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2012-05-24 07:38

第4回:田中和彦さん『20代は激流下りで力をつける』

「希望と異なる部署に配属されモチベーションダウン」という新人に田中さんがアドバイス。



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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクトの小宮です。
どうぞよろしくお願いします。
小宮さん、本日はですね、ゲストとして田中和彦さんという方がいらっしゃってお話ししていただくんですけども、
田中さんとはもう、あの、名刺…
元々リクルートの先輩で、大先輩なんですけど、
伝説の新人養成講座にも貴重講演に来ていただいたり、
いろいろ勉強させていただいている方です。
今、どういった仕事をされているのですか?
元々、私より10校以上の先輩で、
リクルート事件の前にリクルートに入られて、
人事をやられて、リクルート事件の時は広報とかの担当をしていて、
その後、私が入社した頃は、ビーングとかトラバイルとか、
リクルートの場合は人材系の代表的な雑誌があって、
それの全部の編集中をやられていて、
なので、すごい偉い人なんだなという、僕とはそういう距離感でいて、
その後、映画の方に転身されて、映画のプロデュースをされていたり、
今、いろんな年代の方に向けて人材系の本を出されていたり、
映画のプロデューサーをやって、人事コンサルタントをやって、
もう一個何でしたっけ?
コンテンツプロデューサーをされていて、
本当に幅広くお活躍されている方ですね。
すごいですね。いろいろな面を持っている。
そうですね。とても言葉が素敵だなという印象を持っていて、
いろんなお話を聞かせていただくと、
とても言葉を繊細にきちんと使えるからだなというのを、
僕は強い印象を持っています。
楽しみですね。
それでは早速田中さんをお迎えして、質問を投げかけていきたいと思います。
それでは本日は田中和彦さんにお越しいただきました。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では早速質問の方に入っていきたいと思いますが、
新人からいくつか質問が来ていまして、
今後4回に分けてお送りしていきたいと思うんですが、
本日はまず1個目ということで、質問をご紹介したいと思います。
この方がですね、入社して1年目になりますが、
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希望していた部署と違う部署に配属されてしまい、
未だにショックで立ち直れずにいます。
日々業務をしていても、こんなことをしていて意味があるんだろうかと考えてしまい、
モチベーションが落ちてしまうことが多々あります。
でも今ある現状を変えるのもなかなか難しいと思うので、
それをいかに受け入れるべきなのかアドバイスをいただければと思います。
ということなんですけれども。
多いですね。
最初、配属ショックというのがあったりしたので、
よく分かりますよ、気持ちは。
ただ、今の仕事と希望する仕事って、
一足飛びにそこに行けるということはないんですよ。
必ず仕事というのはつながっているので、
今その方が与えられている仕事、任されている仕事、
そこに一生懸命になるということですね。
前に進んでいれば、必ず次の景色が見えてきますよ。
峠を、峠ってありますよね。
峠の頂上まで行かないと次の景色って見えないんですよ。
だから、とりあえず山を登っているときに、
峠まで行かないと。
峠に来たら景色が広がって、
じゃあ次どうしようかっていう。
その峠を登っている途中で諦めると、
何の景色も見えないということですから。
だから、まずは目の前に現れたことに一生懸命になってくる。
激流下りって話をよくするんですけど、
激流下りって目の前にいろんなことが現れてきますよね。
目的がどうのこうのじゃなくて、
とにかく目の前に現れた障害物に対処するっていう。
そのプロセスの中で、私は基礎体力がつくと思うんですね。
基礎体力がついた後、
自分が本来やりたいということに進めばいいと思うので、
ここはもう焦る必要は全くないと思うんですね。
入社1年目はとにかく基礎体力をつけるために、
自分がこの試練を自分に当ててくれたくらいになりまして、
それに対処を向かっていっていただければと思います。
なるほど。じゃあ逆に困難があるほうがありがたいことなのか。
その通りです。
こういう人ほど後々いい仕事をしますよ。
なるほど。
小宮さんはどういうふうに捉えますか、こういうシチュエーションは。
僕もやっぱりなりたくてなったものばっかりではなくて、
自然とやっていろんなものを一生懸命こなしているうちに、
なんとなく今の自分にたどり着いている気がするので、
ここで疑問を持って、この1年ショックがついているのが心配ですよね。
3ヶ月くらいで何とか立ち直る癖を。
ただね、この人に対するアドバイスは、悩むなとは言わないですよ。
大いに悩めばいいんだと。
ただ悩んで立ち止まると何も得るものがないですよと。
悩みながら前に進めているんですね。
僕は新入社員の時に、3年目くらいのかな、
研修の時のスローガンが、悩めるフットワーカーである。
悩みながらフットワークだけは良くしよう。
これはもう先輩から言われたんですけどね。悩むのはいいけどスピード落とすな。
そこからこの悩めるフットワーカーっていうスローガンを自分につけたんですけど、
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今でもそう思いますよね。悩んでても全然構わないけどスピード落とすな。
この人にもそう言いたいですね。
そうですね。
次の景色が見えるまで峠まで行け。
ありがとうございます。
とても貴重なお話が聞けましたね。
言葉がとても綺麗だったでしょ。
そうですね。
私の中で峠を乗り越えないと新しい景色が見えてこないっていうのがすごい印象的でしたね。
自分だけがそのところに苦しんでいると思いがちなんだけど、
みんなそういうのを乗り越えて企業を見ているので、
いいお話だったなとすごく思いますけどね。
またホームページやFacebookでも様々なヒントを配信中です。
ぜひ一度ご覧ください。
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