれど、
やっぱり続けていくと、より音質のいい配信がしたい、より内容の充実したものをしていきたいっていう欲が出てくる方もいらっしゃると思います。
そんな時にどんな機材を揃えていったらいいかとか、どういうところを重要視していくといいかみたいなことをちょっとご説明していきたいと思います。
山本 結衣
はい、お願いします。
jkondo
まずですね、機材っていうと多分多くの方がマイクがいるのかなって思われると思うんですけど、あえてマイクじゃなく部屋の話がしたい。
山本 結衣
部屋の話から入りたい。
jkondo
そうですね。というのはですね、結構ですね、収録環境をちゃんと整えるっていうのが実は重要で、もちろんマイクをよくすれば音をきれいに録れるんですけど、
そもそも喋っているお部屋が妙に声が反響していたりとかノイズが多かったりすると、どうしてもどんないいマイク使っても音はきれいにならないじゃないですか。
なので、まず収録環境を整えるっていうのはまず重要かなと思います。
普通に想像してもらったらわかると思いますけど、例えば車の音がガーって聞こえている部屋ですとか、そういう素音の多い部屋は避けたほうがいいですね。
あとは、よくあるのが電気製品。
エアコンの音が結構近くで鳴っているとか、あと掃除機が鳴っているとか、洗濯機が鳴っているとか、食洗機が鳴っているとか、そういう風に電気製品が結構鳴っていると、わりとマイクに乗ったりするのと、
あとはですね、収録機材の近くに電気製品があったりすると、ハムノイズって言うんですけれども、
山本 結衣
ハムノイズ。
はい。
jkondo
ジーって音が入ったりすることないですか?
山本 結衣
うんうんうん。
ジーって言ってる。
ありますよね。
充電器とかも結構、実は自分の耳には聞こえてないけど、収録したのを聞いてみると、ジーって言ってたりします。
そうですね。
jkondo
だから、ああいう電気製品が近くで動いてたりすると、マイクにノイズが乗ったりしちゃうんで、そういうものをできるだけ避けたり、電源を切っておくと音質が良くなったりします。
なるほど。
はい。
で、そういう感じでできるだけ静かな部屋で録りましょうっていう感じなんですけれども、
山本 結衣
はい。
jkondo
外のね、車の音とかはね、結構どうしようもない時もあるとは思います。
はい。
で、基本的に外の音を入らなくするのは防音って言われることなんですけど、
防音に効くのは例えば窓とかからよく音が入るんで、窓がペアガラスになっていたりする部屋とかだと音は録りにくいですよね。
はい。
あとはあの、断熱材が壁にいっぱい入っていると、結構音は遮断されたりします。
山本 結衣
うーん。
jkondo
うん。
なるほど。
収録環境での注意点
jkondo
なので、家の中でもできるだけその外の騒音が入りにくい場所っていうのは、ノイズが乗りにくいかなと思いますね。
はい。
はい。
で、それが防音なんですけど、
防音。
で、防音っていうのはだから、外からの騒音がマイクに入らないっていうところなんですが、
はい。
もう一個、環境づくりで気にしたいのが、
はい。
山本 結衣
吸音。
jkondo
はい。
はい。
防音っていうのは外の音が入らないなんですけど、
入らないように、はい。
山本 結衣
吸音っていうのは真っすぐ音で吸音なんですが、
jkondo
うんうん。
例えばですね、板の間で全く家具が置いていない四角い部屋で、
うん。
普通にとったら反響音がすごいです。
山本 結衣
あー、はいはい。
jkondo
何にも家具がない本当の四角な部屋で、
うん。
喋ると、壁に声が何度も反響して、
うん。
結構残響してビーンってなんか声が響いたような音になるんで、
うん。
それもそのマイクをどれだけ良くしても、その響きが消えない限り、
はい。
そのビーンって言ってる感じが残っちゃいますね。
うんうんうん。
で、そういうふうに、
まあ、あの、何も考えずに録ると、
結構部屋の反響とかで、
うん。
聞きにくい音になったりするっていうのは結構盲点なんですよ。
山本 結衣
うーん。
なるほどなるほど。
jkondo
はい。
はい。
で、それを録るっていうのは結構、
まあ、いい音質の録音するためには重要だったりします。
うんうんうん。
山本 結衣
いや、今聞いてて思ったんですけど、
はい。
あの、引っ越したての何の家具も置いてない部屋とかは、
うん。
声が響いたりするじゃないですか。
はい。
あれが、えっと、急音がされてない状態。
そうですね。
jkondo
ですね。
はい。結構響くでしょ。
山本 結衣
響きますね。
そうですよね。
うんうんうん。
なるほど。
じゃあ、その急音をするには何をしたらいいんですか?
はい。
jkondo
はい。
まあ、まずはね、あるものでどうにかしたいですよね。
山本 結衣
そうですね。
吸音材の利用方法
jkondo
で、例えばですけど、よく家の中で一番いいスタジオと言われているのがクローゼットの中です。
山本 結衣
クローゼットの中。
はい。
jkondo
はい。
例えば、ウォークインクローゼットとか、
うん。
まあ、ウォークインできなくても、
狭いクローゼットでも無理矢理入ったら、
うん。
まあ、服に囲まれるじゃないですか。
はい。
ああいう環境だと音はほとんど反響しないんで、
うーん。
すごく綺麗な音が取れます。
山本 結衣
服が音を吸ってくれてるってことですか。
そうですそうです。
ああ、なるほどなるほど。
jkondo
で、だいたい音がミーンって反響してる状態をライブって言うんですよ。
山本 結衣
ライブ。
jkondo
で、それに対して吸ってくれてほとんど響いてない状態をデッドって言います。
山本 結衣
デッド。
jkondo
はい、デッド。
基本的にはポッドキャストはかなりデッドに近い方が聞き取りやすい音になります。
山本 結衣
うーん。
jkondo
なので、変な響きを取る方向にした方が綺麗になるんですけれども、
家の中でそれを一番手っ取り早くやれるのはクローゼットかなと思いますね。
山本 結衣
クローゼットの中に頭突っ込んでしゃべるとデッドな状態で聞き取りやすい。
jkondo
そうですね。
なるほどなるほど。
ただ、環境的に毎回その押し入れみたいなところでやるのが嫌だっていう方もいらっしゃると思いますし、
現実的にそんな広さがないとか、そういう場所がないって方もいらっしゃると思うんで、
多くの方は普通の部屋で録る方も多いと思うんですけど、
普通の部屋でまず音を吸ってくれるものとしては、
例えばソファー。
山本 結衣
ソファー。
jkondo
いかにも水槽ですよね。
山本 結衣
水槽ですね。布だしね。
jkondo
ですとか、あとカーペット。
山本 結衣
カーペット。
jkondo
あとカーテン。厚めのカーテンとか。
あと服ですね。いろんなところに服がかけてあるとか。
あと本棚もいいですね。
山本 結衣
本棚。
紙も吸うんですか?
jkondo
デコボコしていて、一致用に反射しないじゃないですか。
やっぱりペタッとまっすぐな壁だと同じ方向に何回も反射するんですけど、
拡散してくれたりするんで、そういう意味でもよかったりしますね、本棚。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
あとは人がいるとかもよかったりしますけど。
なので、できるだけ取る環境の周りに、
平らな壁みたいなものをなくして、
デコボコさせたり、吸ってくれる素材のものを増やしていくと、
結構音が良くなったりします。
山本 結衣
なるほど。
じゃあ机に座って何もない壁に向かって喋るよりかは、
ソファーの上にマイクを置いて、
ソファーの背もたれに向かって喋った方が吸音されますか?
jkondo
それはとっても良いですね。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
そういうイメージですね。
自分が話した声がどこに反射しそうかなっていうのを想像しながら、
反射しそうなポイントに吸ってくれそうなものを置くっていうのをやっていくと、
結構綺麗に録りますね。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
で、それをいろいろやっても、それでも反射しちゃう場合。
例えばですけど、オフィスの会議室とか難しいですよね。
ソファーとかないじゃないですか。
山本 結衣
確かに。
jkondo
服もそんなんないでしょ。
そういう本当に家具とかがない部屋とかで録る場合ってのは結構難しくって、
そういう場合は、吸音材を工夫していく必要があります。
山本 結衣
なるほど。吸音材。
jkondo
実際ですね、今僕たちが録ってるLISTENスタジオも、
山本 結衣
最初かなり反響が大きくて困りましたね。
jkondo
そうですね。
で、吸音材を順番に入れていったんですけれども、
吸音材ってウレタンのものとか、あとはグラスウールって言われるような素材のもので、
いい感じで吸い取ってほしい音域を吸ってくれるっていう。
山本 結衣
その素材によって吸い取られる音域の違いもあるんですか?
jkondo
そうですね。
まあね、アマゾンとかでですね、結構安い吸音材とかも売ってるんですよ。
ウレタンのボコボコしたやつっぽいのがあるじゃないですか。
ああいうのいっぱい売っていて、全部比べたわけじゃないんでわからないですけど、
あんまり安いものを買ったりすると、見た目はっぽくなるんですけど、
吸ってほしくないところだけ吸われて、声がスカスカになっちゃったりとか、
肝心の吸ってほしいところはあんまり吸ってくれなかったりみたいなことがあるんで、
ある程度やっぱり音響機材用に作られた、それなりの値段のものの方が音がきれいになることが多いと思います。
山本 結衣
なるほど。
自分が例えば声が低いから低音をなるべく吸ってほしいとか、
自分は声が高いからちょっと高い音を吸ってほしいみたいなので、
どうやったらわかるっていうか、
どの吸音材がどの音に対応してるかっていうのは何を見ればわかるんですか?
jkondo
あんまりですね、低音用、高音用とか吸音材にさらに分かれたりはしてないんですけど、
要はその辺で売っているウレタンのシートと吸音材用に売っているものの違いとしては、
やっぱり吸音材用に売っている、ちゃんと音響機材として売っているものの方が好ましい特性をしていることが多いと思います。
山本 結衣
ちゃんと音を吸うように整えられた吸音材だといいよってことですね。
jkondo
そうですね。
ちょっとね、内容欄とかにサウンドハウスさんの吸音材カテゴリーのリンクを貼っておきますので、
そういうところから見ていただくといいかと思いますけど、
今LISTENスタジオで使っているのは、まずはついたて型の屏風みたいな感じの、
180センチぐらいの高さのものですね。
そうですね。
収録環境の整え方
jkondo
ちょっと壁に立てたりしているのと、
これは天井にウレタン素材の正方形の30センチ四方ぐらいのやつをたくさん、
山本 結衣
ぼこぼこしたやつですね。
jkondo
貼って使っていますが、
基本的な考え方としては、声が反響する面に貼っていくと。
だから今僕と山本さんが話しているブースは左右に壁があって、
何もしないと壁同士で音がずっと反響しちゃうんで、
その左右の壁とか後ろの壁にまずパネル型のものを置いています。
そして天井と床も同じように反響しちゃうんで、
その口とマイクのところの直線的に反射するポイントに、
まず貼り付けていくというのが基本ですね。
山本 結衣
なるほど。反射しそうな場所に吸音材を設置する。
jkondo
そうですね。
そのポイントがもし見つけにくかったら、
それを壁とかに当てて、自分から見てマイクが映る場所を見つけるといいです。
そこがマイクと自分の顔との反響点になるんで、
そこを見つけてそこにできるだけ当たるように吸音材を設置していくと。
そういうことを一面一面やっていくと、だんだんレッドに近づいていったりします。
ただ、壁とか天井とかにペタペタ吸音材を貼るのは難しい方もいらっしゃるかもしれないですけど、
山本 結衣
人体とかだとね。
jkondo
そうですね。ただお一人の場合はもうちょっと簡単で、
自分の口の前に吸音材を持ってこればかなり反響を防げます。
それはリフレクションフィルターとかアンビエントフィルターと呼ばれているようなものなんですけれども、
山本 結衣
リフレクションフィルター、アンビエントフィルター。
jkondo
今ちょっとパソコンで表示させてみましたけど、こういう感じの顔の前だけを丸く囲んでくれるような、
レコーディング用の吸音材というのがありまして、
これを使いながら対談するのはちょっと難しいですけど、
一人で収録するのだったらこういうのが一番局所的に吸音ができるんでやりやすいですね。
山本 結衣
あれみたいですね。コロナの時期に食堂とか行ったら一つ一つの席が区切られてたじゃないですか。
あんな感じの見た目ですね。
そうですね。その時は透明が多かったですけどね。
吸音材は黒っぽいのが多いですね。
jkondo
そうですね。見えなくなっちゃうんで。ちょっと人と話すのは難しいかもしれないですけど、
ボーカルの録音とかにも使われるようなものが出ています。
実際今LISTENスタジオで使っている商品を少し紹介しますと、
まずついたてのパネルのやつですね。
これがナイクソさんのトゥーフォールドってやつなんですけど、
3万2千円ぐらいのものですね。2枚使ってますね。
それから30センチ四方のこのウレタンの一松模様で並べて貼り付けてるやつが、
オーラレックスさんのスタジオフォームというやつで2万5千円ぐらいですけど、
これで24枚入りと。
山本 結衣
じゃあ1枚1000円ぐらい。
jkondo
そうですね。みたいなものをペタペタ貼って使ってます。
ちなみにですね、さっきの吸音材のところであんまり安いの買うとどうのこうのって言いましたけど、
全般的に今日おすすめをする機材は、基本はプロが使っているものをおすすめしたいと思ってます。
この後マイクとかもいろいろ続きますけど、
それはなぜかというと安いものも結構あるんですよ。
なんか通販サイトとか見ていたら吸音材ですって言って、もっとすごい安く見えるものも。
ただ、さっきも言ったように音響のために作られてないものを使うとちょっと変な音の座り方したりとかしますし、
あとマイクとかもそれだったらスマホで良くないみたいなぐらいのものだと、
あんまり買う意味ないんじゃないかなと思ってまして、
今だと例えばカメラとかもそうですね。
コンパクトカメラとかですごい安いカメラとか売ってますけど、
その安いのだったらスマホで良いよねっていう。
やっぱりそのスマホの性能もかなり高くてマイクも綺麗なので、
あえて買うならやっぱりプロの方が使っているぐらいのものの方が投資としてはいいと思うので、
基本はある程度そのプロの方も安心して信頼して使っているようなものっていうのが定番のものがあるので、
そういうのを基本的に今日はご紹介していきたいと思います。
山本 結衣
せっかく買うならちゃんと良いものを買うのがおすすめということですね。
jkondo
そうですね。ただプロ用って言っても、
例えばですね写真、カメラマンがプロで使っているようなもの、
カメラの機材に比べると音響用ってそんなに高くないんですよ。
例えばマイクとかでも1万円とかで買えたりするので、
プロ用のカメラのレンズとかになるともっと高いものが多いので、
そういうのに比べたらまだ手が届きやすいと思うので、
ぜひ本格的にっていうことであれば、
プロの方が使われているような定番のものからまずは使うと、
やっぱりハズレがないんじゃないかなって思いますね。
では、いよいよ機材に行きたいんですけど、
次はマイクかと思いきや、もう1個ですね。
おすすめしたいことがありまして、
モニター用ヘッドホンやスピーカーの使用
jkondo
それはですね、まずモニター用のヘッドホンやスピーカーを持つことをおすすめしますっていう。
山本 結衣
モニター用というのは何ですか?
jkondo
スピーカーやヘッドホンっていうのはよく見ると思うんですけど、
基本的に家にあったりするのは鑑賞用ものが多いですよね。
つまりできるだけいい音で音楽を聞いたりするために、
ヘッドホンやスピーカーを買う方っていうのが多いと思うんで、
こういうスピーカーやヘッドホンというのはちょっときれいに聞こえるようになっていたりします。
山本 結衣
もうヘッドホンやスピーカーを通すことで、もともとの音よりきれいに聞こえるようになっていることが多い。
jkondo
そうですね。できるだけきれいに聞きたいじゃないですか。
ですけど、モニター用っていうのはモニター用なので、
できるだけ忠実に元の音を聞くように設計されています。
だから例えばちょっとしたノイズとかもちゃんと聞こえるっていうことが重要視されるので、
小さいノイズとかが気にならないじゃなくて、できるだけ聞こえる、ちゃんと聞こえる、
元音に忠実にっていう設計思想のもとに作られた、
そういう音楽のスタジオとかで使われるようなものをモニター用のヘッドホンだったり、
山本 結衣
モニター用のスピーカーと言われています。
なるほど。
jkondo
でですね、なぜそれを持つことをお勧めするかというと、聞こえないものは取れないんですよ。
山本 結衣
気づけないですか。
そうですね。
jkondo
ノイズをいい感じで消してくれるヘッドホンとかで聞いていると、
そもそもノイズが入っていることに気づかないんですよね。
聞こえないものは取れないじゃないですか。
だけど、そういう元音が結構そのまま聞こえるような環境で聞いている人にとっては、
それがノイズが乗っている音源になってしまってたりするってことがあるので、
やっぱり本格的に音質を上げていこうと思うと、
まずは音の良くなさを気づく必要があって、
そのためにはモニター用の機材を何かしら1個ぐらい持っていると気づけるということで、
山本 結衣
まずはそちらから。
揃えるのをお勧めする。
jkondo
そうですね。
なるほど。
これもそんなにめちゃくちゃ高くなくてもいいと思ってまして、
例えばですが、モニターヘッドホンで、
これもサウンドハウスさんのクラシックブロっていうブランドがあるんですけれども、
こちらのモニターのヘッドホンだと4980円。
そんなに高くないですか?
山本 結衣
そんなに高くないですね。
普通にヘッドホンとかイヤホン買おうと思ったらもっと高いのとかもありますから。
jkondo
この辺、1台うちでも使ってますけど、
この辺でもある程度モニターできるので手が届きやすいかなっていうのと、
あとは定番のソニーのMDR7506っていう青い線が入ったやつとか、
あともう1個上の赤い線が入ったやつもあるんですけど、
この辺になってくると1万円台、1万2000円から1万後半とかっていう値段のものになってきます。
この辺りが定番ですね。
あとはモニター用のスピーカーですけど、
これほんといろいろあります。
ちょっとスピーカーまでいくといろいろありますし、
かなりピンキリって感じですけど、
1万円台から10万台とか。
山本 結衣
すごいですね。
jkondo
ありまして、
これはもう若干趣味が入ってくるのでお好みに応じてという感じですので、
またサウンドハウスさんのモニタースピーカーのカテゴリーのリンクを貼っておきますので、
お好みのものを買っていただければと思いますが、
ちなみにLISTENスタジオで使っているのは、
このノイマンのKH80っていうのを使ってまして、
これは1台7万6千円なので、ペイヤーで15万円ぐらいします。
山本 結衣
15万円ぐらいありますからね。
jkondo
ちょっと高いんですけど、ここまでいかなくても、
ちょっとちゃんと聞こえるものがあると、
ヘッドホンずっと付けっぱなししんどいっていう方がいらっしゃるので、
編集が長くなるとか、やっぱ耳をちょっと圧迫感感じる方は、
モニタースピーカーも検討されてもいいかなと思います。
あとはPCで音楽を聞くことに使えますので、
音楽を鑑賞するとか、あとはPCで映画を見るとかと兼用で、
ちょっといいものを買うっていうのもありかもしれません。
山本 結衣
そうですね。
編集のためだけじゃなくて、
自分で好きな音楽を聞いたり、映画を見たりみたいなときにも使えるなら、
手が伸びるっていう方もいらっしゃるかもしれないですね。
jkondo
そうですね。
その場合、スピーカー単体じゃなくて、
オーディオインターフェースとセットで買う必要が出てきますので、大体。
スピーカーだけになるものもありますけど、
多くのモニタースピーカーはオーディオインターフェースから鳴らすことになるので、
両方必要になりますけども、そういう考え方もありかもしれません。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
でですね、これでようやくある程度音のいい空間、環境ができて、
さらに音がいいかどうかをちゃんと判定できる聞く機材も揃って、
いよいよマイクに行きたいと思いますけど。
マイクの選び方
山本 結衣
来ました、とうとうマイクです。
jkondo
肝心のマイクですね。
マイクですけど、まずカテゴリーがいろいろありまして、
分類からちょっと説明したいと思います。
山本 結衣
お願いします。
jkondo
まずですね、マイクには大体大きく2個種類がありまして、
ダイナミックマイクっていうものとコンデンサーマイクっていうのがあります。
山本 結衣
ダイナミックマイクとコンデンサーマイク。
jkondo
どう違うかと言いますと、ダイナミックマイクっていうのは電気を使わないです。
山本 結衣
音の信号をマイクが受けて、そのままそれを信号に変えて送る。
jkondo
すごい小さい電流しか流れないです。
それに比べてコンデンサーマイクというのは電源を供給してもらって、
その電気を使ってすごい感度を上げてます。
だから小さい音でも増幅して捉えることができる。
そういう特性があります。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
分かります?
山本 結衣
どう?
ダイナミックマイクは電気を使わないから、入った音をそのまま信号にしてマイクとして出す。
マイクの感度と音質
山本 結衣
けどコンデンサーマイクは電源を使うから、小さい音とか細かい音とかもちゃんと増幅して出すことができる。
jkondo
そうですね。
じゃあどっちが感度がいいでしょう?
山本 結衣
コンデンサーマイク。
あたりです。
jkondo
よかった。
山本 結衣
そうですよね。
jkondo
じゃあどっちが音質がいいと思いますか?
山本 結衣
音質?でもコンデンサーマイクじゃないんですか?
jkondo
って思いますよね。
基本はそうです。
山本 結衣
基本は。
jkondo
実際、音楽をされる方、ボーカルの録音とかでよく使われるのはコンデンサーマイクですね。
歌手の方とかが。
ただ、ポッドキャストのマイクとしておすすめしたいのはダイナミックマイクです。
山本 結衣
それはなぜですか?
jkondo
って思いますね。
コンデンサーマイクはさっきも言ったように本当に細かい音まで録るんですよ。
だから例えばボーカルの歌手の方の細かい吐息とか息遣いみたいなすごい小さい音まで全部拾ってくれるんですよ。
そういうすごい細かいニュアンスを繊細に録ることができるっていう意味ですごく性能のいいマイクなんですけれども、
ほとんどの歌手の方はスタジオで録りますよね。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
盲音、急音、完璧に盲音された部屋の中で録りますよね。
山本 結衣
音を録るためだけに整えられた部屋で録るんですね。
jkondo
はい、ノイズなんかない部屋で。
ところがポッドキャストが録られる環境って考えてもらったらわかると思いますけど、
普通スタジオでは録らないじゃないですか。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
ほとんどの方は普通のお家で録ると思うんですよね。
そういう場所でコンデンサーマイク、特に高感度のものを使うとノイズが乗りまくります。
山本 結衣
もう逆にね。
はい。
敏感すぎてもうそこら中のいろんなノイズを拾ってしまうってことですね。
jkondo
そうですね。
特にコンデンサーマイクの特性としては結構遠くの音もちゃんと拾うんですよ。
それに比べるとダイナミックマイクっていうのはかなり近づいて離さないと音が拾われないんですよ。
だから感度が悪いと言えば感度が悪いんですけど、逆に言うと隣の部屋で何か音がしてても離れてるんであんまり乗らなかったりするんです。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
ダイナミックマイクが使われてる場所で一番わかりやすいのはカラオケです。
山本 結衣
はい。
jkondo
カラオケルームってスピーカーがガンガン鳴ってるじゃないですか。
山本 結衣
鳴ってますね。
jkondo
なのにマイクで歌っててもハウリングしないでしょあんまり。
山本 結衣
確かに確かに。
jkondo
あれはなぜかというとダイナミックマイクはマイクの近くの音しかなかなか拾えないんで、スピーカーが遠くに鳴っていてもそんな遠くの音はなかなか入らないので、あんな大きな音で音楽が鳴ってる部屋でもちゃんと歌が歌えるんですよ。
山本 結衣
確かにそう言われればなんで拾わないんだって気しますね。
そうでしょ。
うんうん。
jkondo
あそこでもしコンデンサーマイクなんか使ったらぐるぐるぐるぐる音が回ってすぐにハウリングしちゃいますね。
山本 結衣
だからマイクを持ってて口の元にこうやって持ってきて歌ってる声しか入らないのはダイナミックマイクだから。
jkondo
そうですね。
なるほど。
だからミュージシャンのライブとかもそうですね。
会場で大きな音が鳴っている中で歌手の声だけが入ってるのはダイナミックマイクを使ってます大体。
山本 結衣
なるほどなるほど。
はい。
じゃあいろんなイベントとか集会とかで前で喋ってる司会の人が使ってるマイクも大抵ダイナミックマイクですね。
jkondo
そうですね。
あとダイナミックマイクは壊れにくいっていう特性もあるんで、ライブとかでぐるぐる回したりする人とかいるじゃないですか。
はい。
ああいうのをやってもコンデンサーマイクほど繊細じゃない。
結構頑丈だったりするんで、保管とかもね。
コンデンサーマイクはちょっと湿度に弱かったりするんで、ちょっと除湿して保管したほうがいいとか、そういう繊細さがあるんですけど、
ダイナミックマイクはそれに比べて頑丈っていう特性があって、いろんな意味で扱いやすいなって思います。
山本 結衣
そうですね。
はい。
じゃあノイズが発生しやすいというか、どうしても全てを完全にシャットアウトすることができない自宅で録る場合は、
逆に感度が悪いというか、そこまで鋭すぎないダイナミックマイクのほうが向いてるよってことですね。
jkondo
そうですね。
はい。
普通のお家で普通に録る分には、ダイナミックマイクのほうが絶対使い勝手がいいと思いますし、
その中でポッドキャストに向いた音質が結構綺麗に録れるものっていうのがありますんで、それがおすすめです。
マイク接続方法と選び方
jkondo
そして多くのポッドキャスターさんはダイナミックマイクを使ってる方が多いですね。
山本 結衣
そうなんですね。
jkondo
ただ一部の方は、ちゃんと防音してコンデンサーマイクで録られるという方もいます。
山本 結衣
そこまでいくとまたちょっとね、防音室みたいなのが必要になってきたりとかするのかなって。
jkondo
そうですね。だからより高音質を目指して、まずはその部屋の環境をさらに、本当に静かな環境をきちっと作って、コンデンサーマイクでさらに高音質な録音を目指していくっていうのも面白いかもしれないですけど、
多くの方にとっておすすめなのはダイナミックマイクなので、ここではダイナミックマイクの具体的な機材を紹介していきたいと思ってます。
山本 結衣
お願いします。
jkondo
さらにですけど、ちょっと個別の機材に入る前に、別の分類がありまして、接続方法ですね。端子の形。
USBで接続できるものと、XLRっていう、いわゆるマイクケーブルって言われるケーブルで接続できるものがあります。
この違いわかりますか?
山本 結衣
USBは携帯とかパソコンとかもつなげるし、USB-AとかType-AとかCとかいろいろあるあれですよね。
jkondo
そうですね。
山本 結衣
で、XLRはマイクとかに挿す3本トゲが出てる丸っこいやつかなって思ってます。
jkondo
そうですそうです。でですね、USBで接続できるものというのは、マイクの中に、もともと音っていうのはアナログの信号ですけど、それをデジタルに変換してパソコンにつなげられるようにする電気的な回路が入ってます。
山本 結衣
USBの方ですね。
jkondo
そうじゃないと電気信号にならないんで、電気信号というかデジタルの信号にならないんで、そこにアナログをデジタルに変えてさらにパソコンとかで処理できるようにちょっと増幅をしてパソコンに送るっていうようなものがマイクの中に入ってます。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
それに比べてXLRでつながるダイナミックマイクっていうのは基本的に全部アナログの塊です。
山本 結衣
そうなんですね。
jkondo
音の波を信号に変えて、その信号をそのままケーブルに流していくっていう形なので、すごい微弱な信号が流れていくというものですね。
山本 結衣
それは流れていった先でどこかにデジタルに変換されるんですよね。
jkondo
もちろんです、もちろんです。
で、その接続方法にUSBとXLRがあるんですけど、これはどちらがお勧めって一概に言えなくてですね。
例えば、ほぼ一人でしか撮りませんと。
で、マイクの他にオーディオインターフェースとかいろんな機材を買うのはちょっと大変という方はマイク1個でUSB接続のものを買うと気軽です。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
もうそれ1個だけあればパソコンにつなげて収録ができますので。
山本 結衣
便利ですね。
jkondo
一方で例えば2人以上で収録したくなることがあるとか、いろんなマイクを付け替えて試したいとか、そういう方はXLRの接続のマイクを買って、それとオーディオインターフェースをつないでオーディオインターフェースからパソコンをつなぐっていうのがお勧めです。
山本 結衣
その違いはさっき言ってたみたいに、USBの方はもうそのUSB接続の間に声がデジタルに変わるから、そのままパソコンに持っていけるけど、XLRの方はアナログの音の波のままこうつながっていくので、そのままパソコンには持っていけないってことですね。
jkondo
そうですね。だからそのアナログの波をデジタルに変えてパソコンとかに使えるデータとして送れるのがオーディオインターフェースと呼ばれるものです。
ただオーディオインターフェースはインプットだけじゃなくてアウトプットもやってくれるんですよ。
だからアナログをデジタルに変えるだけじゃなくてデジタルをアナログに変えることができます。
だからパソコンのデジタルのデータを高音質の音声データに変えて、さっきみたいにちょっといいスピーカーで聞いたりとかヘッドホンで聞いたりすることもできるので、パソコンで音楽を鳴らすよりは音質が良くなります。
なのでさっき言ったようにそのモニタースピーカーを音楽を楽しむためにも兼用で買うのもありかもしれませんっていう話につながります。
マイクの選び方のポイント
jkondo
なるほど。
それからXLRマイクのつなげ方もう1個実は選択肢がありまして、パソコンを使わずにレコーダーにつなげちゃうってこともできます。
山本 結衣
レコーダーにつなげる。
jkondo
パソコンで収録するには間にオーディオインターフェースがいますけど、マイクが直接刺さるレコーダーっていうのがありまして、それを使えばマイクとレコーダーさえあればつなげることができたりもします。
山本 結衣
XLRのやつでもオーディオインターフェースを通してパソコンにじゃなくてレコーダーにつなぐこともできるって今おっしゃってたじゃないですか。
そのレコーダーっていうのはアナログXLRで撮られたアナログの音をデジタルに変えることができる存在ですか?
jkondo
そうです。デジタルに変えることができた上に録音ができる。
山本 結衣
オーディオインターフェースはデジタルをアナログにアナログをデジタルに変えるけど録音はできない。
けどレコーダーは録音ができる。
jkondo
そうですね。っていう違いがありますね。
山本 結衣
なるほど。
わかってきました。
わかってきました。XLRのマイクをレコーダーにつないでレコーダーで録音します。
そのデータをスマホとかパソコンとかに送ることもできる。
jkondo
そうですね。
ということでマイクの紹介する前に分類をまず紹介したんですけど、
じゃあどれを使えばいいんだってなりますよね。
山本 結衣
なりますね。いっぱいありますね。
jkondo
なのでちょっとそのケースを紹介すると、
最初言ったように一人でまずは機材をあれこれ買うんじゃなくて一番シンプルに始めたいっていうことであれば
USB接続のダイナミックマイクが手軽かなと思います。
それから家の中で録るか家の外で録るかっていう視点がありまして、
屋外で録る場合はオーディオインターフェースを持ち歩くのはかなり難しいんですよ。
山本 結衣
かさばるってことですか。
jkondo
あとUSB接続するパソコンを開くのも難しかったりしますよね。
例えばインタビューを立ちながらやりたいってなったら。
そうですね。
そういう場合は例えばレコーダーとマイクをセットにするとか、
そういうふうにどんなシチュエーションで録る可能性があるかっていうのを考えていくと、
どのシチュエーションに対応するものがいいかっていうのはわかってくるんで、
だんだん機材が決まっていくと思います。
だから一人で録りたいか複数人で録りたいかとか、屋外で録りたいか家の中だけでいいかとか、
そういうことで決めるといいかなと思いますね。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
はい。
ではようやくマイク紹介していいでしょうか。
山本 結衣
ましたよーマイクです。とうとうマイクです。
jkondo
はい。
イヤポッズから始める
jkondo
散々前置きを言いましたけれども、
まず一番お手頃に始められるマイク、おすすめはiPhoneにくっついてくるイヤポッズです。
山本 結衣
あら、イヤポッズ?
はい。
イヤポッズ?
jkondo
こういうの見たことないですか?
こういう今は無線ワイヤレスのイヤポッズとかが使われてる方が多いですけど、
ちょっと前までiPhoneを買うとケーブルにつながっているイヤホンあったでしょ?
山本 結衣
ありましたね。あれってイヤポッズって言うんですか?
jkondo
イヤポッズって言うみたいです。
山本 結衣
初めて知りました。
はいはい。
jkondo
これ意外と良くてですね。
あ、そうなんですね。
なぜかというと、音量操作するところが途中にあるじゃないですか。パチパチって押す。
山本 結衣
ぽちぽち押せる。
jkondo
あそこにマイクがついてるんですよ。
山本 結衣
あ、はいはい。
jkondo
なので結構口の近くにマイクを持ってくることができて、
それなりに音質が良いです。
山本 結衣
あ、たまにASMRとかやられてる方が、
あのイヤホンのマイクを口元に持ってきて、ポリポリ食べてる方いらっしゃいますよね。
あ、そうなんですか。
あ、良いんですねあのマイクって割と。
jkondo
そうですね。値段の割には、
あの本当ね、昔のやつだと無料でiPhoneについてきたりとかしてましたし、
今のやつでも2000円以外とかで買えますので。
山本 結衣
うんうん。持ってます。私も。
jkondo
持ってるでしょ。なんか家の中に1個ぐらいあったりすることが多いんで、
まずは結構それがおすすめですね。
山本 結衣
え、これこのマイクとそのイヤーポッツのマイクと、
スマホのえっと、ボイスメモとか普通に撮ろう、電話しようとかの時に使ってる、
スマホについてるマイクだとどっちが良いんですか?
jkondo
1人で話す時は、分からないですけど、同じぐらいかもしれないですけど、
少なくとも対談、オンライン収録とかで相手の声を聞きながら撮るんだと、
スピーカーを鳴らすわけにいかないので、イヤーポッツとかになっちゃうかなと思いますね。
山本 結衣
うんうんうん。
オンライン収録とかで相手の声をイヤホンで聞きながら、
さらに自分の声も収録するってなったら、
イヤーポッツの方が、の方がってかそれじゃないとできないですね。
jkondo
はい。そうですね。
っていうのが一番手っ取り早く、ちゃんとした音質でっていう時に、
身近にありそうなものでまずおすすめですね。
ダイナミックマイクの選び方
jkondo
次におすすめしたいのが、オーディオテクニカのATR2100っていう。
山本 結衣
ATR2100。
jkondo
はい。
これはUSB接続のダイナミックマイクです。
山本 結衣
出ました。USB接続です。
はい。
jkondo
はい。
12000円ぐらい。
そんなに高くないですよね。
そんなに高くないですし、ダイナミックマイクですし、
さらにUSB接続なので、追加の機材がいりません。
山本 結衣
あ、そっかそっか。
オーディオインターフェースとかレコーダーとかがいらない。
はい。
そのままパソコンにつなげる。
jkondo
そうですね。
はい。
ので、結構1個ポンと買って1人で喋る分には、
割と入りやすい機材かなと思います。
はい。
はい。
続いて。
続いて。
ダイナミックマイクを順番にいきますと、
SHUREのSM58。
山本 結衣
SHUREのSM58。
jkondo
はい。
これは誰でも多分1回ぐらい見たことあると思うんですけど、
それこそライブハウスとかカラオケとかでも結構置いてあったりするんじゃないかと思いますけど、
定番のダイナミックマイクですね。
一番定番地の定番っていうボーカル用のマイクですけども。
はい。
これはXLR接続なので、オーディオインターフェースやレコーダーが必要になるものですけど、
一番昔から使われているもので定番です。
山本 結衣
はい。
jkondo
はい。
で、ちょっとさらに上の音質を目指したい場合、
おすすめなのがまたSHUREですけど、
SHUREの。
MV7。
山本 結衣
MV7。
はい。
jkondo
はい。
これはですね、USB接続もできるし、XLR接続もできるダイナミックマイク。
山本 結衣
すぐるものですね。
はい。
jkondo
はい。
ってなってまして、
さらにこの先にもう一個紹介するSM7Bっていう、
これもまた定番のちょっと値段のいいボーカルマイクがあるんですけども、
それをちょっと弟分みたいな感じで出てきた。
山本 結衣
少しお手頃な感じのやつなんですね。
jkondo
この辺の特徴としては、音に温かみがあります。
山本 結衣
音に温かみがある。
jkondo
はい。
声に温かみがある。
山本 結衣
温かみっていうのはどういう感じでしょうか。
jkondo
具体的に言うと、低音域にちょっと厚みがあるというか、
低音がちょっと多くなる感じですね。
低音の成分が。
はい。
で、そう聞くと、もごもごするんじゃないかって思われるかもしれないです。
山本 結衣
そうですね。低音が強いってなると。
そうですね。
jkondo
実際僕たち今この収録SM7Bっていうこの後、
このMV7の元になった上位の。
山本 結衣
兄貴分ですね。
jkondo
はい。兄貴を使って収録していますけど、
聞いていただくとちょっと低音がやっぱり太く感じると思うんですよ。
で、これってちょっとこもってるように聞こえるって一瞬思うかもしれないんですけど、
もっとクリアな音ってあるんですよ実際。
マイクによっては。
そんな低音がボコボコせずに、
もっとキラキラした感じのクリアな音を取れるマイクっていうのは実際あります。
山本 結衣
はい。
jkondo
で、僕自身も実はちょっとこもってるなって感じて、
一回そっちに行ったことがあります。
山本 結衣
あ、そうなんですね。
jkondo
はい。だけど、そういう音ってずっと聞いてるとちょっと疲れるんですよ。
山本 結衣
まあ、言ったらガビガビするっていうか、鋭くなるってことですね。
jkondo
そうなんですよ。
だから本当に綺麗な歌を3分間だけ聞くとかだったら、
すごい綺麗な声に合った繊細なマイクの方が綺麗な音が鳴るんで、
綺麗かもしれないんですけど、
オーディオインターフェースの役割
jkondo
ポッドキャストってすごい長いじゃないですか。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
すごく長いんで、まず長く聞いていて疲れないっていうのは結構大事で、
そういう中でSM7BとかMV7の音がずっと支持されているのはなぜかっていうと、
たぶんずっと聞いてても安心できる、
人のお腹に響くような低音っていうのが温かみがあるからだと思うんですよね。
なるほど。
もちろんこれも好みなんで、別に絶対これがいいっていうわけではないですけれども、
かなり定番のものとしてずっと長く支持されてきている理由っていうのが、
ずっと聞いていても聞いていられる温かみっていうところにあるんじゃないかなと僕は思います。
山本 結衣
若干音が丸いというか角が取れた感じなのかなって今聞いて思ったりとかしました。
jkondo
そうですね。そういう特性を持ったマイクですね。
なので結構音楽の録音の時にすごく使われているわけではないかもしれないですけど、
ポッドキャスターさんにはかなり支持をされていると思いますね。
それがMV7であり、その一個お兄さんであるSM7Bですね。
SM7Bはかなり昔からあるモデルで、何十年も変わらないんですけれども、
昔はもう少し高かったんですが、最近ですね、上位機種のSM7DBと言いまして、
これは電気を使ってちょっとゲインを上げてくれるっていう新しい機種が出て、
これが7万円ぐらいで出てるんですけど、これが出たことでSM7B自体はちょっと値段が下がりまして、
ちょっと前までは5万円台後半とかだったのが、最近4万6千円とか4万3千円台とかで買えるようになってきてるんで、
結構お手頃になってきてます。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
なので結構憧れのマイクもちょっとは。
山本 結衣
届きやすくなってきたかな?でもまぁ4万6千円とかね。
jkondo
そうですね。
山本 結衣
ですからね。
jkondo
っていう感じですね。
なのでちょっとエントリーレベルのものから、より本格的にってなった時に一番定番と言われているようなものをちょっと紹介しましたけど、
もちろんそれ以外にもね、いろんなメーカーさん、結構手話が多かったですけど、結構有名なものがありまして、
うちでもLISTENでもゼンハイザーさんのE935とか945とか、そういうものも一緒に使ったりもしてますね。
はい。
じゃあそんな感じでマイクが揃ってきましたと。
ちなみにマイク買ったらスタンドが必要だったりとかケーブルが必要だったりしますんでそこは自分で買ってくださいね。
はい。
そしてそのマイクをつなげるオーディオインターフェースですね。
はい。
パソコンで収録するにはオーディオインターフェースを間に挟む必要があって、
このオーディオインターフェースも何本マイクを挿したいかによって変わってきます。
山本 結衣
はい。
jkondo
一応ここでは2人の対談まで撮れるような2個を挿されるモデルを代表的なものをご紹介したいと思いますけど、
まずは1万円台ぐらいから買えるもので言うと定番と言われているのがスタインバーグのUR2222、1万9700円ぐらい。
山本 結衣
2万円弱。
jkondo
ですとかあとフォーカスライトのスカーレット。
山本 結衣
スカーレット。
jkondo
これも1万7000円台ですね。
山本 結衣
はいはい。
jkondo
などで手に入ります。
この辺がエントリーモデルかなっていう感じで。
ちょっと値段を上げて3万円台ぐらいになってきますと、
さらにちょっと高音質なもので、
MOTS M2。
山本 結衣
MOTS M2。
はい。
jkondo
これが3万2000円ぐらいですとか、
あとはオーディエントのID14M2。
山本 結衣
M2。
これも4万円ぐらい。
jkondo
など出てきます。
この辺の値段の差は何かというと、
主にはADコンバーターが違いますね。
山本 結衣
ADコンバーターが違いますね。
jkondo
アナログをデジタルに変えるのがADコンバーターです。
山本 結衣
はいはい。さっき言ってたね。
そうですね。
jkondo
ADコンバーターと手前のマイクプリアンプ。
要はダイナミックマイクのすごい小さい信号を、
まずは増幅しないといけないんですよ。
はい。
本当に微弱な音声信号が流れてくるんで、
それをある程度大きく幅を広げて増幅した上で、
デジタルに変えていくんですけども、
その増幅するのがマイクプリアンプです。
山本 結衣
マイクプリアンプ。
jkondo
このマイクプリアンプの回路が悪いと、
ノイズも一緒に乗っちゃいます。
山本 結衣
必要な音かそうじゃないかを判断してくれるってことですか?
jkondo
そうですね。
判断してくれるっていうのと、
これは単純に回路としてノイズを発生させてしまう。
サーっていうホワイトノイズとかが乗ることがあるんですけど、
質の低いマイクプリアンプとかを使うと、
サーっていうホワイトノイズが結構乗りやすいです。
この辺りがどこまでノイズを乗らなくて音量を上げられるかっていうのの性質が、
音質面では結構ノイズとしては表れてくるんですけども、
オーディオインターフェースの選択
jkondo
そこがやっぱり高級なものになると、かなりクリーンな音になります。
山本 結衣
なるほど。
マイクが拾った音を大きくしてデジタルに変えるまでの流れをやってくれる
マイクプリアンプと
jkondo
ADコンバーター
山本 結衣
ADコンバーターの性能が値段によってちょっとずつ違いますよってことですか?
jkondo
そうですね。
さらに上には10万円、20万円台のものっていうのがあって、
本当に音響のスタジオで使われているようなものっていうのが来るんですけども、
ちょっと高級なものっていうのは音響のスタジオで使われているような
プリアンプと同じものを中に入れたりするんで、
そこの部分だけはすごい音質が良かったりするっていうのが特徴ですね。
山本 結衣
なるほど。
jkondo
ちなみにListen Studioではこのオーディエントを使ってまして、
さらに4本マイクが刺さるこのID44M2っていうのを使ってます。
これは今10万円くらいですね。
10万円くらいですね。
結構いい値段がします。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
ですけどやっぱりそうですね、プリアンプの音質っていうのが綺麗かなっていう風に感じますね。
それ以外にも今4つぐらい紹介しましたけどもっとたくさんあるんで、
いろいろサンプルの音声とかも上がってたりもするんで、
いろいろ見てね、お気に入りのものを見つけてもらえたらと思いますけども。
っていうのがオーディオインターフェースですね。
山本 結衣
なるほど。
じゃあ音声を聴き比べてどれぐらいが自分は欲しいかなっていうのと、
あとは何本マイクを刺したいかなっていうので選べばいいってことですね。
そうですね。
jkondo
そして次はレコーダーです。
レコーダー。
レコーダーの選択
jkondo
パソコンと繋がずに単体で録音してしまいたいっていう方が合ってるってことであればレコーダーがいいと思います。
ここのおすすめですけども、
まず一番最初にご紹介するのはズーム社のH1エッセンシャル。
山本 結衣
H1エッセンシャル。
jkondo
これは実はまだ発売されていません。
今年の3月に発売されるっていうことで、
山本 結衣
あと1ヶ月ぐらいですね。
jkondo
今予約注文ができる状態なんですけれども、
32ビットフル音録音っていうのができます。
山本 結衣
32ビットフル音録音。
jkondo
これは何かと言いますと、
簡単に言ったらめっちゃ大きい音やめっちゃ小さい音が全部録れると。
今までのレコーダーというのは24ビットだったんですよ。
24ビットで録れる音の範囲っていうのがあったとしたら、
それよりも遥かに大きな音と遥かに小さい音まで全部録れるようにしたのが32ビットフル音録音です。
山本 結衣
下も伸びたんですね。
jkondo
そうです。
その幅広い範囲の音を全部録るために、
例えば両方のプリアンプが載ってたりします。
大きい音用のプリアンプと小さい音用のプリアンプが2個載っていて、
その両方使い分けながら幅広い音をデジタルに変換したりしてくれます。
というものが載ってるのが32ビットフル音録音と言われてまして、
これが何がいいかというと音量の調整がいらないんですよ。
山本 結衣
音量の調整がいらない。
jkondo
普通レコーディングの時っていうのは、
喋っている声が最大の音量を超えないように聞いたり見たりしながら、
ゲイン調整っていうのをやってたんですね。
逆に小さすぎると全然聞こえなくなっちゃうんで、
ある程度のレベルまで音が入っているようにしながらもピークは超えないようにっていう、
山本 結衣
そういうゲイン調整っていうので音量を調節してから収録しなきゃいけなかったんです。
音量の幅に合うように収録しなきゃいけなかった。
jkondo
ところが近年でできているこの32ビットフル音っていうタイプの機材を使うと、
ゲイン調整っていう概念がなくなっていまして、
よっぽどの大音量でもかなりの小さい音でも全部入るんで、
山本 結衣
なくなったんですよゲイン調整が。
じゃあ一旦全部取れちゃうよっていう形になったんですね。
jkondo
そうですね。なので失敗が少ない。
音が小さすぎたなとか大きすぎて割れちゃったってことがほぼなくなってきていて、
かなりレコーディングの特にですね、
映像の収録とか現場で収録しなきゃいけない時とかの機材として普及している企画です。
山本 結衣
なるほどなるほど。
jkondo
この32ビットフル音に対応したレコーダーがこの春にもいくつか発表されているんで、
あえて一番新しいのをご紹介したい。
山本 結衣
なるほどなるほど。まだ出てないけど、たぶんめっちゃいいよってことですね。
jkondo
そうですね。なので音質は聞いてないんですけれど、
おそらくいいと思われるので、一番新しいものを紹介したいんですけど、
その中のH1エッセンシャルというのは、これはですね、マイクが刺さらないです。
これ単体がマイクです。
山本 結衣
マイクも兼ねたレコーダー。
はい。
jkondo
そうですね。ステレオのマイクがついていまして、
これ単体で収録ができますけど、逆に言うと外部のマイクを刺すことはできない。
さらについているマイクはコンデンサーマイクになりますので、結構環境音を拾います。
なので環境音と一緒に録りたい場合、
例えば山の中で鳥が鳴いている音とかと自分が喋っている声を一緒に録りたいとか、
そういうふうに環境音と自分の声を混ぜて録りたい時とかにおすすめです。
山本 結衣
ダイナミックマイクだとマイクに近づいた自分の声ばかり録れて周りの音が録りにくいけど、
コンデンサーマイクだから環境音とか周りの音もあえて一緒に録りたいよという時におすすめ。
jkondo
そうですね。
リスナーだと声日記とかで環境を入れながら録る方とかいると思いますけど、
そういうスタイルになっていますね。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
そしてその上の機種で、ZOOMのH4エッセンシャルとH6エッセンシャル、
4と6かもしれないですけど、というのがありまして、
それぞれ25,000円くらいと35,000円くらいというのがありまして、
この機種になってくるとマイク端子が2個と4個付いています。
山本 結衣
なるほど。さっきのH1エッセンシャルはマイクとレコーダーを兼ねているので、
マイクの部分としては1つだけど、H4とかH6とかになるとマイクがさせるようになるということですね。
jkondo
そうですそうです。レコーダーにマイクがさせてそのまま録音できるので、
あとはパソコンなんかなくてもそのまま録れます。
山本 結衣
うん、なるほど。
jkondo
で、さらにH1と同じように本体にもマイクが付いてるんですよ。
山本 結衣
あー、はいはい。
jkondo
だから、外に出て環境音を録りたかったら本体のコンデンサーマイクで環境音を録ることもできるし、
そこにダイナミックマイクを挿してマイクの周りの声だけを高音質で録りたいということもできるっていう、
結構万能なレコーダーになってますね。
山本 結衣
なるほどなるほど。
jkondo
で、さらにH6になると4本刺さるんで、一旦4本刺さればね、大体の収録はいけるでしょう。
山本 結衣
まあそうですね。最大4人、それより増えたらマイク回してくださいって感じになりますよね。
jkondo
そうですよね。2でも大体対応できることも多いかもしれないですし、4本あるとほとんどの場合大丈夫なんで、
H6が1個あるとほぼ一旦大体の収録は全部対応できるかなと思いますね。
だからパソコンを使わなくて収録したいよってことであれば、H61台持ってると環境音も録れるし、
ダイナミックマイクで声だけも録れるし、4人までも録れるっていうことで、
もう割と万能かなとは思います。
山本 結衣
そうですね。なるほど。
jkondo
ちなみにLISTENでは機材としてはZOOMのF3っていうのを持ってまして、
これは今年の春に出るものよりも前の去年に出たモデルですけれども、
これも32ビットフロートのレコーダーでして、
これにはマイクはついてません。逆にマイクを挿すしかないんですけど、2個挿さるんで、
よくですね、いぶきステーションとかでレース会場に行ってインタビューを撮るときなんかにこれを使ってます。
そうやって機材が一通り揃いましたら、ついに収録ですけれども、
先ほどのレコーダーとかを使えば録音ボタンを押すだけって感じですけど、
録音ソフトとオンライン収録
jkondo
オーディオインターフェースを介してパソコンで録音するときには録音するソフトを使わなきゃいけません。
山本 結衣
あとUSBでマイクをそのままパソコンに挿すときもそうですね。
jkondo
そうですね。そういうときによく使われるソフトですけども、
例えばMacだったら、クイックタイムとかで1人分の音声だったら簡単に録れます。
ですけども、たとえば2人分の音声を別トラックで録りたいっていうような場合は、
音声編集ソフトを使う必要がありまして、
Macだったら、たとえばガレージバンド。あとWindowsだったらオーダーシティ。
山本 結衣
オーダーシティ。
jkondo
あとはガレージバンドのちょっと上位ソフトみたいな位置づけのロジックプロっていうのがあります。
これは有料ですね。
無料でってことであれば、ガレージバンドとかオーダーシティを使って収録すると、
例えば2人の音、マイクを2本挿して2人が喋ってる音声がちゃんとトラックごとに分かれて、
別々の音声として収録ができますので、
たとえばAさんとBさんの音声の音量を後でちょっと調節したいとかっていうときに、
最初から混ざっちゃうと調節できなくなっちゃうんですけど、
ちゃんと別トラックで保存できるので便利です。
山本 結衣
だからAさんの声がちょっと小さくて、Bさんの声がちょっと大きいときに、
別々で録ってあればAさんの音だけちょっと大きくすれば、声の大きさとかが揃えやすいってことですね。
jkondo
そうですね。結構マイクとの距離の録り方とか人によって違うんで、
意外とこの音量って全然違うんですよね。
山本 結衣
意外とね。
jkondo
だからそれなりの音質のポーズキャストを録ろうと思ったら、
まずはそれぞれのスピーカーの音声を別トラックで録るっていうのが基本になります。
これがオフライン収録ですけど、
さらにこれがオンラインってなると、ローカルの音声ソフトに加えて、
オンラインでお話をする必要がありますよね。
山本 結衣
そうですね。
jkondo
そういうときによく使われるのは、例えばZoomとか、
皆さんよく使われているオンラインミーティングのツールですね。
Google Meetとかもありますし、
そういうもので収録するっていうのが一番手っ取り早いかとは思います。
ただここも基本的にZoomとかはオンラインミーティング用のソフトなので、
音声収録に特化したより高音質な収録ができるソフトっていうかサービスがありまして、
その代表的なものがリバーサイドです。
特徴としては、それぞれの音声が別々のトラックでローデータで録れる。
山本 結衣
ローデータっていうのは何でしょうか。
jkondo
元データですね。
圧縮されていない元のデータでちゃんとダウンロードできて、
しかもそれぞれがタイミングがあった状態でダウンロードできるという。
山本 結衣
タイミングがあった状態で別々で圧縮とかされないそのままのデータが取れるってことですね。
jkondo
そうですね。そういうことができるので、
オンライン収録なんかにはよく使われています。
ちなみにこちらちょっと値段がかかって、
ポッドキャストの収録環境の整え方
jkondo
次15ドル、年間180ドルなんで、年でいうと25,000円くらいですかね。
山本 結衣
25,000円くらい。
jkondo
かかります。
ちなみにこの辺のソフトを使えば大体オンラインで収録して、
ちゃんと音声が後からダウンロードできるようになるんですけれども、
とはいえね、何があるかわからないじゃないですか。
山本 結衣
音声データが消えちゃったってなるのが一番ショックはショックですよね。
jkondo
そうですね。だからそうならないためには念のためそれぞれのパソコンでローカルでもバックアップを兼ねて保存しておくのがおすすめですね。
山本 結衣
なるほど。
でもそれだと別々で録音したものを合わせる形になっちゃうのでタイミングとかはちょっと難しいけど念のため録っておこうねっていうのがおすすめってことですね。
jkondo
そうですね。はい。
という感じで一通りこれで機材が揃い高音質な収録ができるようになったと思いますが、どうでしょう。
山本 結衣
とりあえずなんとなくのイメージでポッドキャスト始めてスマホで録ってたけど、ちゃんとマイクで録ってみたいぐらいの感じで始まると思ってた方は、
最初マイクからって思うと思うんですけど、なんとまさか環境を整えるところからっていう。
意外と何も聞かずに何も調べずにマイク買ってみようって思って始めたけど、
マイクだけじゃあんまり良くならないぞってなるよりかは、ちゃんと位置からこことこことここを揃えるといいですよっていうのが分かったので、
お財布と相談しながらですけど、どういう順番で何を揃えたらいいかっていうのが分かって、面白かったです。
そうですか。よかったです。
じゃあ今日はこんな感じで大丈夫ですか。
はい。
では今回はポッドキャストの収録にまつわる機材や環境などについてお話しさせていただきました。
次回予告
山本 結衣
次回はより本格的にポッドキャストを楽しみたい方に向けたお話第2弾ということで、音声の編集方法や収益化などについてのお話をお届けする予定です。
では本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
58:44

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

めちゃくちゃわかりやすいですね。 ご紹介のあったオーディオテクニカのATR2100x-USB ですが、USB接続とXLR接続の両対応になっています。普段オーディオインターフェースでXLR接続で収録してますが、ノートパソコンにUSB接続で...ということもできるので両対応は便利です。😊

jkondo jkondo

いろいろ楽しく聴いてこられたのは、あたたかい音のおかげでもあったんですね🥹

スクロール